「超個人的意見」での、安全な食物の情報交換｜掲示板スレッド

どんな科学的な内容も学者の意見が統一されることはありません。現段階で世界的に確認されているのは「放射能吸収線量約100ｍSvの線量域まででは臨床的に意味のある機能障害を示すとは判断されない」と言うことです。「判断されない」のであって、証明されていることではありません。科学では「～～が無い」ということは証明することができません。「現時点で確認できないことは、無いことである」との判断をする習わし、確認事項があるので、それに従います。
証明されていないから将来的にはありうると考える団体があります。その一つに緑の党を母体にするECRRがあります。彼らでさえ100ｍSv以下の被曝についてはICRPと同様の考え方をしていますが、外部被曝よりも遥かに多い内部被曝が同時に起きるため膨大な被害が出るとの考え方をしています。
実際、福島の場合、3373人についてのWBC検査で、浪江町の7歳男と5歳女が2ｍSv、5~7歳児5人が1mSv、他は1mSv以下でした。ロシアと比べるレベルではありませんし、ここまで押さえた日本は評価されるべきだとも思います。


インド、ブラジル、中国、イランなどの天然放射線が強い地域での疫学研究で500mSv以下の線量では、重篤な影響は起こらないことは分かっています。私が滞在した中国の陽江では3.5mSv/yの自然被曝がありますが、総被曝線量が400mSvを超す人の発癌の相対リスクが対照群の0.66と低いことをわかっています。

それをも考えに加えると、日本ではあまり心配がいらないと思います。


発癌について今後注意することは何か？それは、美味しくて栄養のある食事を摂り、楽しく毎日過ごすしかありません。癌になったら治すだけです。

そもそも生まれながらに細胞のDNAがもつ遺伝情報が正しくないと、細胞分裂時に癌細胞に変化する可能性があります。通常、遺伝子情報が正しくないと、その細胞は分裂しないでアポトーシスをしますが、癌抑制遺伝子の働きが十分でないと、突然変異によってがん細胞になります。癌細胞は免疫機能であるナチュラルキラー細胞によって捕食されますが、ある程度まで増殖するとその効果がなくなり増殖してしまいます。DNAのもつ塩基配列といわれる遺伝情報に傷があることが、癌の初段階ですが、これは防ぎようがありません。

放射線他の外部の影響による発癌も何とかできます。
DNAの塩基配列は酸素とその化合物（活性酸素）により壊されます。活性酸素は紫外線、放射線、化学物質などによって体内に発生し、塩基配列に損傷を受ければ癌になる可能性があります。塩基配列の傷の数は発生した活性酸素の数と比例していると考えられ、活性酸素発生数は紫外線や放射線の量と比例していると考えられます。
比例＝Linear　しきい値なし＝Non-Threshold＝　LNT仮説　と言われます。
少しでも損傷があれば、必ず発癌につながる可能性がありますが、これにもDNAの傷の修復能力があるので、多少の傷なら治ります。
酸素呼吸により、すべての細胞で5～50万/日の塩基配列が壊されますが、人間には高度な防御システムがありますから、健康で若いうちは何とかなります。60歳過ぎたら健康診断を積極的に受ければ早期発見で何とかなります。

また塩基配列は外部要因だけで壊れるのではなく細胞分裂のときのDNA情報コピー時に1/10万分の１ぐらいのエラー率で壊れます。

＞福島の私がいる地域で流行っているRO浄水器は、月に3500～5000円でレンタルできるそ＞うです。予算的にボトル水などを購入できない人が設置していますね。

福島でも、水が汚染基準を超えているところなどないのでは？

なぜ、ＲＯやボトル水が流行っているのでしょう？

福島の水は何か危ないところがあるのですか？

だとしたら、それを使って育てている農作物や食品加工なども心配になってきますね。

こんなところから風評被害が出てくるのかも？って思ってしまいました。

問題ないのであれば、水道水をそのままお使いになることを、福島の皆さまにお薦めになられるのがよろしいのではないでしょうか？　

確か、ＲＯより、塩素の殺菌効果やミネラルも期待できる「生の水道水」や「何十年も昔の水である井戸水」が、一番安全で経済的とお薦めされていませんでしたか？

＞福島でも、水が汚染基準を超えているところなどないのでは？

はい、ありません。

＞なぜ、ＲＯやボトル水が流行っているのでしょう？

全国的な流行であり、同一の理由なんでしょうね。供給ができるようになり、大量生産でコストも安いからでしょうか。

＞福島の水は何か危ないところがあるのですか？

データで特異なものはありません。1行目と同じ質問ですね。

＞だとしたら、それを使って育てている農作物や食品加工なども心配になってきますね。

農作物、加工品には原則として水道水は使わないですよね？小中学校で習った記憶がありますよね？

＞こんなところから風評被害が出てくるのかも？って思ってしまいました。

それは、あなたのように考える方がいるからでしょうね。論理的におかしくても、強引に歪曲する。何が目的でしょうかね？
所詮、安全な場所で退屈して、暇をもてあましている人なんでしょうね。毎日、楽しいですか？


＞問題ないのであれば、水道水をそのままお使いになることを、福島の皆さまにお薦めになられるのがよろしいのではないでしょうか？　

前にも言いますが、反医学的。非科学的な商業的団体以外はお邪魔はしません。買いたい人がいても邪魔をしません。予算の関係で導入できない方には、詳細に安全性を伝えます。
震災前に、先輩らの多くのお子さんが通う幼稚園、小学校には水筒を持参する子どもが多いと聞きました。仕事仲間の集まりが九州であり、「東京の子どもは・・」と話したら「それは福岡では常識だよ」等々の話を耳にしました。震災前でもそのようなに水道水を拒否する方がいらっしゃるのです。

＞確か、ＲＯより、塩素の殺菌効果やミネラルも期待できる「生の水道水」や「何十年も昔の水である井戸水」が、一番安全で経済的とお薦めされていませんでしたか？

ROをスーパーなどで入手するのは、持参するボトルの殺菌面でどうなのか？加熱して使用が良いだろう。
日本で販売される粉ミルクは、水道水のミネラル分も含め基準があるので、販売されるミネラル水を利用する場合は、成分が極力少ないものを選ぶべきだ。
水道水の全部、または一部は深井戸水が利用されているが、水道法で管理されているので最も安全である。また販売される水も数10年、100年以上も地層で濾過されるものであり、食品衛生法により管理されているものは安全と判断できる。しかし、食品衛生法より水道法での管理の方が基準は厳しい。
経済的にとは言いましたっけ？

＞全国的な流行であり、同一の理由なんでしょうね。供給ができるようになり、大量生産で
＞コストも安いからでしょうか。

関東圏ですが、ボトル水はじめたとこです。

同一理由っていうのは、やっぱり、「いくら、国や県が安心っていっても、不安があるんだよねえ。特に乳幼児がいると」っていうやつですね。業者が震災後、関東中心に急増って言ってましたが、福島もなんですね。福島って、関東より細かく念入りに調べているから、不安がる人って、関東圏より少ないと思ってました。

ＲＯ浄水器のレンタル、そんなお安くあるんですか。調べ足りなかった。初期費用なしで安ければ、不安な時期だけ入れて止めることできるのがいいですね。



＞農作物、加工品には原則として水道水は使わないですよね？小中学校で習った記憶があり
＞ますよね？

工業用水、農業用水ってやつですか。

加工品って、街のパン屋さんやお弁当屋さんも含めての話でしょ。これは、井戸がなければ水道水になっちゃいますね。

弟子Ａさま、いつもありがとうございます。

東京でも福島でも、水道水は基準値以下で安全だと言われても、
微量でも含まれていたら、なるべく子供には与えたくないというのは親の心情ですよね。

＞ROをスーパーなどで入手するのは、持参するボトルの殺菌面でどうなのか？加熱して使用が良いだろう。

ROのウォーターサーバーで不安に思っておりましたが、
スーパーのものだと持参するボトルの衛生面が問題・・・ということであれば、
ひとまず安心いたしました。

＞「いくら、国や県が安心っていっても、不安があるんだよねえ。特に乳幼児がいると」

それに加えて、政府の発言は首都圏向けだと考えている方が多いですね。空間線量の違いもありますから、関東の方より被曝しているでしょうし、できるだけ防ぎたいとの気持ちもあると思います。

不安があって、資力のある方は逃げてます。資力のない人は新たな原発事故関連職に就く方もいます。
「関東より細かく念入りに」といえるほど調査は進んでいませんね。報道されないだけで世田谷の特殊な場所程度の数値は出てます。
また「風評」と言われそうですから、ついでに書きますと。山に沿った、囲まれた地域は高いです。最近の米の話も山に囲まれています。
街中は排水の問題でしょうか。2年くらいは高い場所もあるかもしれません。
農地をもとに戻すには20年はかかるでしょうか。でも土壌改良や除染、追肥など防御で作物への影響は抑えられると思います。


＞ＲＯ浄水器のレンタル、そんなお安くあるんですか。

私たちの住まいは、年1回の立会メンテがあります。基本料3500円です。

＞街のパン屋さんやお弁当屋さんも含めての話でしょ。これは、井戸がなければ水道水になっちゃいますね。

地域密着店舗では風評にはならないと思います。
因みに有名なお饅頭屋さん。洋菓子屋さんの工場もROを取り入れていました。「それを公開するのは他社に迷惑が・・」とのことです。

＞ROのウォーターサーバーで不安に思っておりましたが、
＞スーパーのものだと持参するボトルの衛生面が問題・・・ということであれば

こんらんしょっぷさん、うちもスーパーにＲＯ水をくみにいってました。
ボトルの衛生面が心配だったので、そのまま飲むのには使ったことがありません。
また、外にこどもが持っていく水筒のお茶にも使いませんでしたね。
煮炊き、ボイル、たまに私のコーヒーに使ってました。そのまま麦茶づくりなどしないで、沸騰させれば安心度が高まるかも。また、小ボトル２つにして冷蔵庫保管してました。

>それに加えて、政府の発言は首都圏向けだと考えている方が多いですね。空間線量の違い
>もありますから、関東の方より被曝しているでしょうし、できるだけ防ぎたいとの気持ち
>もあると思います。

なるほどお。
それでもって、私たち関東人は、関西の方より被曝しているだろう、震災前基準を保ちたいから、できるだけ防ぎたいという気持ちがでてくる。人間は、お金、時間が許す限り、めんどうでなければ、できるだけって考えちゃうのですね。

＞不安があって、資力のある方は逃げてます。資力のない人は新たな原発事故関連職に就く
＞方もいます。

これは関東も同じですね。資金力あれば、安全と言われても逃げるのはＯＫだし。でも、家族離れ離れ暮らしってなると、また家族の人生に、新たな問題がでてくるし考えものですね。

＞それでもって、私たち関東人は、関西の方より被曝しているだろう、震災前基準を保ちたいから、できるだけ防ぎたいという気持ちがでてくる。


私たちには関東と福島を比較ができないんですね。
現状の福島県のような状況では、被曝を避けるために除染をする、できるだけ外出しない、できれば転居・転校する、食品を厳選するなどが必要です。その行動が心理的なストレスの原因にならないように注意しなければならない。でも、関東では心理的ストレス以外は当てはまらない。

母親の気持ちは子どもに伝わるので、子どもを放射線の直接的な悪い影響から守ろうとする余り、心理的なストレスを掛けないように注意をする。心理的なストレスを除くにはまず親が「安心」すること。「安心出来るはずが無いでしょ」と言われれば、「安心しなくて良いので、情報を正確に、吟味して理解し、他人に話せるくらいの知識とするように」とお話しします。

関東では心理的ストレスが大きいでしょうね。発癌への悪影響も出ます。経済的ストレスも大きいですね。