「おひさま」スレッド｜掲示板スレッド

戦争体験は本当にいろいろなんですよ。
私は知り合いなんてモンじゃない、
母と祖父母が満州からの引揚者です。

上の方が言うような恐ろしい目には合ってないそうですよ。

ただ、大変だったことは間違いなく、強く明るく陽気な祖母（大正生まれ）が
母の弟3歳を何度か無意識に置いていこうとしたとか。
母が気づき
「お母さん、弟を連れてって！」
と言うたびに、あっと言っておじさんをおぶっていたと言ってましたね。

共に引き上げた何人かの方はそうやってつい置いてきてしまい
それが残留孤児になっているんだと涙を流して語ってました。

完全なる横レスごめんなさい。

『大地の子』の一心親子も信州からの満蒙開拓団でしたね。

宮尾登美子さんの「春燈」も大陸から引き揚げの半自伝小説ですよ。
引き揚げの大変さより向日での日々の生活が壮絶でしたよ、

「流れる星は生きている」を読んだのはずいぶん昔で記憶がだいぶ薄れていますが、
藤原ていさんも確か信州の方で、満州から大変な苦労をして引き揚げて、
信州に帰ってきたのではなかったでしょうか。

つけっぱなしのテレビで先週火以来にみました。

陽子の雰囲気が、嫌な感じになっていました。
なんで？
なんでだろう？白川さんとのやりとりが、イヤでした。

最近内容がパッとしないなって
思いながら見ています。

今日の食事風景もう～ん？でした。

「最近思うのよ・・・
日本人は、戦後ちょっと浮かれすぎてたんじゃないかって・・・
私たち含めてほとんどの日本人が、ね。
でも、あの時代は皆あの苦しかった戦争を思い出したくなかったし、未来への期待感でいっぱいだったの。
でも思い出したくないないなんて思っていたから、本当に大事な事も忘れてしまったのかもしれないわね。」


そんなふうに、現代の若尾さんが語るときが来るんじゃないかと、密かに期待している私がいます。

流れる星は生きている、の藤原ていさんは、私の中学にいらっしゃって直接お話しを伺う機会がありました。
足がちょっとご不自由で、引き上げの時に足の裏に沢山ガラスの破片や石がめり込んでしまい、帰国後、足の裏を切除したせいで長さが不ぞろいになってしまったのだ、とお話され、ものすごく強烈な印象として残りました。
　
藤原さんのご主人の新田次郎さんは、私の中学の遭難事故をテーマに小説を発表されて(映画にもなりました)いるので、たぶん、そのご縁でていさんが来校されたのだと思います。
あるいは、長野は、満州に渡った方、大勢いらしたせいでしょうか。戦後教育はかなりイロイロありました。あと、同和教育も。　
　
ぜひ、読んでみ士ください。
エデュ的には、斎藤孝先生の、受験のために読んでおきたい本、の中でも、ていさんの本は紹介されています!