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【2590615】結局、地頭次第ということですよね?

投稿者: かりな   (ID:gBOr6jJpUd.) 投稿日時:2012年 06月 22日 19:16

中学受験を意識し出し、何の問題集がいいどこの塾がいいという情報が母親の間で飛び交いますが、結局のところ生まれ持った頭の出来がほとんどを決めますよね?

小1でも小2でも、たわいない話の途中で、何を話してるのか分からなくなっているような幼い子もいれば、ただ遊んでるだけでも理屈の通った考え方をしている子もいて、気付かれにくいだけで、その位の年齢でできの良さは決まっているような気がします。

親は良い問題集や綿密な学習計画を練り、勉強に繋がる良質の体験をさせに博物館などに連れていったりして、子供の能力を開発しようとしていますが、ないものはない、あるところにはある、の世界だということは明らかな気がするのですが。

お尋ねしたいのは、それでも大して利発ではないと周りからみても明らかなのに、受験に追い立てるのはなぜでしょうか?

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  1. 【2591255】 投稿者: かりな  (ID:ZxvjzobmUNM) 投稿日時:2012年 06月 23日 10:08

    おはようございます。
    金曜の夜中ということもあってか、たくさんのご意見頂き嬉しく思います。

    天才論やエジソンや、EQのお話など出ておりますが、どれも有意義なご意見ですが私の言いたかったのは、「 理屈はそうかもしれませんが」様がおっしゃっていることです。


    中学受験は親子の受験と言われています。
    それは本来、高校受験や大学受験に比べてまだ産まれてきて10年ちょっとの子供な訳ですから、塾選びや志望校選びなど子供の選択を親が手助けする、助言する、という意味合いだと思うのですが、受験するのが母親なのかと思う程のめりこんでいることが多いと思います。

    中には、「そうしないとまだ子供に任せて自発的にやるはずはない」と親御さんがうまく誘導して取り組んでいて、自立を促す子育ての一貫として微笑ましい姿でもあります。

    ただ、私の思う地頭の良さというのは、親の手助けの濃さがどうであれ、基本的に必要なことは自分で感じ取り組める子。
    自分に足りていないことは何なのかに気付く同年代の子に比べて、自主性が高い子ともいえるかもしれません。


    コツコツ型の子でも頑張れば今より上にはいけますし、何より努力するということは人としてとても大事です。

    ただ、同じ受験勉強ひとつとっても、塾で授業を受け家に帰り復習をして、それでも数日後にはもう一度確認しないと定着しない子もいれば、授業で一度説明を聞けばその内容の全体を広く深く吸収できてしまう子もいる訳です。

    子供らしい自由な時間もたくさん取りながら、受験にものぞみ学校生活を送る子供達。

    そういう子の親御さんは、たいていの方はお子様の地頭が良いことに気付いていますし、それをもちろん他の親御さんには話しません。というか話せません。

    勉強時間を決めて帰ってきて塾にいくまでにあれしろこれしろという事もなければ、塾から帰ってきてテレビをみてだらだらしている子供を見ていても、塾で精一杯頭を使ってきたのだから家ではゆっくりすればいいと思うでしょう。

    もちろん塾さえも行っていない子もいるでしょうが。
    (その場合は親が有る程度熱心であったり、受験に対して親も関わる方が多いです。塾に入ったほうがこういう子は楽ですから)


    きっとお子様のサポートをしていらしゃる親御さんで賢明な方は、周りにいるそういう子との差にうすうす気付いていると思います。
    それでも、我が子は我が子なりの取り組みで、と愛情そそいでサポートされていると思います。

    しかし、たちの悪いのは先にも申しましたが、ものすごい勉強量で何が何でも開成!などと子供を押し込もうとする親御さん。
    入ればいいってものでもないのに、途中から子供のことよりも自分の努力の結果を求めるようになる。
    親が自分を見失い、うちの子は賢いからやればできると地頭の良い子との違いを認めようとしない。

    そのお子様たちはいつも思っています。
    自分の努力が足りないからあの子には勝てない、と。いらぬ挫折感をもつことになる。

    地頭の良い子はその子のことはライバルだとは思っていないでしょう。
    基本的にそういう子は、人は気にしないライバルとか考えたこともない。

    ギリギリで御三家にはいっても、またギリギリで東大を目指す。
    それでもいいじゃん、東大はいったんだから。と親は思う。

    でも考えてみてください。大事な10代をずっと自分に足りないものを必死にうめようと努力し続ける生活で育成されるその子の心を。

    無理しないである程度の努力でいけるような選択をしていれば、青春時代の様々な経験で自分自身について悩んだり考えたり、また努力することの大切さも同時に身につけ大人になることができたのに。
    それでも、そこそこ優秀だったのだから早慶などのいわゆる難関校にもいけたでしょう。

    よくエリートが社会にでてつぶれる場合がありますが、それは地頭の良い子ではなく上に述べた子に起こり易いことですよ。

    無理させすぎる怖さを知るべきなのは、中堅レベルの子の親ではなく(この子たちは尻をたたかれても自分をそこまでは追いつめないのでむしろ親のサポートが必要)、上位層に無理な努力でなんとか食らい付いている子の親です。特に男子。

  2. 【2591264】 投稿者: たぬきち  (ID:7rxiKBNVWZI) 投稿日時:2012年 06月 23日 10:13

    2年生で全統小テスト高得点って、熱心な親を持つ小1から通塾組なら
    可能なんじゃないでしょうか。もちろん訓練なし組は素晴らしいと思います。

    「訓練」すると問題を解ける確率が上がるんですよね。
    地頭のいい子は、少しの訓練で確率を上げられるんじゃないかな。
    訓練を積ませて確率を上げたい人は、子供の地頭関係なく、
    低学年から通塾させたり、自宅で先取りさせたりするんじゃないかな。

    訓練しても、将来、社会から求められる人になるとは限りません。
    ましてや、小学生の大切な時間の多くを費やしてしまう弊害も。
    でも、少しでも学歴をつけさせてリスクを下げてあげたい。

    親心でしょうね。
    「御三家ありきで前のめり」は親心というより、見栄かな。

  3. 【2591281】 投稿者: わたしも、不思議に思ってたよ~  (ID:SEKCtk5.CJU) 投稿日時:2012年 06月 23日 10:25

    どうみても、○○だよね、と思う子の親が、必死になって中学受験してました。
    低学年から、塾に通わせ、 勉強だけじゃなくって習い事でスポーツも芸術もやってましたが、なにひとつ
    まともにできるものはなく、見てて気の毒で気の毒で。
    公立学校でも、真ん中以下確実だから、お金かけて私立いかせる価値ないのにな~ って傍からみると思います。
    親のプライドじゃないですか? うちは、お金があります! っていう。

  4. 【2591313】 投稿者: 双子と遺伝  (ID:fZRDuk3bqmw) 投稿日時:2012年 06月 23日 10:47

    今朝の朝日新聞に記事がありました。

    双子研究からわかる遺伝と環境の影響ですが、

    「知能」は75%が遺伝、「学業成績」は50%が遺伝 らしいです。

    昔から、東大付属中高などで双子をたくさん入学させて、研究したりしていますよね。結構、データも集まってきたのではないでしょうか?

    知能=学業でないし、知能があっても、勉強しなければ学業成績は落ちるでしょう。

    ただ、生まれつきの「知能」というのは7割型存在するということのようですね。

    子供たちを見ていると、もう1歳になる前から、その差異ははっきり感じられました。

    その時点で、それぞれのこどもたちにあった育て方をしてあげればいいだけのことと思います。はやく勉強させるということではないですよ。 0~1歳から 塾やおけいこごとにいかせるのはよくないと思いますし、おかあさまが、お子さんとしっかり向き合い、このような子に育てたいなあと、楽しみながら毎日を過ごすことが根底ですね。 すぐに、人任せ(塾任せ)はよくないです。(そういう親心をつかもうとする、早期教育、幼児教育にひっかかってはいけません)

    小学校に入るころ、その頃には、もう「知的」「学び」に対するこどもの関心や基礎能力がほぼできあがっている時期と思います。そこがうまくできあがっていると、学習面は大変楽です。中学受験にむいていれば受験すればいいし、むいてなければ、高校受験だって、自分でやりきるパワーを作っていけるでしょう。

    私は地頭+その開花という意味では、7歳からではなく、6歳までの過ごし方がとても重要だと思います。

  5. 【2591325】 投稿者: やっぱり  (ID:ZSlDVeMDpg2) 投稿日時:2012年 06月 23日 10:53

    中学受験は早熟で地頭いい子供が有利に決まってます。
    偏差値、学歴のことのみで受験を考えていて、このレベルの学校以下は公立などと
    決めている人、そして子供が勉強嫌いで成績がいまひとつ上がらないという人は
    さっさと高校受験に切り替えた方がいいと思っています。
    ただで行ける公立があるのにわざわざお金払ってまで行くというのは、その環境を
    手に入れる為ですよね。その環境というのは学校の方針、校風等に自分の家庭が
    同意できて、子供をそこに通わせたいという意思が強くあるという事だと思います。
    私立に入れるというのはそういう事だと思ってます。

    大切なのは塾に惑わされず自分の子供の今の時期(12才時点で)の実力を親が冷静に判断し、校風や
    学校の雰囲気が子供に合いそうな信頼できる学校を2,3校選ぶ。
    そして過度な勉強を強要せずにそれらの学校に合格できたら、それが一番自然なのではないか
    と個人的には思います。

  6. 【2591334】 投稿者: 地頭次第と思います  (ID:JTiEld0za9w) 投稿日時:2012年 06月 23日 11:04

    かりなさんの言うこと、全て当たっていると思います。
    あえて言うなら、地頭良くないのに親が必死になって御三家ギリギリ入った子は
    東大受験などは何浪しても失敗という例が多いようにも思いますが。
     
    ただ、どうしてわざわざスレ立てまでしたのかが疑問です。
    こういうことって、わからない人は、いくら言われてもわからない、
    子どもが思春期で大変な行動を示してから初めて気付いて、相談や病院と
    なっている例もあったけど、あえてこんな所で言っても、仕方がないような・・。
    かりなさんは、塾の先生でいらっしゃるのでしょうか?

  7. 【2591371】 投稿者: およよ  (ID:hqEm9KEcePc) 投稿日時:2012年 06月 23日 11:32

    子供の地頭を測る尺度を、親はどの程度持ち合わせているのか?能力の高い親がそんなにいる?

    高い親は、家庭教師であれ塾であれ「人様の知恵をお借りする=徳を得る」的な志向も備わっいるのと対照に、普通の親は、出費=正解率的な志向が強いのでは?単純に、親子そろって○×問答の延長上にのっかてるだけのような・・・・

  8. 【2591383】 投稿者: 親子  (ID:dmeqKT3x9IQ) 投稿日時:2012年 06月 23日 11:45

    >子供の地頭を測る尺度を、親はどの程度持ち合わせているのか?能力の高い親がそんなにいる?

    能力の高い(地頭がいい)親のところに、そういう子供が生まれるケースがどうしても多いですからね。
    一緒に生活しているのですから、すぐにわかるものです。

    「うちの子は凄い」と思えるのは、自分が凄くなかったからで…。自分と比べたらこの子は…と思う親も多いものです。

    でも、自分に比べたら…と思う親なら、子供の受験では無理はさせないのでは?
    頑張ってもせいぜい○○とすぐに限界を見定められますから。

    「うちの子は凄い」と思っている親が、子供を必要以上に頑張らせてしまうのだと思いますよ。

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