都立一貫校の教科書｜掲示板スレッド

曇りのち晴れさんへ

＞＞今蒸し返すことにより戦後の終息がどれだけ遠のいたか、考えてみたことがおありですか

＞蒸し返すというより、検証しなおすということですね。
戦勝国による裁判はありましたが、日本人自らが先の戦争について総括してこなかった。
戦後の戦争観はＧＨＱによるWar guilt imformation programが基になっていますから、日本人の視点に立ってあの戦争を検証しなおす必要はあると思います。＜


東条英機閣下の遺言には「自分は7世生まれ変わっても自分の罪は消えない」と書かれたとか。いまさらどうであろうが元には戻らない。何かヤッパリ「新撰組」は正しかった、みたいなノスタルな議論で現実政治が前に進むとは思えません。
悔しさはわかりますが、それをばねにしてこれから如何すれば良いかの議論が欲しいですね。

教科書採択反対にとても熱心なマスコミも、検証いたしましょう。

やっぱり、とても偉いマスコミです。
検証カレンダー
http://freett.com/asahistory/

でもねさんへ

戦争を起こしたという事実は変えられません。ただ、あの戦争を「侵略戦争」の一言で片付けるのではなく、何故日本は勝てない戦争をしたのか、当時の世界情勢や日本の経済状況を踏まえて
検証し、何がいけなかったのかを知ることが大切だと思っています。

曇りのち晴れさんへ
教科書の事実の積み重ねでなく考え方と言う点、これはそれを出したころ、作る会の頁に出ていた教科書の冒頭部分。
歴史的事実からというより考え方を類推？してその視点から歴史を見ようというとらえ方です。科学的、学問的考察からでなく思想的裁量の入り込みやすいやり方と感じたからです。具体的には神話の取り扱い、神武天皇から昭和天皇まで天皇礼賛が多いこと等々です。
八木秀次氏に関しては寡聞にして本当に知らなかったのでお尋ねしたのです。
作る会を支持する方なら会長のことはどなたか御存知かと思ったのですが。
ご不快でしたらすみませんでした。
別に彼方様以外でしょうが、そんなことを聞くのはマナー違反との事これは理解できませんでした。
編集者、会長、は誰でもという方も、おいででしょうが私はメッセージの強いものは特にその背景から理解する必要があると見ています。単に共産党だろうとか言うのとは意味が違います。
支持している方にお尋ねするのもひとつの方法ですがネットで少し調べてみました。
名前で検索すると新民族主義運動(重遠社? ）での明治憲法についての講演が載っていました。初めて知ったのですが、早大の組織から発展し、自衛隊に決起を促し自決した三島由紀夫を礼賛し、天皇中心の明治憲法に戻し、神武天皇からの民族性を大事にして、敗戦国家の愛国的革正，国祖建国理想の国家的再確立、亜細亜国家連合の建設(日本民族の価値観による)、世界の道義的統一等々を実現することを目指す団体のようです。中韓のみならず連合国側が問題にしないわけが無いと思うのですが
戦争について検証する事は大事だと思います。ただ現状はタブーが多い様に懸念します。
すみません用事があるので失礼します。時間が出来た時にまた投稿できればと思っています。

-心配性-さんへ

>ただ現状はタブーが多い様に懸念します。

「つくる会」教科書もタブーにしないでね。

心配性さんへ

レスありがとうございます。
＞歴史的事実からというより考え方を類推？してその視点から歴史を見ようというとらえ方です。

「歴史を学ぶときに大切なのは、それぞれの時代に先祖が直面した問題を知り、私たちもその同じ問題を自分のこととして想像してみることだ。そうすると、歴史上の事実が、単に暗記すべきばらばらの出来事ではなく、その背後にある人々の願いや動機、事実と事実のつながりとしてみえてくるだろう」

「」の部分は教科書冒頭よりの引用です。これを読む限りは、歴史的事実を軽視しているわけではなく、歴史的な出来事を単に暗記するのではなく、その出来事の繋がりを理解する為にその背景も
考えましょうということだと思うのですが。

＞具体的には神話の取り扱い、神武天皇から昭和天皇まで天皇礼賛が多いこと等々です。

神話は「神武天皇の東征伝承」「日本の神話」のことですね。これは本文中ではなく「読み物コラム」で取り扱っており、また、歴史的事実としてより「神話・伝承」と位置付けてます。
中学学習指導要領では、「神話・伝承などの学習を通して、当時の人々の信仰やものの見方などに気付かせるように留意すること」とありますから、神話があっても問題ないと思います。

推古天皇から昭和天皇までの本文中の取り扱いをみると、淡々と事実と絡めて記述されており、礼賛しているとは思えません。しいて言うなら「昭和天皇」の人物コラムの部分でしょうか。
ちょっと誉めているなあと感じる部分はありますが、礼賛している程でもないような・・・
天皇は、日本の歴史に深く関与しているのは事実ですから、「人物コラム」で一人の実在の天皇を紹介してもおかしくないと思います。

＞編集者、会長、は誰でもという方も、おいででしょうが私はメッセージの強いものは特にその背景から理解する必要があると見ています。

そうですか。このへんは私とはアプローチの仕方が異なりますね。八木会長はイデオロギー色の濃い人物のようですが、私が支持しているのは教科書であって、編集者の思想ではありません。
あくまで教科書の内容が重要だと思っています。

でもねさんへ：

> 東条英機閣下の遺言には「自分は7世生まれ変わっても自分の罪は消えない」と書かれたとか。いまさらどうであろうが元には戻らない。何かヤッパリ「新撰組」は正しかった、みたいなノスタルな議論で現実政治が前に進むとは思えません。


補足させていただきます。　東條首相は、日本国民の多くに苦しみを与えた敗戦の責任において
自分の罪は消えない、といったのであって、開戦においてはあれは自衛戦争だった、開戦には反対だったけれども、状況がそれを許さなかった、という立場でした。　自衛戦争だったということは
アメリカも認めていたようですよ。

中学受験の板に合わせて申し上げます。
中学校の教科書は新聞や雑誌とは意義が全く異なります。
義務教育で使用する教科書が思想的あるいは政治的団体で発行されることが本当に問題ないのかということです。素人なので詳しくないのですが法令上にも問題ないのでしょうか。
作る会の教科書は一応検定を通ったのですから細かい点の誤りはチェックされているでしょう。
それでも作る会の人には発行する意義すなわち効果が有るということなのでしょう。
天皇が日本の歴史に深く関与しているとの件は、平安中期ごろ以降は少し意味合いが異なるのではと思います。戦乱の渦中からは距離を置かれていらしたよう、に思います。もち論そうでない方もおいでではありましたが。
戦いに勝った武将達も長い短いは有ってもやがて滅んでいます。
勝てば官軍の言葉が有ります。戦いに勝った方に地位を与える権威と尊敬を保持されたからこそ時代を超えて長く、天皇が存在されたのでしょう。
東条首相に開戦の責任が無いとしたら一体誰にあったとおっしゃりたいのですか?
あるいは誰でもなく時代の流れとでも？そして今後もその方向もやむなしとおっしゃりたいのですか。

すれとはずれるのでお返事は結構です。今の世のマスコミもビビッてその辺は避けているように見えます。