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【44558】MARCH以下の付属校に入学する意味とは?

投稿者: 煽りじゃないです。   (ID:V29/Lj4bxG.) 投稿日時:2005年 02月 20日 20:01

30代の者ですが、教えていただきたいことがあり投稿しました。
件名の通り、MARCH以下の付属校に入学する意味とはなんなんでしょうか?
正直に言って、本当に理解ができないので、どなたか教えて欲しいのです。
一部の例外(武蔵、東邦等)を除いて、
 「MARCH以下の付属校に入学する」=「国公立、早慶を諦める」
ということですよね?
中学の時点でそれを諦めてしまっていいのでしょうか?
中学の時点でそれくらいの学力があるのなら、MARCH以上の大学に入るのは楽勝だと思います。
なのに、何故自ら可能性を狭めてしまうのでしょうか?

私自身は、全く私立中に行くつもりはなかったのに、
教師・親の強い勧めでMARCH付属を受けさせられました。
やる気が無かったので、過去問を数年分だけ解き、何校か合格しました。
しかし、強い反対を振り切って、公立中に入学しました。
その後、都立高、国立大、国立大大学院と進み、現在は「日経が選ぶTOP企業100」の
上位の某企業に勤め、手取りで800万ほどの生活を送っています。

会社の周りをみまわしてみると、国公立、早慶以外の社員はほとんどおりません。
もし、MARCH付属に行っていたら、この企業には採用されなかったでしょう。
しかも学生時代に一生モノの難関資格を取得できたため、将来も安心です。
もしMARCHだったらこの資格は取れなかったでしょう。
本当に、あの時に、私立の中学に行かなくて良かったと心から思ってます。

公立中に行くメリットとして、以下のものがありました。
 ・公立高、国公立大と進めば学費が大幅に少なくて済む。
  (塾は高三の一年だけしか行かなかったのでこれも安く済ませた)
 ・不良の友人、勉強ができない友人、家庭環境が複雑な友人ができた。
  (純粋培養ではなく、社会的に色々な価値観を学ぶことができた)
 ・質の悪い教師にあたったときは、その科目は自分で何とかしようとする力がついた。
  (自分の足で良い参考書を探し、自力で勉強する)
 ・高三までの六年間、ギリギリまで自分に合う志望校・学部を検討することができた。
 ・共学であったので、楽しい青春時代を送れた。

これらをまとめて考えると、小学生のころから塾通いしてまで、
なぜMARCH以下の付属校に入るのか全く理解できません。
決して煽りではございませんので、教えていただけると幸いです。
宜しくお願い致します。

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  1. 【45711】 投稿者: 煽りじゃないです。(スレ主)  (ID:gJBsTYaSPVw) 投稿日時:2005年 02月 22日 03:02

    こんなにスレが成長するとは思っておりませんでした。。。

    ちょっとまとめてみたいと思います。
    ここで、「可能性値」という概念を使って考えてみます。
    「可能性値」とは、私が勝手に考えたものですが、意味するところは
    「どれくらいその人が様々な可能性を持っているか、という抽象的な概念」です。

    可能性値は、生まれたての赤ちゃんが最も高い数値を有しています。
    何にでもなれる可能性を持っているからです。
    中田やイチローのようになれるかもしれないからです。

    しかし、この可能性値は、成長とともに減少していきます。
    例えば、運動オンチだったらアスリートになれる可能性は下がるからです。
    また、進学と共に減っていきます。
    Aという小学校を選択したなら、B、C・・・という小学校に行く可能性が無くなるからです。
    中学もしかり、高校もしかり、大学もしかりです。
    成長するにつれて、どんどん可能性値は減っていきます。
    企業に勤めている私は、退職でもしない限り可能性値はかなり低いです。
    退職すれば可能性値は大幅に上がりますが、あまりありがたくない上がり方です。

    さて、この可能性値、成長と共に確実に減っていくものですが、減り方は二通りあります。
    一つは、「自分の夢」「目標」を設定し、そこに向かって突き進む場合です。
    例えば、医者になりたい、と思って努力を開始すれば、一気に可能性値は下がります。
    他の職種全てを選択する道を閉ざしたため、可能性値は限りなく低くなります。
    他のあらゆる可能性をすてて夢にかけるわけですから、どんどん減っていきます。
    二つ目は、なんら夢や目標を設定せずに年齢を重ね、自動的に減っていく場合です。
    フリーター(目標や夢の実現のためフリーターをしている人を除く)は、
    おそらくこのパターンに当てはまるでしょう。

    当然、同じ可能性値が減るのでしたら、前者のような減らし方が理想的でしょう。
    ただし、私は、中高生の時期はなるべく可能性値を上げ、
    大学生以降は前者のような減らし方をするのが理想的だと考えております。

    小中学生の場合、自分が何をしたいのか、どんな夢をつかみたいのか、
    はっきりと設定している生徒は少数だと思います。
    だいたい、高校生くらいでそれが見えてくると考えています。
    ですので、小中学生の時期は可能性値を増やし、
    高校の時期にヤリタイコトを見つけて可能性値を減らし、
    最も可能性値を減らすことができる大学・学部を探すのが最善ではないか、と思っています。
    もちろん、その可能性値を減らす場が大学ではないのだったら、大学へ行く必要は無く、
    その道を進めばいいわけです。

    ちょっと自分勝手な考え方ですが、学生時代は、「可能性値を前者の良い方法で減らすこと」、
    これが一番大事なのではないかと思っています。

    ここで、一番最初の疑問にたどり着きます。
    「付属中に行く事は、あまり良くない可能性値の減らし方なのではないか?」という疑問です。
    高校で自分のヤリタイコトが見つかった時に、付属高だと、
    その大学にヤリタイコトを実現できる学部が無かった場合、非常に困るのではないか、と。
    公立や付属ではない中学に進学した方が、良い可能性値の減らし方ができるのではないか、
    と疑問に思ったのです。

    しかし、今までのみなさんのご意見を聞くと、必ずしも付属中に進学することが
    悪い可能性値の減らし方ではない、ということがわかりました。
    付属中でも、可能性値を無駄に減らすわけではないのですね。
    色々な考え方に触れられ、とても有意義な議論ができたと思っております。
    最初のスレ立てに配慮を欠いたため、一部混乱を招いたり、
    不愉快な思いをさせてしまったことをお詫び致します。

    最後に。
    かなり自分勝手な方法で「偏差値が高い」ということと、
    「頭がいい」ということの違いについて言及します。
    以下の問題を解いてみてください。

    「12個の分銅と、天秤ばかりがあります。
     この12個の分銅の中に、一つだけ重さが違うものが含まれています。
     天秤ばかりを3回だけ使用して、その一つを特定してください。」

    この問題がすぐ解ける人が「偏差値の高い人」もしくは「頭のいい人」です。
    なかなか解けない人は「普通の人」です。
    そして、このような問題を作成できる人が、「頭のいい人」です。
    ちなみに、私は解くのに一週間もかかってしまいました。。。

    以上、長文失礼しました。
    気がついたらこんな時間になってしまいました。
    マズイ、早く寝なければ。。。
    では、オヤスミナサイヨイユメヲ。

  2. 【45749】 投稿者: 選択  (ID:ETFU8KnSn/k) 投稿日時:2005年 02月 22日 08:21

    この天秤の問題は容易に解けました。
    それより、
    この問題と偏差値どう関係があるのでしょうか。
    あまり関係ない気がしますが。。

    で話を戻しますが、私の場合は、付属校は早慶と言えども選択してこなかったので
    どちらかと言うとスレ主様よりですが、
    子供がそこの学校で良いと言えば良いんじゃないのでしょうか?
    私達の人生ではありませんから。

    合わないもしくは他の大学が良いと強く思う者は外部に出ますし、
    そこで特に問題ないと思う者は残りますし、人それぞれです。
    それは本人が決めれば良いと思います。

    親としてはそれを選択するリスクを話しておけば
    (外部受験は難しいよと言う事ですが)
    済む話だと思います。

  3. 【45762】 投稿者: ????  (ID:0X6ZS5oivrA) 投稿日時:2005年 02月 22日 08:43

    うちの娘も、この問題すぐに解いて、学校へいきました。
    4月からは、ここで言う底辺校に、通いますが、娘のよさを、引き出してくれそうで、選びました。学校は確かに、勉強を教えてくれるところですが、もっともっと、大切なものを、求めて、選びました。大学は、本人が行きたいところ(学科学部)と、考えています。
    この問題は、偏差値とは関係ないとおもいますよ。頭のかたい私でさえ、問題をよんで、すぐに、わかりました。

  4. 【45795】 投稿者: 大学に入った後でも・・  (ID:Zb/MtkIBjSE) 投稿日時:2005年 02月 22日 09:16

    付属校であってもそれ以外でも入ってみて初めてわかることも
    多いと思います。大学入学以前に「自分の夢はこれだ!」と思って
    夢に直近の学部を選んでも、専門の先生がいなかったり、いても
    転出してしまったり・・・。どんな過程でどういう大学にはいっても
    番狂わせって必ず発生すると思います。

    大学だって最終地点ではないのだから、途中で自分の夢を見つけたり
    方向変換をしたくなったら、大学の入り直しとか、院への進学とか
    いくらでも方法はあります。フリーターをしばらくやってみて
    いろいろな経験をした後でなりたいものを見つけて、そのための
    勉強や訓練をはじめるって理想のパターンかもしれません。
    学ぶことへの熱意もそういう方の方が高いでしょう。
    三年ごとの受験に縛られないことの価値は、ふるいにかけられることなく
    のびのびと学び、自分を見つめ、適性を探れるところにもあると思います。

  5. 【45815】 投稿者: 横レス。  (ID:kFGU0xDL8Pc) 投稿日時:2005年 02月 22日 09:46

    問題を間違えたと思いますね。

    12個の分銅の中で一つだけ重さの異なるものを見つけるには、天秤を最低何回使用すればよいか?

    が、おそらくこの問題のオリジナルだと思いましたね。

    >フリーターをしばらくやってみていろいろな経験をした後でなりたいものを見つけて、そのための勉強や訓練をはじめるって理想のパターンかもしれません。


    ってそんな訳ないでしょ。いうなれば まだ許される範疇、と考えるべきで、理想的などとはとてもとても・・・

    暇つぶしに横レスしました。




  6. 【45821】 投稿者: つがるロマン  (ID:ltMCziBUonA) 投稿日時:2005年 02月 22日 09:54

    進学校を辞退して附属に進む者です。
    先日、入学者説明会での先生のお話を聞いて、
    附属にして良かった、と心から思いました。
    あまり上手くは言えませんが、
    「せっかく、このような環境におかれたのだから、
    この先の10年間、点数や順位にこだわることなく
    もっと大きな流れの中で、子どもの勉強や成長を見守っていきましょう」
    というようなお話でした。
    大学は決まってしまいますが、
    我が家はこの考えの下で子どもの可能性を広げていきたいと思っています。

  7. 【45826】 投稿者: 理解できますが  (ID:YrKtvt2/hQE) 投稿日時:2005年 02月 22日 09:59

    スレ主さん戻ってきてくださったのですね。嬉しいです。

    ところで12個の分銅の問題、私だったら9個(の分銅)で問題を作ると思います。
    9個だったら、2回で測ることができますから。

    3回測るのであれば、27個の分銅でも重さの違うものを見つけることができますよ。

  8. 【45842】 投稿者: 横レス。  (ID:kFGU0xDL8Pc) 投稿日時:2005年 02月 22日 10:12

    >つながるロマンさま
    >大学は決まってしまいますが、 我が家はこの考えの下で子どもの可能性を広げていきたい


     学歴はほぼ決定ですが、学力は未確定ですね。デメリットはおちおちすると学力がつかない可能性がある点ですね。
     しかし、しかし、社会で必要とされる能力は様々で、単に学力だけでないですよね。学力はないよりあったほうがいいですが、受験にとらわれず、社会で必要な能力に磨きをかけるにはいい環境ですね。では具体的にどうしたらいいかは、各家庭で様々ですが、思い切った冒険ができる環境なのでその点はうらやましです。

     普通の高校生は塾通いですが、塾の代わりに資格の取れる専門学校に通う、人のやらないスポーツに打ち込む、趣味を深める、小説を書く、う〜んロマンが広がりますね。是非是非この環境を生かしてください。多様な若者が増えることはすばらしいです。

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