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投稿者: 野球ママ (ID:i36KE4qgfCk) 投稿日時:2013年 02月 24日 15:08
はじめまして。
今度、下の息子が新6年になります。今、愚息は来年の中学受験を睨みながらも、少年野球に明け暮れています。塾は上の子と同様に個人塾に入れて何とかついていっている状況です。
ところで、息子は最近までは野球の強い高校のある中学に行きたいと言っていたのですが、最近は、高校からの入学生がいない中高一貫校で、野球をしてみたい気になったようです。
それで、高校に硬式野球部があって、かつ外進生がいない中高一貫校(高校からの入学者がいない)には下記の高校があるようですが、この中で比較的野球が強いくてお薦めの学校などはあるでしょうか。
穎明館、渋谷教育学園渋谷、麻布、海城、芝、東京都市大付属、獨協、武蔵、早稲田、浅野、サレジオ学院、逗子開成、神奈川大附属、関東学院、関東学院六浦、森村学園
野球にもサッカーの暁星やヨットの逗子開成に相当する完全中高一貫校の星のような学校があるのかなと思い質問させていただきました。今は弱くても指導者が熱心であれば、数年に1度くらい良い線まで行く場合もあると聞きました。
まあ、愚息は上の子と比較すると麻布と早稲田はちょっと無理かなと思うのですが、他なら何とか・・・
下の高校野球ドットコムを読むと穎明館と関東学院が強そうかなと感じたのですが。
http://www.hb-nippon.com/
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【3826241】 投稿者: 受け取り方 (ID:CZWlvHOo6zQ) 投稿日時:2015年 08月 21日 17:39
二俣川さん、前回の質問にお答えいただきありがとうございました。お礼が大変遅くなり失礼いたしました。
私は以前、早実中学に合格できる学力があるなら、中学から入学した方が早実高校野球部で活躍できる可能性は高いと思う、というようなことを書きました。その後の皆様の書き込みを読ませて頂きましたが、ますますその考えが強まっています。
私には、二俣川さんや中学受験と高校野球さんの書き込みが、『内進生でもチャンス十分。足が速い、肩が強い、などと同じように、学力が高いっていう武器を活かせ!』って書いてあるように読めて仕方がありません。
1.中学入学後、野球をやりたいと思っている。
2.本人、保護者とも中学受験を考えている。
この二つの条件が揃っているなら、受験をして学力に見合った学校に進めば良い。ただ学校選びの際に高校に野球部が無いとか、あっても入部できないとかいうことがないように気をつけること。都内の中学なら出来れば都大会あたりにはチョイチョイ顔を出してくるような学校を選択(他県なら県大会?)、超有名校を選ぶならレギュラーはもちろんベンチ入り争いも熾烈であること、高入のある学校ならその厳しさはハンパなものじゃないこと、はシッカリと伝えておくこと。
私はこんな見解ですね。
まぁ実際に一貫校に入学して野球部に入ったとしても、高校に上がる時にはまた自分で考えます。その頃には親の考えや心配など関係無く、硬式をやるなり軟式をやるなり違うスポーツへ進むなり、自分の意思で決めていきます。3年間で少年たちは逞しくなりますよ。 -
【3826841】 投稿者: 中学受験と高校野球 (ID:fwHp/4WWh76) 投稿日時:2015年 08月 22日 11:59
>>私は以前、早実中学に合格できる学力があるなら、中学から入学した方が早実高校野球部で活躍できる可能性は高いと思う、
>>というようなことを書きました。その後の皆様の書き込みを読ませて頂きましたが、ますますその考えが強まっています
もし、私の書き込みが淡い期待を抱かせてしまったのであれば申し訳ない謝罪する。
野球の実力が相当高いのであればチャンスはあるようなことを書いたかもしれないが、学力があれば誰にでもチャンスがあると書いたつもりはない。
早稲田実業学校高等部野球部は概ね、現在、1学年あたりの部員数は約30名。
1学年あたりの部員の内訳は概ね下記のとおりである。
(1)スポーツ推薦入試による入部者 9名
(2)一般入試による外部中学からの入部者 約3名
(3)中等部出身者で中学では外部の硬式野球クラブに所属していた者 約6名
(4)中等部少年野球部(早実は中学野球部をこう称している)出身者 約10名
年によって変動はあるものの概ね、このくらいの人数の割合である。
スポーツ推薦の基準は、概ね全国大会に出場したチームのレギュラー選手が基準。
毎年、多くの者が硬式野球クラブ出身者で占めている。(軟式野球部出身も少数いる。)
また中等部出身者で中学では外部の硬式野球クラブに所属していた者も多くが硬式野球クラブでレギュラークラス。
中等部野球部出身者もレギュラーまたはリリーフ投手の切り札のような準レギュラー。
このようななかでも(1)スポーツ推薦による入部者はほとんどの者が最終学年までにベンチ入りを果たしているが、それ以外の(2)~(4)にあたる者は概ねそれぞれ各2名程度がベンチ入りを果たしているにすぎない。
その中でレギュラーになれるのは(2)~(3)を合わせても多くて2名程度。
中等部出身といっても(3)も(4)も最近はその半数は初等部出身者。
初等部出身で中等部野球部に入部してくる生徒は小学校低学年から中等部入学まで、とことん野球に打ち込んで野球に自信をもっている者ばかりである。
早稲田大学に縁のあったスポーツ関係者のご子息で早稲田で勉学とスポーツの両方をやってもらいたいと期待して入学させている方も多いと聞く。
また中学受験で入ってきた者も多くが小学校時代からチームで主力選手であり、小学校6年まで土日は野球を優先して、平日も時間が許す限りバッティングセンター等で打ち込んだりしてきた者も多い。
そのような小学生が難関の受験を突破して自信を持って入ってくる。
そして都内の強豪野球部として有名な早稲田実業中等部少年野球部で多くの者たちと競争してレギュラーを勝ち取り、高等部硬式野球部に入部してくる。
それでも高等部硬式野球部でベンチ入りできるのは各学年で毎年2名程度。
だが、スポーツ推薦で選手を集めている高校野球部の中では比較的、推薦数が少ないこともあり、実力主義のように見受けられることから、自信があり、また実力があれば中等部出身でもチャンスはあるのではないかと考える。 -
【3827401】 投稿者: 受け取り方 (ID:CZWlvHOo6zQ) 投稿日時:2015年 08月 23日 00:09
中学受験と高校野球さん、ありがとうございます。たしかに淡い期待を抱いています。ただ、その淡さは有名シニアなどに進むのと同じ程度であり、ならば中学受験して入学を確保した方が良いというのが私の思いです。この思いは高偏差値の中学ほど強くなります。早実の話ばかりで申し訳ないのですが高学力の野球強豪校の代表格として、このまま早実で話を続けます。
まず二俣川さんの書き込みを引用します。
〉受験勉強の傍ら野球をしていた程度の並みの小学生では、同じ学年でも才能あり本気で野球に打ち込んだ彼らに勝つことは至難の業だ。
公立小学校の勉強だけでもって、サピックス等の最優秀層と難関校の合否を争うようなもの。甘い期待はご法度である。
これはもう全くその通りだと思います。ですが二俣川さんにしても中学受験と高校野球さんにしても、有名シニアなどでレギュラーとなり全国大会へ進んだ選手(早実の一般的な推薦基準とのこと)と、平均的な内進生野球部員の比較に終始していませんか?野球のメチャクチャ上手い内進生と比較してみてはいかがでしょう?
サピックスについては無知なので四谷の偏差値を念頭に書きます。
懸命に受験勉強している偏差値が平均65の子供達のグループと野球の片手間に勉強している平均50弱(平均65程度の子達が相当数抜けている設定なのであえて50弱とします)の子供達のグループが難関校の受験に挑んだら、ほとんどの合格者は平均65の子供達のグループから出るでしょう。当たり前の話です。けれども少数ではあっても平均50弱のグループの中にいる偏差値65や70の子供達も合格を勝ち取るはずです。
野球に偏差値というものがあれば同じように、平均50弱のグループの中にいる少数の高偏差値の子供達も勝ち抜いていくはずで、中学受験と高校野球さんの書き込みでベンチ入りやレギュラーを獲得した選手の数がまさにこれだと思うんですよ。
早実中学一学年の男子生徒は初等部からの内進生を含めて約150人。初等部から早実に通うような恵まれた環境にあった生徒と学力が高く少なからず野球にも憧れがあるであろう中学受験組の生徒合わせての150人。この中に野球に専念していたとしたら全国大会出場チームのレギュラーを張ってたであろう子が何人いるのか?一学年に1人か2人いれば良い方ではありませんか?むしろ出来過ぎとさえ私には思えます。
1.学力偏差値の高さを活かしてまず中学受験で入学し高校野球部入部の権利を得てから中学3年間シッカリと野球に打ち込む。(高校受験勉強は不要)
2.学力偏差値の高さは捨て有名シニアなどで野球に励み、野球偏差値65のグループの中で推薦権の獲得という厳しい競争を勝ち抜いて強豪校野球部に入部する。
中学受験時点で学力偏差値65で、且つ、野球偏差値も65である子供が、1と2のどちらの道を選んだ方が強豪校野球部で勝ち残る可能性が高いのか?2の方が高いとは言えないのではないでしょうか?せいぜい、どっちもどっち、五分五分くらいとしか私には思えません。そして2を選んだ場合、万が一、野球での推薦権獲得競争に敗れてしまえば、今度は中学3年間受験勉強に励んできた子達との学力での競争が待っています。中学受験なら入れたはずの学校にも、まともに勉強せずに野球ばかりやってきた子達では手が届かなくなっている可能性も高いと思われます。
中学受験と高校野球さんの書き込みに、
〉早実高等部 野球部のスポーツ推薦は今も1学年で9名と少なく
とありました。清宮選手のような怪物級を除けば一般的にチームを構成するのは夏の大会終了後の1、2年生。そうすると早実では18名の推薦者がいることになりますね。ベンチ入りは18名なのでこれだけで枠いっぱいです。推薦者が '少なくて' です。普通は10名くらい?多いと12とか13とかになるんでしょうか?それとももっと多いのか?10名以上なら3年生になってもレギュラーになれない選手が確実にいる。12.13名となればベンチ入りできない選手も毎年少なからずいるでしょう。シニアなどで懸命に頑張って全国大会でレギュラーを張り、推薦権を獲得してきた選手たちが、ですよ。
内進生では数年に1人のレギュラーがやっとで一学年で1人のベンチ入りがあれば良いところ。
シニアなどで認められて推薦で入部するが、結局ベンチ入りできない者もいる。
私には後者の方がより厳しさを感じます。しかも推薦を得られなければその高校に入学さえ出来ない可能性が高まるんです。
例えば、野球の実力、センス、そして学力が全く一緒の小学生A君とB君かいて、2人とも早実高校野球部で活躍する夢を持っているとします。力は全く一緒なので夢が叶う可能性も一緒です。
その後A君は中学受験して早実中へ入り野球部に入部、B君は有名シニアへ進み野球に励んでいます。
こうなると早実に入学している分だけA君の方が夢に近づいていませんか?B君は早実高校に入学できるかさえわからないですよね。そして早実中野球部で鍛えられたA君と有名シニアのB君、そんなに大きな実力差が生まれるもんなんでしょうか?A君が高校でベンチに入れなかったとしたら、それはそもそも実力不足であって、歩いてきた路線の違いとは無関係ではありませんか?その場合はシニア路線のB君もA君と同様に無理であろうと私は思います。
とまぁ書いてみましたが、長過ぎて読む気もしませんね。(笑)
一学年に1人いるかいないかのベンチ入りを厳しいと見るか、普通でしょと見るか、数字の受け取り方が違うだけで、中学でも高校でも野球を楽しんで欲しいという結論は皆さま一緒と思います。強豪校ならレギュラーになれなくてもスコアラーなんか出来ればけっこう楽しめますよね、きっと。 -
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【3827525】 投稿者: 中学受験と高校野球 (ID:B.JgeYCJewU) 投稿日時:2015年 08月 23日 08:52
>>1.学力偏差値の高さを活かしてまず中学受験で入学し高校野球部入部の権利を得てから
>>中学3年間シッカリと野球に打ち込む。(高校受験勉強は不要)
気になるのはこの部分。
今、スポーツの指導者の常識となっているのは、成人になるまでの過程においてはそれぞれの成長過程の年齢に合ったトレーニングをしなければならないということ。
成長させる要素を
1、神経系(巧緻性)
2、持久力
3、筋力(パワー)
この3つに分ける時に、1の神経系の部分の成長の伸びは「ゴールデンエイジ」と呼ばれる小学校高学年の時期に最も伸びる。
この部分の成長は逆に中学生の年齢になってからではあまり期待できないと言われている。
野球の動作においては特に「怪我が少なくかつコントロールされた球を投げるためのスローイングフォームの習得」、「バットコントロール」、「ゴロを処理してからの動作」、「外野フライの捕球」。
これらの動作の修得はこの「ゴールデンエイジ」の時期にどう過ごしたのか。
今までの経験上、これが重要だと感じている。
もし、野球で高いレベルのプレーを目指すのであれば、このゴールデンエイジの時期を軽視するのは得策でないと考える。
もちろん完全中高一貫の高校野球部だと小学校時代、野球未経験者のレギュラーもいる。
しかし、その中高一貫の野球部でも桐朋、城北、芝、成城学園あたりの中堅どころになると小学校時代、野球を打ち込んだ者が多いと聞く。
特に桐朋や成城学園は附属小学校の生徒で構成している学童野球チームもある。
レギュラーのほとんどが内進生の一貫校ですらそうなのであるのだから、高いレベルが要求されている早実、早大学院、慶應義塾高の硬式野球部を目指すのであれば、このゴールデンエイジの時期の軽視はお勧めしない。
特に慶應は推薦で硬式野球部に入ってくる選手が1学年あたり、10名以上。
寮が確保されていることから全国から学力優秀で野球の能力が高い生徒が集まってくる。
中には中学の硬式野球で日本代表になるような選手も来ている。
そのような中でレギュラーを狙うのであれば小学校時代を軽視しない方がいいように思う。
また、たとえ入学しても勉強を疎かにすることはできない。
入学してからも野球と学業の両立をしていかなければならないのである。
でないと早慶附属は留年の可能性が出てくる。
であるのであれば、小学校時代にどちらか一方だけを取るという選択は、逆に入学してからがキツく感じてくると思うのであるが。
例えば、アメリカンフットボールのラインやラグビーのフォワードのようなパワーの要素が高いスポーツであれば、高校から競技を始めたとしても、低学年から競技をスタートしているメンバーと比較してもハンディは少ないのであるが。 -
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【3827543】 投稿者: バラード (ID:hR7GFCAUQ3c) 投稿日時:2015年 08月 23日 09:31
中学受験と高校野球様
お詳しそうなので、ヨコですが、一つ質問を。
野球の小学生時のトレーニング、上で(高校、大学で)野球やっていきたい子の学齢、体格に応じた鍛える要素として、持久力、筋力はよくわかります。
あえて書かれてない所でいうなら、メンタル面というか忍耐力とか集中力でしょうけど。
その中で、神経系の巧緻性というか、一つ一つの動きの動作、切れとか速さのことだと思いますが、どのように鍛えていくのか、その局面(投げる、とる、打つ、走る)の想定で何度もやっていくのか(当然学齢に応じてですが)?
よく、中学まで違うスポーツ、たとえば陸上とか、バスケ、サッカーでも、高校野球からという子もタマには(運動能力買われて)いますが、たしかに大成するのは難しい?
サッカーこそ、ピアノやバイオリンと同じで幼少からやっていないと、というのはよく言われますが、野球はおおよそ何歳、何年生くらいから? かな、とふと疑問に思いました。 -
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【3827592】 投稿者: 受け取り方 (ID:CZWlvHOo6zQ) 投稿日時:2015年 08月 23日 10:50
ゴーフデンエイジですか。なるほど、です。ただ初等部からの70名ほどは全く不利がありませんね。中学受験組の野球少年たちも多くは5年生くらいまでは普通に野球をやっているでしょう。野球偏差値65もあるようなセンスの高い子であれば、かなりの部分が開花しているような。6年生でも1日1時間程度はバット振ったりノック受けたりして気分転換も兼ねてやっていそうな気もしますし。学力重視の受験生に、そんなに甘くないよ!って怒られますかね。たしかに4年生くらいから勉強に専念した子で実は野球偏差値65だったというような子には大きなデメリットになりますね。数年に1人いるかどうか、という程度かと思いますけど。
さて早実にこだわって話をしている私もちょっとズルイと思い始めているので、この辺で終わりにします。
私の意見は、野球をやりたい、そうでもない、に関わらず、中学受験を考えているなら躊躇する必要は無いということ。考えていないなら公立コースでも問題無し。野球をやっていきたいなら出来れば上一色や青戸、足立九などのように都大会常連と言えるようなレベルの学校へ。無理ならクラブチーム(軟式でも硬式でもOK)を考える。
公立も含め大学附属以外を選ぶなら、そこそこ野球の強い中学、高校へ進み、最終目標は東大野球部!です。かなりハードル高いですけどね。 -
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【3827627】 投稿者: 浜風 (ID:eTt2A7sf50U) 投稿日時:2015年 08月 23日 11:26
甲子園に出場するようなチーム(北は北海道から南は沖縄まで)の選手がどうしてその高校を選んだかは、本人の意思という前に、親や指導者が敷いたレールに乗って、がほとんどなんでしょうね。
中学のシニアチームに入った途端、親の一番の関心は、どこの高校に行くかです。
でも、相当上手い選手でも、強豪校に行ったら、最終学年でもBチーム止まり。
中堅校でレギュラーになるのか、強豪校で応援にまわるか… -
【3827655】 投稿者: 中学受験と高校野球 (ID:9USI3XJaQ8o) 投稿日時:2015年 08月 23日 11:55
>>その中で、神経系の巧緻性というか、一つ一つの動きの動作、切れとか速さのことだと思いますが、
>>どのように鍛えていくのか、その局面(投げる、とる、打つ、走る)の想定で何度もやっていくのか
>>(当然学齢に応じてですが)?
本当なら、小学校の授業を終えて近所で草野球をするくらいでも良いと思う。
そういう遊びの中でも養われていく。
ただ、残念なことに近年はそういう場が失われつつある。
草野球が無理であればせめて父親とキャッチボールをしたり、ノックを土日に打ってもらったり、それだけでも違うと思う。
かなり昔の話になるが、1979年に西東京大会を制して甲子園に出場したアンダーハンドのエース投手は高校に入学して野球部に入部するまでは、野球どころか他の運動部の経験さえなかったという。
それこそ、草野球などの経験だけで甲子園出場強豪チームのエース投手になった。
他の投手が怪我で離脱してしまったという事情もあったのだが。
その後、彼は日大を経て警視庁に入庁し、警部補の時に警視庁第四機動隊に創設された警視庁野球部の初代監督に就任した。
時代は異なるが、こういう例もある。
この時の日大三の監督は後年、こう言ったそうだ。
「野球未経験者を使うとしたら投手しかない。特に左腕の投手。右腕だったらアンダーハンドかサイドハンドの投手。コントロールが良ければ使えるようになる。」
まあ一概には言えないが小学校3年~4年くらいまでには野球を始めておくのがベターだと思う。
>>よく、中学まで違うスポーツ、たとえば陸上とか、バスケ、サッカーでも、高校野球からと
>>いう子もタマには(運動能力買われて)いますが、たしかに大成するのは難しい?
これも本来なら中学、高校くらいまでは、一つのスポーツだけでなく異なる複数のスポーツしていくことが望ましい。
一つのスポーツだけに特化すると、体の一部の部分だけ酷使されて故障につながる。
中学段階、高校段階に限定すれば、そのスポーツに特化した経験を積んだ者の方が、経験がある分、成果を出しやすいのだが。
事実、アメリカでは大学スポーツにおいても、一つのスポーツに特化しないようにシーズン制にしている。
アメリカンフットボール等は夏季期間は実践練習さえ禁止されている。
そうやって故障を防いでいる。
可能なら小学校くらいは一つのスポーツだけでなく複数のスポーツをするのがベスト。
だが、受験などで無理でそのような環境を作ることが無理であれば、せめて勉強以外にも一つだけでもスポーツをやらせておいた方がいい。
本当は、いろいろなスポーツ経験を積んでおけば、高校や大学になって他のスポーツをする際も、大きなアドバンテージになる。
話は変わるがここのスレッドでも、完全中高一貫校の野球部と強豪校の野球部とではまず選手の体格からして異なる。
大人と子供の違いがあるという書き込みがある。
大阪府に高槻高校という完全中高一貫校の有名進学校がある。
そこのアメリカンフットボールはここ2年、強豪の関西学院高等部や立命館宇治高校を破って関西大会で優勝してきた。
進学校だから戦術の工夫などで勝利してきたのかを思われがちだが、やってきたのは中高6年計画で食事の増量や栄養管理、ウェイトトレーニングでの体格のサイズアップや基礎トレーニングの反復である。
パワーのアップや体のサイズアップは遺伝的なものを除けば、中学から始めても大きなハンディにはならない。
一部の完全中高一貫校でも最近、ここの部分に力を入れ始めている学校もある。
中学硬式野球部で日頃からボーイズやシニアの体格のある強豪チームと試合をしていかなければならない東京都市大付属や芝は、最近、特にこの部分に数年前から力を入れていると聞く。
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