死刑にしないで｜掲示板スレッド

この少年は死刑にはならない、しかし３人の殺人者として一生十字架を
背負って生きていかねばならぬ。彼を殺人者に追いやった張本人は、他ならぬ
父親である。私も似たような経験がある。公立高校に入学してすぐ県統一
模試があり、今でも覚えてるが４００人中３４番であった。兄達は同じ高校
で１番で旧帝の工学部に現役合格（医学部合格最低点をはるかにオーバー
して）してたので、余計担任の先生や特に父親が自分に厳しかった。担任の
この試験で１０番以内に入らずに現役で旧帝に合格した例はないなどと
父親に変な知恵をつけたものだから父親は激昂した。それから私の性格
はかわり、３５年後の今でもうつ状態が続いている。今私は医者であり
父は何事もなかったかのように９０歳になって好好爺になってるが、今でも
高校の時の恨みは持ち続けている。成績を理由に兄と比較され両親を金属
バットで殴り殺した事件も記憶に新しい。親が子に期待するのは当然だが
それが世間体を気にしてとか、自分が自慢したいがためというのは不条理
以外のなにものでもない。
　この少年は自分の居場所がなかったのだ。警察に渡したメモに、何もかも
忘れたい？という言葉は私には理解できる。逃げる場所もなかったのだろう。
私は、日記に父親の悪口や馬鹿さ加減、愚かさを書くことにより何とか難を
逃れたが、うつになるという代償で何とか生きている。
　この少年は、恐らく情状酌量の余地が十分にあり死刑や無期はない。
ただ幼い弟と妹まで殺した罪はつぐわざるを得ないだろう。

新聞等で報道されているのは少年側の一方的な供述ですからね。


両親の離婚・父親の再婚はその通りでしょうが、はたしてどの程度の虐待（？）がおこなわれていたのか、あるいはいなかったのか、少年の供述を額面通りにとるのもどうかと思いますが。


しかし少年の主観とはいえ、父親から厳しく勉強を強要され成績が悪いとひどく叱られることは、彼にとってとてつもなく苦痛で怖ろしいものだったのは間違いないでしょう。


であれば「お父さんも、もう君を助けられないよ。」


というよりも「お父さん」という重圧から解放されて、両親が離婚して以来やっと心の平穏を取り戻すことが出来たんだと思います。


もう父親を怖れて深夜まで勉強しなくていい、思う存分愉しむためだけに本を読める、という今の状態は、逆に幸せなのかもしれません。


彼にしてみれば父親のいる社会よりも、遮断された場所にいるほうがいいとさえ思っているかも知れない。それが例え少年刑務所であったとしても。

　この少年は小学時代から優秀だったのであれば、ラサールでの寮生活（既出ですが）
をすればよかった。父親も離婚した元妻の子と毎日顔を合わせずにすむし、別れた妻の
ことも忘れられただろうし。別れた妻の子となれば、やはり再婚した父親からすれば邪魔な
存在ではなかったのではないか。こういう親の子供さんは自分では判断するのは困難
かもしれないが。ラサールを選択しておけば・・・・。

ICUに閉じ込め、虐待と抑圧を続ける実父。
自分には与えられず、幼い異母弟や妹だけが得られる家庭のぬくもり。
どれほど心が病んでいたかと思うと、本当にやりきれない。


けれど、いつか彼にも気づいてほしい。
地獄のような日々を過ごしているのは、自分だけではないことを。


世の中には、身体的、精神的、性的に虐待され、
それでも親や権威者から離れられない少年少女たちが、いるのだということ。


大人になっても、いわれのない差別に悩み、貧困に苦しみ、屈辱に耐え、
自尊心を封じ込めて生きなければいけない人の、なんと多いかを。


けれど、そうした皆が、彼のように自暴自棄になったりしない。
自分に与えられた運命を受け入れ、一瞬一瞬を戦って、今生きている。


それが、生きていくことだということを。

少年のした事は、当然、罪です。
父親のした事も罪だと思います。
継母のした事も罪でしょう。
実母の判断もある意味罪でしょう。

ただ・・・・

それぞれの立場になって考えると気持ちもわかります。

少年は・・・
１人だけ家族ではないと感じていた事でしょうし、勉強が出来る事が
唯一の父親に認めてもらえる手段だったんでしょう。
頑張って、勉強し、でも・・父の望む成績がとれず、これでは、父に
愛されないと感じたのでしょう。
反抗すら出来ず、かといって、実際手を下して殺すわけでもなく、
わかった様なわからない様な精神状態で火をつけてしまったのでしょう。
火がつけれる・・・という事は、やはり継母は十分な愛情を与えてなかったと
思わざるおえません。
私の友人で継母がおりますが、実の子よりも愛情与えるつもりで接していると
言ってます。

父親は・・・
息子を医者に育てたく、それは、医者ファミリーなら当然思う事で、
ついつい、エキサイトしていってしまったのでしょう。
私も子供に勉強を教えてる中、つい、大きな声で怒ってしまったり、
ばちん！とやってしまう事もあります。（反省・・・）
度を過ぎていたとはいえ、わが子を憎んでいたわけでもないでしょう。
同じ医学部でも私立より国立の方が、将来、幸せになると信じて教育という名の
虐待（肉体的にも精神的にも）をしていたのでしょう。
こどもを追い詰め、壊してしまった事に気付かなかったのですよね・・・

継母は・・・
どうしても、好きになってしまった人と一緒になりたい・・という
気持ちはわかりますが、私の個人的意見ですが、不倫をした人は、
同じ事をされる、もしくは、それ同等の苦しみを味わうと思っております。
この件は、それ以上の苦しみ＝罰があたったんだ！！！という意味では
ありませんが、やはり、自分が不倫をして、お母さんを奪ってしまったのだったら、
実子以上の愛情を与えるべきではなかったでしょうか？
殴られてるのを知っていたなら、自分が変わりに殴られても間に入るべきでは
なかったのでしょうか？
そうしていたのかどうかは、わかりませんが、もし、そういう姿を少年に
見せていたら、愛されてると少年は感じたでしょうし、火を放つ事は
しなかったと思います。

実母は・・・
やはり、わが子を手放してはいけないと思いました。
ただ・・・
離婚調停までしたらしいですので、やはり、親権ではもめたのでしょう。
新しい母になれる為に会うことを許されなかったらしいのですが。
きっと、離婚された時に、この父親に強引に押し切られ、
父親の元にいれば、将来、医者で、少年の未来を考えたら、父親の元にいる方が
可愛いわが子にとって幸せなのだ・・と考えたのでしょう。
少年も含め、新しい家族が形成される為には、自分は会ってはいけないと
言い聞かせてきた事と思います。
わが子に会いたくない親なんていないですもの・・・・
まさか、こんな事になるとは思ってもいないでしょうし、あの時、自分が
引き取っておけば・・・と後悔してる事でしょう。

この件で、唯一、罪のないのは、少年の弟妹だけですね・・・・


新聞で読みましたが、逮捕直後、警察官が父親に少年と会うかどうかを聞いた
そうです。
父親は、今はやめときます。もう少し、気持ちの整理ができてから・・・と
言ったそうです。
これは、わたしには、信じられませんでした。
父親の混乱した気持ちはわかりますが、どれだけ混乱していようが、
私なら、すっとんでいって、何も言えなくても顔を見たいです。
抱きしめる事ができないなら、手だけでも握ってやりたいです。
追い詰めてしまった事を謝りたいです。
そして、何も心配しなくていいから・・・と言ってやりたいです。

父親にも是非そうしてもらいたいです。
この少年は、やっぱり、父親が１番好きだったんでしょうから・・・


将来、少年は、母親と妹と暮らして（可能であれば父親も）苗字をかえて、
住む場所も変えて、とてもバランスのとれた小学校時代のような性格を
とりもどして、穏やかに幸せに暮らしていってほしいと思います。

壊れてしまった心がとり戻される時、頭も性格もいい少年なので、
自分がしてしまった罪の重さに苦しむ事になるでしょう。
だけど、残された皆で、支えになってやってほしいと思います。

今日のTVで、精神科の専門家が、
「中学〜高校の少年は、性欲との闘いで落ち着いて勉強ができない時期がある。
　その時期に成績が下がっても、親や教師は騒がずいることが必要。
　時期が過ぎれば（もしくははけ口を探せれば）、成績は取り戻せる」
とｺﾒﾝﾄしていました。


父親との葛藤のほかに、そういった思春期の悩みもあったのかもしれませんね。


男女の性に悩み始めた少年が、父親と継母の不倫、実母との別離を考えたとき、
余計生々しく、殺意を募らせるエネルギーになっていったのかなと思いました。

事件は、もしかしたら衝動的な行為だったのかも知れない。
だが、その後は１人になって、十分色々と考える時間があったはず。
公園で野宿は分かるが、他人の家に平気で忍び込める神経が信じられない。
しかもＴＶまで付けて、牛乳を飲み、ソファで熟睡って・・・
このずーずしい神経は、まさに東大寺の校風と言うか、雰囲気そのもの！


彼は元々は真面目だったみたいだから、東大寺に入って染まってしまったのかな。
東大寺って「いいかげん」と言うか、「物事を厳粛に受け止めない」と言うか・・・
少々のことは「笑いでごまかす」雰囲気があると思う。

　 東大寺さん、どうか彼のその後に尽力してほしい。　　　彼の犯した罪〜地獄の業火で焼かれてもやむ得ないのかもしれません。　　だからこそ、彼の若く未熟で傷ついた魂を、救ってあげてほしい。　　そして彼もまた自らが殺めた三人の魂を供養していってほしい。　

　　　親に心身を傷つけられた人は、多いと思います。　　私もこの親が親でなかったら、絶対、友達になってなかっただろうなと思います。　　でも親もだめ人間なんですよ。　　親のだめなところを許して大人になっていくんですね。　　だから、縁あって親子になったんだから、今生の修業だと思って仲良く暮らさねば・・・と思ってます。　　
　　

　　　しかし、彼の修業は辛すぎた。限界を超えたんだと思います。　　暴力はあった・・・と思います。しかも相当酷い・・１６歳の男の子が恐怖するほどの・・・家庭内で継母が知らなかったはずないのに・・こんな状態でおかしくならない方が不思議です。　　家出も無理・・（この親なら地の果てまでも追いかけて来て捕まえるだろうし・・世間体のため）　　ー願いーさんに聞きたい。　　どれほどの人がこんな状態をどこまでて耐えられたんでしょうか？　　彼は自暴自棄になってこんなことをしたんじゃないと思います。　　条件が一つでも欠けていたら・・継母が実母だったら・・彼が秀才でなかったら・・父が医者でなかったら・・本来ならこんなことをしでかす子ではないはず・・彼の限界だったんです・・そこまで息子を追い込んだ父親の罪は重い・・・