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【143372】都立一貫校の教科書

投稿者: 失笑   (ID:UOpGQQ6Jofo) 投稿日時:2005年 07月 31日 20:11

旧聞になりますが、来年誕生する一貫校も扶桑社教科書を採用するそうですね。
なんて取り返しの付かないことを....

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  1. 【149723】 投稿者: 本当に・・  (ID:HY.7hJhB2/s) 投稿日時:2005年 08月 11日 17:04

    歴史への姿勢様

    大丈夫ですよ。私は凹んでません。
    ひとりで奮闘なさって大変でしたね。
    ちょっと子供の夏休みの宿題の材料を探しに出かけていて帰ってきたところです・・・。

    まず、ホークスさんの指摘された、ノブレス・オブリジの解釈ですが、異義はありません。
    例えば、戦争を回避するために、最終的に自分を人質にして平和を約束させるというようなリーダーがいたら、すばらしい。
    でも実際の戦争では逆のことをする幹部が多くいた話は皆さんご存知だと思います。

    あと息子さんの「代表喧嘩」の話ですが、相撲をとったとかいうのなら分かりますが、
    喧嘩はやっぱり非常識だと思いますよ。
    それを教師がさせたというのが問題なのです。
    息子さんが自主的に申し出たというならすごいことです。
    その勇気、正義感、犠牲的精神は讃えられることでしょう。
    さすがホークスさんのお子さんです。皮肉でもなんでもなく。
    もし負けてもクラスメイトが愚痴を言わないなら、そのクラスの子供たちもすばらしい。
    でも(権力者である先生)の仕業だったとするとその価値は一気に下がりますね。
    平和的解決を教えるべき教師が、と思うのが常識的な親だと思います。
    子供たちが納得する方法としてそのとき喧嘩が最適だとその先生が思ったとしても、です。
    堂々とやっちゃあいけませんよ。
    そのことを指摘された先生が萎縮したという話ですが、
    自分の信念に基づいたことなら、主張し続ければいいと思いますよ。
    しょんぼりした姿を見せられた子供たちは結局その先生に裏切られたと思ったかもしれませんね。


    あと、「平和とは」さんのおっしゃった、
    「愚かで独りよがりのリーダーに命を捧げる」話の例えですが、あまりいい例えではありませんね。
    この場合、人を殺すことを私は拒否するでしょう。
    それで死んだとしても、私がそのリーダーに命を捧げたとは思いません。
    自分の精神に命を捧げたということです。
    その違いがもしかしてお分かりにならないのかな?
    そして、その場合でも、できる状況なら、いうことを聞く振りをして、別な方法を考えるかもしれません。
    リーダーの弱みを握っているならそれを条件に出すかもしれません。
    自分に味方する周りの人々がみんなでそのリーダーを倒すかもしれません。

    でもこのとき自分の子どもを殺すといわれたら分かりません。
    自分の命より精神性より大切なもの、と言うのは究極のところそういうことです。

    自分の「純粋」な精神のために、人の一番大切な、命より大切なものをう奪う権利など誰にあるというのでしょう。
    自分の命なんてそういう意味では惜しくないですよ。
    ナイーブな主張であることは自覚していますが、
    誰も主張しなくなったらおしまいだと思いますから。

  2. 【149724】 投稿者: 責任をあやふやにする国と国民  (ID:gXMaEXeRlRE) 投稿日時:2005年 08月 11日 17:14

    >私は日本の武士道によく似ていると思っています。

    武士道というのは戦争がなくなった江戸時代に初めて出てきた言葉だそうです。
    それ以前の戦国時代の実際の戦場では騙まし討ち、裏切りが横行していたそうです。
    (戦場の精神史 武士道という幻影 佐伯真一著)

    >卑近な例で申し訳ないのですが、
    >下の息子が小学4年の時、些細な事からクラス対抗喧嘩がありました。
    >サッカーで遊んでいて、喧嘩になったようです。皆で戦うより、代表を出そうという
    >事になり、其々一番からだの大きい男の子を出す事になり、2組からはうちの息子
    >でした。1組の子とは、別に仲が悪いわけでもなかったのですが、代表だから二人とも
    >戦ったらしいです。(本当は痛いし、嫌だったらしいですけど。勿論)
    >その時のクラス担任は両方共男性の先生でした。

    >子供たちの意を汲んで、ある程度のところまで、見守ったらしいのですが、後ほど
    >お母様方から、大いに非難され、教育委員会に相談する方もいらっしゃいました。
    >それ以来、その先生方、すっかり無気力になられました。
    >お解りいただけますか?

    この点については私も違和感を感じました。
    先生方がついていながら、喧嘩で決着させようとしたのはやはりまずいでしょう。
    先生方が裁判官ではなく行司役としてお互いの言い分を言わせれば、お互いの立場も理解できる絶好の機会だったのに。
    先生方の知らないところで子どもたちだけで喧嘩をするのは、それはそれで意味があると思います。
    しかし私だったら先生の見ている前では喧嘩はやりたくないですね。(管理された喧嘩なんて・・・。)

    >人間には自分や家族、友人、国の名誉や安全の為に、自らを犠牲にして戦わねばならない時がある事。

    おっしゃることはその通りだと思いますが。
    日本人の好きな忠臣蔵や、高倉健のやくざ映画の主人公が理不尽に耐え抜いた上で立ち上がると拍手喝采するメンタリティは危険だと思っています。(実は私も好きですが)
    忠臣蔵で言えば浅慮な坊ちゃん社長によって会社が倒産し従業員が路頭に迷わされた話であるし、やくざ映画に至っては社会に不要な人たちの話に過ぎないと思っています。
    孫子の兵法ではありませんがベストは戦わずに勝つ(解決する)ことです。
    一時の感情ではなく、考え抜いた上でできるだけ戦わずに解決できるよう努力すべきだと思います。
    しかしだからといって戦わなくても良いとか、戦うことを想定する必要がないとは思いませんが。

  3. 【149727】 投稿者: ホークス  (ID:x6UmeJNjsMQ) 投稿日時:2005年 08月 11日 17:20

    歴史への姿勢さんへ

    別にご返信は結構ですよ。そろそろ、ご飯の準備ですものね。

    <には矛盾があります。
    本当は、リーダーに命を捧げる(リーダーの為なら何でもする)人が、リーダーの言う事を何でも聞くわけですね

    ここは、全然矛盾していないと理解しましたが。
    自分の命が大事だから、たとえ悪い事をしろ!と言われても自分が助かるために
    やってしまうという事に理解しましたけど。

    第2次世界大戦時、ホロコーストに反対するドイツ人将校は、皆の目の前で、
    焼却炉に放り込まれたそうです。そういった極限の時に、命令を否定できますか、と
    「平和とは」さんは問いかけているように思います。そういう時に、きっぱりと
    その命令を拒否できる崇高な人間になるには、おのれの内にある卑怯さと向いあった
    人にしか、出来ない、という事ではないですか。
    本当にそう出来ますか?
    「考えが浅い」と言うのは、そういう事ではないですか。

    別にディベートの競技をしているわけでもありませんし、勝ち負けを競い合って
    いる訳でもありません。
    意見が違うからと言って、へこむ必要なんて全くありません。
    ご自身仰っていらした様に、発言に違う意見があると申し上げているだけで、
    貴方様のご人格を否定など致しておりません。

    ただ、ご発言を伺っていて、「XXちゃん、お勉強しないとあのおじさん達みたいに
    汚いお仕事しなきゃいけなくなるのよ」とか、「お勉強しないと、あの子たち
    みたいに、黄色いお帽子被って学校に行くのよ」とか仰るお母様方の姿がチラリと
    浮かんだのは事実です。

    こんな「過激な」私も日本人です。いろんな方がいますから、日本人の大多数が、
    戦争は絶対嫌だから、軍備は駄目!という意見で、たとえ他国から攻め込まれ、
    日本がその国の存在を地球上から消してしまう事になっても、日本人の一人として、
    その運命を受けざるを得ないなあ、と思っています。

  4. 【149730】 投稿者: ホークス  (ID:x6UmeJNjsMQ) 投稿日時:2005年 08月 11日 17:21

    責任をあやふやにする国と国民さんへ

    <武士道というのは戦争がなくなった江戸時代に初めて出てきた言葉だそうです。
    それ以前の戦国時代の実際の戦場では騙まし討ち、裏切りが横行していたそうです。
    (戦場の精神史 武士道という幻影 佐伯真一著)

    そうですね、武士道が何故生まれたかという考察をどなたか書いていらっしゃいましたね。
    元々、戦う身分の人たちは、うんと下に思われていたようです。
    平安時代とか、貴族文化全盛期には、武士なんて、荒くれで、みっともないという
    事で、卑しい身分の人間がなっていたようです。
    この辺りは、日本との併合前の李朝でもそうでしたね。

    で、徳川さんの時代になって、存在意義が必要になった、と言う事らしいですよ。
    でも、その教えが長い事日本人の精神の支柱になっていたことは、
    日本人のみならず、ルーズベルト大統領も武士道の精神に感銘を受けたり、その
    教えで育てられた黎明期の明治人たちが、(あの有色人種蔑視全盛期の頃に)
    その高潔な態度で評価されていた事も事実です。

    ノブレス・オブリージも元々フランスの騎士道精神から生まれたものです。
    命を賭けるギリギリのところで、精神道(とでも言うか)が生まれるのは、
    興味深いです。
    お教えいただいた「戦場の精神史 …」早速、読んでみます。
    ありがとうございます。

  5. 【149731】 投稿者: 平和とは  (ID:J88cXDBukTA) 投稿日時:2005年 08月 11日 17:33

    本当にさん

    >それで死んだとしても、私がそのリーダーに命を捧げたとは思いません。 自分の精神に命を捧げたということです。

    お答えありがとうございます。心からあなたの書き込みに感謝します。実にあなたのいう通りです。実はこうした回答を期待していました。その回答があれば、次の質問を用意していました。それがまさに先回りされてあなたが書かれた内容なのです。

    では、このとき自分の子どもを殺すといわれたらどうしますか?

    今回はわざとこの質問を隠したのです。
    私が以前いくつも例で上げたのを読み返してください、あなたの子供がもし・・・としたのは理由がお分かりでしょう。


    さてあなたは「自分に味方する周りの人々がみんなでそのリーダーを倒すかもしれません。」と書かれました。リーダーは一人でなく、リーダーの仲間もいます。武器も豊富です。あなたを応援してくれる仲間もいます。武器も提供してくれます。こうしてあなたも戦いに参加していくことになるのです。

    なぜ戦争が起きるのか、実に人間が人間でありたいと思う本質に根ざしたものなのです。お互いの正義の争いなのです。
    「戦争は人の心の中で生れるものであるから、人 の心の中に平和のとりでを築かなければならない。」
    私がこの文を出した理由が解ってもらえましたか?

  6. 【149751】 投稿者: 歴史への姿勢  (ID:v3cqLJ79sbo) 投稿日時:2005年 08月 11日 18:10

    ホークスさん

    >別にディベートの競技をしているわけでもありませんし、勝ち負けを競い合って
    いる訳でもありません。

    そう思っています。
    なぜならどなたもルールをはっきりご存知無いのに(以前私も遠い記憶、とお書きしています)ディベートをするのは皆様に対しても公平ではないからです。
    さらに、日本人らしい意見とどなたかがおっしゃいましたが、日本人が日本人と討論する時、日本人らしいどこがいけないのでしょうか。
    私は日本人で今日本に住み、日本の教科書について考えています。
    逆なら「郷に入れば郷に従ってね」と仰ると思います。

    他人のことを(平和とはさんが、本当にさんにお書きになった言葉です→)「まだまだ考えが浅い」と断定するのは、ではご自分がどのような権威のものに仰るのでしょう?

    お願いしたいのは、ホークスさんの場合、私が、本当に様に、凹まなくても大丈夫・・・とお書きした事を、いつの間にか人を混同して返信していらっしゃる事が多いので、1ページくらいですので、誰から誰への意見か、よく確かめた上で投稿して頂けますか?

    >日本がその国の存在を地球上から消してしまう事になっても、日本人の一人として、
    その運命を受けざるを得ないなあ、と思っています。

    何とも言葉がありません。そこまで覚悟されての戦争、教科書、両方の賛成派なのですね。

  7. 【149752】 投稿者: 歴史への姿勢  (ID:v3cqLJ79sbo) 投稿日時:2005年 08月 11日 18:11

    ホークスさん

    訂正 権威のものに→権威の下に に訂正します。

  8. 【149756】 投稿者: ホークス  (ID:x6UmeJNjsMQ) 投稿日時:2005年 08月 11日 18:13

    歴史への姿勢さんへ

    お忙しいのにありがとうございます。

    別に何の権威の下でも申し上げていません。自分の意見として申し上げています。

    日本人らしいと申し上げたのは、自分と異なる意見を出されると、すぐに
    感情的になると言う点です。私もそうです。
    サッカーのナカタが海外でやっていけるのは、グランドの出来事をプライベートに
    持ち込まないからだそうですね。

    へこむというのは、貴方様が「本当に」様宛に「別にへこむ必要ありません」と
    書かれていたので、ものすごく驚いたわけです。貴方様のレスの前に本当に様の
    レスがあったわけでも、本当に様がへこんでいる、と書かれているわけでもない
    のに、慮って仰ったのかなあ、と思ったわけです。

    そこまで覚悟って、今の日本じゃ、今ミサイルが飛んできても何にも出来ない
    じゃないですか。或いは、海上からウジャウジャと上陸されても何にも
    出来ないでしょう。
    何にも軍備せずに「平和」と叫んでいたら、日本は平和だと思う人たちが
    大多数なのであれば、座して死を待つ状況になろうとも仕方ないという事です。

    それでは、これから大変ですので、失礼致します。

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