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【2147325】(続)子供の年間放射線許容量は、いまだ20ミリシーベルト!

投稿者: アトム   (ID:LCMTjPwTTls) 投稿日時:2011年 05月 30日 13:39

「子供の年間放射線許容量が20ミリシーベルト???」というスレッドで、情報・意見交換をするなかで、
“子どもを守りたい親として、今何をすべきか”多くの方々と共に考え、見えてきたものが多くありました。
(スレッドに集まった有益な情報・意見などをまとめたブログも、参加して下さった方のご厚意により始まりました!:http://takopunch.blog27.f c 2.com/:間をつめて下さい)
是非、さらに多くの皆様の御意見・御協力をいただきたく、新スレッドに移行しております。
どうか宜しくお願いいたします。

4月19日の文部科学省からの通知により始まった、「子供の年間放射線許容量が20ミリシーベルト」問題に関連して、4月29日、原子力災害対策における全ての関係機関の活動を把握し、提言する立場にあった内閣官房参与・小佐古東大大学院教授が、抗議の辞任をされました。
その際、小佐古教授は、その辞意表明文書を通して、私達に重大なメッセージ(参照:http://takopunch.blog27.f c 2.com/b l o g-entry-56.html :間をつめて下さい。)を伝えられていました。
それは、今現在、“関東・東北全域の子ども達”が、“過去の重大な被ばくの事実”を知らされることもなく、さらなる被ばくに晒され続けているという現実でした。

5月27日、文部科学省は、“学校で子ども達が受ける放射線量”について「当面、年間1ミリシーベルト以下を目指す。」と目標を示しました。福島のみならず、国内外から批判の声が上がったことが背景にあったと思われます。
(参照:http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1306590.htm)
しかし、これはあくまでも目標値であって、高木大臣が「これまで申し上げたことの、より安心感を持っていただくための措置」と述べたように、今年度という曖昧な表現のもと、当初の予定どおり、夏期休業終了まで最大20ミリシーベルトまでという基準値は撤回しないという、“これまで申し上げたこと”に変更はない立場を固持したものです。

小佐古教授が、”未公開の被ばくの事実”を踏まえて、「基準値を年間1ミリシーベルトにすべき」と提言されたのは4月からの基準としてであり、文科省の予定している夏期休業終了の基準見直し時期など遅すぎることを前提にした提言であったことは明らかです。

今や、福島では、政府・専門家が”直ちに健康に影響ありません。安心して下さい。”と言い続けてきた“低線量放射線被ばく”を対象とした長期的疫学調査を行う方針が固まっています。
その疫学調査メンバーでもある、長崎大学大学院・山下教授は、“政府は責任をとれない。命の選択は個人の選択。今は放射能との静かな戦争だ。”と発言されました。
この“放射能との静かな戦争”において、政府を初めとする行政機関は、日本の未来を支える子ども達を全力で守ってくれるどころか、責任すら取ろうとしない現実が、日々報道され続けています。

今や、子どもを守れるのは、私達「親」しかいないと感じるほどの現実が目の前にあります。

どうか、皆様、一緒に声を上げ、「子どもを守る」「日本の未来を守る」ために、立ち上がってはいただけないでしょうか。
関東・東北の子ども達は、収束の見えない原発により、長期にわたる被ばくリスクに晒されています。特に、福島の子ども達にとって、夏期休業終了まで、基準値見直しを待っていられるような被ばく状況ではないことは、小佐古教授の涙、そして辞意表明文書に書かれた“未公開の過去の被ばくの事実”からも明らかです。

皆様と一緒に上げる声こそが、この“放射能との静かな戦争”において、「子供を守る」最大の力となるはずです。
以下に、議論の対象となり得る問題点も挙げてみました。
皆様、御意見・御協力の程、どうか、宜しくお願いいたします。

* 年間20ミリシーベルトまでという基準値設定の意味と問題
* 集団疎開の必要性・可能性
* 避難を躊躇させている原発震災の被害者の方々の補償問題
* 食品の暫定的基準値および給食問題
* 政府・行政機関・専門家による放射能における啓蒙活動の問題点
* 国民を被ばくに晒してきた政府・行政機関の責任の所在問題

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  1. 【2213741】 投稿者: 疑心暗鬼  (ID:QOeTE/hd4vo) 投稿日時:2011年 07月 24日 00:02

    アトム様
     
    お分かりかと思いますが、
    ICRP勧告で、緊急時20mSvから100mSvとしているのは累積被曝量、
    事故収束期1mSv/年から20mSv/年は被曝速度ですから区別が必要なはずです。
    (国の言い方も紛らわしい)
     
     
    参考までに様

    TBSニュース拝聴しました。私が思うより、うまくいっていないようですね。

  2. 【2213961】 投稿者: 一歩  (ID:QEsms9mXCgs) 投稿日時:2011年 07月 24日 09:51

    夏休みに突入しましたが、子どもたちの給食食材の改善に関して、教育委員会に提案された方の記事です。
    内容もわかりやすく、参考になります。


    「食材の放射線被曝における学校給食改善の為の提案書」
    いどあのほんき


    で検索してみて下さい。

  3. 【2214013】 投稿者: 毛髪検査  (ID:z6ozdKU9gPQ) 投稿日時:2011年 07月 24日 10:50

    3.11から4カ月以上がたちました。
         
    イギリスから来日していたECRR議長のバズビー博士は会津若松を中心に土を採取、イギリスで
    詳しい分析を行うとのこと(手持ちのガンマスペクトロメーター分光器ではテルル132に似た
    波形もみられたそうです)。
        
    ホールボディカウンター(WBC)ではほぼセシウムくらいしか分かりませんが、内部被曝で今後問題に
    なるのはどんな核種を取り込んでしまっているかの方が重要との認識から、もう少し現実的な方法と
    して、福島県内を走っている車のエアフィルターを詳しく分析することを勧めています(通常の呼吸に
    より体内に入ったであろうホットパーティクル(高放射性超微粒子)を知るてがかりとなるので)。
         
    例えばセシウムとストロンチウムの物理的半減期はほぼ同じですが、生物学的半減期はセシウムの方
    は短い一方、ストロンチウムは骨に留まるのでほぼ一生ものです。
    しかしストロンチウム90はベータ線しか出さないため検出が非常に難しい(通常の線量測定では
    測れません)。
    因みにWBCは1台1億円という高額のものらしいですね。でも、アルファ線またはベータ線しか
    出さない核種については調べられないところが難点です。
        
    また福島県内の子どもの髪の毛4~5本を行動記録とともに保管しておくことも勧めています。
    1カ月に伸びる髪の長さを1cmとして現在4カ月以上過ぎているので、根元から4cm強が
    3.11以降の履歴となります。数年後~数十年後に何らかの異常があった際、その時の毛髪を
    分析してもらえば証拠として使えます(毛髪検査では体外に出にくい例えば水銀など重金属
    などの元素も分かる程ですので)。
        
    下記のサイトでもバズビー博士のUSTREAMのURLが3つ紹介されています(まだ観ていませんが)
    のでよかったら参考にしてください。
    http://a●meblo.j●p/lisalisanet/entr●y-109●57715●505.html
    (●は外してください)
        
    ICRPモデルが一般的なのは周知の通りですが、内部被曝についてはECRRが参考になるのではないか
    と思い投稿させていただきました(関心なければスルーしてくださいね)。

  4. 【2214702】 投稿者: 参考までにさま お探しの情報  (ID:DSwUp26YTdo) 投稿日時:2011年 07月 25日 00:31

    【2212773】で参考までにさまが書いておられた
    > 発電所勤務の方が白血病になり亡くなってしまったことを
    > その方のお母様が語られている動画
    というのは、
    「浜岡原発勤務・嶋橋伸之さん 8年間で50mSv被曝 慢性骨髄性白血病により29才で死亡後、労災認定」のことではないでしょうか?


    動画
    http://blogs.yahoo.co.jp/neverland20050918/24688618.html

    記事まとめ
    http://behind-the-days.at.webry.info/201105/article_2.html

    発症から二年一カ月。浜岡原発で約九年働き、二十九歳一カ月の人生だった。その間の被ばく線量は、五〇・六三ミリシーベルト。年間では最多の年でも九・八ミリシーベルトで、法令で定める年間被ばく線量限度の五〇ミリシーベルトを大きく下回っていた。


    以前、こちらのスレッドでも「被爆労働」というタイトルで投稿されていました。
    この数値と労災認定ということだけでも、今の福島の基準が「非常時」とはいえ、
    十分おかしいこと、被爆と発病(白血病ですが)の因果関係が証明できる事例だと
    思います。

  5. 【2214707】 投稿者: 質問  (ID:z0OmQhnc2sY) 投稿日時:2011年 07月 25日 00:42

    >(4)アルファ線、ベータ線は物質との相互作用が強いので、分子切断を密に行います。

    あれ?α線とβ線は、直接電離放射線じゃないの?

  6. 【2214842】 投稿者: 福島の子ども36万人甲状腺検査  (ID:1JrUsW2Z0MQ) 投稿日時:2011年 07月 25日 08:28

    福島の子ども36万人甲状腺検査 県民全員に健康手帳 http://www.asahi.com/special/10005/TKY201107240415.html
    :山下俊一座長(県立医大副学長)は「低線量の健康影響を見つけるには、がん以外の心臓病や脳卒中などの病気の早期発見が必要。調査の精度を上げたい」→山下さん、言ってたことちゃうで!

    しかもこの予算は経済産業省という話がある!
    厚生労働省じゃないってことが本当なら。。。目的がよくわかりますね?!

    放射線治療医のDr.ちゃしばさんが木下黄太さんの呟きに対し、
    「放射性物質のことを公に触れたくない感覚と言うのが、厚生労働省も医師会も蔓延しているのが不思議。皮膚炎などの症状が出た人→日本で治らず被曝関係なしと医師断言→オーストリアで普通のクリニック受診「被曝です」簡単な治療薬と放射能のない環境で治ったと聞きました。」

    長期データと今の治療、どっちを選ぶ?

  7. 【2215074】 投稿者: 放射線と白血病  (ID:H5QDM5MsSkE) 投稿日時:2011年 07月 25日 12:21

    そういえばこんなニュースがありました。


    ●半導体工場勤務で白血病? 因果関係認める判決 サムスン電子
    2011.6.23 23:43 産経新聞
     韓国最大財閥サムスン・グループの中核企業サムスン電子で、半導体製造工場の従業員に白血病の発症が相次いでいるとされる問題で、ソウル行政裁判所は23日、工場勤務と白血病の因果関係を認める判決を下した。聯合ニュースが報じた。

     判決では、サムスン電子に勤務し、白血病で死亡した従業員2人について、工場で持続的に有害化学物質や放射線を浴びたとし、そのために「(白血病が)発症したり進行したと推定できる」と認定。「白血病と業務に因果関係があるとみるのが相当」として、労災と認めず遺族給付金を支給しなかった勤労福祉公団の決定を取り消すよう命じた。

     サムスン電子側は、判決内容は自社の調査結果と異なると主張している。(共同)

  8. 【2215170】 投稿者: よもぎ  (ID:8jTHuhSRl6w) 投稿日時:2011年 07月 25日 13:42

    「線量計つけず作業、日本人の誇り」 海江田氏が称賛
    テレビ番組で大臣はこんなこと!
    http://www.asahi.com/special/10005/TKY201107230699.html

    ひっそりとspeedi データは7/21に追加されていたのでしょうか?
    既出なのか6月付けなのか判明しにくいのですが。
    http://www.nisa.meti.go.jp/earthquake/speedi/speedi_index.html

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