横国併願先　上位は明治法政芝浦工 青学。埼玉大は文教日大中央法政。お茶の水は中央 東京女子日本女子。｜掲示板スレッド

こんな床屋談義に、まじめに応答する価値あろうか。

正直なところ、こういうことを考える人が多いことは普段の教育に関する思考の中で頭の片隅に置いとく必要はあるかと思います。日本はアメリカと同盟を組んでしまったが故に、受け皿となる軍隊もろくにないのにもかかわらず、生徒や学生を高校や大学から追い出すようなことを事実上進めるような議論をアメリカから「拝借」してしまう傾向は確実に存在します。現実社会でそんなことにならないように、今の日本の制度を考えるためにも他の国の教育制度をチラ見するぐらいの時間はあった方がいいかもしれません。

普段接しない次元の「意見」に関わってしまったため、いささかショックであった。取り乱したこと、お詫び申し上げる。

ところで、私も人間の欲望を極大化し、弱肉強食の論理で極限的な競争を強いて経済を発展させようとする米国流の投機的市場原理主義は、どこか根本的に間違えているような思いでいる。そこにある発想は、人間をあたかも無機質な粒子とでもとらえるが如き、酷薄なものだ。それゆえ「自己責任」などというお為ごかしで以て、血も涙もなく切り捨てようとするのであろう。だが滑稽なことは、そうした論者自身は安全地帯にある、と理由なく高をくくっていることである。現実には、すでに「食べられる」側にあるにも関わらず。

> そこで、「大学」と「専門学校」との学校種や設置目的の相違をお知りになることであろう。

こんな回答を求めていないことぐらいわからないのかな。それとも確信犯？

学校種の根拠が法定されている以上、それぞれの設置目的に応じたカリキュラム等しか組めないということである。法の支配にある民主国家のこの国で、それを議論の大前提にしないでどうする。大学は大学の、専門学校は専門学校の役割がそれぞれ明確にされている。だが、あいにく当該論者にその観点が欠落しているがゆえに「床屋論議」だと指摘したものだ。また、そのようなものに関わった自らの徒労を悔いた。

> 実務に何ら役に立たず、かといって学問を極めようとしている訳でもない大学にどれ程の存在価値があるのか。

専門学校がほうがマシかどうかなんてどうでもよく、彼が疑念に思っているのは上の点だよ。それに対してどう応えるの？

大学という場は学術や真理の探究を旨とし、実務教育を本旨とするところではない。この国では、それは専門学校や専門大学での使命とされる。現実に、そちらでは実践的な教育が行われていると聞く。また、やる気云々は主観の問題でもあり、計測も困難であろう。むしろ、そう決めつける意図ならびにその具体的根拠をお示し願いたいね。あまりに雑駁なゆえ、どうにもお答えしようがない。

> 大学という場は学術や真理の探究を旨とし、実務教育を本旨とするところではない。

答えていないでしょ。彼は「大学らしい学術的な研究をやっているのかと言えば、そうでないところが殆どだろう。」と懸念を示しているのだから。