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投稿者: 生き残り (ID:9OBT4TY/c4c) 投稿日時:2020年 12月 26日 22:00
世界で戦う大学になるには結局は資金力。
東大を初め世界と戦うことを目指したいと考える大学なら授業料を数倍にするくらいの大学でないと戦えないのは明白。
プロスポーツの世界でも金がものをいいますよね。
チャンピオンズリーグで優勝するのは金持ちチームばかりなどなど例を挙げる必要もないでしょう。
税金頼みでは政治家、官僚の顔色を伺うだけの総長職員ばかりになり自由な研究もできず。無駄なペーパーワークに翻弄される
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【6138541】 投稿者: 時代 (ID:ZIFuZO1scwM) 投稿日時:2020年 12月 28日 11:17
今は、国立の授業料を上げるどころか、無償化が議論されている時代ですね。
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【6138633】 投稿者: 困窮家庭 (ID:MpkJ/1W7vdY) 投稿日時:2020年 12月 28日 13:44
気にもしてなかった。
エデュにも対象家庭があるとは。ま、ここも無料の掲示板だからな。 -
【6138658】 投稿者: 研究者のためには (ID:ZQPxBRVjaF6) 投稿日時:2020年 12月 28日 14:08
単純に考える方は、すぐに私学助成金を廃止、と書いてしまうのですが、よく考えて発言をしていないように思います。
国立大学を出た研究者たちは、全国の大学で職を探します。国立も私立も含めて。
その時、私学の経営が苦しくなっていると、教員の採用数が少なくなってしまうのです。
私立も国立大学、というか日本の全研究者のための、サラリーを得るための受け皿として機能しているので、単純に切ってしまったら、困るのは国立大学の研究者たちも、ということになってしまうのですが。
なぜ、国立のために私立が存在しているのか、ということがわからないのでしょうか。
私立を全部国立にするためには、今の3倍以上の交付金が必要になります。
私学助成金というのは、コスパよく大学の数を維持するための、トリックなのです。
私学がなくなって、国立だけになると、日本の研究面での国際競争力は大幅に低下してしまうでしょう。
それは、私立で重要な研究をしている、という意味ではなく、国立大学を出た優秀な研究者が、研究を続けられなくなる可能性があるからです。
私大で研究を続け、再び国立に戻ってくる方もいます。
そこで、重要な研究の成果が出ることもあります。
しかし、私立を切ると、その時点で、国立大学を出ても民間就職するしかない状況になってしまいます。
それでも、私立は要らないと言い切れますか? -
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【6138678】 投稿者: 時代 (ID:5QWLVU41dYw) 投稿日時:2020年 12月 28日 14:45
できる子は、どこまでも、お金がかからないようになっていますね。
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【6138697】 投稿者: むりでしょう (ID:GFr6xGBagyw) 投稿日時:2020年 12月 28日 15:06
>駅弁は州立大学同様に県立化する。
県立化して国の負担が減るとお思いなのかもしれませんが、国がその費用のための税源を移譲するか、補助金を出さないといけないので、おそらく負担は減りませんよ。本当の地方分権は、税制にまで手をつけないといけないので、なかなか進まない。
日本では税収の大部分(8割ぐらいではなかったですか)は一旦国庫に入る仕組みになっているし、都道府県が課税を自由に設定できる仕組みにはなっていません。日本は連邦制度ではなく、都道府県と市町村はいわば政府の出先機関に近い中央集権的な構造なんですから。例えばアメリカの州や市は地方税に関して自由に設定できます。所得税の州税部分がない州まであります。州立大学は、居住者に対して大抵授業料を優遇しています。道州制にしますか? -
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【6138908】 投稿者: ううん、なるほど (ID:W7Y3e5dRql6) 投稿日時:2020年 12月 28日 19:04
ここでの議論はなかなか勉強になります。
個人的には子どもが国立大志望なので安い方がいいけれども。
少なくとも私大への補助金カットとか言ってる人が考えが浅いことは良く分かる。 -
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【6138943】 投稿者: よくわからない (ID:rFY9Ms/XrTI) 投稿日時:2020年 12月 28日 19:40
アメリカの名門は私大ばかり、という一方でアメリカは私大への助成金はあるんでしたっけ?
日本の私大がアメリカを目指すなら、同じように経営していくのかな。 -
【6139044】 投稿者: 研究者のためには (ID:ZQPxBRVjaF6) 投稿日時:2020年 12月 28日 21:44
アメリカの公立と私立の大学の違いはこんな感じです。
http://www.niad.ac.jp/media/001/201802/ng001013.〇〇〇
※〇〇〇にはピーディーエフを半角で入れてください。
UC バークレーとスタンフォードはどちらもサンフランシスコから近い場所にある大学です(どちらも環境のいい、素晴らしい大学です)。
バークレーは公立の名門、スタンフォードは私立の名門として有名です。
<UC バークレーとスタンフォードの違い>
・カリフォルニア州補助金
バークレー 30%
スタンフォード 0%
・授業料
バークレー 10%
スタンフォード 30%
・基金の寄付と寄贈品
バークレー 5%
スタンフォード 15%
・連邦研究補助金
バークレー 50%
スタンフォード 50%
カリフォルニアからの補助金が大きく違うのは当然で、UCバークレーはその名の通りカリフォルニア州立ですから、州からの補助金が大きいのです。
その補助金がない分を私立のスタンフォードは、授業料と寄付金で補っている形になります。
しかし、連邦からの補助金の割合はどちらも同じです。
つまり、国は公立でも私立でも分け隔てなく補助金を出していることになります。
※ちなみにアメリカにある国立大学は、陸軍士官学校や海軍士官学校のようにわずかです。日本にも防衛大のような「大学校」がありますが、同じ感じです。
日本の場合は、大学全体の3割程度の国立大学に約7割の補助金(交付金)で、大学全体の7割程度の私立大学に約3割程度の補助金(私学助成金)となります。基本的に国立が優先されています。
個人的には、アメリカのように国が公立と私立両方に同じように補助金を出す必要はないと思っています。
現状の私学助成金でも、私学の運営はとりあえず回っているからです。
かなり少ない予算で、多くの大学を成り立たせているこのシステムは、ある意味上手く行っていると思いますので。
このように書いていると私学に与しているように思われるかもしれませんが、私も国立出身ですし、子供は東大で研究しています。
国立大学の学生や研究者で、私立大学が必要ないなどと考える人はいないでしょう。
国立大学だけでは足りない部分を私立大学が補ってくれていることは、誰もが知っているからです。
ですから、こうした匿名の掲示板で、国立を持ち上げるために大した根拠もなく私大を叩いても、巡り巡って国立にダメージを与えることになるということに気付いて欲しいのです。
私学助成金を廃止して、それを国立のために使ったとしても、意味がないでしょう。私学助成金の総額は少ないのですから、国立を潤すだけの原資にはなりません。
それよりは、国立出身の研究者の受け皿として機能してくれる方が、ずっとありがたいですよ。国立大学よりもずっと学校数も多いですから。
国立至上主義者の方には、そのあたりをしっかり認識してから議論して欲しいと思っています。