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【143372】都立一貫校の教科書

投稿者: 失笑   (ID:UOpGQQ6Jofo) 投稿日時:2005年 07月 31日 20:11

旧聞になりますが、来年誕生する一貫校も扶桑社教科書を採用するそうですね。
なんて取り返しの付かないことを....

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  1. 【145588】 投稿者: 曇りのち晴れ  (ID:lepNMj.LJVI) 投稿日時:2005年 08月 03日 23:35

    アララララさん

    レスありがとうございます。該当箇所は13年度版だったのですね。
    今年度版では、遺書の部分は削除されてます。

    1勝5敗さん

    私も、この遺書については教科書に載せるには不適当かと思います。
    とりあえず今年度版には記載されてません。

    ところで、

    >日本の戦争が侵略戦争だったというのは、戦勝国の一方的な宣伝にすぎ
    >ない、そんな宣伝にまどわされて、自国の戦争に対して罪悪感をもつ必
    >要はない、つまりそんな罪悪感はすてて、日本の戦争に誇りをもとう、
    >日本は立派な戦争をやったのだと胸をはっていおうということです。

    捉え方の違いなのかもしれませんが、指摘のあった具体的な項目で、
    「戦争に誇り」をもとうという意図は感じられませんでした。
    ABCD包囲網で日本が窮地に立たされ、ハル・ノートで対米開戦を決意したのも事実であり
    大東亜会議が開催されたのも事実。一方で、この戦争で、アジア諸国に甚大な被害をもたらせたことも事実として記載されている。事実を事実として述べることが何故「戦争に誇り」を
    持つことに繋がるのか分かりません。



  2. 【145594】 投稿者: ゴーマニズム  (ID:gTUKytC2Tq6) 投稿日時:2005年 08月 03日 23:40

    本当に・・ さんへ:
    -------------------------------------------------------
    いろいろ言いたいことはありますが、
    結局、価値観の違いに帰着するような気がしますので、やめます。

    ただ、ちょっとだけ補足しますが、
    私は「美しい」=「正しい」or「良い」とはとらえていません。
    美しいけど誤りであるor悪である、ということもあると思います。

    それから、私は、
    「戦争には、正の側面もあれば負の側面もある。
     ある人にとっては正義であり、ある人にとっては不正義である。
     でも、正だろうが負だろうが、正義だろうが不正義だろうが、
     自分や家族や親しい人の命が危険にさらされるようなことは嫌。
     だから、やっぱり戦争は嫌。」
    というスタンスです。

    本当に・・さんの意見とそんなに相容れないようなものとは思いませんけどね。



  3. 【145596】 投稿者: 歴史への姿勢  (ID:v3cqLJ79sbo) 投稿日時:2005年 08月 03日 23:52

    哄笑さま

    哄笑さまの上のレスで、何か言い足りないような気がしていたことを、全部まとめて書いて頂いたような気がします。


    その哄笑さまのレスの後で、横レスで恐縮ですが・・・。

    思うにさま

    揚げ足取りでなく、お互い勉強の為・・・

    日本で、エネルギッシュ、と言うのは英語では、イナジェティック、が正しいのですが、
    お使いだった「イデオロギッシュ」について、ちょっと引っ掛かるものを感じたので、「イデオロギー」の形容詞を研究社の辞書で引いてみたら、「イデオロジカル」でした。

    このスレ失礼したら、もう使う事もないかも、ですけれどね。

  4. 【145600】 投稿者: 本当に・・  (ID:XLJEwjFeNfk) 投稿日時:2005年 08月 03日 23:51

    ゴーマニズム さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 本当に・・ さんへ:
    > -------------------------------------------------------
    >
    > ただ、ちょっとだけ補足しますが、
    > 私は「美しい」=「正しい」or「良い」とはとらえていません。
    > 美しいけど誤りであるor悪である、ということもあると思います。
    >
    > それから、私は、
    > 「戦争には、正の側面もあれば負の側面もある。
    >  ある人にとっては正義であり、ある人にとっては不正義である。
    >  でも、正だろうが負だろうが、正義だろうが不正義だろうが、
    >  自分や家族や親しい人の命が危険にさらされるようなことは嫌。
    >  だから、やっぱり戦争は嫌。」
    > というスタンスです。
    >
    > 本当に・・さんの意見とそんなに相容れないようなものとは思いませんけどね。
    >

    戦争は「嫌」というスタンスが確認できてほっとしました。
    そして正義と不正義に関してのお考えは私も同意です。

    でも、だからこそ「美しさ」と言うのは私にとっては普遍的な「善」の概念です。

    言葉の捉え方の違いといえばそれまでですが、
    子どもが「戦争には美しさがある」といわれて持ってしまうイメージは普通どうかと考えれば、言葉と言うものの持つ怖さが分かると思います。
    戦争を美しいと捉えるとき、そこにはやはり自分の立場においてみていない無責任さを感じます。


  5. 【145606】 投稿者: 歴史の事実は大切ですね  (ID:7u92BIBCA5M) 投稿日時:2005年 08月 03日 23:56

    日本は立派な戦争をやったのだと胸を張って言えるだけのことを戦後やらなかったので
    戦没者に対しては忸怩たる思いを禁じ得ないし、申し訳ないという思いが募るので
    どうしても胸は張れないなぁ。
    まず、国家の基本法中の基本法である憲法が米国製になってしまったことだね。
    同じ敗戦国のドイツとは対照的だ。
    ドイツでは以下のようなしっかりとした手順を踏んだ。
    制憲議員選考のための規則を作成し、その規則を各州議会に図って承認。
    州議会が人口75万人に1人の割合で州代表議員を選出。
    その州代表議員65人と票決件をもたないベルリン代表5人の計70人を選出。
    70人の制憲会議議員のなかから専門委員を選び、彼らが憲法草案を作成。
    憲法制定会議は1948年9月から翌49年5月までボンで開催。
    と言った具合で、民主的手順を元に時間と手続きをかけて制定した。
    日本の性急さと手続きの違いはあまりにも対照的。
    しかも、ドイツは、しっかりと改正を繰り返して、より良いものに練り上げてきている
    のに、日本は一度たりとも改正していない。これは政治の怠慢というしかない。

    それと、敗戦コンプレックス、敗戦後遺症というものが、想像以上に長引いて
    自虐的性向が国民の間に広く根付いてしまった点も情けない思いがする。

    私は、むしろ戦後にこそ大いなる反省点があると考えるところです。

  6. 【145621】 投稿者: 歴史ファン  (ID:y7/9UkozkqI) 投稿日時:2005年 08月 04日 00:12

    本当に・・ さんへ

    > 戦争によって得をする人というものが常に存在するとしても、
    > 戦争にもいい面があるなどと口が裂けても子どもにはいいません。
    >
    > とんでもない!

    その他の物事と同様に、
    戦争にも多面性があるということを否定なさっているのでしょうか?

    よく言われることですが、「悲しいかな戦争は科学を飛躍的に発展させた……」というのは
    日本だけでなく、戦争の持つある一面だと思うのですが。

    私は子供にはすべての事に多面性があり、たとえば戦争はあってはならないことだけれども、
    現代の私たちが便利に暮らせるのは、その恩恵もあるし、他方面では、中国や韓国との問題等の
    大きな宿題を残したのだと教えているので、ちょっと気になりました。

    あと、「戦争は美しい」というのはゴーマニズムさんの言わんとしたこととはちょっと違うように思います。
    「悲しいかな戦争にも美はある」ということではないかと思いますがいかがでしょうか?

  7. 【145626】 投稿者: 俺様  (ID:2CLF90nMRv6) 投稿日時:2005年 08月 04日 00:20

    自国の歴史を知る為には、世界の歴史とリンクして考える必要があると思います。
    特に戦争や交易を始めた等、相手国が絡んでくる事象に関しては特に。
    そう考えると、扶桑社の教科書は今までとは別の角度から歴史を見る格好の材料になり得ます。
    角度の良し悪しに関しては、ここでは言及しません。

    最近このテの話題が尽きないのでいろいろと勉強していますが、私から見れば某国の国定教科書の方が異常性が高いです。世界史を無視した辻褄の合わない事件や何一つ証拠の出ていない事件、事象の記述等、また自国政府による民族浄化等には一切触れていないという点、そして特定国を敵国として見なしその思想を叩き込むために膨大なページを割いているという点。

    話が若干逸れましたが、こういう教科書が出てきたということは、じゃあ今まで私たちが学校で習ってきた歴史は本当に「客観的に正しく教えられてきたものなのか?」ということを改めて考えさせてくれる機会だと思っています。そういう点においては、この教科書の採択は評価しています。

    上の方にこんな書き込みがあったので一言。

    >日本が一番の民族で、その他はとるにたらない民族なんだという考えが当時の日本に
     あったということについては目をつぶるのですね。

    中国は今もそういう考えですよ? 「中国」って自称していること自体がその証左。周囲を「東夷、西戎、南蛮、北狄」と見下したうえで、自らを「世界の中心」と自存する時の呼称が「中国」です。ついでに言わせて貰うと、満州は「満州国」であり、「中国」ではないですよ。国の発祥を辿れば一目瞭然。
    あと、朝鮮人と日本人の間で教育に差別があったという話はないですね。日本の統治下にあった時に日本政府が朝鮮語を必須教育にしたということ、学校を大幅に増やして朝鮮語辞典も編纂したことはありましたが。それにそもそも、普段話す言葉が違うのに同じ教室で授業というのは却って難しい話じゃないですか?

  8. 【145636】 投稿者: 1勝5敗  (ID:B7LddmeKvYg) 投稿日時:2005年 08月 04日 00:31

    曇りのち晴れ さま

    「ABCD包囲網」について
    これは、日本はアメリカ(A)イギリス(B)中国(C)オランダ(D)に
    経済的に追いつめられた。だから仕方なく戦争を起こしたんだ。そもそもむ
    こうが悪いんだ、という開戦の原因を相手のせいにしている論理ですよね。
    でも、その根っこにあるのは、日本が中国への侵略を継続するために石油を
    必要としたけれど、その石油の購入を、アメリカからもオランダからも断ら
    れた、それなら戦争起こして、石油を手に入れようというのが、本当の理由。
    ABCD包囲網は事実かもしれませんが、その周辺のことが書かれていませ
    ん。

    ハル・ノート
    要するに、日本政府は、中国への侵略戦争を正当だとして、中国から撤兵し
    ない立場にあくまで固執したわけです。ここがこの日米交渉のポイントでは
    ないですか?
    この立場が正しいのかどうか。

    大東亜会議では
    各国の自主独立、各国の提携による経済発展、人種差別撤廃をうたう大東亜
    共同宣言が発せられたことになっていますが、
    実際は、大東亜各国が相提携して大東亜戦争を完遂すること、
    各国を戦争に協力させるための会議だったような……。

    などなど、
    日本はアジアのために戦った正しい戦争という論理を裏付けるための、
    執筆者のご都合主義でかかれた「史実」だと、私には読めるのです。

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