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【1226615】高校での物理の履修率が低いのはなぜ

投稿者: 地方出身者   (ID:7LRR4tNyf4c) 投稿日時:2009年 03月 15日 16:29

立花隆さんが書いた記事を読んで、物理の
履修率がとっても低いことを知り、改めて
いろいろ調べてさらにびっくり。

物理を履修せずに大学の工学部に進むような事態になっているんですね。
立花さんや江沢洋さんが書かれているように物理は理系の基本です。
数学で三角関数や虚数を習うのも、物理で使うからでしょう。
化学や生物だって量子力学の基本ぐらい理解してないと、
分子軌道や電子伝達系の理解が難しいんじゃないかなぁ。
一般生活でも、放射線や放射能に対する怖さとか理解できないと
思うんだけど。

原因は物理を知らんどこかの官僚どもが決めた指導要領だそうですが、
この低い履修率には危機感を感じざるをえません。
これじゃ第二の益川さんや小林さんは出ないでしょうね。

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  1. 【1295548】 投稿者: 何処の工学部?  (ID:XSvgV6k5VLA) 投稿日時:2009年 05月 19日 18:23

    国民へのツケさま
    トヨタの話なら金融系の文系社員と比べるのはおかしいです。
    企業は独立採算制、他社や他業種と比べてもねえ。



    企業が従業員に正当な割合で利益配分しないのが間違っている。
    当時トヨタ社内の受付のお姉さまや、総務、人事、経理、などの文系社員が理系社員より高給だったというなら「それはひどい会社だ」と言えます。
    もうかっている会社は社員にも正当に分配を!!

  2. 【1295596】 投稿者: 供給不足です。  (ID:Igj2o0uevzo) 投稿日時:2009年 05月 19日 19:00

    博士を強調しているのは、製造業の研究開発力のベースが、修士レベルから博士レベルになってきたから。
    何処の工学部?さんの考えは、十数年前の政策だよ。今や理系の上位大学は、大半の学生が修士に進む。実質的に6年制になっている。
    僕は、単に肩書きだけの博士を増やそうと言ってるんじゃあないよ。
    当然、世の中で必要とされるのは、国際水準の研究開発者としての博士!
    日本では、博士課程に毎年1万5千人が進学するけど、3年で博士を取れるのは半数。最終的な博士号取得者は、毎年1万人。博士を取るのは、結構大変だよ。普通にやっていればほとんどの人が取れる学士や修士とは違う。かなり厳しく選考されるし、英語力も鍛えられる。
    誤解して欲しくないけど、僕が供給不足だと思うのは、産業界で活躍する博士。大学の先生の後継者じゃなくてね。
    ミスマッチがあるのは人材の素質的な能力というより、博士課程の教育内容がアカデミー向けに偏っているってこと。その原因の一つが、博士となることが評価され、処遇面でも報われる職場が、大学や公的研究機関にしかないから、結局、アカデミー向け教育になってしまう。産業界で博士人材を処遇しきれていないこともあって。

    工学については、博士不足です。余剰博士の問題は、人文社会系や農学系に深刻な話なので混同しない方がいいよ。

  3. 【1295663】 投稿者: 供給不足です。  (ID:Igj2o0uevzo) 投稿日時:2009年 05月 19日 20:20

    あ、そうそう。日本の博士号取得者の半数近くは、医学・歯学・薬学・獣医学だから、理学・工学は毎年5千人。
    日本の企業にいる研究者で、博士は全国に2万人。これは日本企業の研究者総数50万人の内数ね。
    ちなみに、日本の大学教員は30万人で半数が博士。

  4. 【1295949】 投稿者: ちょっと違うな  (ID:AZkKFl56njU) 投稿日時:2009年 05月 19日 23:49

    私の暴論にお付き合いいただいてありがとうございます。
    こんなに反響があるとは思いませんでした。


    物理離れを無くすには、理系(厳密には理工系)の処遇改善が一番の特効薬じゃないかって思いました。単なる思いつきですけれど。
    国民全員1億2千万人に総額2兆円の定額給付金を出すよりも、例えば、上のデータですと、企業で研究開発をやっている博士は2万人しかいないわけですから、博士一人あたり1億円(2兆円÷2万人)、つまりノーベル賞の賞金と同額を配れる計算です。
    もちろん、基本は成功報酬とするべきでしょうから、まず博士報償として、1千万円でこれまでの学費負担と年齢による所得損失に報い、残り9千万円は研究開発の成功報酬ということでも良いかも知れません。



    ちなみに、うちの職場は、30歳の新卒採用博士より、同い年で、短大卒・勤続十年の重役秘書の方が、高給取りです。


    もちろん、博士君が、中間管理職になれば(順調にいけば7~8年後)、同い年の短大卒の職員よりは高給になりますが、管理職になるには、中途採用者じゃない限り、最低勤続年数がだいたい決まっている(16~18年、業績や部署によって差がある)ので、結局、同い年の文系4大卒で順調に出世している人よりも、管理職になる年齢は高くなってしまい、逆転はあり得ません。(文系の出世の遅い人は抜かせる。)
    もっと問題なのは、研究の現場を離れない限り重役にはなれないのですが、重役にならないと、50歳代後半になると「肩たたき」で関連会社に出向か、一旦退職して嘱託契約となるので、収入は激減します。


    ノーベル賞をとった田中さんが学士だからって、レアな特殊ケースでもあるし、修士や博士に進学する人が今の数分の1以下だった時代なので、環境が全然違うことを無視してはいけません。
    むしろ、田中さんのケースで注目すべきは、研究を続けたくて、昇進(営業職など他の部門を経験することが条件)をずっと拒んできた(ゆえに処遇も低いままだった)ことです。
    つまり、研究開発力を重視する会社でも、現場の研究の実力が評価されて処遇が決まるシステムには、必ずしもなっていないということです。


    実は、私の職場も同じ。出世して高い処遇を求めるならば、研究を続けるのではなく、企画や法務など、いろんな部門を経験して、組織経営に参画しなければなりません。
    その段階では、文系も理系も区別はないです。
    結果として、博士課程の5年間を「経済的には損」という結果になります。



    ちなみに、私は文系です。

  5. 【1296341】 投稿者: 何処の工学部?  (ID:eYO7jmxKEPA) 投稿日時:2009年 05月 20日 10:31

    私も文系です。
    で長男は理系企業研究開発職です。
    6年制にして欲しかったのは、8割ほどが進学する修士課程なら、
    試験をなくして希望者はみんな入れてしまえってあの頃思ったから。
    学士までの単位を取れば4年でも自由に卒業させればいいじゃないかとおもったから。
     能力を疑うのは、まわりに「はて~なレベル」の文系博士がいること
    (きっとすごい人だけど私が理解不能なのでしょう)。
     それと「君達、大学院に残りたいなら早めに言ってね」
    という教授のわが子たちへのお言葉。
    う~ん?何で早めに言わないといけないの?
    先に席を確保してくれちゃうの?
    他大学から来る人より無能でも有利?かもと勝手におもったから
    (多分平等に審査するのでしょうけど根性が曲がっている私の想像です。私もかかわった子は可愛いから)
    という訳で博士ってな~多くてもな~となってしまいました。
    それに知人は化学系ですが、修士で就職して、企業戦士でありながら博士号をとりました。
    どうやってとったか詳しく聞いていませんが、仕事直結で取ったと思います。
    理系が「企画や法務」をしないと収入が増えないという現状はやっぱりおかしいかな。
    どこか教員と似ていますね。
    校長になりたければ大好きな現場(教室や子ども達)とさよならしなくてはいけないみたいな。
    文系と理系の給与体系を別にして、管理職にならなくても理系が高給を取れるようにしたらいいよね。
    ↓冗談ですがこんなのどう?
    文・学部卒;初任給20、10年目最低40プラス肩書き給
    理・修士卒;初任給30、10年目最低40プラス収益連動上限なし給
    利益の何割って決めて開発チームにあつ~~~~く還元
    但しそこで退社はなし、引き続き愛社精神で頑張ってもらう。

  6. 【1296561】 投稿者: 国民へのツケ  (ID:08c1OEVX1iw) 投稿日時:2009年 05月 20日 13:07

    私は理系(博士)で、理系企業研究開発職です。
    博士で理系企業研究開発職というのは、ある意味きついですよ。
    それは、優秀で御三家行ったけれど目立たない、そこでは普通の人。
    ならば、少し下げればクラスでトップだったでしょう。みたいな感じですかね。
    周りの半数以上は博士、残りは修士で学卒はほとんどいません。そのような環境でも、職場が大卒高卒で構成されていても、管理職になる時の競争比率は変わりませんから。

    ・長く学費を払いつづける。
    ・生涯賃金は少ない。
    ・管理職を目指す競争相手(先輩、同僚、後輩)は優秀である。
    みたいな感じですかね。

    でも、研究が好きなので仕事が楽しいです。
    それが、私の全てですが、後輩の理系企業研究開発職の人や、これから理系を目指す人には、経済的(収入が)改善されるように願っています。

  7. 【1297232】 投稿者: 地方出身者  (ID:7LRR4tNyf4c) 投稿日時:2009年 05月 20日 22:19

    今回の金融危機で、某企業のおバカさんたちが、自分たちで
    危機を招いておきながらバカ高いボーナスをもらっていましたね。

    こういうことができる神経はわかりませんねぇ。

    自然科学の研究をしておられる方は、自分の研究が世の中の
    為になっていることを誇りに思って、そのために仕事を
    続けておられるんだから、もっと尊敬されるべきだと思います。

    まぁ人文科学でも同じだと思いますが。

  8. 【1297446】 投稿者: ネズミ講  (ID:v2xcqxIKpSI) 投稿日時:2009年 05月 21日 00:11

    >今回の金融危機で、某企業のおバカさんたちが、自分たちで危機を招いておきながらバカ高いボーナスをもらっていましたね。
    彼らは、非常に(ずる)賢いと思います。やっていることはネズミ講と同じですが、合法なのです。つまり会社の経営者からみたら、合法的にお金を稼いでくれる優秀な社員なんですね。


    そこいらの浮浪者に、車を借金で買わせて、その債権を投資家にAAAで売るんですから。しかも合法的に。
    自分で輪転機回してお金を印刷するようなもんです。ライブドアの株と同じ。

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