京大か早慶か｜掲示板スレッド

政権与党の政策の監視が主であるはずだ。したがって、批判は当然である。単純に盲動するのなら、別な政党である必要もあるまい。

しかしながら、実際には野党も政府提出になる法案の少なくとも過半数には賛成しているとの事実がある。したがって、キミの言い分は妥当ではないといえる。また自民党が野党時代には、むしろ揚げ足取りばかりをしていた。とくに、あのアベが。

憲法で保障された私の内心の自由にまで、勝手なラべリングは慎んでいただきたい。ただ、反アベ・スガ・アソウ・高市論者であることは、胸を張って自認する。また、今度の自民党総裁選の結果、少なくとも諸悪の根源たるアベ・アソウ路線が根絶やしになることを切望する。

そして与野党逆転の暁には、権限有する独立調査委員会を設け、「モリ・カケ・サクラ」そして、噂されるアベによる河井案里への1億5千万円（そのうち1億2千万が血税！）のうちの半金ネコババ疑惑、二階幹事長に対する巨額の東芝裏献金疑惑、Go Toキャンペーンや持続化給付金、五輪組織委員会等に関わる電通、パソナその他業者による巨額中抜き疑惑問題、財務省改ざん問題など、アベ・スガ長期政権下での膿をすべて公正に国民の前に開示してほしい。おそらく国民が想像する以上の腐臭漂う泥水が溢れ出てくることになるのではないか。

そして、それらの非違行為に関わった者全員に民事・刑事応分の責任を負わせ、政治屋については二度と立候補させないような措置も講じるべきである。この自民党総裁選挙ならびに来る総選挙は、そうした9年間に及ぶアベらによる黒い日本破壊策動の終わりとの意義がある。

自民党には派閥がとか票目当てと左翼は批判する。

でも、ちっぽけな立民を牛耳るのは、労組固定票を握る旧社民党派閥で、枝野は頭が上がらない。

若手は選挙が不安だから、固定票のある共産党との連携をしたがる。これは執行部に居座りたい態度のデカい福山と背の小さい安住に顕著。

政策も教授は実名挙げてないが、票を握る安倍を叩き斬ると公言する山口法政大学教授たち極左が牛耳る団体の言いなりなのが枝野の実像。

左翼は高市早苗はファシストで極右と批判するが、枝野も志位もファシストの極左となる。

何年か前の民主党の政権担当の能力の無さ。
これには愕然とした。
今もその体質は少しも変わってないと痛感する。
問題はあるが自民党にはやはり政権を担当する安定感がある。

＞政策も教授は実名挙げてないが、票を握る安倍を叩き斬ると公言する山口法政大学教授たち極左が牛耳る団体の言いなりなのが枝野の実像。

あなたは山口さんの著作を一度として、手に取ってご覧になったことはないのではないか。彼が「極左」など荒唐無稽な話で、せいぜい資本主義を前提にした社民主義＝修正資本主義である。それは、現在の自民党・岸田氏の主張とかなり重複する。実際に、自民党内「良識派」との連携も視野に入れているはず。その意味で彼の『市民連合』は、私なりの英訳では「popular－line」である。そこにご指摘の階級性は微塵もない。単なる資本主義の一部改良である。どうかご安心を。

＞でも、ちっぽけな立民を牛耳るのは、労組固定票を握る旧社民党派閥で、枝野は頭が上がらない。

失礼だが『連合』の組織率をご存じだろうか。しかも、会長は東大卒の元新日鉄社員。同じく傘下の産別や単産の多くは大企業の企業内組合ばかり。有名国立大出身のNTT関連のある若手労組専従者など、入社後に管理職からの事実上の業務命令で組合専従になったとの体たらくである。その他、連合本部のプロパー職員らも、みな有名大学卒業のホワイトカラーばかりが目立つ。ことほど左様に、『連合』はおよそ「労働ナショナルセンター」の雰囲気には乏しい。

そんな彼等の姿に象徴される『連合』が労働組合？　立憲民主党？　ご冗談を！　多くは自民党支持であろう。組合員の多くが大企業のサラリーマン、OLらばかりなのであるから。いや、多数派は政治に無関心層であろうか。ただ、ユニオン・ショップ協定※のため、労働組合に加入せざるをえなかった人々なのであるから。毎月5千円以上もの組合費のcheck－offももったいないと。もはや、そんな『連合』は、「張り子の虎」である。

本気なのは、むしろ生き残りをかける原発の『電力総連』や自動車の『自動車総連』、家電の『電機連合』といった札付きの労使癒着の反共御用組合（company－union）ならびにそれの政治部門たる『国民民主党』の方ではあるまいか。私には彼らが、右派組合の『同盟』の事実上の政治部門であったあの『（旧）民社党』と酷似しているように見受けられる。いずれ彼らも、民社党同様に労使一体となって軍事産業の利益のために狂奔し、いずれ自民党の補完勢力に成り下がるのも時間の問題であると予想している。

※組合員資格を従業員としての地位の維持資格に結びつけるため、労働者雇い入れ後一定期間内に組合に加入しないまたは組合から脱退・除名された労働者を使用者が解雇することを義務づける協定（ュ・シ協定）。

自民党総理総裁選の今に、野党は政策勉強すべきチャンス。
しかし子供のように揚げ足とりだけ。
また、日本共産党の本質、勉強不足です。
ソ連コンフォルムの資金を得て日本共産党が活動。その後、革命時期尚早派や今が革命時期などの意見がわかれ、日共や日本赤軍、親中派、極左に分裂。敵の出方論で日共は武装蜂起を捨てていない。
革命時期到来まで戦術を微笑み方策に変えただけです。

＞敵の出方論で日共は武装蜂起を捨てていない。
革命時期到来まで戦術を微笑み方策に変えただけです。

たしかに、これまでの共産党の在り方をみれば、まさに”プラグマティズムの有用性”を痛感する。しかし、われらが感じる「変節」は彼ら指導部にとっては変節でもなんでもない。単に「状況、事態が変化したから共産党の態度もまた変わったに過ぎない」というものであろう。それゆえ「議会的手段を通じての社会主義への移行」を目指しつつ、当面は資本主義の枠内での民主的改良を図るとの二段階革命論である。したがって彼らは、さらにその前提として、あらゆる勢力と連携し、まずは腐敗し無能な自公政権に引導を渡すというものを喫緊の課題とするのであろう。

たしかに、そうした条件主義は、原則のない事態対応であり「クソ・リアリズム」だとの批判もある。だが、そうした歴史的諸条件の変化に直対応して没理論的におのれの態度を正当化する姿勢は、皮肉なことに自民党の得意技でもある。実際に1年前に派閥横断的に支持して誕生させたはずのスガ政権が、その無策無能ゆえに国民からキャンセルされたことに驚き（スガの地元横浜市長選での惨敗を見よ）、一転して手の平を返したようにスガ降ろしに狂奔するありさま。たいした厚顔ぶりである。そこにあるのは、ただ選挙において票数を数多く獲得し、引き続き権力にあって既得権益からの甘い汁を吸い続けたいとの目論見以外、いったい何があろうか。

そうした自民党の様子をみると、共産党流プラグマティズムと似ている体質を感じさせる。まさに権力にあること、あるいは権力を掌握すること。それぞれが自己目的化している集団であると見做さざるを得ないのである。とりわけ自民党の論理は、条件主義であり、ご都合主義であり、相対主義。たしかにその「柔軟性」は、気候風土的に温和なこの国の人民に合致していたと言えなくもない。それゆえ旗幟鮮明を忌避し、議論を「屁理屈」と排斥する。なにごとも「中立」「中道」との美辞麗句で隠蔽する、実は曖昧好みで思考放棄なこの国の低民度に。

だが、そうした安易な姿勢がもはや制度疲労を起こしつつあることは確かであろう。そのようなとき、日本共産党がたとえ一時の方便とはいえ資本主義を支えるかのような政策をとり続けるのならば、先進国最悪レベルに陥落したこの国の無残な格差社会の被害者たる労働者人民に、はたして真に救いの日があるのだろうか。むしろ、山口さんらの「市民連合」なるプチ・ブルジョア勢力におだてられ、来る総選挙でもいいように利用されるだけのように思われる。もっとも、共産党指導部が、それを百も承知でプラグマティズムを貫いているというのなら、それは私の拙い杞憂であったことになる。

注　共産党の現場の一般党員諸氏をご存じであろうか。その多くが実直な人生を歩んでこられたに相違ない中高年の方々である。そうした彼等のどこに「暴力革命（共産党流では「実力革命」）」へのエネルギーが存しようか。