愛子さま入院｜掲示板スレッド

２６代継体天皇（当時は大王でしょうが）までは確実にさかのぼれるといわれますね。これが正しければ、１５００年は続いていて、世界最古の王朝らしいです。

皇統の面白さというか魅力は、「時の権力者が残そうとして残してきた」ということだと思います。普通は武力等で皇位簒奪。皆殺しでもおかしくない。たまたま残ったのではなくて、断絶しないように周囲から（政敵といってもいい）考えられてきた。それが千年以上も続くなど他国に例はないのではないでしょうか（江戸時代、徳川家は皇室から征夷大将軍の地位を賜っていた）。

私も歴史には詳しくなく、古事記や日本書紀は各地方の民話の寄せ集めや作り話じゃないかと思うのですが、それでも結果論からみると、天照大神の「天穣無窮の神勅」が現時点まで守られている。この点、神話からつながるといえなくはなく、すごいなと思う点です。子孫であればいいので、傍系でもどこかから子孫を連れてきてもこだわらない（現実はいろいろあったでしょうが）。とくに男子は死亡率が高かったので、価値があるのでしょうね。外戚を排除しようとしたのか、女性天皇はおられても女系は例がなく、粘り強く諦めなかった。


うまく説明できませんが、昔から天孫降臨なんてだれも信じちゃいないと思うのですが（すみません）、神話に沿うように従うように、皇統がつづられてきている、というところ、日本人は生真面目なのか、いい加減なのか。皇室が国体といわれるのは、それ自体が国民性を表しているのかなと思ったりします。

皇室の存在意義を問うのは難問だと思うのですが、日本人が思っている以上に他国からは大事に思われているのはわかる気がします。私見ですが、いかがでしょうか。

長きにわたる皇室も存続を続けるために、改革が必要な時だと感じます。

＞皇統の面白さというか魅力は、「時の権力者が残そうとして残してきた」ということだと＞思います。

残そうとしてきたのは、利用しようとしてきた歴史でもありますが、
利用したほうが得と思われせるところがあったのが、日本人の民意だったのでしょうね。
となると、日本人って、興味深い民族・・ってことになるかもしれません。

ともかく、私のような、天皇は別に特別の人じゃない、むしろ、天皇家に生まれる不幸があるなと思ってるものにおいても、由緒・歴史のある行事などは永劫に続けていただきたいなとは思います。

批判もあるでしょうが、私は、女系になってもいいかなとも思います。

歴史は変わる、日本だって「よりよい方向」に変化していけばよい。
女性と男性の位置づけが歴史のなかで、だいぶ変化してきていますね。

何度か女性天皇になったとき、女系になってはいません。

〔31代・推古天皇｝25代・欽明天皇皇女⇒30代・敏達天皇皇后、異母兄用明天皇皇子の聖徳太子が皇太子
　　　　　　　　　時の政変の思惑の中で天皇に指名された、‘中継ぎ”的天皇？

〔35代・皇極＆37代・斉明天皇〕30代・敏達天皇皇女⇒34代・舒明天皇皇后、38代・天智天皇、40代天武天皇の母
　　　　　　　　　　　　　　　推古天皇と同じく、

〔41代・持統天皇〕38代天智天皇皇女⇒40代・天武天皇皇后、
　　　　　　　　　この方は皇后時代より大変強い権力をお持ちで、天武天皇崩御後、天皇のご遺志という形で、
　　　　　　　　　ご自分の意思で天皇になられた・・　と言われています。
　　　　　　　　　ご自分で産んだ皇太子草壁の皇子を天皇にしたかった・・
　　　　　　　　　その為、自身の同母姉天武天皇が大海人皇子時代の第一妃の産んだ大津の皇子を殺した・・　
　　　　　　　　　だけど期待の皇太子は、元々病弱で若死にしてしまった・・　孫に期待・・

〔43代・元明天皇〕38代天智天皇皇女（持統天皇とは異母だが、その母同士は姉妹・・蘇我氏娘）
　　　　　　　　　持統天皇期待の皇太子草壁の皇子正妃、42代文武天皇母
　　　　　　　　　持統天皇期待の孫・文武天皇もあまりご丈夫ではなかった・・

〔44代・元正天皇〕草壁の皇子と43代元明天皇の皇女、42代・文武天皇姉
　　　　　　　　　甥（文武天皇子）の45代・聖武天皇まで、つないだ・・

〔46代・孝謙天皇＆48代称徳天皇〕　45代・聖武天皇一人娘、母は藤原氏出身初めての皇后、生涯独身。
　　　　　　　　　　　　　　　　　持統天皇執念の血統も（天武天皇の血統も）ついに、絶える・・

〔代・明正天皇〕　代・後水尾天皇皇女、母は皇后徳川和子（徳川秀忠と正室の娘）
　　　　　　　　徳川家の意向もあり天皇となるが、その後異母弟・後水尾天皇皇子が次の代・・

〔117代・後桜町天皇〕　115代・桜町天皇第２皇女、同母弟116代・桃園天皇よりの指名で、118代・後桃園天皇
　　　　　　　　　　　（桃園天皇皇子）までつなぐ・・


　だいぶ記憶の曖昧な部分があるので、詳細がお知りになりたければ　お調べ下さい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

つい最近知ったのですが、Ｘ染色体は変化していくけれど、Ｙ染色体は代々変化することなく受け継がれていくのだそうですね。
ですから、Ｙ染色体が続くということが、例え御兄弟など直系からはずれても意味があるのでしょうね。
それを知るまでは、単なる男尊女卑かと思っていました。

Ｙ染色体が継がれたから何だ、と言われればそれまでですが。
（特に重要な情報が入っているわけでもないみたいなので）

Y染色体は伝わっていくんですよ。他の染色体や遺伝情報がすべて変わっても普遍なのはY染色体です。以前、海外の方達と話しているときにどこの国でもなぜ男の子を跡継ぎにするのか？と生物学系の研究者達と話題になったことがあります。答えはY遺伝子がルーツを伝えるからに落ち着きました。
天皇家が男系で繋いでいらした意味は大きいと思います。
日本人のルーツに関わることではないでしょうか。
私は無理に女系宮家を創設するよりも皇籍を離脱した宮家に復活していただいた方が良いように思います。そして眞子様達にふさわしい方がいらして、お互いにお気に召したら結婚されたら素晴らしいと思います。
皇室のY遺伝子と皇室でお育ちで公務とか内情を良くおわかりになるお二人、さぞ素晴らしい品のある宮家が想像できます。
清子様だって、お相手を探すのは大変でした。
それが、宮家に婿入りではますます内親王、女王様達が縁遠くなりそうです。

＞Y遺伝子がルーツを伝える

なるほどお。　２０何代めくらからは、日本直系の混じりけのない遺伝子が伝えられているということですね。

ぜひとも、天皇ご一家の遺伝子を分析してほしいものですが、それはかなわないでしょうから、割と近い「旧宮家」の遺伝子を分析し、京都あたりのだいだい続いている名家、また私たち庶民の遺伝子と、どのあたりが違うのか、ぜひ調べてほしいものです。

別に批判的にいっているわけではりありません。Ｙ遺伝子の伝えるルーツってどんな情報をもっているのか？興味があるだけです。

41代・持統天皇の中で、だいぶ私感が入ってしまったので少し訂正します。

天武天皇が病床に伏された時に、世の政は皇后・皇太子（草壁の皇子）の判断を仰げ・・と共同統治状況が始まり
その後天武天皇崩御⇒大津の皇子謀反⇒草壁の皇子死去、となっています。
大津の皇子の母大田の皇女が、持統天皇と同じく天智天皇と越智姫の同母姉妹で、同時に天武天皇（時の大海人皇子）の妃となり、１年違いで大伯の皇女（母大田の皇女）・草壁の皇子・大津の皇子の順で生まれ、大田の皇女が
早世した為に、持統天皇（うののささらの皇女）が皇后に、草壁の皇子が皇太子になった。
が皇太子は病弱で、大津の皇子は健康で優秀文武に優れ、父天武天皇の信頼も厚かった・・
天武天皇崩御後すぐに、川嶋の皇子の密告で謀反発覚⇒処刑、に色々なお話があるというだけです。

それと、孝謙天皇（後に称徳天皇として再度天皇に）が生涯独身で、天武天皇の血筋が途絶えたと書きましたが、
天武天皇第一皇子・高市の皇子（母の身分が低く皇位にはつけなかった）の高階氏、
舎人の皇子（母は天智天皇皇女・新田部の皇女、大田・うのの皇女とは異母）の清原氏など、続きました。
47代・淳仁天皇は舎人皇子の子供です。　清原氏は別の兄弟（母の身分低し）よりです。

又孝謙天皇は聖武天皇と皇后・藤原光子の一人娘ですが、異母妹に井上内親王がいて、その人が嫁いだ先・
38代天智天皇皇子・しきの皇子の孫だったか？もう一代後の、49代の天皇へ、その子の桓武天皇へ続きました。
これを女系・・といえば女系？（井上内親王からという意味で）でも、もともとの？　壬申の乱で、天智天皇皇子
・39代・大友皇子（39代は追尊、皇后は天武天皇と額田の女王の娘十市の皇女）から皇位が天武天皇に行った・・
それが天智天皇の血筋に戻った・・？　大友皇子としきの皇子は異母でどちらも母の身分は高くない・・

昔の天皇家の物語は、なかなか複雑？　です。