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【1628320】PTA実は入退会自由

投稿者: PTAって必要ですか?   (ID:jUggLc7HhiQ) 投稿日時:2010年 02月 21日 15:33

2月11日、横浜市で開かれたシンポジウム「これからのPTAのあり方」で、「入退会は自由と周知すべきかどうか」が議論された。  (2月21日朝日新聞朝刊より)


この記事によると「入退会は自由」を知らない保護者は文科省のアンケートで半数を占めたそうです。
私も知りませんでしたし、そもそもあらゆる会に入会するとき、説明もせずに入会させて、会費をほぼ強制的にとる組織って、他に知らないんですけど・・・。
周知の是非を議論するほうがおかしい、と感じるのは私だけでしょうか?

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  1. 【1721634】 投稿者: まるお  (ID:VxdRNPrAkXo) 投稿日時:2010年 05月 10日 00:56

    元改革派副会長さま
    >「ボランティア」という言葉の定義はあまりにも多様ですので、普段からあまり使いたくないのですが。

    「ボランティア」ということばの定義は、再三↑さまをはじめとしていろいろな方が指摘しておられる通りの、
    どの国語辞典の類にも書かれている通りの極めてすっきりしたものですよ。
    それを、ぐちゃぐちゃにしてしまっているのは、「PTA」と、それに積極的にかかわってこられた面々だと
    思います。

    >その根拠(まるお注:「PTAが単なるボランティアとは違う」根拠)として前に書いた、
    >「その学校の保護者として共同の責任がある」という考え方はいかがでしょう。
    (中略)
    >でも私の考え方も認めてくださいね。

    あなたの考えでは、PTAに参加しない親は「無責任」な親になってしまうではないですか。
    そのような考えは、断じて認められません。

    「私はPTAは有意義だと思う」という命題と、

    「私はPTAに参加するのは保護者としての共同の責任だと思う」と言う命題とは、

    全然質の違うものです。

    前者についてとやかく言うことは他人の思想・信条に対する余計なおせっかいと言えるでしょう。
    後者は、そう思う自由はもちろんありますが、厳しい「批判の対象」になるものです。
    なぜならば、自分のみならず他者の行動を縛ろうとするものだからです。

    私の先の発言ももう一度お読みいただければ幸いです。

  2. 【1721729】 投稿者: もと改革派副会長  (ID:GdYNCzZGYU6) 投稿日時:2010年 05月 10日 07:41

    まるお様;
    おはようございます。
    こうして書いてきて、「価値観の違い」のポイントがはっきりしてきた気がします。
    みなさま、人に「価値観の違い」があることは認めていらっしゃると思います。
    また、その違いを認めることが大切だという事も共通でしょう。
    誰が何を意味のあることと思うかという価値観の違いはひとまず認められたようですね。
     
    では以下の点;
    (引用です)
    >その根拠(まるお注:「PTAが単なるボランティアとは違う」根拠)として前に書いた、
    >「その学校の保護者として共同の責任がある」という考え方はいかがでしょう。
    (中略)
    >でも私の考え方も認めてくださいね。

    あなたの考えでは、PTAに参加しない親は「無責任」な親になってしまうではないですか。
    そのような考えは、断じて認められません。
    「私はPTAは有意義だと思う」という命題と、
    「私はPTAに参加するのは保護者としての共同の責任だと思う」と言う命題とは、
    全然質の違うものです。
    前者についてとやかく言うことは他人の思想・信条に対する余計なおせっかいと言えるでしょう。
    後者は、そう思う自由はもちろんありますが、厳しい「批判の対象」になるものです。
    なぜならば
    なぜならば、自分のみならず他者の行動を縛ろうとするものだからです。」
    (引用終わり)

    「AはBである」、であっても、常に「BでなければAでない。」も真とはなりません。
    「責任感」がある保護者でも、PTAに参加できない理由のある人が当然あることを私は認めています。
    ただ、「PTAに参加しない」と「任意の不参加」を始めから選択する方のなかには、
    私と少々考え方が違うかたもいると思います。
     
    それも「価値観」ととらえるならば私の考え方も認めてくださいと申し上げたのです。
    強制的な参加を促すことは100%間違っていると思います。
    だからこそ自主的な参加をしたくなるようなPTAであるべく、いろいろな努力が行われて来たと思います。


    ただ、
    「はいらない」という方が「周知徹底運動」によって増えてきてもそれは権利として認められるべきだし、もしかして、その数がどんどん増え、PTAの在り方が変わるきっかけになる可能性も否定しません。
    ものごとが時間をかけて変化するのは自然のことです。
     
    「PTAに入らない」人が無責任な人とは限りません。
    協調性のない人とも限りません、それなりの考え方をもって決断し、ほかの保護者の在り方を模索しようとする方々でしたら
    共感しますし、その考えを知りたいとも思います。
    その上で私が漠然と持つ不安は、学校に対する保護者の関わりが、保護者の意識上で薄れていくのではないかというものです。
    PTAを廃止し代わりの関わり方を考えていこう、という考え方には共感を覚えますが、
    「こういうものは好きな人だけやればいいのだから参加しません」という人が増えていくとどうなんだろうと思うわけです。
    その自由を阻止する権利がなくとも、不安を抱くことは仕方がないのではありませんか。
    「その権利がある」ことを主張するのは大いになさったらいいですが、
    その後のことは誰も書かれていませんよね。
    私にとってはPTAの存続が重要なのではなく、それがあることによる保護者間の意識の共有が重要だと思っていますので。

  3. 【1721744】 投稿者: 任意加入と廃止は別  (ID:Vx08RF2j/ag) 投稿日時:2010年 05月 10日 08:04

    >「まだ知らないお利口さんじゃない人々」でしょう?
    >おっしゃっていることが矛盾しています。

     どこが矛盾してますか?任意加入を知らない末端の役員も多いですし、知って
    いても、知らぬ振りしたり、理屈にならぬ理屈をつけて、非加入の妨害をする方々
    が多いのです。
     地域で発言力を持つ方々の、発言力の大きさと人権への配慮は、反比例する傾向が
    あります。力でねじ伏せることが出来ると考えるのでしょう。起承転結の転が抜ける
    というのはそういうことです。その周りの長い者に巻かれる方々は、自ら考えたり判
    断することを忌避します。論理性が欠如したり、自ら考え判断しない方々が、お利口
    さんではないことが分かるでしょう。この方々に、自ら学び、判断することを求める
    ことも、任意加入の周知に含まれます。
     お利口でない方々の振る舞いは、悪意がない、むしろ、善意だから厄介なのです。
    お節介ということも出来るし、善意の押し付けともいえます。

  4. 【1721769】 投稿者: 元改革派副会長  (ID:GdYNCzZGYU6) 投稿日時:2010年 05月 10日 08:31

    仕事に出かける前にお返事を;
    「任意加入と廃止は別」様:
     
    いか引用:
    「どこが矛盾してますか?任意加入を知らない末端の役員も多いですし、知って
    いても、知らぬ振りしたり、理屈にならぬ理屈をつけて、非加入の妨害をする方々
    が多いのです。
     地域で発言力を持つ方々の、発言力の大きさと人権への配慮は、反比例する傾向が
    あります。力でねじ伏せることが出来ると考えるのでしょう。起承転結の転が抜ける
    というのはそういうことです。その周りの長い者に巻かれる方々は、自ら考えたり判
    断することを忌避します。論理性が欠如したり、自ら考え判断しない方々が、お利口
    さんではないことが分かるでしょう。この方々に、自ら学び、判断することを求める
    ことも、任意加入の周知に含まれます。
     お利口でない方々の振る舞いは、悪意がない、むしろ、善意だから厄介なのです。
    お節介ということも出来るし、善意の押し付けともいえます。」
     
    では、あなた様の考えていることも、「善意の押しつけ」や「おせっかい」ではありませんか?
    もっとも「おせっかい」という言葉は必ずしも悪い意味では私は使いませんが。
    お書きになった、「非加入の妨害をする方々」という表現も、あたかも「非加入が正しいこと」という価値観の押しつけを感じます。

    ただ、非加入の権利があることを教えたいのが、真っ先に「加入をお願いする側の人々」というのは納得できます。
    それを知らずに押し付けている人々は、確かに「お利口さんではない人々ですね」
    わたしが説明をしたいと書いた対象は、「加入をお願いされる人々」です。自ら考え判断しない、お利口さんではない人々が「非加入」を押し付けられることがないように。

  5. 【1721973】 投稿者: 任意加入と廃止は別  (ID:E/0jxPaFj5E) 投稿日時:2010年 05月 10日 11:30

     PTAは任意団体で個人がそれに属するか否かは任意であるというのは、
    法に基づいています。「非加入を妨害すること」は法に抵触する行為なのです。
    私は、自らの意志で加入する人を「加入するな」と止めるつもりはありません。
    しかし、自らの意思で加入しないことにした人を妨害してはいけません。
     自ら学び、判断した結果が、加入でも非加入でも、個人の意志として尊重され
    るべきだということは確かです。
    >ただ、非加入の権利があることを教えたいのが、真っ先に「加入をお願いする側の人々」
    >というのは納得できます。 それを知らずに押し付けている人々は、確かに「お利口さん
    >ではない人々ですね」
     Good job です。「ただのり」とか「協調性がない」というのは、この言葉を使う人の
    悪意が明白なのです。そして、「加入をお願いする側の人々」が良く使うのです。

  6. 【1722005】 投稿者: まぼろしのPTA会長  (ID:dxsHkH5TpRk) 投稿日時:2010年 05月 10日 11:56

    元改革派副会長様。
    加入非加入が自由なのはこの国では本人の自由意思の尊重からして当然です。
    しかし、それを認識していないで誤認して加入している方がこれほど多いのであれば、この国ではPTA入会自由だよと周知するのはフェアかと思いますが。お節介ではありませんね。
    他の会の会員になるときわざわざ入会は自由ですよといいませんですね。自由なのが当たり前なのを知ってますから。

    無関心な保護者をそのままにしておいて良いのかという懸念ですが、それはまずいと思うひとが一人一人の保護者の意思を大事にしながら共感の輪を広げていくという本来地道な活動が必要なのに手を抜いてるんですね。
    自動入会は楽チンですが魂が抜けては意味がないんじゃないですかね。
    私がそれをいうと入会させとけばそのうちわかるとか乱暴なことをいってる前の会長がいましたが、人権軽視も甚だしいと思いました。

  7. 【1722188】 投稿者: まるお  (ID:4GHRumlySBw) 投稿日時:2010年 05月 10日 14:16

    まぼろしのPTA会長さま

    >私がそれをいうと入会させとけばそのうちわかるとか乱暴なことをいってる前の会長がいましたが、人権軽視も甚だしいと思いました。

    まったくです。
    しかし、深刻なのは、こういう「人権軽視もはなはだしい」発言をするのが、なにもイカレタ一PTA会長だけではないということです。

    日本PTA全国協議会(日P)による「日本PTA50年の歩みと今後の展望」第5章「あたらしいPTA運動の発展をめざして」第2節「組織編成の見直し」中には、次の一項があります。

    **
    (1)保護者全員の参加で
    これまで、PTAの組織編成について絶えず議論になってきたのは、親の網羅的な機械的参加の在り方であった。
    有志による自由な参加が、会としての自主的で活発な活動をもたらす源であるから、保護者全員参加制は廃止して、意識の高い人のみで再出発すべきとの論が常にあった。

    しかし、現実に父母の全員参加という組織編成がほぼ完全に定着している現在においては、その議論は現実的とはいえない。
    その場合、現実には、おそらくPTA自体の衰退につながることが予測される。
    むしろ、参加形態よりも、参加後のPTA会員の意識の深まりのなさ、活動の不十分さの方を問題にすべきであろう。

    多くの人々がPTAを通じて、何かを学び、考え、活動することの大切さをどう感じられるようにするのか、そのためにどのような活動を進めるのがいいのか、を検討することの方が重要である。
    そのことが、当初のPTAの目的を実現するのには、最も確実な道ではなかろうか。
    **
    http://www.nippon-pta.or.jp/ayumi/thesis/chapter5_2_1.html

    要するに、
    「任意加入を周知徹底するよりも、全員を参加させたうえで、学び、考え、活動させるほうがよい」と。
    「前の会長」さんと結局おんなじことを言っていますでしょ。

    ちなみに、このレポートの作者は、元PTA担当の文部官僚、現、政策研究大学院大学学長特任補佐の今野雅裕氏のようです(参照:http://minnanopta.seesaa.net/article/95013259.html)

    さらにちなみに、氏の「現在の研究対象」は、以下の通りです。

    **
    【現在の研究対象】
    1.「生涯学習によるまちづくり」の理念構築と方法論の開発、2.学校参加の視点によるPTA運動再構成の方策策定、3.社会教育行政の革新方策の策定などについて調査研究。
    **
    http://www.grips.ac.jp/jp/files/konno_masahiro.html

    こういう人権軽視の考え方の下、「PTA運動再構成の方策を策定」をされるのは非常に困ると思っています。

  8. 【1722415】 投稿者: 任意加入と廃止は別  (ID:LGcgk/7Hw3I) 投稿日時:2010年 05月 10日 17:09

    >その場合、現実には、おそらくPTA自体の衰退につながることが予測される。
    結局、組織維持だけが全員加入の理由だというのが本音なのですね。
    文科省のPTA担当キャリアでさえこの程度しか書けなかった、その苦心が
    悲しいですね。

    川端氏が参加された、全Pの研修大会で「PTAは本当に必要か」という
    テーマに対して、司会者が「パネラーの皆さんには、PTAは必要なんだと
    お言葉を頂きたい」
     予定調和的というより、定められた結論を無理を重ねて導く姿勢というのが
    この組織の特徴かもしれません。
    (「みんなのPTAを探して」第13回を参照のこと)

    その点、横浜のシンポジウムは、PTAの分水嶺になるかもしれない画期的な
    イベントでした。

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