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投稿者: 失笑 (ID:UOpGQQ6Jofo) 投稿日時:2005年 07月 31日 20:11
旧聞になりますが、来年誕生する一貫校も扶桑社教科書を採用するそうですね。
なんて取り返しの付かないことを....
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【144461】 投稿者: 責任をあやふやにする国と国民 (ID:gXMaEXeRlRE) 投稿日時:2005年 08月 02日 12:59
nanasi さんへ:
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> 引用が長いのはマナー違反でしょうか?
> 私が日頃思っていることを全部言ってくれた、と嬉しくなってしまったもので。
> それで、話題の教科書については、どちらの立場でいらっしゃるのか、
> ぜひ教えてください。
その教科書は読んでいないのでなんとも言えません。
ただ日露戦争後くらいから日本人は思考停止状態にあるのではないかという気がしています。
歴史を冷静に自分自身の頭で考えて結論を出してはいないのではという気がします。
戦争に負けた途端に今までのことは全て悪くて、占領軍が全て正しい空気に変わってしまった。
判断を絶対者に委ねた方が楽だから唯々諾々と従っているという気がします。
今も平和、平和と唱えさえすれば平和は得られるとのお気楽な国民になってしまった。
マスコミも批判し易い相手(政府)は批判しても、批判すると怖い相手(一般国民、特殊な団体など)は批判しない。
本当に戦前、戦中に日本がしたことは全て間違っていたのだろうか。
アジア諸国にマイナスだけが残ったのだろうか。
卑近な例ですが、敗戦当時私の父親は旧満州で工業物資を造る工場を建設していました。
敗戦で建設途中の工場は八路(中国共産党)軍に接収され、2年間満州に抑留されて工場を完成させ、操業させて中国軍に引き渡してから放免され引き揚げてきました。
多分日本が中国に残した施設設備(ダム、発電所、工場)等は膨大なものだと思います。
これによって日本の罪が許されるわけではありませんが、こうした財産も残してきたことはきちんと評価すべきだと思います。
そして日本人が日本人に働いた戦争犯罪は裁かれていない。
真珠湾攻撃を卑怯な不意打ちにしてしまった米大使館の怠慢。
無謀な多くの作戦で多数の日本兵を無意味に殺してしまった作戦の責任者(参謀)。
特高攻撃を考えだした軍人。
旧満州にソ連軍が攻め込んできた時に情報を掴むや否や邦人開拓団を見殺しにしてさっさと逃げてしまった参謀等の関東軍の高官。
国際法に違反しても戦勝国は罪を問われていない。
不可侵条約を破って旧満州に攻め込んできたソ連。
捕虜をシベリヤに連れて行き不等に抑留して10万人以上の死者を生んだソ連。
(従軍慰安婦は裁判にもなり大々的に報道されても、不当なシベリヤ抑留の裁判はおろかそれに関して糾弾する記事もほとんど読んだことがない。)
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【144482】 投稿者: 本当に・・ (ID:FjUo54Sx3P2) 投稿日時:2005年 08月 02日 13:47
「責任をあやふやにする国と国民」さんのおっしゃること、説得力がありますね。
私もこのご意見にはほとんどうなずきます。
そこに生きていなかった私たちたちは、どういう事実があったのか、結局誰かに教えてもらうか誰かの書いた記録なり著書を読むことによってしか知りえないのです。
自分の身内の体験談は貴重なものだと思います。
戦争が起きて緊急事態になれば、敵味方を問わず、人間の本性が出て、敵に殺される恐怖より味方に裏切られる絶望のほうが大きいという事態にもなると思います。
ご指摘のことは明らかになっていても責任を追求するような大きな世論にもならなかったし、政府も放っておいて60年たってしまったということでしょうか。
外交的に他国と渡り合うことができない国が戦争をするということ自体、おろかなことです。
ある歴史の事実を巡って、いろいろな視点・可能性があるなら、それを併記するのが本来正しいことではと思います。何かの原因を巡っては常に論争があるものです。
ただ、「やってしまった行為」というものは隠すものではありません。それをどう伝えるかは確かに考えるべきことでしょうが、事実でしか人は判断できません。
偏りのない事実部分を伝え、論争のある部分はそのままそれを伝え、そして戦争のおろかさをはっきりと伝える、そういう教科書であってほしいと思うのです。
そして武力ではなく単なる理論武装でもなく、人として外交で他国に太刀打ちできる、一目置かれる人材をどう育てていくか、それが教育のめざすところとなってほしいと思います。 -
【144487】 投稿者: ・・・ (ID:XrawacC6eS2) 投稿日時:2005年 08月 02日 13:58
本当に・・さん
>ただ、「やってしまった行為」というものは隠すものではありません。それをどう伝えるかは確かに考えるべきことでしょうが、事実でしか人は判断できません。
>偏りのない事実部分を伝え、論争のある部分はそのままそれを伝え、そして戦争のおろかさをはっきりと伝える、そういう教科書であってほしいと思うのです。
本当にそうですねー。
日本は中国や韓国を近代化してやったりしなければ良かったのにねー。
余計なおせっかいをしてしまったばかりに・・・
よろしければ、是非ともこのホームページの写真をご覧下さい。
http://photo.jijisama.org/
↑ここの写真で事実がよーく見えてくるはずです。 -
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【144509】 投稿者: 歴史への姿勢 (ID:v3cqLJ79sbo) 投稿日時:2005年 08月 02日 14:39
本当に・・・様
>外交的に他国と渡り合うことができない国が戦争をするということ自体、おろかなことです。
>ある歴史の事実を巡って、いろいろな視点・可能性があるなら、それを併記するのが本来正しいことではと思います。何かの原因を巡っては常に論争があるものです。
ただ、「やってしまった行為」というものは隠すものではありません。それをどう伝えるかは確かに考えるべきことでしょうが、事実でしか人は判断できません。
偏りのない事実部分を伝え、論争のある部分はそのままそれを伝え、そして戦争のおろかさをはっきりと伝える、そういう教科書であってほしいと思うのです。
>そして武力ではなく単なる理論武装でもなく、人として外交で他国に太刀打ちできる、一目置かれる人材をどう育てていくか、それが教育のめざすところとなってほしいと思います。
全く同感です。
事実と言うものは、右でも左でもありません。
それをどう捉え、どう教科書に書くかで、子ども達の受け取り方にも影響が出て来るのだと思います。
本当に・・・様が仰るような姿勢で作られた教科書で教育するのが、本当の教育でしょう。
勉強は真理の追究であるべきで、一部を載せなかったり、感情論で作った教科書で、日本人の自信や誇りを取り戻させようとしても、変(ある意味では危険)な国粋主義になりそうですね。
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【144516】 投稿者: ・・・ (ID:XrawacC6eS2) 投稿日時:2005年 08月 02日 14:43
歴史への姿勢さま
何だかんだいっても、扶桑社の教科書改訂版は今日発売なんだから、
読んでから語ってるわけでは無いですよね?
なので、
>勉強は真理の追究であるべきで、一部を載せなかったり、感情論で作った教科書で、日本人の自信や誇りを取り戻させようとしても、変(ある意味では危険)な国粋主義になりそうですね。
と言い切るのは変でーす。
>事実と言うものは、右でも左でもありません。
>それをどう捉え、どう教科書に書くかで、子ども達の受け取り方にも影響が出て来るのだと思います。
>本当に・・・様が仰るような姿勢で作られた教科書で教育するのが、本当の教育でしょう。
だから、上のようなことを中国・韓国・北朝鮮に言ってやれる国にしましょうよー。
かの3国こそが「真理を追究せず」「一部を載せなかったり」「捏造したり」「感情論で作ったり」やりたい放題やってるんだからー。
いつまでもいつまでも日本が加害者って子供に教え続けてる場合じゃありませんよ。
あ、ここに集う頭が左巻きの方々は、「平和・平和」とお題目を唱えている限り日本は安全だと思ってる方々なのでしょうね。
何かとてつもない事件が起こらない限り、目を覚ます事は無いのでしょうか?
中国は、尖閣だけじゃ物足りなくて、今度は沖縄そのものを狙ってきてますよー。
のん気に扶桑社の教科書批判してる場合じゃないでしょー。
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【144525】 投稿者: 歴史への姿勢 (ID:v3cqLJ79sbo) 投稿日時:2005年 08月 02日 14:52
歴史の事実は大切ですね様
>歴史への姿勢 さんへ:
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>> 繰り返しますが、言いたかったのは、大人が取るべき態度をしっかり子供たちに、歴史の事実を、バイアス無しに、客観的かつ冷静に、子ども達に伝えるべきだ、ということです。
>今の日本では、まったくこれができていませんね。子供たちに伝える以前に
大人たちが歴史の事実を知らないからです。
お返事遅くなってすみません。
本当に私達大人も、勉強し続け、考え続けないと、日本はもろ過ぎるところ迄来ている、これがいつも私が思っている事です。
皆さんのレスは、それぞれ価値観や歴史の解釈、ご両親からの話などで意見は違うものの、いろいろな視点で、掘り下げて考える機会になっていて、興味深く読ませて頂いています。
歴史の事実さんからの他の方へのレスに、
>事実は事実として真摯に捉えるべきという立場です。
賞賛する必要も卑下する必要もありません。
と書いていらっしゃいましたが、これも賛成です。
子ども達に、その事実をどう考え、どう将来に生かすか、問いを投げかける事が必要、と言う事ではないでしょうか。
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【144532】 投稿者: 歴史への姿勢 (ID:v3cqLJ79sbo) 投稿日時:2005年 08月 02日 15:10
・・・様
>いつまでもいつまでも日本が加害者って子供に教え続けてる場合じゃありませんよ。
加害者って教え続けるべき、と書いた覚えは全く無いのですが。
>のん気に扶桑社の教科書批判してる場合じゃないでしょー。
・・・様ご自身にとっても然り、ではないのでしょうか?
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【144540】 投稿者: 都立復権のことは夢のまた夢(字余り) (ID:SdpngUBh.fs) 投稿日時:2005年 08月 02日 15:14
失笑 さんへ:
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> 旧聞になりますが、来年誕生する一貫校も扶桑社教科書を採用するそうですね。
> なんて取り返しの付かないことを....
内容に関して、前後左右様々な議論がありますし、それぞれの親御さんもお考えはあろうかと思います。
しかし中高一貫校を進学のために選ぶ親にとっては、受験に向いた定番の教科書を使っているかどうかが最大の関心事でしょう。
それが分かってながら、あえて採択したというのなら、やはり少なくと私の選択肢には入らなくないりますし、都立校の復権を賭けて設立したはずではなかったのかといいたいですね。
(理解できていないというのなら、やはり学習指導の面から言って、頼むに足らずだと思います)
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