「おひさま」スレッド｜掲示板スレッド

＞そもそもこの時代
若い男性はみんな同じ状況だったので
仕方ないというか
ある意味当然のことだったのでしょうか？


それはあるかもしれません。
若い男の人はどんどん兵隊にとられた時代です。
イキのいい若者が家にいたら、「役立たず」とののしられたそうですから・・・。
年頃の娘が結婚する場合、相手は遅かれ早かれ戦争にかり出されると予想できるなら、こころのかちょｐった好きな人と添い遂げさせたいと思う親心もあるかもしれませんね。
うちのご近所の老婦人は、多分陽子さんと同世代なんですが、とても晩婚（30前後）だったらしいのですが、その理由は、ちょうど結婚の頃が一番戦争が酷かったからお婿さんがなかなかいなかったと言ってました。
その老婦人のご友人で当時結婚された方には、やはりお見合い数日で出征されて、そのまま帰らずに未亡人になってしまった人もいたそうです。
だからそのご婦人は、その当時は結婚しそびれた行き遅れみたいに見られたけど、戦後の晩婚でかえってよかったと仰ってました。

間違いです～
こころのかちょｐった好きな人→心の通い合った好きな人

陽子は樋口可南子をとても素敵な女性だと好印象だったようなので、
その人の息子であれば余程の不細工やマザコンでない限り、
少なくとも第一印象で好感は持てるのではないでしょうか？
日本国内の妙齢の男性というのはこの時代圧倒的に少なかったでしょうし。


トントン調子で結婚話が進んだようですが、何しろ前作の
現実離れした恋だの結婚だのという荒唐無稽なストーリーの後なので、
今回のプロポーズや結婚もそれほど違和感がないです。
真知子さんと春樹兄さんの意味ありげな「ハイネ好きです」も
今日の陽子の涙のプロポースもどちらもウルウルしてしまいました。

そういう時代だったんだと思います。

家制度の存続から、長男、とりわけ一人っ子は、徴兵順が遅かったり
激戦地から遠かったり、と聞いたことがあります。

一人っ子のタケオ君が徴兵されたり、和さんが死を覚悟の再徴兵ということですから、徐々に家制度云々とは言っていられない時期にさしかかっていたのでしょう。
徴集猶予のある医学生の春兄さんですら、卒業繰上げで徴兵されるっていってましたものね。
健康な若い男性は、やはりみな同じような状況だったのでしょう。

まだまだ、結婚相手と会うのは祝言当日、なんて話も
実際あった時代だと思います。

私が気になるのは、和さんの「徴兵されてよかったと思ってます。」の言葉です。
今後、理由が明かされるのでしょうか。
それとも、理解されている方いらっしゃいますか？

一昨日の「BOSS」に春兄さんが犯人役で出ていました！

お父さんも兵器工場へ行くことになって、陽子が一人ぼっちになっちゃうのも心配だったのかなぁって思いました。
お蕎麦屋さんのご夫婦なら、陽子を大切にしてくれそうですもん。

陽子のお父さんと同じ立場なら、
あのお蕎麦屋の夫婦の人柄に魅せられて、結婚までもいかなくても
何か縁を残しておいてあげたいと思ったと思います。

お父さんも、軍事工場で勤めることは「死」だってあり得ると思っていたはずです。
きっと夜も眠れないほど、一人残していく陽子を心配していると。
だから、二人がお互いを想い合っていることを確信して連れ出したのだと思います。

１週間後に出征であってもあり得る展開だと思うし、あの当時はこういうご結婚の形も
あったのではないでしょうか。
私は、二人が結婚できて良かったな。お父さんも安心して名古屋へ赴任できると思います。
それにしても、本当にお父さんは優しくて素敵です。
どうぞご無事で。

今週の展開については、早すぎる気もするしあの当時はそうだったのかもという気もするし…。

ただ、井上真央さんはいい女優さんなんだな、と気づきました。涙が自然に湧いてくるし、
今日の「え」の4段活用（よくインタビューで言っていますね）も見事でした。今まで、
トレンディードラマの中で演じていたせいか、演技力など考えたこともなかったです。
それに、女学生のときと今とでは、髪型が変わっただけなのにちゃんと年齢を重ねたような
雰囲気を醸しだしています。
彼女はこのまま年齢を重ねてどんどんいい女優さんになっていくという気がします。

お父さんが名古屋に行くこと、春樹兄さんが軍医になること、どちらも心配しています。
名古屋は大きな空襲がありましたし、軍医といえども戦地に行くことになるし。

今までは戦争でなくなった人がいるという事実はもちろん知っていましたが、
それは時代で仕方ない、という捉え方をしていました。でも、このドラマで
とても感情移入してしまい、みんな無事で帰ってきて、と思ってしまいます。
戦争で命を落とすということへの恐れが伝わってきます。