大学入試改善へ、国が初の指針…「経済学部の受験科目に数学」など想定（2023年1月）｜掲示板スレッド

ギリシャでは、学問とは他の目的のためではなく、知そのものの探求であった。しかも、そうした考え研究する仕事は、市民や自由人のものだと考えられてもいた。したがって、学問する者が何を生業にしているのかは、ここで問題ではない。現行憲法23条で保障される「学問の自由」につき、大学その他の研究機関の研究者のみにそれが保障されると制限的に解する必要はないとされるのには、そうした背景・沿革がある。したがって、君ご自身も含め、広く何人であれ学問研究の自由を有することになる。しかも、その自由は、その性質上何らの制約を受けることもない。思想の自由（自由権）の一環としての思想的意味を包摂するからである。

また「事実」に関しても、先にどなたかがご指摘してくださったとおりだ。観察とは、単なる感覚与件の受容ではない。それは、理論的文脈に依存した意味の把握である。したがって、何度も指摘したように、観察とは対象を「～として見る（seeihg as）」という、解釈学的経験に過ぎない。したがって、理論の反射を受けない純粋無垢な現認など、存在しないということだ。またそれゆえ、観察事実は科学理論を検証したり、反証したりする際での中立的な基盤にはなりえないのである。このあたりは、学問論のイロハのイだ。大学１年生レベルか。

誤　観察とは対象を「～として見る（seeihg as）」という


正　観察とは対象を「～として見る（seeing as）」という

＞上記は「事実」ではなく「真実」でしょうね。中世の聖職者はそう思い込んでいたのだから。

真実（truth）の反意語は嘘（lie ）あるいは虚偽（falsehood ）ですが、中世の聖職者が真実だと思い込んでいたということは、それは嘘ではないと思い込んでいたということで、科学的な認識の正しさとは次元の違う判断です。
国語力が疑われる表現ですね。

まあ、理系優位のひとは独学好きなのか、独自性のあるレスが面白いのですが、漢文は要らないと書いたりすることもあるので、独特だなあと思って読んでいます。

私個人としては、中世の知識人は客観的事実を知るだけの技術を知らなかったので、天動説を真実だと思いこんでいたのかな、とは思います。

ラルクアンシェルのデビュー曲に「lies and truth」というのがあるが、この曲の歌詞は、この女の自分に対する思いは虚偽であろうか真実であろうか、と問う内容だが、真実という語はこういう時に使うものです。
科学的な認識に対して使う言葉ではない。

中世の聖職者は果たして科学者だったのか？

いい質問ですね。天動説は科学以前の宗教的な世界観ですね。その意味では、宗教的な真実を否定するところから科学的な真理が始まった。