私大と数弱思考の問題点を考える｜掲示板スレッド

＞『どさ、ゆき』の地方って、限定的。

「どさ、ゆさ」というのは「どこにいくのさ。湯にいくのさ。」という田舎の閉鎖空間でのコミュニケーションです。

＞そうそう、早慶って腐っても私大の雄なんだけどね〜


【私大】の雄〜【私大】というのがポイントですね。
結局、私大の中では〜なので、国立大と学力差があるのは、周知の事実。

> 都市の多様性の中で異質なものを出会わせ、今までなかった商品やサービスを創造する。

そんなので新しい商品やサービスを創造できるのなら誰も苦労しない。朝から晩までずっと考え続けていて、たまたま他人との会話で聞いたほんの一言からアイディアを得るというのが普通だよ。今はインターネットがあるから、きっかけとなる一言をもらうには都市部にいる必然はない。

＞今までなかった商品やサービスを創造する

って、どんな商品を作るんですか？工業製品でなく？　
サービスも昨今はアプリ開発に移ってるよね。文系(営業や事務)だけで何を売り物にして、商売になるんですかね？

> 都市のビジネスで必要なコミュニケーション能力とはこういうものなのです。

コミュニケーション能力ねえ。ほんとは目で見える、耳で聞ける、口で話せると言った、健常者の基本的な能力を指す言葉なんだけど。だから君が使うべきはコミュニケーションスキルだよ。
まあ、細かいことはおいといて、コミュニケーションスキルが発揮されるのは、物事を自分の頭で考え、自分の意見を持ったあとの話。いくらコミュニケーションスキルがあっても、自分の頭で考える力がなければ、他人に流されるだけ。逆に洗脳しやすい分、危険な存在になる。

法律による行政が大前提の議会制民主主義国において、まして政治に影響されやすい文科省にして、一人勝手な振る舞いができる道理があるまい。一連の政策はすべて、財界の利益代表者たる現与党（とくに文教族）の描いた筋書きに沿って行われているとみて相違あるまい。しかも最近の特徴は、かつてのような教育現場への思想的介入（日の丸、君が代の強制）だけではなく、利益追求のための経済合理性といった要素が露骨になったことにある。むろんそれらは、すべて未曽有の経済危機にある日本資本主義存続への支配層による焦りの表れであろう。/
そのうえで、国立大学一般に対する最近の国の政策をみれば、そこに国立大学間の差別化による選別・淘汰にその狙いがあることは火を見るより明らかだ。だからこそまた、先の国立大学をめぐる法改悪に対し、当事者たる『国立大学協会』も異例の反対表明をなしたのである。さすがに彼らはよくわかっている、自らの危機的状況のさまを。もっともそれは、われら私学にとっても対岸の火ではない。手を付けやすい（地方）国立大学の「整理」が一段落したのち、国はいよいよ本丸の私学に魔手を伸ばすはずだ。憲法で保障された学問の自由（大学の自治）への挑戦である。

環境から受ける影響というのは大きい。
「どさ?ゆさ!」という同質性に基づいた頷きあいの環境の中では、異質なものとの出会いから生まれる創造は難しい。

因みに、これは田舎に限りません。
硬直したゾンビ企業の中にも、似たような環境はあります。