「超個人的意見」での、安全な食物の情報交換｜掲示板スレッド

お忙しい時間に、ご丁寧なお返事有り難うございました。

また胸が一杯になってしまいました。

基準値を超えていても出荷していた農家の「生活出来ないから、廻りもやっているから」
という言い訳、農家の方のブログで「基準値超えなかった、出荷出来る、良かった！」と喜ぶコメント。
生産者は自分の生活が第一で、食べる側の事は考えていないと愕然としました。
もちろんこんな人ばかりでは無いのでしょう。

生活して行かなくてはいけないから、何としても出荷したい、というのは仕方が無い事かもしれません。
でも、その汚染された物を避ける事を、風評被害などと言われてもと苦しみました。
その苦しみは拒否反応となり、安心ですと言われても精神的に受け入れる事が出来ない状態となっています。

現場様のような方が現場で活動されている、目を光らせて（？）下さっているという事が
何より精神的な安心となりました。

市民放射能測定所というサイトをこの掲示板で教えて頂き拝見した所、正直落ち込みました。
よく給食に出るきゅうりなどは50Bq/kg前後出ている所がありました。

でも、落ち込む時間は勿体ないですね。その時間をより有益に行動し、
現場様のおっしゃる「建設的に」を胸に、毎日を子供達と有り難く暮らしたいと思います。

たばこはいっそ作るのを止めてしまえば良いです。福一ですからね。
しかしここにも生産者が、生活が、保障が、ありますね、、。

残念　さま

＞よく給食に出るきゅうりなどは50Bq/kg前後出ている所がありました。


そうですね。カリウムを引いても40前後はありますから。でも担当者によって数値に変動・・・の傾向もありまして（笑）　でも、真面目な良い団体だと思ってます。

「生活して行かなくてはいけないから、何としても出荷したい」と考える方はいらっしゃいます。満額国に請求しようと勧めても拒絶する人が多いです。
どこかで「日教組の偏向教育で云々」と語る方を目にしますが、それは間違いで、国の方針通り育った方が多いのには驚かされます。
国は国民を守る義務がある。国民は国に「私の権利を守れ」と命令できる。だから、皆さんは「私を放射能から守れ！作物を買い取って、私の生活を守れ！」と要求しましょうと言っても「それはできない。いろいろ面倒を見てもらっている。云々」と消極的です。完璧に国に従う教育をされています。



話は変わって、さきほど○農福島から届いた回答で、納得できたことですが、

「～前略～～、現在市場に流通している野菜は5月以降に作付けしたもので、3月時点で作付けしたものは収穫後、廃棄して放射性物質をある種、除染したものです。その後に積極的な除染を行ったことで、現在の作物の多くはNDが中心となっています。云々」と言うものでした。


でも、最後に、真面目な方なんですが「作物を継続している物質の飛来からどう防げばいいか？うちの子どもにはどんな注意が必要か？」と質問されました。現場でもその程度の誤解や不安があるようですので、下記の通りお答えしました。


3/15以降、放射性物質は空気内の粒子にのってやって来ましたが、今は強風で多少移動する場合があるかもしれませんが、地上に落ちた物質が放射線を出し続けています。放射性物質は地面にありますから空中の測定数値は地面にある放射性物質から飛んでくる放射線です。だから子どもも含む私たちは、地上からくる放射線と、食品による内部被曝に注意すれば良いのです。

放射性物質のある場所には偏りがあり、雨樋、側溝などで高い値がでています。集まりやすいところを除染することが大切です。でも放射線は距離の２乗に逆比例して減少しますから、劇的に空間線量を下げるわけではありませんから、前後で計測しても変化は少なく「達成感」は期待できませんし、効果を疑う方もいますが、効果はあります。半年間の経験では土の除去がもっとも効率が良いです。植物は大量の放射性物質を抱えていますので、土の除染の前に庭の木を洗う、草を刈り取ることも大切です。

除去した土はどうするか？知人は加害者に着払いで送付したようですがお勧めするわけではありません。庭の一部に深い穴を掘って、ゴミ袋を重ねた中に入れて埋めて保管する。当面その程度で良いのかもしれません。

現場様

いつも考えさせられるお話、有り難うございます。

＜国は国民を守る義務がある。国民は国に「私の権利を守れ」と命令できる。だから、皆さんは「私を放射能から守れ！作物を買い取って、私の生活を守れ！」と要求しましょうと言っても「それはできない。いろいろ面倒を見てもらっている。云々」と消極的です。完璧に国に従う教育をされています。

農家の方に限らず、
日本人の美徳と思われる、誠実さや、義理堅さや、親身になる気持ち。
そこが結果日本中に放射性物質が運ばれる結果になっている気がします。
国としては大助かりでしょうか。
使い道も定かではない税金、もっと切実なお金の使い方があるだろうにと無念に思います。

すみません、また質問で恐縮なのですが
私は西東京在住です。猫の額ながら、庭があり、木があります。
小石が敷き詰めてあり、四方を塀で囲まれています。
木などは切ってしまった方がよいでしょうか？土も小石も除去した方がよいでしょうか。
三歳になる子もいる為、なるべく良い環境にしてあげたいと思っています。
しかし、旦那はそこまでするのか？訝しがられている状態です。

現場様、お忙しい中いつも興味深い情報感謝致しております。
お時間宜しい時お返事頂けましたら嬉しく思います。
ご自愛下さいませ。

残念　さん

＞私は西東京在住です。

広大な敷地を持つ勤務先の親戚筋が田無五叉路近くにあります。そこは敢えて除染をしていないようですが、新宿区より数値は低いようです。
西東京市の西側の旧市名と同一の苗字の友人がおりますが、そこの敷地の計測をしましたが、全く気にすることはありませんでした。
IHIの敷地にできたマンション居住の同僚がいますが、隣接の市にある温泉施設、都立公園でも極端に気になるところはなかったようです。

もし気になるようでしたら、雑草を根から刈り取り、ごみ収集に出し、島忠等、ホームセンターで高圧洗浄ホース等を購入され、建物の壁のうち、先日の台風で雨が当たっていない面と雨樋排水場所、コンクリートたたき部分、玉砂利部分、立木を洗えば十分だと思います。

余談ですが、西東京在住の仲間は道路沿いで販売するあちこちの農家直売野菜を購入して計測しております。
過去、全てが2Bq/kg以下しか計測されてないのは、錦城高校（？）でしたっけ、新小金井街道沿いの高校から南方面の路面販売店舗だけだそうです。ただ、きれいに水洗いした後に売っているだけと考えているようで、西東京、武蔵野、東久留米、武蔵村山、東大和の農家直売は安心だと申してました。
私もそれを聞いて、東京にいた8月までは買いに行ってました。

すみません。
必要がないと思って省略していたのですが、周囲からダメ出しがありましたので追記します。

庭の放射性物質は側溝に流れます。行政は年1度くらいの清掃をしてくれると思いますが「つまってしまい雨水の流入ができにくい」と申告しますと臨時で行ってくれます。（理由は何でもOKですが）

私有地の場合、側溝は各自で清掃する必要があると思います。蓋は重いし大変ですね。東京の場合、ご自宅の前だけで便利屋さんに依頼すると3千円くらいから依頼ができます。（要見積もり確認）


以前「小金井公園でホット・スポット！」とのTwitterでの呟きがあったようですが、管理人さんの目撃情報によりますと、落ち葉を集めていろいろな計りかたをされていたそうです。目的はわかりませんが、話題を作ったんでしょうね。

もうひとつついでに。東伏見の某大学、保健体育会合宿所周辺敷地、運動場、周辺公園も5月段階で既に問題は全くなかったそうです。

現場からさま
いつもご意見、ご助言を参考にさせいただいています。ありがとうございます。

もしご存知でしたら教えて下さい。
我が子は中高生ですので小さい子のいる家庭ほど神経質にならないように気を付けていますが、情報集めの道すがら訪れるサイトやブログの中には、恐ろしげな体調不良を訴える人が集まっているところがあって少し怖いです。その方たちの居住地と我が家が近かったりすると本当に。
その人たちの年代が必ずしも子どもだけではないところも気になります。
具体的には鼻血や体中の紫斑、消化器系のトラブルやはては心臓病とか。
私は一つ一つの症例を見ていて、例えば鼻血が放射能の影響なら造血機能が壊れているわけだから止まるわけはないし、消化器系や心臓の不調などはたまたま生活習慣の悪かった人が疲労や栄養の偏り、ストレスで体調を崩しているとかもともとアレルギーがあったりするだけだと思うのですが、そんなことそこで書き込んだら袋叩きにあいそうです。

原発にごく近いところの子どもが、というのなら考えられなくもない症状だと思うのですが、首都圏でそのような症状が出ることは本当にあるのでしょうか。現場さまの書き込みを読む限り、とてもそのような状況にあるとは思えないのです。

私の家族は全く健康です。ことに子どもは、原発が深刻な状況だった、都内も危険だった、と言われる数日に学校は休みでも屋外の部活動に励んでおり、雨も浴びて盛大に呼吸していましたが、全く何の不調もありません。家庭では中部大学の先生のブログなどを参考にしてよく掃除したり食事の準備に時間をかけて栄養バランスにできるだけ気を配ったりをしてはいます。
家族の周囲には先に挙げた体調不良を聞くことはありません。気心の知れた友人たちと少し話しましたが、その周囲でも聞きません。
この違いはなんなのでしょう？

右往左往　さん

私事、当初は精神科を目指しておりました。学閥という壁に激突しまして、方針転換をしまして今日に至ります。学閥違いですが、継続的に趣味として学んでいることに神経質症があります。現職を退職後は学習障がい、発達障がいを遺伝子的、神経質症的に勉強しようと考えております。

と前置きをしまして・・・

動物は命の危機には「恐怖」として敏感に反応します。病気で死ぬ直前には「恐怖」はなくなりますから安らかに待てます。その恐怖はご自身の心が優先します。そこには近代医学や科学が入る余地がありません。全ての検査をして病気ではないと診断されても、ご自身が「病気」と思えば完治しません。その場合多くの現代医学は神経症として投薬治療で快方を待ちます。治らない方も多いです。

しかし、投薬などせず「とりあえず、あなたはすぐに死なないから、恐怖から逃げずに、あるがままに建設的に生きようか」と仕向ける療法があります。近代医学、学閥的に拒否され広がりをみせませんが、PTSD、恐怖観念、一部学習障がい、更年期障がいによる所謂不定愁訴等に有効であるとされています。


＞恐ろしげな体調不良を訴える人が集まっているところがあって少し怖いです。

おそらく、その皆さんの体調不良は事実です。中には診療を受けた方もいらっしゃるのでしょう。現代的な真面目な医師は「放射線の影響？それはないでしょう。お大事に」と言うでしょう。でも納得できない人はたくさんいて症状は悪化します。そして孤立します。

現代ではNetで検索する人もいらっしゃいます。同じような環境、症状も方がいれば、より一層怖いのですがなぜか「私だけじゃない」と安心もできます。そうして同じ意見の方々が語り合い、解決はしないけれど安心できる場所ができあがる。そして、お仕事で、または目的なく「あおる」方が現れます。中には悪意なく恐怖を増幅することで自身の心の安定を求める方が現れます。


私の親たちの世代の地域開業医師はどこも悪くない人に「体がつらいね。でもすぐには死なないから大丈夫。今の症状も次に来るときにはおさまっているよ。薬出すから飲んで」と整腸剤や胃薬を出しました。不思議に次回の診察時は快方に向かうのですが、今はそのような医師は減りました。医師が門前薬局に処方箋を出せば、その場で検索してどんな薬かは知られてしまいますから、辛いこと、不調なことを理解して話を聞くだけで治す「名医」は激減しています。

外来で（ちょっとしたお遊びなんですが）、どこも悪くないけれど不調を訴える人に、難しい顔をしながら聴診器をあて「どこか痒いところはありませんか？」と何度も訊くと必ずどこかが痒いと答えてくれます。頭で考えれば必ずどこかに症状がでます。その後、ご本人が申告する症状が気にならない時を聞きだします。大概、忙しいときはその症状がありません。脳は時間が余ると自身で気になる場所に神経を集中します。不思議なもので、考えるとそこが不調になり、「やっぱり病気だ」と確信します。これを心身拮抗作用と言います。心が優先して体調不良になることは良くあることです。

「とりあえず、やるべきことは不調でもやりとげる。」と忙しい時間をつくるようにお勧めし、忙しいときは症状が出ないことを確認させる。それで症状の本質を理解してもらう。それで全快に向かうことも多いです。

放射能を心配してない時に子どもが鼻血をだしたら「指を入れたでしょ？」と思います。あざを見つけても「どこにぶつけたのかな？」と思うでしょう。悩み事があれば1時間もすれば胃に潰瘍はできます。
あと1年半もすれば、何もしなくても空間線量も激減します。20年もすれば何が真実かは明らかになりますし、医学の進歩で癌も「告知」なんて儀式もせず、「胃がんですね。3日休暇を取れます？」なんて時代もきます。

現場様

ご親切に丁寧なお返事、本当に有り難うございます。
胸のつかえがとれた様な有り難い気分です。
詳しい除染対策、有り難うございます。パソコンにお辞儀している状態です。
拡散した会社に着払いで送りつけた友人様を見習いたいですが、一応やめておきます。

＜西東京市の西側の旧市名と同一の苗字の友人
ローカルで笑ってしまいました。まさに数件隣にいらっしゃいます。
この辺は広大な土地を所有された地主さんが多いです。
原発事故直後は、路面販売されている所のほうれん草が空しく山積みされ「詰め放題」
でも誰も買わずに乾涸びていました。
今はもう安心と考えて良いのでしょうね。除染や土壌改良されていなくても良いのでしょうか。

2011.06.05 植え込み 練馬区東大泉　ヨウ素 9 Bq/kg　セシウム134　329Bq/kg セシウム137　377Bq/kg
セシウム合計706 Bq/kg　　45890 Bq/m2

こちらは極端なご意見の黄色い名の方系の情報ですが、
こういった土壌調査結果を拝見し、割と近いのでどう考えれば良いものかと思っていました。

狭山のお茶、秩父の牧草も基準値を超えたとの事ですので、
今年豊作だった自宅のラズベリーは破棄してしまいました。

小金井公園ホットスポット情報は存じませんでしたが、その付近で草が基準値超えたとの情報があり
行っていませんでした。
爆発当時生えていた草や植物はそこそこ汚染されていると思って行動しています。

地面に落ちた放射能は土ぼこりとして、吸引する事になるのでしょうか。
この辺りの数値なら問題ないと考えて宜しいでしょうか。
土ぼこりの中、地面すれすれで遊ぶ小さな子供達を見ていて不安に感じています。

また次々と質問が出ている形となってしまいました。

現場様に本を出して頂き勉強したいものです。
お子様の育て方も聡明でいらっしゃる事でしょう。
「そんなことは知らなかった！」とは母として子供に申し訳ないものです。

長々乱文失礼致しました。
直接お礼が出来ないのが歯痒い程感謝致しております。