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【795163】フィンランド教育の意外

投稿者: 世界一の授業   (ID:O6htRiiEY86) 投稿日時:2007年 12月 20日 05:43

昨日の朝日小学生新聞より。


学力テスト世界1位のフィンランドの授業時間は、なんと
日本のそれより100時間弱少ないそうです。 習熟度別授業は
効果がないということで採用せず、テストによる競争原理も採用
していません。 少人数クラスで、「考える力、学ぶ力」を重視
している、教材等で現場の先生の裁量が大きいことも特徴とのこと
です。


短い表面的な記事からの分析なので乱暴ですが、次のような結論が
導かれるのでしょうか。


1.現代に求められている学力と授業時間は比例しない。
2.現代に求められている「学力」とは、ちまたで流行っている「読み
 書き計算力」ではなく「意欲的に学ぶ力」や「思考力」である。
 もちろん基礎学力も大事ですが、「読み書き計算力」の復権のような、
 今後のゆとり教育の修正(だとすれば)は時代を逆行する。
3.塾の習熟度別授業やテストの頻度はあまり意味がない。ただふるいに
 かけるだけ?


2.については漠然とですが、賛同します。子供は公立小ですが、
 ゆとり教育の目指すコミュニケーション能力を高めるような
 総合プログラムには大変満足しております。 私達の時代
 ならともかく、これからの子供達には机上の学習をいかに利用して、
 しなやかに、たくましく情報社会を生きていけるかがより重視される
 と感じるからです。


1と2は意外でした。子供は大手塾に入れ中学受験を目指しますが、
 習熟度別授業の効果をあまり多くは期待できない、授業時間が多い
 私学が必ずしもベストとは限らない(授業時間も志望校選択の一つと
 考えていたので)のだろうか、とこれまで考えていた前提と 異なります。

 
 みなさん、どう思われますか。

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  1. 【800441】 投稿者: うちの子もそうだけど  (ID:UGeR4tgEalQ) 投稿日時:2007年 12月 29日 00:21

    怒られるかな さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 入れば出られるのは、公立義務教育だけですよ。
    > 高校にも成れば、たとえ公立でも其の学校の基準を満たせなければ、
    > 留年,退学です。
    > 入り口で絞っているから、落ちこぼれが少ないだけです。
    >
    >
    > 其の証拠に高校大学に限らず、偏差値が低いほど退学率が上昇します。
    > 高学歴者の謙遜を、真に受けてはいけません。


    お言葉ですが、日本の学校はどこも卒業しやすいのは事実です。
    私立の中高一貫も、余程のことでもなければ(あっても)退学はありません。
    留年も聞きません。


    大学には、多少、留年はあるでしょうか?
    退学もあるけど、ほとんどが自主退学=中退。
    退学は、犯罪を犯すか、全く出席しないか・・・。


    おっしゃっている、
    > 其の証拠に高校大学に限らず、偏差値が低いほど退学率が上昇します。
    > 高学歴者の謙遜を、真に受けてはいけません。

    は、自主退学ですね?
    もともと、学習意欲も全くないのにとりあえず高校に入った子たちです。


    それと、日本の頂点。東大は高偏差値ですが、
    中退=自主退学率が約多いと聞きます。
    偏差値と、強制退学は無関係ではないでしょうか?

  2. 【800629】 投稿者: 怒られるかな  (ID:9M.2eA/gxBI) 投稿日時:2007年 12月 29日 14:11

    >>うちの子もそうだけどさん。
    ハイ、自主退学の事です。
    偏差値と強制退学は、偏差値と犯罪との同程度の相関しか無いでしょう。
    偏差値と自主退学は、強く負の相関を示します。


    上位校では、入学した生徒が卒業する確率が極めて高いことは、
    日米共通の現象です。
    下位校ほど途中脱落率が高くなることも、共通です。
    しかも、上位校程学生に対する要求水準が高い事は、周知の事実です。
    卒業確率の高さを、卒業しやすいと勘違いしてはいけません。

  3. 【1439439】 投稿者: 田舎もん  (ID:U4NvxEr1Uoc) 投稿日時:2009年 09月 24日 12:26

    「日本の公教育にかける貧弱な財政の中で」
    「子どもを現在私立一貫校と公立に通わせていますが、教育格差をひしひしと感じている今日この頃です。」
    という意見について。
    これは「私立のほうが、金銭的に公立より裕福である。」
    と言う考えなのだと思います。一般の人はそう考えていると思います。
    しかし、公立高校は地方の平均で生徒一人につき年間約125万円の税金が支給され、その上に月謝を払うので、約137万円のお金を使うことができます。
    私立は約30万円の税金が支給され、保護者から50~70万円の月謝を受け取るので、年間80~100万円のお金を使っています。
    使うお金は、公立のほうが多いのです。
    つまり公立高校の生徒は私立の約4倍の税金を使っています。
    ヨーロッパ先進国では、子供を大事にして、私立の高校に行っても公立と大差のない補助金を支給する国が多いので、教育費のパーセンテージが高いと言う面もあるのです。
    これについては、伊吹元文部大臣が、関連の発言をしていました。

  4. 【1457007】 投稿者: 田舎もん  (ID:IRVSr/xMfFM) 投稿日時:2009年 10月 07日 16:55

    経験者さんへ
    同じ私立でも、地方は公立の受験に失敗して入る私立学校が沢山あります。
    こういう学校は殆ど、始めは高い志で作られていますが、政治的に虐げられ、志とは似ても 似つかぬ状態になっています。
    東京の私立は頑張っていますが、経済的には公立に劣ります。
    つまり公立は私立より経済的に劣るから、教育内容が乏しいのではありません。先生方の気持ちが生徒に向いていないから、私立と差ができるのだと思います。
    公立高校の月謝を無料にしても、現在の中学のようになるだけではないかと思います。
    フィンランドにはそうならないように、国民性と国内事情を考えて、細かく行き届いた気配りがあります。
    日本にそれだけ熱心な文部大臣がいるでしょうか。
    何はともあれ、予算をつけただけではいい結果は出ません。公立には私立と同じ土俵で競争させたほうがずっと良心的な教育内容になると思います。

    ある県で、教育委員会が、公立高校の生徒・保護者に、私立の生徒と公立の生徒に使う税金の格差についての感想を、アンケートをとって調べたところ、75%の生徒・保護者が私立の生徒にも平等に税金を使って欲しいという意見でした。
    教育委員会は、得している方がなんで文句がある、と驚いていましたが。
    理由は色々考えられますが、生徒は自分だけが得をするのはやましい気持ちになるし、保護者は、1人だけの子供とは限らない。次の子が入試に失敗したら、と考えるのか、保護者自身が私立の出身なのか。
    どちらにしても、現在のような、財政的には私立の生徒を犠牲にした教育の有り方は問題だと思います。

  5. 【1460668】 投稿者: 貧困さん  (ID:CY/3M9PFD6g) 投稿日時:2009年 10月 10日 10:34

    >つまり公立高校の生徒は私立の約4倍の税金を使っています。
    逆に1/4の税金を私立に注ぎ込んでいるのは、税金の無駄だと思います。私立は裕福な家庭の子供だけが行けばいいし、税金は要らないでしょう。


    フィンランドは、全て大学まで教育費は無料と言っていたので、全て国立ということかな? 習熟度別授業もやってましたよ。まあテレビなので半分は嘘かもしれないですが。貧困家庭でも、お金持ちと同じ教育を受けられるのは、すごいです。
    先生も日本と違って、優秀なひとが多そうですね。日本は優秀な先生もいますが、どうしょうもない人も多い。いわゆる公務員根性の人。

  6. 【1461741】 投稿者: めるだ  (ID:z39X.63l/vM) 投稿日時:2009年 10月 11日 11:23

     >ゆとり教育の目指すコミュニケーション能力を高めるような
     総合プログラムには大変満足しております。

     すばらしい総合の時間をお過ごしの学校に、お子さんを通わせていらしたのでしょうね。
     うちの子どもたちの学校の、総合の時間では、「席替え」「イス取りゲーム」に終始しております。
     北欧諸国の教育を、紹介する本がもてはやされていますが。
     確かに、参考になるところは、参考にしていいと思います。
     でも、他国と比較しても、すべてが同じではないので、あまり参考にはならないことも多いですよ。
     こういった良い面だけを取り上げて、すばらしい、日本も見習うべきだ、という意見は、どうかと思います。
     ゆとり教育が、すばらしい?成果があったと?
     スレさんのような、理想的な家庭でのありかたをされているお宅は、珍しく、我が国のゆとり教育の残したものは、DS・ウィー漬けとなり、ゲーム中毒となった子どもたちだと、私は感じています。
     スレさんは、かの、どんぐり倶楽部の、信奉者の方かもしれませんね。
     

  7. 【1461759】 投稿者: めるだ  (ID:z39X.63l/vM) 投稿日時:2009年 10月 11日 11:40

     削除された箇所は、どんぐり くらぶ  です。
     私は、このくらぶが、悪いとは、決して思っていません。
     いい部分を沢山含んでおり、この推進者の方たちが批判されている、公文や百マス計算、といった、反復の力と、プラスされたなら、すばらしい実践ができることと信じています。
     学校の、総合の時間で、作文を書かせてくれたら、どんなに有難いことか・・・。
     信じられないことに、うちの子どもたちは、就学してから、作文と言うものを、1年に一度、書くか書かないかできました。。
     感想文も、同様です。
     私が、通信教育を使って、教えています。
     中学生になっても、九九や割り算ができない生徒がいる。
     読書を全くしない、小・中学生が、あふれている。
     休みである、土曜日に、子どもたちがどう過ごしているか、関心ももたない、学校・教師・教育委員会。
     この事実を、どう受け止めますか?
     私は、机上の勉学だけを推進する者ではありませんが、ある程度は、授業時間、学習時間に、比例するものがあると思います。
     

  8. 【1468364】 投稿者: カレワラ  (ID:T1x7KvabRlQ) 投稿日時:2009年 10月 16日 12:39

    フィンランドには私立の学校ももちろんありますが、生徒が授業料を払うことはありません。スゴいですね。

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