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【2590615】結局、地頭次第ということですよね?

投稿者: かりな   (ID:gBOr6jJpUd.) 投稿日時:2012年 06月 22日 19:16

中学受験を意識し出し、何の問題集がいいどこの塾がいいという情報が母親の間で飛び交いますが、結局のところ生まれ持った頭の出来がほとんどを決めますよね?

小1でも小2でも、たわいない話の途中で、何を話してるのか分からなくなっているような幼い子もいれば、ただ遊んでるだけでも理屈の通った考え方をしている子もいて、気付かれにくいだけで、その位の年齢でできの良さは決まっているような気がします。

親は良い問題集や綿密な学習計画を練り、勉強に繋がる良質の体験をさせに博物館などに連れていったりして、子供の能力を開発しようとしていますが、ないものはない、あるところにはある、の世界だということは明らかな気がするのですが。

お尋ねしたいのは、それでも大して利発ではないと周りからみても明らかなのに、受験に追い立てるのはなぜでしょうか?

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  1. 【2593555】 投稿者: かりな  (ID:LX6hMFrBVBY) 投稿日時:2012年 06月 25日 11:32

    スレ主です。

    週末もたくさんの貴重なご意見を頂きまして皆様本当にありがとうございます。

    掲示板という性格上文字数にも成約があり、かつ読み手の背景が分からない中、的確なご意見をコメントしてくださる方も多くとても参考になりました。
    (もちろん、私の意見への反論も含めてです。)


    頂いているご意見で、大きくまとめると

    ・努力は無駄にならない。地頭という考え自体がナンセンス。スポーツでも才能があってもその上に努力が必要。
    ・人間性の方が大事。勉強だけできて学歴があっても、就職できない。幸せな未来がひらける訳ではない。
    ・塾のトップ層への妬み。ひがみではないか。(スレ主である私の)
    ・遺伝や環境要因が大きい。地頭といっても成長に応じて形成されるもの。

    また、
    ・地頭がどうであれ、少しでも良い道をひらく手伝いをしたいと思うの親心。
    ・皆そんなことは分かっている。当たり前のこと。(地頭の善し悪しについて)


    など、それぞれの皆様のご意見を伺う限り、やはり地頭についての捉え方の幅にとても大きな差があることがわかりました。
    (ここでの地頭という単語についての是非は、分けて考えます。)


    それこそが、受験を通してまた子育てを通しての親御さんの力量の差なのかなと思います。

    私自身、もちろん地頭が良ければあとはどうでもいいと思ってはいません。
    当然人として大事なものが欠落した人生では、満足いく道を歩めないでしょうし面白みもないでしょう。


    ただここで私がお尋ねしたかったのは、人間性と学力という比較などではありません。


    中学受験において塾でトップグループもしくはそれ付近にいる子の親御さんで、お子様が限界近くまで頑張っているにも関わらず、
    「もっといけるはず、もっとできるはず」とお子様を追いつめている方はどうお考えなのだろうか、ということです。


    上にいけばいくほど、地頭の差を感じざるを得ないことがあります。
    子供は嫌というほどその違いを感じているのに親御さんはそれを分かっておらず、お母様の「あなたらなやればできるはず」の思いに必死に応えようとしているのかもしれない。
    そのとき、親への期待に応えたいという思いと、自分の努力がまだ足りないのだという自責の気持ちで、胸がいっぱいになっていることを想像してみたことがありますか?

    「あなたのためを思って」のあなたのためは、少しの混じり気もなくお子様のためですか?
    それなら、もし難関校(御三家)志望、難関校確実と周囲に思われていて、残念にもだめだったとき。
    自分が周りのお母さんたちに顔向けできない、などと少しも思っていませんか?

    お子様にとってはそれも長い人生の一つの経験、この子ならこれをバネにできる。未来を自分で切り拓いていくことができる、そう心の底から思えますか?


    私が申し上げたいのは、子供の実力以上に親御さんがやり方次第でどうにでもなると勘違いし、その方法論に頭を悩ませていく。
    次第に、お子様自身の真の姿が見えなくなっていく。
    知らず知らずのうちに、お子様に「優秀でなければあなたじゃない」というメッセージを送ってしまう。


    まだ親の愛情を欲している小学生にそんなメッセージを送り続ける影響を、一番子供を思っているはずの親が見失ってしまう。
    そんな子供のせつなく壊れそうな心を見るにつけ心が痛みます。

    限界近くまで勉強しているお子様だからこそ、地頭の良さが抜群に秀でている子との違いを知る事ができるのです。
    地頭の違い=優秀ではない、ということではないのです。
    物事の真髄を理解する力、その深さ、応用する力、どうしても飛び越えられない壁があるのです。

    だから、ひとりひとりの子供が自分の限界まで頑張っているのなら(親にはそうみえなくても)それ以上前へ前へと押し出すのは悪影響しかありません。
    どこが限界点なのか。それを考え、気づいてセーブしてあげるのが親の役目です。
    特攻隊じゃないのですから。やれるところまでやれと前に放り出したい訳ではないですよね?


    これで最後にします。
    下記にあてはまる親御さんが、私の思う危険な兆候です。
    決して、地頭が良くなければ何をやっても無駄といっているのではありません。
    子供が感じていることに親が気づいていないかもしれないと、常に自分自身の心のありようをもっと気にしてください。
    未来を担う、私たちの大事な子供達が幸せであることを願って。



    ・小さい頃、周りの子よりも覚えがよかったり勉強ができたりして、この子は賢いかも、と思った。

    ・周りのお母さんや先生などに子供の優秀さを褒められることがこの上ない喜びである。

    ・この子の才能を伸ばしてあげるのは私しかいないと、早くから受験を見据えて塾や問題集などの情報を集め、子供にも計画的に勉強させてきた。

    ・入塾後もやはりトップのクラスに手が届くところに常にいる。

    ・他にもでできるお子さんはたくさんいるが、このまま努力を惜しまないようついていてやれば難関校(御三家)は間違いない。

    ・同じクラスの他の子の様子(偏差値や勉強時間)が気になる。

    ・学校の行事や係などの参加はそこそこにしてほしい。

    ・今よりも効率の良いタイムスケジュールなどを考えて、もう少し学習時間をとれるようにしたい。

    ・他の兄弟(家族)には受験の間は様々なことを我慢してもらうのは仕方ない。


    ・この子ならできるはず。もっとできるはず・・・

  2. 【2593591】 投稿者: 大学のポスト  (ID:2sBBWc366zE) 投稿日時:2012年 06月 25日 12:01

    > 飛び級の物理学の子が、30歳近くで、大学の講師も半年契約で打ち切り

     私もショックを受けました。

     都内某大学教員の夫によると、現在、少子化の影響もあり、今後の学生定員削減を見計らって大学のポストは縮小傾向にあるそうです。定年退職者がいても後任の採用をできるだけ控えるとか。

     ただし、この飛び級の方は、不運もあるだろうけれども、研究者としての能力不足の可能性のほうが高いのではないかと、夫は言っています。ポストが縮小傾向とはいえ毎年新任採用人事は起こされるのに、専任職の採用に至らないというのは、残念ながら研究業績の点で競争相手に負けたからと言えるのではないか、とのことです。そう考えると、「先取り」がいいとは限らないのではないか、まさか息子(次男)を無理に中学受験に駆り立てていないだろうかなどとと、不安も覚えました。ちなみに、長男は中学受験をして都内某難関校に通っており、まあ満足な学校生活を送ってはいますが、これが最善だったのか、そこに至るまでの過程において失ったもの(機会費用)も少なくなかったのではないかなどと、考えてしまいました。

  3. 【2593596】 投稿者: 無駄もある  (ID:jd7xAg/20Ng) 投稿日時:2012年 06月 25日 12:05

    >最大限の努力をした結果なら、合否を問わず、その努力は無駄にはならないと思います。

    基本的にはそう思います。

    でも、中学受験の場合は、親が先導し、親丸抱えで受験勉強、受験に突入するケースが多くなり、子供が積極的にやりたくて努力したのか、親にほめてほしいから我慢しながら勉強し続けたのか、親に叱咤激励されて泣きながら努力したのか・・ そのへんがわからなくなってくるのが、問題だと思います。

    お子さんの資質、力量を見極めて、その子にあった受験(中、高)を考えてあげましょう。

    これができなくて、他の子がやっているのだから・・自分のこどもにできないはずがない・・というようかんじで、また受験産業からのセールストークに落とされて、親が受験するような勢いで、周りのものは見えない、こどもの立場にたって考えてあげられない親は、結構いるものです。

    大好きなおかあさん、おとうさんを悲しませてはいけない・・と、あまり好きでないのに、あまり向いていないのに、頑張り続けている結果は、あまりよい結果に結びつかないと思います。

    >中学受験を乗り越えた子供たちのあの頑張った
    >日々が無駄なんて事はあり得ないと思いませんか?

    総合評価としては無駄ではなかったと信じたいですが、「地頭組」の息子のほうですら、中学受験に2年くらいを費やしたのは、無駄もあったと思っていますよ。この時期、受験のための勉強ではなく、机上以外の勉強にもっと力を注がせてあげたかった時期でもあります。スポーツの習い事も5年でやめなくてはならなかった。この時期に、別の環境を与えてあげることもあったなあと思うことがあります。

    親としてできることは、塾勉強の無駄をそぎ落とすために、宿題、課題を徹底的に減らして、睡眠時間、読書など好きなことをできる時間を作ってあげることでした。

    道はひとつしか選べませんが、受験前でしたら、目前でも途中で乗り換えることもできます。中学受験をされる方は、子供さんにとって中学受験が正しい選択なのか?目的は何なのか?を常に考えながら、お子さんの様子を冷静に見守りながら、伴走してあげてください。

  4. 【2593633】 投稿者: 何だぁ  (ID:Ll6gY4xUas.) 投稿日時:2012年 06月 25日 12:41

    スレ主様へ
    このスレに集まった意見をまとめて地頭や中学受験についてまとめられていますが、正解なんてないんですよ。
    あなたが書かれている中受親の危険な兆候は、中受するしないに関わらず、ほとんどの親御さんが当てはまることですしね。高校受験の時も同じような感じですよ。受験に限らず、スポーツや芸術もです。

    結論は、「中受反対」のためのスレな感じですね~。
    保護者というより教員視線っぽい方ですね。


    それよりも…
    優秀な理系の就職難は心配ですね。研究職の給与も企業における特許報酬も低い日本から、優秀な方が海外へ出て行ってしまうことは止められないでしょうね。天然資源が乏しい日本にとって、優秀な人材は資源だと思うんですが…。

  5. 【2593675】 投稿者: ヨコ気味  (ID:QSFGZs6iegY) 投稿日時:2012年 06月 25日 13:11

    ですが、「地頭」ということば、良く使われているんですが、受験の世界では本来の意味とちょっと違うニュアンスで使われているんじゃないかという気がしています。スレ主が使われているのは本来のニュアンスに近いように思いますが。


    一時期、自分の子供以外の勉強を見ていたことがありますが、確かに地頭の良し悪しというのはある。それは懇切丁寧に教えなくても論理の筋道が見える、応用問題を解かせると細かいテクニックを教えなくても基本知識を組み合わせて比較的簡単に解けてしまう、という感じですね。高校時代の友人にもこういう地頭の持ち主はいて、例えば数学で殆ど教科書しかやってないのに、最難関大の問題を傍から見るといとも簡単に解いてしまうというのはいました。本当にトップというのはこんな感じだったと思います。


    しかし、逆は真ならずで、地頭が良ければ受験で好成績が残るかと言うと別問題。むしろ少数派のように思います。受験で大事なのは、特に最近は、ともかく塾の指導を真面目に、丁寧にこなして行くことで、地頭の良い連中はこれを下らないと思ってしまう傾向があるように感じます。最難関中高一貫生=地頭が良いという意見もありますが、私は違うように思います。


    ただ、小学校時代に地頭いいな~と思った子供たちは、中受・高受で成功しなくても、社会に出てから自分で事業を起こしたり、成功しているケースは多いように思いますが。

  6. 【2593678】 投稿者: 地頭組の目指す先  (ID:Y8gpx2WHh1Y) 投稿日時:2012年 06月 25日 13:14

    2年生です

    理系は就職難だから、結局理Ⅲ至上主義になるのでしょうか? 京大医学部も。あたかもそこが頭脳派の頂点のような世の風潮。
    本人にはその気がなくても(そもそも出来る人は周りを気にしないのが多い)、周りがうるさい。

    上記2つに進んだ人達より優秀なのに、他の学部を選んだ人の立場は?!周りはその結果に、もはや関心がない?

    ずれました。ごめんなさい。

  7. 【2593765】 投稿者: スレ主さんは  (ID:HEhp1VHk.Bc) 投稿日時:2012年 06月 25日 14:41

    具体的に、例を上げて説明してくださるともっと仰ることが心に響く気がします。こんなケースがあったよと。
    子供だからと言って、そんな単純じゃないです。親に言われたからって、できないもんはできない
    ここは自分のやり方でやらせてくれって、ちゃんと言いますよ。
    それを踏まえて引っ張っていかなければ成績も伸びませんから。
    ただ単に、こういう傾向の方は要注意!と言われても
    子供に何かを目指して頑張らせる場合、ほとんどの人が全ての項目に当てはまるんじゃないですか?私、最後の独り言以外、全部当てはまりました。(笑)
    うちは2人男の子ですが、中堅校狙いの一人目の方が、お尻なんか全然叩いてないのに、受験のころかなり参ってたと思います。
    まわりから見るのと違うんですよ。その親子にしか分からない。
    子育て全般について、このようなきれい事を仰る方、本当ににたくさんいますね。

  8. 【2593779】 投稿者: 結果(大学、就職先)が  (ID:FzDAGK30wT.) 投稿日時:2012年 06月 25日 14:58

    伴わないと、すべて無駄だと結局スレ主さんはおっしゃりたいのですね。
    地頭がない子供に親としての愛情をかけてやることが無駄だと。
    人間、思い描くような理想通りの人生なんて送れる人の方がよほど
    少ないです。
    でも、親として子供に何かしてやりたい、少しでも子供の人生の
    手助けをしたい、そう思うことの何が悪いのでしょうか。
    利発なお子さんをお持ちのスレ主さんには理解できないことも
    世の中たくさんあることを少しでも想像してみて下さいね。

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