自粛中、韓国ドラマにハマってしまった方いますか？｜掲示板スレッド

ネタバレありです。

”キム・ヒョンス”という小心者であり逃げ癖がある普通の大学生が運悪く、いや隙だらけのために訳あり女子に出合ってしまった悲劇なのでしょうが、７話からの変身は、司法に対する諦めからくる投げやりな態度（やはり小心者であり逃げ癖が出てる）と同時に、イケメンボスの言葉によって刑務所内で生き残るには自分が変わるしかないと、人生初めての強い意思を持ったのではと思います。裁判で無罪を勝ち取るのは無理だと思い、刑務所でイケメンボスと共に生きていくしかないと悟ったのでしょうか。最後に無期懲役が言い渡され控訴しないと言ったのはイケメンボスがまだ傍にいるという拠り所みたいなものが在ったからなのでしょうが、イケメンボスのあの結末でまた途方に暮れたと思います。あの弁護士のお陰で途方に暮れた同時に救われ、どこまでも彼の人生が人に左右される事に虚しさも感じたのではないかな～と思っています。

私も、ヒョンスの“変化”は、もう無罪はムリだろうという諦めと共に、刑務所で生きていこうという決意の表れだったのではと思います。
一度は新米弁護士のアシストで無罪への希望を持ったものの、その後の検事の反撃にその希望が失われてしまった。
けれど同時に、イケメンボス側に就くことで刑務所内でも生きていけるかも…という“希望”を見い出してしまい、そちらを選んでしまった。
後半の法廷でのふてぶてしい態度や、麻薬に手を出してしまったことも、そんな彼の“逃げの人生”の新たなプロローグだったのかなと思いました。
反対に、主人公のヒョンスは諦めてしまったけれど、弁護士は最後まで諦めず真実を追求し、そんな彼の執念が結果的に刑務所内でイケメンボスを失いまたまた窮地に陥ったヒョンスを救ってくれた。
一見、真面目そうな大学生が闇に堕ちていく様と、見かけは超怪しくてイカサマ師にしか見えない弁護士の正義感の、見掛けと行動や選択のちぐはぐな対比もなかなか興味深かったです。
憤りという点では、ごく普通の小心者の大学生を最後まで踏み台にしてのし上がっていこうとする女検事のあざとさと、自分の刑事としての経験だけを基に強引に犯人を特定した老刑事の傲慢さ、それらを断罪できなかった判事や司法の在り方などに、憤りとやるせなさを感じました。

雨　さま

感想サイトでは、女検事と刑事に対して、とても評判が悪いんですけど、私は女検事に関しては、裁判での追及弁論はしごく正当だと思いました。
★177？の証拠★麻薬を服用★発見時に救急車を呼ばず救命措置を怠る★職質時、被害者宅・警察署で待機時にも打ち明けずで、ヒョンス側視点がなければ、検事の指摘は、的確で賛同できます。
ヒョンス以外の疑わしき人物の取り調べをしなかったずさんな捜査は、絶対に許せないのですが、そこまで悪ではないとおもいました。
このドラマで、もっとも腹立たしく腐っているのは、刑務所内でやりたい放題の受刑囚を見逃しているすべき仕事をしない看守だとみてます（笑）

テテググさま
たしかに、ヒョンスの行動に関しての女検事の法廷内での主張は正当なもので、殺人は犯していないにしても、行きずりの女とクスリとかで快楽に興じ、血まみれで倒れる彼女を放置し逃げた等々のヒョンスの罪は深いし、それについては何らかの断罪はされるべきだと思いましたが、私が一番モヤッとしたのは、最後、判決が出てヒョンスもそれを受け入れ控訴しないと言ったにも拘らず、執念で真犯人を探し出した弁護士の行動を、さも自分の手柄の如く会見で語る女検事のあざとさです。
まあ、真犯人が別にいたという事実を闇に葬らずに公表し、ヒョンスを釈放したのはせめてもの救いでしたが、弁護士が最後までこの事件を追求していなければ真犯人はそのままのうのうと世に放たれ、ヒョンスは極悪非道の殺人者として一生刑務所暮らしになっていた訳で、警察や検察にも最後まで“真実”を追求する責任があるんじゃないかな～と思いました。
弁護士は“真実”に、刑事や検事は“事実”に拘ったという考え方もできるのかなとも思います。

雨　さま

＞最後、判決が出てヒョンスもそれを受け入れ控訴しないと言ったにも拘らず、執念で真犯人を探し出した弁護士の行動を、さも自分の手柄の如く会見で語る女検事のあざとさです。

このあざとさは、わたしもあきれました。刑事と判事が、真犯人をもみけさなかっただけでも、まだ最後の正義感はのこっていたのだと、気持ちの落としどころにしました。

8話と短いドラマでしたが、ヒョンスを”ステレオタイプのまじめな大学生”ではなく、描いたのが逆に作品の奥を深めたのかもしれませんね。

皆様、温かいメッセージありがとうございます。

今日は、実家から自宅に戻り、明日は、また、仕事です。忙しいので、韓ドラ視聴は一向に進みませんが、300本以上さまの、「夫婦の世界」感想に応える事は出来るので、出てきました。

本当、あのダメ夫には、開いた口が塞がらないですよね。びっくり。
怒りをどこに持っていこうか？と毎日思っておりました。
キムヒエの反撃も、また、凄い。
まだまだ、びっくり事象が続きます。

テテグクさまも仰っていた、今年度の自分の中の一本。
今年配信された‥では余り観ていないので、今年度自分が観た中での一番は、やはり、「応答せよ1988」かな。
でも、ラストが今の、私の実家の状態で、とても辛くなるのですが‥。やはり、他は勝てないですね。

後は、迷ったのは、「海街」と「夫婦の世界」かな。
皆様はどうですか？

韓ドラ好きさま
お帰りなさい！これからもよろしくお願いしますね。

明日から「夫婦の世界」視聴始めます。

今年観たドラマで良かったもの、沢山あり過ぎて選ぶのが難しいのですが敢えて選んでみました。
分類は次のようにしてみました。

泣いた作品・・ナビレラ
笑った作品・・哲仁王后＆女神降臨
キュン死作品・・玄関滅亡＆偉大な誘惑者
ハラハラドキドキ作品・・悪の華

番外編
カッコ良さに今更気づいた俳優
ジュノ～♡＆アンボヒョン！

夫婦の世界、ご感想ありがとうございます。
このドラマ、不倫、浮気だけじゃなくてそれにまつわるいろんな人間関係を描いているのがストーリーに幅を持たせている気がします。

キムヒエも気丈で病床の姑に恨みつらみを言うのはちょっと、と思ったけど、医師でお金に余裕のある妻がダメ夫の母親の入院費、医療費の全額負担を何年もしてたとか、、挙句に浮気をした息子をかばわれてサポートしてきた嫁である自分を非難されるって、そりゃぁ悪態の一つもつきたくなりますよね。

夫が原因で離婚しても非難されるのは妻だから離婚したことを言いたがらない女性は多い、というセリフ。男尊女卑の根強い韓国あるあるですね。

キムヒエの行動にえ？ということも多々あるけれどネタバレは避けますね。
この女優さん、抑えた演技がうまい印象があります。
日本のドラマのリメイク、最後から二番目の恋ではチジニとの共演でしたが、
中年カップルの恋愛をイイ感じに描いていました。　密会は挫折しちゃったけど。。

今年観たドラマのNo.1は記憶、かな。。あとヴィンチェンツォもよかった。
思い出したらまた書きます。