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【2336419】ほめて育てると潰れる?

投稿者: 私は叱りすぎかも   (ID:JhlX2IB4MGU) 投稿日時:2011年 11月 23日 14:00

以前、「ほめて育てる育児」「自己肯定感を持たせる育児」というのが
流行りましたが、ほめて育てたお子さんの成人後はいかがですか。
私は小学生を育てており、励ましたりほめたりして育てる方針の方が
周りに多いのですが、職場でそういった育てられ方をして大人になった
若手社員の状況を見るにつけ、考えさせられます。

私の職場は、旧帝上位校の院卒など比較的高学歴な人が集まる職場ですが、
ここ数年、入社後1-2年程度で鬱病休職に入る人がとても増えています。
取引先で厳しくミスを指摘された(暴力ではない)、上司に能力不足を厳しく
指摘された(論理的に)ぐらいの原因しかないのですが・・・。

産業医やカウンセラーが聞き取りをした結果、鬱休職に入る若い社員は、
 ・自宅で叱られた経験が少なく、
 ・自己肯定が過ぎて周りに責任を転嫁する傾向がある、
 ・指摘や叱責を「虐め」とか「パワハラ」捉えがち
だとおっしゃるのですが、それは、ほめて育てることや自己肯定感を持たせる
育児の流行と因果関係があるのでしょうか。

厳しく叱ったり、時には追い詰められたりする経験を積まないと、
職場で叱責されたり、ミスを厳しく指摘された時などに対する耐性が
つかないのかと思ってしまいますが、ほめて育てる育児との両立は可能なのか、
経験者の方にお伺いしたいと思います。

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  1. 【2337186】 投稿者: 生きる力  (ID:5IykHWLQeX.) 投稿日時:2011年 11月 24日 10:55

    日本では、
    幼少時のしつけは一般的に甘いと言えます。
    大人は小学生ぐらいまでの子供に対しては やや甘く、
    就学前の幼児に対しては 大変甘い。
    礼儀やマナーに対する非礼を働いても、
    「子供だから」ということで、 親だけでなく、
    周囲の者も寛大に考える傾 向があります。
    公共乗物などでは、
    大人が 立って子供を座らせているのが見られるの もその一端でしょう。
    子供は親や周囲の大人 達に対して、自分中心的で、甘えることが多 く、わがままであったり、マナーやエチ ケットや礼儀などの社会性に欠ける傾向が あります。
    そして、それが大人になっても公共 道徳の欠落という形で残る場合が多く見られます。

    一方欧米では、
    大人は、幼少時から子供に対しても、人格 を持つ一個人として接します。
    特 に、社会的マナーや公共道徳などのしつけ を厳しく指導します。
    他人に迷惑をかけること がないようにしつけます。
    子供が非礼を働いている時や、マナーやエチケットなどの 公共道徳の違反に対しては、親だけでなく 周囲の大人も注意することがあります。
    子供だからといって日本のように、
    寛大に扱われることは少ない傾向にあります。
    幼少の頃から「他人に迷惑をかけな い」という社会性や公共心を厳しくしつけ ることによって、近い将来の自立への一助とします。
    子供は親や 周囲の大人達の言うことをよく聞き、精神的自立を、
    あるいは、子供なりの責任の所在を
    幼少時の しつけの中で要求されています。

    アメリカの子育てでの躾は、一般的には幼少時の「Terrible 2(魔の歳児)」の頃からかなり激しい締め付けで始まり、ほとんどは中学生になる前で区切りがつきます。
    その後の躾は緩やかになり、
    責任の名の元に子供が自ら考え行動をとる事を善しとする傾向にあります。
    その為、子供の決断と行動が良い結果におわれば、
    両親、教師、周りの大人は、必ず誉めます。恥ずかしいほど、
    “ I´m proud of you ” を連呼します。

    「アメリカ」様のアメリカの子育て観は、1980年代以前の主流派の子育てのように、感じましたので、現在の状況をお伝えしてみました。

  2. 【2337205】 投稿者: 生きる力  (ID:5IykHWLQeX.) 投稿日時:2011年 11月 24日 11:21

    連投お許しください。

    誉める子育てはできるとしても、
    誉めるしつけはできないと思いますが、いかがでしょうか。

    しつけ、とは、
    本来、社会規範を教えるに等しいものです。
    規範を越えてはいけない、許されない場合がある事を教えるとすれば、
    誉めるだけでは無理があるのではないでしょうか。

  3. 【2337291】 投稿者: 男の子4人育てています  (ID:GDW00q854.I) 投稿日時:2011年 11月 24日 12:49

    風潮さん

    「思慮が足りなかったら、もっと他のやり方があったね」

    う~ん・・・
    ちょっときれいごと・・・。

    これで効果的な子もいるかもしれませんが(特に女の子)、ほとんどの子供はそんなに甘くないですよ。

  4. 【2337325】 投稿者: もっと強く、たくましく!  (ID:DSHo1eAuVO6) 投稿日時:2011年 11月 24日 13:22

    近頃の子供は弱すぎ。

    給食で嫌いなものがでたら泣く。
    じゃんけんで負けて、鬼になったら泣く。
    先生に普通に注意されただけで泣く。
    あてられて、間違えたら泣く。
    仲良しの友達と、同じ係りになれなくて泣く。

    こんな、つまらないことで、毎日毎日いろんな子供が泣いています。

    涙はこんなことで流すな!
    本当に悲しいことや嬉しいことで流せ!

    ほめる子育てだめです。
    強く、たくましく育てましょう。

  5. 【2337329】 投稿者: マルマル  (ID:INtZV7PSJQA) 投稿日時:2011年 11月 24日 13:26

    このスレ勉強になります。

    近所で自分も親からそうしてもらったからと褒める子育てを有言実行されている方がいて、我が子もよその子も上手に褒めてますが、叱る時はどうしてそうなったのか、故意にやったのか、数人のトラブルの場合は必ず原因(犯人)を突き止めるまで子どもに聞くのですが、ご自分のお子さんにしか聞かないのです。

    嘘をつかないように育ててきたと自信がおありで、お子さんを信頼しているそう。
    確かに頭が良くて低学年とは思えない現状把握&説明振りですが、嘘が上手くもう手に負えなくなっています。
    知らない(わかろうとしない)のはお母さんだけ。

    ほかの子が褒められているのが許せないようで、あからさまに悲しい顔をして大人の気を引き、構ってもらい褒められるまで引きません。

    同級生にも叱責するように話します。

    先日その子(Aちゃん)が友達(Bちゃん)に「そんな変な格好でよく学校に来たね」と言い、Bちゃんが泣いてしまい次の日から登校出来なくなりました。(数日休んで今は登校出来ています)

    先生がしっかり聞こえたそう。
    Bちゃんのお母さんから「Aちゃんにこれから絶対に同じ事は言わないと約束させてほしい」と学校に申し入れがありました。

    先生からA家に伝えて、A・B両家に当事者で話さないようにと言いました。
    B家はその方がいいと思い、先に学校に申し入れをしたとの事。

    Aちゃん母子は結局謝らず、これからは言わないと約束したもののB家に電話を掛け「AはBちゃんをけなすつもりで言ったんじゃなくて、Bちゃんはかわいいからもっと似合う服があるのにどうしてその服?という褒めたい気持ちで言ったの。不器用だから上手く伝わらなくて。BちゃんからAが原因で学校に行けないと言われて、Aは本当に悲しんでいます。母親としてどうやって励ませばいいかわからない」という内容だったそうです。

    学校の見解は、母子共にいわゆる打たれていないのが原因で、叱れたり、注意をされるとそれは自分ではないと強く思い、言い訳や責任転嫁に走るんだろうと。

    私はA家からもB家からも相談されて、内容が同じでしたが受け取り方が全く違う事に驚きました。

    この場合はAちゃんはそう育てられたから仕方がないと思います。そしてAお母さんも…。
    どう接すればいいのか悩んでいます。

    長々とすみません。

  6. 【2337366】 投稿者: 難しい  (ID:TK07WzKK5Js) 投稿日時:2011年 11月 24日 14:03

    マルマルさん~!
    そうなんですよね。
    うちの子の同級生 母子もそんな感じで。
    我が子の言う事
    そして 母も自分が正しいと思いこんでいるんですよね。
    指導する先生も大変だと思いますよね。

    何をしても何かしても
    責任転嫁してばかりいる母子だから
    母子共 友達も出来ないし皆離れて行くし。

    ある日の参観でも
    母「〇〇ちゃ~ん~♪♡」を連呼・・・
    他の保護者の冷めた視線・・・
    あげくの果てにカメラ・ビデオ撮影まで・・・
    学校行事の度に御主人も一緒で・・・
    御主人お仕事 大丈夫なのかしら!?リストラ!?と噂にも・・・
    子供達も「あいつとこ暇なんか~!?」と・・・

    2学期の参観からは ビデオ・カメラの撮影は禁止となりました(笑)
    ちなみに6年生ですよ!?

    生きる力様!!
    おっしゃる通りだと思います!!!
    褒めるとしつけは違うと思います。

    もっと強く、たくましく!様にも同感です!!!

  7. 【2337400】 投稿者: ガミガミ母  (ID:Drz7a.Cmg12) 投稿日時:2011年 11月 24日 14:49

    褒める9割、叱る1割という雰囲気で子育てをしてきましたが、
    2年生くらいから、素直に言われたことを聞く子じゃなくなってきたので、
    今では 叱る9割、褒める1割程度?と、完全に逆転しております。
    ある程度成長したら、ツボを押さえてたまに褒めればいいんじゃないかしらね。

    でもこれは、子供の性質にもよりますね。
    ウチの子たちは、幼い頃は褒めまくってきたこともあるのか、
    基本的に自信満々で明るいタイプ。
    今では1日1回、なにか褒められればいいや~という感覚で、
    あとはガミガミの毎日です。でもほとんど馬耳東風…。

    褒めるだけでしつけもOKなお子様がいらっしゃるとしたら、羨ましい限り。
    まあ、幼いうちなら、しつけは叱らなくてもできるので、
    褒めることと十分両立できますが。

    話変わって、スレ主さんのおっしゃる、褒めて育てることと耐性については、
    あまり関係ないのでは、と個人的には思います。
    ウチの子の場合は、小学生になってから始めた
    スポ根系というか、昔の体育会的体質というかな習い事を
    先生が怖いから止めたいと、一時、毎日のように騒いでいました。
    そのスポーツは大好きだけど、先生の
    言葉遣いが悪いし怒鳴るし、怖いから嫌だと子供が言ったとき、
    正直、情けなく、眩暈がしそうでした(笑)
    それまでにも習い事はかなりしてきたほうですが、どこもゆるゆるで…。
    学校も含めて、今の子は外では、そんな経験をすることは少ないんですね。
    もちろん家では止めさせませんでした。
    続けることで、他人に叱れること、頑張ること、
    自分的に頑張っても必ずしも目に見えて報われるとは限らない、
    何事も楽しいことばかりではない、ということを学んでいる最中です。
    おかげで前よりは、根性なるものが育まれてきたかなと思います。

    親以外の他人は、習い事も学校も、いまはどこも優しいばかりですから…。
    家庭でのしつけも大切でしょうが、外の習い事などを
    利用するのもひとつの手かもしれません。

  8. 【2337401】 投稿者: こつぶっこ  (ID:jSb546fZKkA) 投稿日時:2011年 11月 24日 14:50

    たまたま休暇と重なり、レスが頻繁になりまして恐縮です。
    育児法やしつけの価値観は、人・国・時代によってそれぞれで
    他人様の方法に優劣はつけられないのですが

    手元にあるコーチング関係の本に、いろいろと載っていました。
    以下、私自身の意見も混ぜつつ・・。

    誰しも、日常生活でのトラブルはつきものですが、
    幼少期にトラブルの乗り越え方を親や大人が経験させることは
    大人になってからの「打たれ強さ」に深く関わると思います。

    大人にとってはささいなことでも、
    本人にとっては「嫌・怖い(マイナスイメージ)」なもの
     (例えば、嫌いなおかず・近所の犬・毛虫etc)

    これらに抱く感情は、むしろ親や周りの大人がそのまま受け止めて良いと思います。

    ■「(親自身はそう思っていなくても)
      あなたは、不快に感じたんだね。」
     「怖かった?」
     「嫌だったのね」

    ■「怖くないよ」
     「そんな風に思ってはおかしい」
     「弱虫だ」

    前者が「受容」で、
    後者は「否定・拒絶」

    ありのままの自分を拒絶されると、その後に
    どんなに正しいこと(嫌いな食べ物にも栄養がある等)を言われても
    言われた側は「嫌悪感」が先に立ってしまい、

    「犬が怖くない理由はね、云々」

    と説明が長ければ長いほど、そして何度も繰り返し続いていくと、
    「どうせ何を言っても、説得されるだけ」
    「親(権力者)の言われた通りに従っていればよい」と、

    徐々に自分の素直な感情に蓋をしてしまうようになるそうです。

    そうなると、自己肯定感が育ちにくくなるようです。

    コーチングでは
    「怖くない・おかしい・弱虫」という価値観は、
    あくまで大人の価値観であり、それを親が子どもに押しつけてはいけない。

    逆に、
    「(たとえマイナス感情でも)そう感じたのね」と認め
    「そして、どうしたいのか」と

    子どもに質問する、ことが大切なのだそうです。

    「嫌いなおかずが出て、がっかりした?」
    「うん。涙がでちゃうぐらい」

    「それで、どうした?」
    「他の子が食べてるのを見て、うらやましいと思った」

    「うん、それで?」
    「私も、食べられるようになったら、うれしい」

    「そう、それだけ? 他に思ったことは?」
    「あのね、色がいやなの」

    「そう、では味が嫌いではないの?」
    「うん。そんなには。」

    「なら、どうする?」

    最終的に食べられるようになることが目標、でも
    大人が先を急ぐのではなく、
    子どもなりに感じたこと、いろいろな思いを大人が多く引き出して、

    子ども自身の葛藤を他者にそのまま受け止めてもらって初めて、

    「ちょっと、食べてみようかと思う」

    と、自分から行動を起こせるようになる、のだそうです。

    私自身、親や先生などから当たり前のように
    「食べなさい」「食べるべきだ」という言われて克服し、

    世間や他人の価値観に逆らわず、同じように接するのが
    子どものしつけであり、親の役目だと思ってきましたが、

    考えようにとっては、子どもを操作しているのと一緒ではないか?と
    疑問がわいてきた次第です。

    たとえ親でも、他者からやらされて動くのと、
    身近な親に、自主性を尊重されて動くのは

    明らかに後者の方が後々の社会でも活躍が期待されます。

    コーチングとは
    「自らが心の中に抱いている答えを、親や大人が引き出し、
     良い方向へ導く」

    上の会話例はあくまでたとえ話で、きれい事と思われるかもしれませんし
    癖のあるお子さんには、かなりの辛抱が必要なケースも考えられます。

    「食べてみてやっぱりまずかった」
    「そう、あなたは苦手なのね。」

    で終わったとしても、決して責められることはない。
    努力したけれど、やっぱりだめだった、
    それが、今の「自分」である、と気づく、
    それを受け入れる、受け入れられる

    不完全な自分を認めることで、精神面での安定や謙虚さが備わり、
    そしてまた、ある時、他者が不完全であったとしても、それを許容することができれば、
    思いやりの心、理解力、周りとの人間関係構築力、につながるのでは、
    というのは行き過ぎでしょうか。

    何より子育てに正解はないので、いたずらに皆さんにおすすめするわけではないですが、

    よくよく考えると、実は私の上司も、コーチングを使っていると思われ、
    そうでなかった、かつての嫌な上司と比べて、本当に信頼・尊敬できるし
    格段に仕事へのモチベーションが上がり、仲間同士の結束も悪くなく、
    業績も・・・

    と、ちょっと話が過ぎました。長々すみません。

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