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【2147325】(続)子供の年間放射線許容量は、いまだ20ミリシーベルト!

投稿者: アトム   (ID:LCMTjPwTTls) 投稿日時:2011年 05月 30日 13:39

「子供の年間放射線許容量が20ミリシーベルト???」というスレッドで、情報・意見交換をするなかで、
“子どもを守りたい親として、今何をすべきか”多くの方々と共に考え、見えてきたものが多くありました。
(スレッドに集まった有益な情報・意見などをまとめたブログも、参加して下さった方のご厚意により始まりました!:http://takopunch.blog27.f c 2.com/:間をつめて下さい)
是非、さらに多くの皆様の御意見・御協力をいただきたく、新スレッドに移行しております。
どうか宜しくお願いいたします。

4月19日の文部科学省からの通知により始まった、「子供の年間放射線許容量が20ミリシーベルト」問題に関連して、4月29日、原子力災害対策における全ての関係機関の活動を把握し、提言する立場にあった内閣官房参与・小佐古東大大学院教授が、抗議の辞任をされました。
その際、小佐古教授は、その辞意表明文書を通して、私達に重大なメッセージ(参照:http://takopunch.blog27.f c 2.com/b l o g-entry-56.html :間をつめて下さい。)を伝えられていました。
それは、今現在、“関東・東北全域の子ども達”が、“過去の重大な被ばくの事実”を知らされることもなく、さらなる被ばくに晒され続けているという現実でした。

5月27日、文部科学省は、“学校で子ども達が受ける放射線量”について「当面、年間1ミリシーベルト以下を目指す。」と目標を示しました。福島のみならず、国内外から批判の声が上がったことが背景にあったと思われます。
(参照:http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1306590.htm)
しかし、これはあくまでも目標値であって、高木大臣が「これまで申し上げたことの、より安心感を持っていただくための措置」と述べたように、今年度という曖昧な表現のもと、当初の予定どおり、夏期休業終了まで最大20ミリシーベルトまでという基準値は撤回しないという、“これまで申し上げたこと”に変更はない立場を固持したものです。

小佐古教授が、”未公開の被ばくの事実”を踏まえて、「基準値を年間1ミリシーベルトにすべき」と提言されたのは4月からの基準としてであり、文科省の予定している夏期休業終了の基準見直し時期など遅すぎることを前提にした提言であったことは明らかです。

今や、福島では、政府・専門家が”直ちに健康に影響ありません。安心して下さい。”と言い続けてきた“低線量放射線被ばく”を対象とした長期的疫学調査を行う方針が固まっています。
その疫学調査メンバーでもある、長崎大学大学院・山下教授は、“政府は責任をとれない。命の選択は個人の選択。今は放射能との静かな戦争だ。”と発言されました。
この“放射能との静かな戦争”において、政府を初めとする行政機関は、日本の未来を支える子ども達を全力で守ってくれるどころか、責任すら取ろうとしない現実が、日々報道され続けています。

今や、子どもを守れるのは、私達「親」しかいないと感じるほどの現実が目の前にあります。

どうか、皆様、一緒に声を上げ、「子どもを守る」「日本の未来を守る」ために、立ち上がってはいただけないでしょうか。
関東・東北の子ども達は、収束の見えない原発により、長期にわたる被ばくリスクに晒されています。特に、福島の子ども達にとって、夏期休業終了まで、基準値見直しを待っていられるような被ばく状況ではないことは、小佐古教授の涙、そして辞意表明文書に書かれた“未公開の過去の被ばくの事実”からも明らかです。

皆様と一緒に上げる声こそが、この“放射能との静かな戦争”において、「子供を守る」最大の力となるはずです。
以下に、議論の対象となり得る問題点も挙げてみました。
皆様、御意見・御協力の程、どうか、宜しくお願いいたします。

* 年間20ミリシーベルトまでという基準値設定の意味と問題
* 集団疎開の必要性・可能性
* 避難を躊躇させている原発震災の被害者の方々の補償問題
* 食品の暫定的基準値および給食問題
* 政府・行政機関・専門家による放射能における啓蒙活動の問題点
* 国民を被ばくに晒してきた政府・行政機関の責任の所在問題

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  1. 【2176157】 投稿者: アトム (資料!)  (ID:gJABbpY1M1g) 投稿日時:2011年 06月 22日 03:52

    「参考までに」様

    ヒアリング資料等に関する情報、ご丁寧に、本当に有り難うございました。
    いつも、有益な情報・御意見をいただけて、心より感謝しております。

    衛藤先生は、ご自身のサイトで資料をヒアリング直後から公開されていたので、
    ブログにもリンクさせて紹介できていたのですが、
    他の先生方ではそういうことがなかったので、議事録に記載された内容のみでまとめておりました。
    早速、すべてリンク先として掲載し、必要なら加筆修正も行いたいと思います。

    原子力安全委員会の速記録も拝見させていただきました。
    ヒアリングの結果、得られた情報について、どのように地元の方々に還元するか、
    ヒアリングから一週間以上経っても”検討中”だったようで、少々がっかりいたしました。
    そもそも、ヒアリングやると決めた段階で、その成果をどのように還元するか、
    ある程度決めておくべきだと思うのは私だけなのでしょうか。。
    (ちなみに、長瀧氏の要旨について、最も重要な質疑応答で述べられた核心(本音)部分
    =低線量被ばくの影響は科学的にはわかっていないのだから、わからない部分は社会で考えていただく
    という重要なメッセージが含まれておらず、これも少々残念でした。)

    第二回も行われていたとのこと、議事録が公開になるには少し時間がかかりそうですが、
    有意義なヒアリングであったことを祈るばかりです。
    (ニコニコはプレミアム会員ではないので、今回は見れませんでした。)
    議事録公開された段階で、内容次第ではありますが、ブログにまとめたいと思っております。

    引き続き、どうか宜しくお願いいたします。

    「なずな」様
    放射能の影響について、詳細に検討された結果をご提示いただき、有り難うございます。
    これから大きな問題となってくる内部被ばくについては、
    物理学的半減期と生物学的半減期を加味して検討する必要があるのですが、
    特に生物学的半減期については、年齢によって異なることがわかっております。
    さらに、難しいのは、内部被ばくを評価する際のシステムモデル構築そのものに困難が予想されることのようです。
    委員となられている先生方もその問題点は認識されていて、一筋縄ではいかない問題のようでした。
    この点も含めて、ブログには、食品の暫定規制値の中身として、まとめようと思っております。

    それとご紹介いただいた北海道がんセンターの先生の記事、拝見させていただきました。
    たしか、以前、フジテレビで20ミリ問題を扱った際、出演されていた先生で、
    *土壌入れ替えなど焼け石に水
    *ガラス線量計を児童すべてに配布すべき(年間一人あたり2000円しかからない)
    と訴えられていた方ですよね。
    記事では、随分と本音モードで、テレビのときの話し方からみて、
    西尾先生らしいとはこういうことかとも勝手に想像したりしてしまいました。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    「がんばろう、日本 !」と百万回叫ぶより、真実を一度話すことが重要なのである。
    3月23日以前の国民が最も被ばくした12日間のデータを公開すべきである。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    この”真実を一度話”してくれた小佐古教授のメッセージ、空本議員初め、何故もっと国会議員は取り上げないのか。
    山下教授も最初の10日間で大部分の被ばくが起こったこと指摘しています。
    こんなこと、専門家でなくとも、今や常識なのに、その被ばく量については、政治家は皆だんまりです。

    西尾先生は言葉は乱暴でも、非常に重要な点をいくつか指摘されておられました。
    私なりに重要と思った点を以下に。。。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    *多くの報道機関からも取材を受けたが、社会部などの担当者の知識が乏しいため、
    5分でおわる電話取材でも30分となる。これでは詳細な情報や真実は国民には伝わらない。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    本当にその通りだと思いました。
    知識が乏しいというより理解力の問題なのかもしれません。。。
    文科省のヒアリングがあっても、プールの話だけ記事にするなど、何を聞いてたの?と聞きたくなるくらいでした。
    こういう記事が私も含めた国民に先入観を与え、専門家の真意が伝わりにくい状況を生むリスクも当然あります。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    政府は移住を回避するために、復興期の最高値20mSvを採用したのである。
    しかし原発事故の収拾の目途が立っていない状況で住民に20mSv/年を強いるのは人命軽視の対応である。
    中略
    しかし私は、「年間20mSv」という数値以上に内部被ばくが全く計算されていないことが最大の問題であると考えている。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    食品の暫定規制値の議事録においても、内部被ばくと外部被ばくを合わせた総線量で、
    人体への影響を考える必要性については認識しているようでした。
    (文科省は、学校のことだけ考えており、食品による内部被ばくは対象外(そもそも計算など出来ないと)とし、
    校庭の土壌から舞い上がる分だけ、全被ばく量の2−3%と算出していました。)
    ただ、システムモデルをどうするか、これから議論しながら見いだしていくのでしょうが、
    子供には、放射性物質ゼロの食べ物を与えるべきであることに、本来議論の余地はないはずです。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    低線量被ばくの健康被害のデータは乏しく、定説と言い切れる結論はないが、
    『わからないから安全だ』ではなく、『わからないから危険だ』として対応すべきなのである。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    当然、そういうスタンスを国民が求めていること、行政側はリスクコミュニケーションの機会を増やし、
    このスタンスの共有を迅速に進めるべきなのです。

    内部被ばくの原因となる食品問題について、
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    しかし、調理により人体への摂取は少なくなる とは言え、汚染水が下水に流れていくことにより、
    環境汚染がすすむことは避けられない。生体に取り込まれた放射線は排泄もされるー中略ー
    現在、膨大な量の汚染水を貯蔵しているが、これも限界があり、長期的には地下や川や海へ流れることになるため、
    日本人は土壌汚染と海洋汚染により、内部被ばく線量の増加を覚悟する必要がある。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    つまり、食品の放射性物質を減らそうと水洗いをがんばって調理して茹でた水も含め下水へ集まり、
    人体から排泄された放射性物質も下水へ・・・。
    これら含めた膨大な汚染水問題をどうにかしないと、結局は土壌汚染・海洋汚染として自らに帰ってくる、
    というフィードバックの循環のなかに今いるということなのですね。
    ゼオライト吸着や、植物による吸い上げ効果など色々あるようですが、それこそ専門家の知恵を集めて、
    抜本的対策を至急行わないと、「覚悟する必要」があるということのようです。

    今後の対策として
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    *ガラスバッジの生産に数カ月要するとしたら、1mSv以下の23万人分の線量計を一時的に借用して、
     (千代田テクノル社の24万4千人のうちの1mSv以下の23万人分という意味)
     原発周辺の子供や妊婦や妊娠可能な 若い女性に配布すべき
    *個人線量計を持たせて実側による健康管理
     ー将来に向けた貴重な医学データの集積
     ー発がんや先天性異常が生じて訴訟になった場合の基礎資料
    *ランダム抽出によりできるだけ多くの人の内部被ばく線量の測定も行う
     ー地域住民の集団予測線量も把握
    *環境モニタリング値を住民がリアルタイムで知ることができるような掲示
     ー自分で被ばく量の軽減に努力できる情報提供が必要
     ー測定点は フォールアウトし地面を汚染しているセシウムからの放射線を考慮して地面直上、
      地上から30~50cm(子供)用、1m(大人用)の高さで統一し、
      生殖器レベルでの空間線量率を把握すべきである。
    *最後に、私の本音は移住させるべきと考えている
     ー原発事故の収拾に全く目途が無い状態では長期化することは必至であり、避難所暮らしも限界がある。
     ー放射線の影響を受けやすい小児や子供だけが疎開すればよいという事ではない。
      住民の経済活動そのものが成り立たない可能性が高いのである。
     ー健康被害を回避することを最優先にすべき
     ー政府は土地・家屋を買い上げ、まとまった補償金・支援金を支給して新天地での人生を支援すべき
     ー70~80歳を過ぎた老夫婦が多少の被ばくを受けても「終の棲家」として原発周辺で住むのも認めるべき
    *『がんの時代』を迎えた緊急事態として、以下が必要。
     (1)放射線治療学講座の設置によ る放射線治療医の育成
     (2)医学物理士の国家資格化と雇用の義務付け
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    そして最後に、
    「このままでは原発事故と同様に日本は自然の摂理から取り返しのつかない逆襲を受けるような予感を持つこの頃である。」
    と書かれておられました。

    長くなったので、一旦これで投稿いたします。

  2. 【2176159】 投稿者: アトム(セシウム137と造血系)  (ID:gJABbpY1M1g) 投稿日時:2011年 06月 22日 04:22

    「おしえてください」様

    >100mSからで、0.5%にガンが発生するということですね。
    >100mSvというのは100mSv/生涯のこと

    正確に言えば、0.5%ががんで死亡するという意味になります。
    (がん発症なら1%、そのうち50%が死亡と計算するようです。)
    「なずな」様ご紹介のサイトに記載ありますので、ご参照ください。

    >10mSvの環境なら10年後には同じことになりますね。

    そうです。ただ、一度に被ばくした場合と分割して被ばくした場合では影響が異なる点も注意が必要のようです。
    (分割して被ばくした方が影響が小さいということのようです。)

    >放射線被曝の影響は蓄積量に比例して増えて行くと考えてよいのですか?

    この点は、100mSv以上では比例すると言えるかもしれませんが、
    低線量では正確には「不明」です。(あくまでも仮説が存在するだけです。)
    この問題は、食品安全委員会でも指摘されていました。

    尚、「なずな」様ご紹介のサイト(原子力技術研究所 放射線安全研究センター)での
    「低線量放射線の発がんリスクに関する報道について」私も拝見させていただきました。
    基本的には、文科省の例の低線量被ばくの疫学調査同様、「喫煙を含め交絡因子の関与の程度が不明確」という立場でした。
    この点について、文科省が疫学調査を依頼した(財)放射線影響協会において「放射線影響情報レビュー」内でも
    公開されていますので、長いですが、ご興味有ればご参照ください。
    http://www.rea.or.jp/oia/wp-content/text/02/H21radiation-effect-review.p df (間つめてください。)
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
     IARC15カ国解析報告書でCardis らは、
    「肺がん以外の喫煙関連がんの影響は小さく、
     観察されたがんリスクと線量との関連を喫煙だけで説明するのは困難である」と結論している
     部位別がんの解析では調べた31部位のうち、
     有意な関連は肺がん(1 Svあたりの ERR は 1.86、90%CI: 0.49~3.63)のみで見られた。
     喫煙関連がんとそれ以外のがんの解析で、
     肺がんリスク増加が喫煙による交絡だけでは説明できそうにないことが示された。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    と論文内で記載あっても、「さらなる研究が必要」と文科省の結論と同様の意見が記載されていました。
    (この疫学調査については、希ガスとの関連含めブログにまとめておりますので、興味有ればご参照ください。
    http://takopunch.bl og27.f c2.com/b log-entry-71.html 間つめてください。)


    このレピュー内で、今回の福島原発事故に有益な情報と思われたのが、以下の記載でした。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    チェルノブイリ事故後のウクライナ・ジトミール地方のナロジチェスキ地域における 1,251 人の子供達について、
    造血系への影響と土壌中のセシウム 137 濃度の関連性を 1993~1998年にわたって調査した。
    チェルノブイリ事故後 10 年以上経過したが、
    チェルノブイリより約 80 km 離れたナロジチェスキ地区の子供達は、
    未だにセシウム 137 の残留放射能と関連して、
    赤血球、白血球、血小板の数の減少、及びヘモグロビン濃度低下が観察され、
    チェルノブイリ事故後の放射能曝露と小児の健康余病の間に密接な関係のあることを示した
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    今回の福島原発事故における土壌汚染は、ETVで放映された放射能汚染地図でも示されたように、
    チェルノブイリと比べ、セシウム137による汚染度が高いことが指摘されています。
    そのチェルノブイリでさえ、セシウム137の残留放射能が子ども達の造血系へ無視出来ない影響を示す結果です。

    子ども達にとって、今回の原発事故により、
    *初期の希ガスによる被ばくでは、「肺癌転移リスクの高い甲状腺がんリスク」
    *土壌中のセシウム137の残留放射能と関連する「造血系への影響」
    が想定され、さらに、「地産地消」などと言う名目で、さらなる内部被ばくリスクにまで晒されているのです。

    「なずな」様ご紹介の西尾先生の具体的な対策など含め、
    *初期被ばく含めた子ども達の被ばく状況を「被ばく者手帳」に記載し、
    *適切な施設において被ばく評価を行い、
    *関東・東北全域の子ども達にガラス線量計を配布し
    (「放射線測定器 」様のご指摘の通りだと思います。)
    *放射性物質ゼロの給食によって内部被ばくを避け、
    *土壌汚染・下水汚染・海洋汚染対策を至急検討し、実行に移しながら、
    「疫学調査」と「メンタルケア対応」を行うべきなのです。

    原発事故の収束が見えない今、除洗作業すら焼け石に水と言われている現在、
    本当は西尾先生の言われるとおり、移住・疎開しか抜本的解決にはならないことも事実だと思います。
    せめて未来ある子ども達だけでも、「疑心暗鬼」様が御提案されているようにサマーキャンプなど含め、
    とにかく「助けていくべき」です。
    首都圏ですら、人事では済まされない「事実」が報道され始めている今、
    線量計るかどうかでゴタゴタしている場合ではないこと、行政側の人間もわかっているはずです。
    チェルノブイリでは隣同士の家ですら、汚染状況に無視出来ない違いがありました。
    それだけ、詳細な汚染状況を知る権利が国民にはあること、歴史から学んだはずなのです。

    これらの問題意識を、親である私達が共有することが最も重要であることは、言うまでもありません。
    これからは、内部被ばくが大きな問題になっていきます。
    そのためにも、「食品の暫定規制値の中身」を通して、内部被ばくにおける考え方、問題点をご理解いただけるよう、
    ブログにまとめたいと考えております。

    皆様、引き続き、宜しくお願いいたします。

  3. 【2176183】 投稿者: 教えてください  (ID:OBMy7ldR6vg) 投稿日時:2011年 06月 22日 06:51

    アトム様
    丁寧な解説をありがとうございます。

    外部被曝だけ考えても2.3μSv/hの環境で年間20mSv を超えるわけですから
    (ずっと外にいるわけではないので実際は超えないとしても)
    内部被曝を考えるともっと下げないといけないですよね。
    福島の子供たちだけでも国内短期留学制度のようなものは出来ないのでしょうか。
    ウイークデイは隣県で学校の先生の家にホームステイしながら勉強して週末にお家に戻るとか。

    実際には難しいのはわかりますが、少しでも被曝量を減らす工夫が必要だと思います。

  4. 【2176243】 投稿者: たこぱんち  (ID:zSs1v1kK/Jk) 投稿日時:2011年 06月 22日 08:11

    低線量被ばくの発がんリスクに関して、議論が続いていますが、下記2つの論文を読んでみて、
    なぜ「低線量被ばくによるがんリスク」について専門家と言われる方々の間でも
    結論が大きく異なるのか、ちょっとわかったような気がしました。

    素人がわかったような気になってるだけですので、個人的見解は入れず、ご紹介させていただきます。
    <2003年に米科学アカデミー紀要に掲載された論文>とのことです。
    普段、読み慣れていない分野の文章ですが、原発事故以来のにわか知識をたよりに。

    【翻訳論文】は自分の理解に不安を感じたので、最後の「まとめ」を読んでからもう一度読み直し、
    その後、【寄稿】の解説を読みました。【寄稿】の方は平易な文章で私には非常にわかりやすかったです。
    また「1.はじめに」の所の説明は、このスレッドでも話題となった「中立」「中庸」とも
    言えるスタンスではないかと感じました。


    【翻訳論文】「低線量被ばくによるがんリスク:私たちが確かにわかっていることは何かを評価する」
    http://smc-japan.org/?p=2037

    と、この論文の翻訳者による解説

    【寄稿】「低線量被ばくによるがんリスク」論文解題:調麻佐志・東工大准教授
    http://smc-japan.org/?p=2026


    現在の状況は、にわか知識でも正しい情報と理解がないと、日常生活にもさまざまな影響が出てくると実感しています。
    特にこの先、子どもや次世代に何の説明もできず、後悔や愚痴だけしか言えなかったり、
    誰かにヒステリーの一言で片付けられないよう、
    そして心配で心身に支障が起こらないよう、引き続きしけた脳細胞でお勉強いたします。

  5. 【2176368】 投稿者: 大学受験  (ID:6wc0H3zWkE2) 投稿日時:2011年 06月 22日 09:43

    河合塾の先生のお話、地方から関東の大学を志望していた受験生達が、関西に志望校をシフトしてるって。
    関西ではどこの予備校、学校でもこのような説明があったようです。

  6. 【2176415】 投稿者: たこぱんち 東京の高校生  (ID:zSs1v1kK/Jk) 投稿日時:2011年 06月 22日 10:06

    >大学受験様

    息子と友人の会話です。
    A:「東大じゃなくて京大にするかな」
    B:「京都で瓦礫焼却するとか言ってるよ」
    C:「もんじゅ近くね?」
    A:「日本逝ったな」 
    カードゲームをしながらですが、高校生の会話がコレだもの。
    もっともだと思います。

    さて、子ども達の未来が著しく萎まないよう、
    日本の母としては「お勉強の次は行動」でしょう。

    問題、山詰み、
    いまだ現実直視ができない(目を向けない)方々が
    いまだに?さらに?雨後のタケノコ状態。
    モグラたたきをしなくては、子どもに渡す未来像がとんでもないものになりそうです。

    署名、講演会、情報拡散、消費行動による意思表明など
    できることを少しずつでも始めるために情報収集中です。
    案件ごとにまとめて投稿しますので、皆様、引き続きよろしくお願いいたします。

    *待てない!という方はtakopunchブログ付属BBSにて
     情報格納しております。
    http://takopunch.bbs.f●c2.com/ (いつものお約束 ●はトルツメ)

  7. 【2176433】 投稿者: なずな  (ID:BoAlaPYLDcg) 投稿日時:2011年 06月 22日 10:19

    アトム様

    ありがとうございました。
    西尾先生の記事に関して私の読み込みでは到底至らない点についてまで解説いただき、
    これから何を理解しなければならないのかを考える事ができました。
    本当に私、読んで「これだ!」と単純ですから、間違えてばかりです。

    先日お恥ずかしながら自分でまとめた放射線の影響は、基本もわからないのに
    考えられる影響を理解しようとすればするほど理解から遠ざかる難しい内容であること、
    専門家の先生方でも意見が分かれ、また、専門分野によっても考え方が違いそうだ、などお手上げです。
    それでも、一般的な理解を共有しなければ世間を動かす事はできません。
    (と言う事で、理解すべき事をどこまでシンプルにできるか考えているところです。
    えいっと書いてみると自分の勉強になりました。内部被曝の事、勉強させていただきます。)

    決定するのは最終的に個々の判断力。わからないままでいると決定すら他人任せか、放棄する事になってしまいます。
    他人任せもありだとして、その命や健康の判断を託す先が安心できるほど誠実かどうか・・・。
    ここは自由を保障されているはずの日本ですので、真実に基づいた最善の決定ができることを願っています。
    それにしても時は待ってくれないですね。

  8. 【2176448】 投稿者: たこぱんち 内部被ばく  (ID:zSs1v1kK/Jk) 投稿日時:2011年 06月 22日 10:29

    「放射線被曝から子どもを守る会」
    では、7月16日(土)内部被曝の権威「矢ケ崎克馬琉球大学名誉教授」の講演会を主催
    というニュースから


    内部被曝の権威という
    <矢ケ崎教授>とは
    http://www.ustream.tv/recorded/14985357
    「国民が真剣に汚染拡散を止めようとしなければ、日本民族、種の保全も危うい」

    「内部被曝の恐ろしさは、1千万分の1グラムのヨウ素131が体内に8日間とどまっていた場合、
    1シーベルト被曝した計算になるほどなのです」)琉球大学矢ケ崎克馬・名誉教授(物性物理学)
    http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20110602-02/4.htm



    講演会主催の「放射線被曝から子どもを守る会」とは
    http://ameblo.jp/miraie-for-children/

    【お知らせ】「放射線被曝から子どもを守る会」第5回集会を開催します
    開催日時  平成23年6月26日(日) 12:30~15:00
    開催会場:仙台市情報・産業プラザ6F セミナールーム(2)A・B
         (仙台市青葉区中央1-3-1 AER 6F)

     お子様もご一緒にご参加ください。 仙台市外の方も歓迎です
    ★参加費:新規の方のみ 1,000円
    また、当会運営のためワンコインカンパ(500円)にご賛同ください。

    第5回「放射線被爆から子どもを守る会」参加申し込み
    http://enq-maker.com/2yTGzWH

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