聖マリア女学院中学校について｜掲示板スレッド

受験終了組　さま

ありがとうございます。
ご意見を拝見し、いろいろ考えさせられました。
お子様は滝を第１志望、ということでとても優秀なお嬢様ですね。
娘は、勉強はあまり得意な方ではないので、うらやましいです。
娘が女子校を希望しているのと、大好きなピアノの練習が存分にできるように中高一貫の学校を希望しているので、聖マリアを希望しています。
現在小６の息子が、難関校の受験のために大手進学塾に通っているので、送り迎えの都合で娘も同じ塾に入れましたが・・・息子の受験が終われば、もう少しやさしい塾に変更することも検討してみます。

見学会にいって疑問を直接質問してみる、というのも確かにおっしゃるとおりですね。
そのほうが確実な答えをいただけますものね、なんだか安心いたしました。
貴重なアドバイス、本当にありがとうございました。

他の女子校と比べてかなり平和なところだと思います。陰湿ないじめの話は聞いたことがありませんし、山奥なので、岐阜駅を経由して電車で帰る生徒以外は学校帰りに危ないところへ寄り道するのがほぼ不可能ですし。活発なお嬢さんなら少し窮屈に感じるかもしれませんが、おっとりしたお嬢さんならとてもすごしやすい環境だと思いますよ。
染髪についてですが、私が在籍していた時、少し明るめの茶髪にしてきた人がいました。その人がどうなったかというと、ホームルームの時間に職員室に連れて行かれ、１時間目が終わる前には親が呼び出されて黒く染め直しに行くよう指導され、次の日に黒い髪で登校してきました。過去に夏休みだけ金髪にして新学期直前に戻した人もいたそうですが、色の具合から部活の先輩にばれて肩身が狭かったという話を聞いたことがあります。そういうわけで髪を染めている生徒はまずいません。帰りのスクールバスで化粧をしている人はいました。スカートは先生の目が光っているところでは短くできないので、どうしても短くしたい人はバスに乗ってからしていました。
宗教については教養のつもりで体験してみるという風にとらえるのはどうでしょう。１学年に１人か２人はお寺のお嬢さんがいるのであまり固く考えなくてもいいと思います。私は視野が広がってよかったと思っています。
高校の特進コースは１０人程度しかいないので、学級としては英特コースと常に混ざっている状態です。行事や化学など特進のみの授業以外は英特の生徒と一緒です。特進の教室の前では私語禁止というのは単に授業中だったのではないでしょうか。
ちなみに特進コースは指定校推薦が受けられません。進学は一般入試かＡＯ・自己推薦で、学校が持っている枠は使えないんです。在学生が特進の生徒が優遇されていると感じるのは指定校推薦を受けるために細かい身だしなみや内申点についてうるさく言われることがないからだと思います。実際英特・文理に比べて放置され気味だったような。それはつまり実力主義だということですが。
指定校を狙うなら英特がお薦めです。夏休みに渡航費だけでホームステイに行けたり（文理コースでもいいのかもしれませんが選抜の時に英語に強い英特が有利）、面接の時に英語が得意だと言えるので。
私は英特でした。英語の予習は大変でしたが、塾には行かずにすみました。塾に行っている人はどのコースにもいましたが、特進でも独学で通した人も半分くらいいたと思います。
保護者の参加は確かに多いです。面接の時に保護者会にちゃんと協力するか聞かれると思うので、一応覚悟はしておいた方がいいと思います。
県外から通うなら愛知県の犬山方面には直通のスクールバスがありますが、それ以外はＪＲ・名鉄の岐阜駅まで電車で行ってそこからスクールバスに乗ることになります。中には県内の親戚の家に下宿して通っている人もいました。
とりあえず知っていることを書きました。私が在籍していた数年前と変わっていなければ大体こんな感じです。長々とすみません。懐かしくてついたくさん書いてしまいました。私はこの学校に通って本当によかったと思っているので、気に入っていただけたら嬉しいです。

少し前の卒業生です　さま

HNを、教えてください　を改め　ゆず　にいたしました。
特進と英特は別なんですね。
しかも、特進は優遇されていると思いきや、指定校推薦がうけられないのですか。
推薦で大学進学を希望なら、特進にこだわる必要はないのですね。
娘も英語が大好きなので、ホームステイのお話などとても興味深いです。
カラーリングやスカート丈のことなど、とても参考になりました。
卒業生ならではの、貴重な情報を拝見し、ますます聖マリアへの気持ちが強まりました。

ゆず様
約１０年前にマリアを卒業したものです。きくところによると１０年前より勉強ができるこがたくさんいるみたいですけど、私が中学に入学するときはどちらかというと、勉強ができる子が行く学校というよりも小学校で人間関係がうまくいかなかったり不登校気味な子、男の子にからかわれたりいじめられていたりした子が多く行く学校といったイメージでした。実際私も親に周りの人間関係を心配されマリアをすすめられました。
勉強は苦手でしたがほとんど勉強もせず受験しましたが、テストの点で合否が決まるような感じでもないような気がします。面接では親子同席での面接でしたし、その子の家庭環境、人間性がマリアに合っているかどうかをみられてた気がします。
雰囲気としてはみんなのんびりのほほんとした子が多かったように思います。毎日代わり映えしないといえばしないですが平和に毎日が過ぎていきました。校則は結構厳しかったですけど中学、高校の間だけと思えば我慢できる範囲かなと今では思います。当時は前髪は眉毛にかからないくらいまでとかスカートは膝下十センチとかチェックされましたけど今ではいい思い出です。
私は部活を週に２回やっていました。部活をやっていると夏の最終下校は５時３０分でした。たぶん岐阜駅には６時過ぎぐらいには着くのではないんでしょうか。私もピアノや習字など習い事をしていましたが十分両立はできました。
高校では英語特修クラスになんとか入っていました。英語の授業は英特だと毎日２時間ぐらいは有、授業のための予習が大変でしたが自分でリズムをつかめば大丈夫だと思います。塾には特にいっていませんでした。
あとマリアでは語学研修や留学するチャンスもあるし行く子もたくさんあるので英語が好きな子には特にお勧めです。私は中３のときに２週間のオーストラリア研修に参加し、それがきっかけで英語に興味をもつようになりました。そして高２の時には１年間ニュージーランドに留学することもできました。まわりにも留学する子がいたので卒業は１年遅くなりましたが自然と下のクラスにもなじむことができる環境でした。
大学受験に関しても指定校推薦枠がたくさんありますので通常のテストをしっかりやっていれば指定校枠をもらえる可能性は十分あります。けっこうマリアの子は推薦で進学をする子が多いので早い人は１１月１２月で進学先が決まる子が多かったです。
なんともとりとめのない文になってしまいましたが参考になればうれしいです。

Betty　さま

部活をしても、そんなに遅い下校時間ではないんですね、安心いたしました。
やはり女の子ですから、バスを降りてから、一人で暗い道を帰宅させるのは心配でしたので・・・。
塾に行かずとも、学校の授業とテストをしっかりこなせば、推薦枠をいただける可能性もあるなんて、ますます魅力的です。
娘は、やらなくてはならないことは頑張るタイプですが、勉強をがりがりして上を目指すタイプではないんです。聖マリアののんびり、おっとりした雰囲気の中で、自分の将来をゆっくり考えながら、得意なことや好きなことを伸ばしていってもらいたいです。
語学研修や留学のチャンスもあるなら、なおさら英語好きな娘にはぴったりです。
また、校則がしっかりしているのもとても好感が持てます。中高生が、制服のスカートをミニにして、カラーをして、髪を巻いて化粧をしてるのは清潔感が感じられませんしね。

聖マリアの卒業生の方々の、この学校に通ってよかった、とのご感想がなによりすばらしいです。
娘にも、充実した学校生活を送ってもらいたいので、本当に参考になります。ありがとうございます！

私は高校からですが聖書を通して隣人愛を学んだり、海外研修で英語力アップ、他国の文化を学ぶことができました。
スペインや韓国、カナダの先生やマドレがいて英語以外の言語も学ぶことができます。他にもマリアでしかできないことがたくさんあります。
でも・・中学から入学することはあまりお勧めしません・・。校則にはとても厳しい学校なので。
女子校だからいじめがありそうとか言われますが、そんなことないですよ！みんな仲良しです。
一般受験した生徒の大学進路状況も今年はよかったです。いいか悪いかは生徒次第ですよ！
学校説明会や学校祭にたくさん参加してみてください。

お役にたてるならと思い、いくつか書かせて戴きます。

塾に通ったほうがいいかなどという質問を、私自身たまにされますが、
その必要はないと思います。
マリアの良いところは、(特に中学で→)補修などが多くあり、全体の学力底上げにも力を注いでいる点です。
毎回補修だ～嫌だ～、と口にする人もいますが、放置されるよりは良いのではないでしょうか。
また、放課後残って先生に質問しに行く生徒も多いと感じます。
先生方はそれだけ尽力してくださいます。
それに、宿題は多いかもしれませんが、それが出た教科について自ら復讐する必要は薄くなるし、
勉強しない生徒はいないに等しくなるので、逆に良いことだと思っています。
塾に行けば、そこでまた宿題が出されたり、テストがあったりするようですが、
それは返って生徒への負担になることがあります。。
事実、私の友人にそのような人がいます。
人にも依りますが、塾と両立できる確信がないならば、
学校の勉強をしっかりこなして行けば大丈夫ではないでしょうか。
入試についても、超難問にまで取り組まなくても、入れるレベルだと思います。

マリアは、校則違反にはとても厳しく、携帯電話を持ち込めば原則解約で、
生徒に停学処分が科されたこともあります。
(たぶんその人は他にもかなり違反をした人だと思いますが…)
ちなみに、校則が厳しすぎて学校が合わないと感じ、退学する人もまれではありません。
雰囲気が穏やかな理由は、そこにも起因するのでしょう。
（そのせいか、部活動はあまり活発ではありませんが・・・）
染髪についても、学校側は厳しく対応してきます。
ただ、よく見ないとわからない程度に染める人もいるようで、
染めている人はいない、と言い切れるかどうかは、あまり定かではないです。

カトリック校に敷居を感じる方はいらっしゃるかもしれませんが、
御祈りは、慣れれば特にめんどくさく感じないし、別にクリスチャンである必要はありません。
それに、何故かマリアでの御祈りは手を合わせて行います。学校側の配慮ではないでしょうか。
先生方は宗教的な事情なら話せばわかってくださると思うし、
先生に目をつけられるという事は、反抗的態度をとったり校則違反をしなければ起こりません。

上下関係はそれなりにありますが、ひどいイジメをするといったような話は聞きません。
バスコース内での関係が一番かっちりしているようで、
バス内で違反行為をしたり、勉強している人がいるのに五月蝿かったりすると、
学年を主な境に、若干の亀裂ができてしまうコースがあります。
しかし、前述のような問題が生じなければ、とても上手くやっていける学校だと思います。

男女交際は、徹底的に禁止されてるわけではありませんし、
プライベートの問題で年頃が年頃なので、無くすことは不可能だと思います。

特進英特は塾通いでないと・・と書き込んだ方がいらっしゃいますが、
一昨年の京大合格生も、昨年の岐大医学部合格生も塾には通っておらず、
独学＋先生からの指導,で合格した、という話を聞かされました。
また、確かにそれまで英語を違う教科書で学んで来た人にとっては
不利な点も多くあると思いますが、先生はちゃんと外部生に合わせて授業を進めてくれます。
ので、一年の夏休み明けには、皆同じスタートラインに立てます。
ちなみに、上記の医学部へ行った先輩は、高校からの入学でした。
一般受験は特進しか受けることができませんが、特進は設置から新しく、
これまで、内容が幾度と改められてきたようです。
進学先のレベルがここ最近上がってきているのはそのせいです。
でもやはり、いい大学へ進めるかどうかは本人の志望と頑張りによりけりです。

ひとつのパラグラフごとに色んな方への解答と実状を書いてしまい、大変長くなりました。
こんな文でも、参考になればいいと願います。

聖マリア女学院高校に娘が通っている親です。
この学校のことでは多くの方が書かれていますが、一つだけ追加させていただきます。

女子高ですから当然かも知れませんが、授業も指定校推薦も実際の大学進学も文科系に非常に偏っています。
特進理系とか文理コースとかもあるわけですが、国語や社会の授業時間数がかなり多いです。最終学年になっても多い。
逆に、数学は高校2年生からは全く取らなくてもよくなります（英語特修と文理コースの場合）。高校3年からは、選択科目の取り方によっては理科の授業もゼロにすることができます（つまり、英国社のみ）。
まとめると、文科系の大学を目指す生徒にとっては非常に有利なカリキュラムが組まれています。
逆に言うと、医学部、薬学部、理学部など将来理科系の進路を目指す生徒さんにとっては不利なカリキュラムです。

参考までに。