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【529437】桐蔭中等

投稿者: 転勤族   (ID:pIHwbkQko.g) 投稿日時:2006年 12月 28日 20:18

親の転勤のため、小6の息子が、来月、奈良から横浜に転校します。
奈良では近所の国立中高一貫校を受験させるつもりでしたが、
首都圏は国立のレベルが高く、戸惑っています。
息子は、遅ればせながら小6の10月末から進学塾に通いはじめ、
地元の国立の中等学校は合格圏でしたが、
来月から日能研に入れようと、相談に行ったところ、
学芸大世田谷はレベルが高すぎ、
横浜国大附属横浜か桐蔭中等あたりなら、何とかといわれました。
スレを読みましたが、横浜国大附属は、教育内容はよさそうですが、
高校受験が大変そうですね。
桐蔭学園は評価が人によって大きく異なりますね。
桐蔭中等はどうなのでしょうか。
奈良の塾では、受験勉強をはじめたのが遅すぎたので、
今の実力で中途半端な中等一貫校に行くより、
公立中学に行って、受験塾でこれからしっかり勉強し、
難関高校を目指したほうがよいのではないかとも言われました。
でも、高校からの受験は偏差値もずっと上がり、大変とも聞きました。
アドバイスいただければありがたいです。ち
なみに、両親とも、大学まで公立・国立育ちで、
私立のことがよくわかりません。

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  1. 【674896】 投稿者: 働き蜂  (ID:mHNUqD9JBAA) 投稿日時:2007年 07月 05日 10:34

    横からですが さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 授業見学 さんへ:
    > -------------------------------------------------------
    > >
    > 桐蔭は、連絡すれば基本的に自由に授業を参観できるのですが
    > > 以前、授業を拝見させていただいたときに
    > >
    > 後ろのほうの生徒さんが、まったく授業を聞いていなかったり
    > > 堂々と寝ていたりしたのには驚きました。
    > > 桐蔭はスポーツクラスはないそうなので
    > >
    > 普通のクラスだと思うのですが、少々驚きました。
    > >  
    > > 塾では、偏差値30台の生徒というのは
    > >
    > そもそも勉強に対する姿勢ができていないという話を聞きましたが
    > >
    > それはこういうことなのかと改めて認識しました。
    > >
    > こういう雰囲気の中で勉強するのは、よほど意思を強く持たないと難しいのだろうなあというのが感想です。
    > >
    >
    > 私も授業見学しました。
    > 感想としては、桐蔭というのは本当に玉石混交だなということです。
    > 桐蔭という学校を一括りで考えること自体、間違いだと思いました。
    > 桐蔭という学校は、どんな生徒に対してもきちんと指導するというイメージがありましたが
    > 現実は違うのだなあと実感しました。
    > クラスによってまるで雰囲気が違います。
    > 学校自体は厳しく指導しようとしている風には感じましたが、生徒には響いていない、そんな感じでした。
    > 麻布の話を引き合いに出している人がいますが、麻布と桐蔭とでは生徒の質も学校の位置づけもぜんぜん違うと思います。
    > 桐蔭では、生徒の自由にさせていたら、それこそ学校の存在意義を失うと思います。
    >  
    > 桐蔭は東大にも30人くらい受かりますが、日大にも200人の合格者を出す、
    > そんな学校だというのが行くとよく分かります。
    >  
    > 桐蔭中等教育に関しては、特に1期生について言えば、
    > 中学入学後、玉石混交の中からトップ層だけを寄せ集めて作ったという割には
    > たいした実績ではなかったなという印象です。
    > 中等に関して、偏差値を云々している人がいますが
    > 少なくとも1期生は中学入学後、上位層を集めて作った学校なので
    > 偏差値を論議すること自体がナンセンスだと思います。
    > 桐蔭は生徒を伸ばすという話がありましたが
    > 中学入学時のトップ層だけを集めても、あの程度だということは
    > そんな御伽噺のようなことはないのだなと改めて思いました。
    > (むしろ1期生は勉強の重圧でつぶれてしまったという話さえ聞きます)
    > 伸ばすのではなく、
    > 小学部からの入学生もいる、
    > 中学では何度も入学試験を行い上位校の残念組みを取り込む、
    > 高校募集も約700名と多い(高校も複数回試験あり)
    > と、網を大きく張って、いろんな層を取り込んでいるだけだと思います。
    > 桐蔭の実績は指導力ではなく、試験制度によるものではないですかね。
    > 確かにトップ層は優秀ですが、平均値(合格率)では決して優れた学校だとは思えません。
    > 生徒全員を伸ばしてくれる学校なら、合格率がもっと向上してもよさそうなものです。
    > 特に一番募集人員が多い高校が、(高校募集を行う私立進学校としては)神奈川ではトップにも関わらず、この程度の合格率というのは、マンモス過ぎて細かい指導ができていないということの証左のようにさえ思えます。
    >  
    > 中学の偏差値が落ちてきたのは、いろいろと評判が悪いということもあるでしょうが
    > それ以上に週刊誌などが合格者数だけではなく、合格率なども取り上げるようになって
    > 学校の実態が明らかになったということが大きいのでは。
    >  
    >
    >

    >桐蔭が正当に評価されていない旨の書き込みがありましたが、これは違うと思います。
    >桐蔭の上位層は優秀です。小学部からの入学者や、中学の二次三次、高校からの入学者も多数いるわけですからこれは当然です。ですから上位層だけを比較する指標(東大・京大など難関大学の合格率)では、ある程度高く出ます。
    >しかし、一方、学力差は激しく、下位層は、日東駒専、東海大などに合格するのも大変な現実があります。
    >平均的なレベルの生徒の学力で比べれば、塾が出している偏差値は別に不思議ではないと思います。
    >桐蔭が人気がないのは、「この学校に入れておけば(落ちこぼれさえしなければ)この程度の大学には行ける」という安心感がないからだと思います。
    トップはできるけれど、下は底なしというのでは、規模が大きいだけで都立と変わらないというのが本音ではないでしょうか。
    >人数を絞った桐蔭中等教育でさえ、同じような状態で、200名足らずの少人数にも関わらず
    上下の格差が大きい。
    >1期生は入学後、上位層だけを募った学校なので、本来なら学力差はあまりないはずです。
    >同じような人数のサレジオ学院などと比べてみれば、それはよりはっきりします。
    >東大だけを比べれば、遜色ない実績を出しているように見えますが
    一橋・東工大・早慶あたりの厚みはぜんぜん違います。
     
    しかも桐蔭中等教育は、6ヵ年一貫の中等教育学校にも関わらず
    (2期以降は)10%程度入れ替えをしています。
    これは高校募集がないほかの学校とは比べられないところです。
    後期過程から上位層を10%でも取り込めば、難関大学の進学実績だけを見れば見かけ上の数字は大きく改善します。
    ある意味、桐蔭中等だけの数字なら、いくらでも改善することができるわけです。
    桐蔭中等だけを見て、いいとか悪いとか言うのはナンセンスだと思います。
    あくまで桐蔭全体で、どこまで生徒を持ち上げられているのか(特に下位層)
    そこで学校の真価が問われるのだと思います。


      
      

      

    他スレからのコピペですが
    桐蔭の上位層(エリート)だけを抜き出して設立した(=本来なら現役だけで東大20名を出してもおかしくなかった)桐蔭中等教育学校の実績が振るわなかったのは
    働き蜂理論を使うとうまく説明できると思います。


     
    やはり正しかった??働き蜂の原理
    --------------------------------------------------------------------------------


    蜂の集団を観察していた生物学者が次のような法則を発見しました。


    働き蜂の集団のうち熱心に働く優等生は1〜2割。怠け者が1〜2割。
    残りは普通。
    このグループから、優等生だけを選び出して新しいグループを作ると、
    優等生ぞろいのエリートグループになる、と思いきや、やはりよく働く蜂
    は1〜2割。1〜2割は怠け者となってしまいました。
    これを、「働き蜂の原理」と言いますが、このアナロジーが人間集団に対
    して成立するかどうかは議論があります。(この掲示板でも以前に大論争
    がありました。)


    さて、日本一のマンモス校として知られるT学園は、早慶合格者数も日本
    一を誇っていましたが、なんしろ人数が多いので合格率はあまり高くなか
    ったのです。
    そこで校長先生が「早慶に現役合格できるのは上位1〜2割くらいだから、
    上位1割を抽出して別学校を作れば、早慶現役合格率100%の趙進学校が
    誕生する!」と考えた(らしい)のです。


    その結果がどうなったかというと、エリートを集めた新しい学校でもやはり
    早慶現役合格は上位1〜2割くらいで、期待されたほどの良い結果ではありま
    せんでした。
    一方、成績上位層を抽出されてしまった元の学校は、合格実績が下がり、結局
    両校のトータルの成績は昨年を下回ってしまいました(慶応合格者数日本一の
    座も失いました。)


    この種の「実験」の評価は大変難しいので、即断はできませんが、この結果を
    見た限りでは、人間の集団にも「働き蜂の原理」はある程度適応できるのかも
    知れません。

  2. 【674897】 投稿者: 教えて欲しい  (ID:E.CLy5xKdbU) 投稿日時:2007年 07月 05日 10:34

    おっしゃりたいことは? さんへ:
    -------------------------------------------------------

    > 1.サレジオは、(入試偏差値の割りに)大学合格実績が悪い学校として有名であり、
    >  それと「同等」ということをあまり強調するのは、桐蔭中等の名誉にはつながりに
    >  くい。


    サレジオGの入試偏差値と大学合格実績との乖離はそれほど「有名!?」なのですか?
    「有名」と言うからにはそのような掲載記事とかOO塾の見解とか誰もが知り得るものがありますか?
    あれば是非見たいのですが、よろしく。
    個人的感覚(6年前の入試偏差値と卒業年度の進学実績をつぶさに精査したわけではありません)で、
    確かにいまいちという感じはします。
    しかし、暁星や芝も似たようなもので取り立ててサレジオGが悪くて「有名」とも思わないのですが・・・。
    (隔年によっても変動はあると思います。)



    > 2.そもそも、元々の中等の構想は「サレジオ」など比較の対象にさえならなかった
    >  ものであるから、今更サレジオを持ち出すのはいささか見苦しい。


    ここで言うところの「元々の中等の構想」とはどのようなものですか?

  3. 【674926】 投稿者: 興味深い  (ID:aVR9Pw.cdDM) 投稿日時:2007年 07月 05日 11:20

    横からですが さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 授業見学 さんへ:
    > -------------------------------------------------------
    > >
    > 桐蔭は、連絡すれば基本的に自由に授業を参観できるのですが
    > > 以前、授業を拝見させていただいたときに
    > >
    > 後ろのほうの生徒さんが、まったく授業を聞いていなかったり
    > > 堂々と寝ていたりしたのには驚きました。
    > > 桐蔭はスポーツクラスはないそうなので
    > >
    > 普通のクラスだと思うのですが、少々驚きました。
    > >  
    > > 塾では、偏差値30台の生徒というのは
    > >
    > そもそも勉強に対する姿勢ができていないという話を聞きましたが
    > >
    > それはこういうことなのかと改めて認識しました。
    > >
    > こういう雰囲気の中で勉強するのは、よほど意思を強く持たないと難しいのだろうなあというのが感想です。
    > >
    >
    > 私も授業見学しました。
    > 感想としては、桐蔭というのは本当に玉石混交だなということです。
    > 桐蔭という学校を一括りで考えること自体、間違いだと思いました。
    > 桐蔭という学校は、どんな生徒に対してもきちんと指導するというイメージがありましたが
    > 現実は違うのだなあと実感しました。
    > クラスによってまるで雰囲気が違います。
    > 学校自体は厳しく指導しようとしている風には感じましたが、生徒には響いていない、そんな感じでした。
    > 麻布の話を引き合いに出している人がいますが、麻布と桐蔭とでは生徒の質も学校の位置づけもぜんぜん違うと思います。
    > 桐蔭では、生徒の自由にさせていたら、それこそ学校の存在意義を失うと思います。
    >  
    > 桐蔭は東大にも30人くらい受かりますが、日大にも200人の合格者を出す、
    > そんな学校だというのが行くとよく分かります。
    >  
    > 桐蔭中等教育に関しては、特に1期生について言えば、
    > 中学入学後、玉石混交の中からトップ層だけを寄せ集めて作ったという割には
    > たいした実績ではなかったなという印象です。
    > 中等に関して、偏差値を云々している人がいますが
    > 少なくとも1期生は中学入学後、上位層を集めて作った学校なので
    > 偏差値を論議すること自体がナンセンスだと思います。
    > 桐蔭は生徒を伸ばすという話がありましたが
    > 中学入学時のトップ層だけを集めても、あの程度だということは
    > そんな御伽噺のようなことはないのだなと改めて思いました。
    > (むしろ1期生は勉強の重圧でつぶれてしまったという話さえ聞きます)
    > 伸ばすのではなく、
    > 小学部からの入学生もいる、
    > 中学では何度も入学試験を行い上位校の残念組みを取り込む、
    > 高校募集も約700名と多い(高校も複数回試験あり)
    > と、網を大きく張って、いろんな層を取り込んでいるだけだと思います。
    > 桐蔭の実績は指導力ではなく、試験制度によるものではないですかね。
    > 確かにトップ層は優秀ですが、平均値(合格率)では決して優れた学校だとは思えません。
    > 生徒全員を伸ばしてくれる学校なら、合格率がもっと向上してもよさそうなものです。
    > 特に一番募集人員が多い高校が、(高校募集を行う私立進学校としては)神奈川ではトップにも関わらず、この程度の合格率というのは、マンモス過ぎて細かい指導ができていないということの証左のようにさえ思えます。
    >  
    > 中学の偏差値が落ちてきたのは、いろいろと評判が悪いということもあるでしょうが
    > それ以上に週刊誌などが合格者数だけではなく、合格率なども取り上げるようになって
    > 学校の実態が明らかになったということが大きいのでは。
    >  
    >
    >

    >桐蔭が正当に評価されていない旨の書き込みがありましたが、これは違うと思います。
    >桐蔭の上位層は優秀です。小学部からの入学者や、中学の二次三次、高校からの入学者も多数いるわけですからこれは当然です。ですから上位層だけを比較する指標(東大・京大など難関大学の合格率)では、ある程度高く出ます。
    >しかし、一方、学力差は激しく、下位層は、日東駒専、東海大などに合格するのも大変な現実があります。
    >平均的なレベルの生徒の学力で比べれば、塾が出している偏差値は別に不思議ではないと思います。
    >桐蔭が人気がないのは、「この学校に入れておけば(落ちこぼれさえしなければ)この程度の大学には行ける」という安心感がないからだと思います。
    トップはできるけれど、下は底なしというのでは、規模が大きいだけで都立と変わらないというのが本音ではないでしょうか。
    >人数を絞った桐蔭中等教育でさえ、同じような状態で、200名足らずの少人数にも関わらず
    上下の格差が大きい。
    >1期生は入学後、上位層だけを募った学校なので、本来なら学力差はあまりないはずです。
    >同じような人数のサレジオ学院などと比べてみれば、それはよりはっきりします。
    >東大だけを比べれば、遜色ない実績を出しているように見えますが
    一橋・東工大・早慶あたりの厚みはぜんぜん違います。
     
    しかも桐蔭中等教育は、6ヵ年一貫の中等教育学校にも関わらず
    (2期以降は)10%程度入れ替えをしています。
    これは高校募集がないほかの学校とは比べられないところです。
    後期過程から上位層を10%でも取り込めば、難関大学の進学実績だけを見れば見かけ上の数字は大きく改善します。
    ある意味、桐蔭中等だけの数字なら、いくらでも改善することができるわけです。
    桐蔭中等だけを見て、いいとか悪いとか言うのはナンセンスだと思います。
    あくまで桐蔭全体で、どこまで生徒を持ち上げられているのか(特に下位層)
    そこで学校の真価が問われるのだと思います。


      
      

      

    他スレからのコピペですが
    桐蔭の上位層(エリート)だけを抜き出して設立した(=本来なら現役だけで東大20名を出してもおかしくなかった)桐蔭中等教育学校の実績が振るわなかったのは
    働き蜂理論を使うとうまく説明できると思います。


     
    やはり正しかった??働き蜂の原理
    --------------------------------------------------------------------------------


    蜂の集団を観察していた生物学者が次のような法則を発見しました。


    働き蜂の集団のうち熱心に働く優等生は1〜2割。怠け者が1〜2割。
    残りは普通。
    このグループから、優等生だけを選び出して新しいグループを作ると、
    優等生ぞろいのエリートグループになる、と思いきや、やはりよく働く蜂
    は1〜2割。1〜2割は怠け者となってしまいました。
    これを、「働き蜂の原理」と言いますが、このアナロジーが人間集団に対
    して成立するかどうかは議論があります。(この掲示板でも以前に大論争
    がありました。)


    さて、日本一のマンモス校として知られるT学園は、早慶合格者数も日本
    一を誇っていましたが、なんしろ人数が多いので合格率はあまり高くなか
    ったのです。
    そこで校長先生が「早慶に現役合格できるのは上位1〜2割くらいだから、
    上位1割を抽出して別学校を作れば、早慶現役合格率100%の趙進学校が
    誕生する!」と考えた(らしい)のです。


    その結果がどうなったかというと、エリートを集めた新しい学校でもやはり
    早慶現役合格は上位1〜2割くらいで、期待されたほどの良い結果ではありま
    せんでした。
    一方、成績上位層を抽出されてしまった元の学校は、合格実績が下がり、結局
    両校のトータルの成績は昨年を下回ってしまいました(慶応合格者数日本一の
    座も失いました。)


    この種の「実験」の評価は大変難しいので、即断はできませんが、この結果を
    見た限りでは、人間の集団にも「働き蜂の原理」はある程度適応できるのかも
    知れません。

     
     
     
     
     
    働き蜂理論興味深いです。
    確かに桐蔭中等は、桐蔭学園の上位層1割を切り出して作った学校のはずなのに
    進学実績は振るいません。
    中等教育ができた頃の書き込みを見ると、200人で東大40名、合格率では駒場東邦を抜くなどという勇ましい書き込みが目立ちました。
    今から見ると、なんだかむなしく感じます。
    結局、上位層を切り出しても、結局は学力はバラけるということでしょう。
     
    もともとの構想では、桐蔭中等は、武蔵のような大学受験にとらわれないカリキュラムで深い思考力を身につけさせる、旧制高等学校のようなアカデミックな授業を行うということだったのに
    実際、動き出して見れば桐蔭の上位層を集めた単なる選抜クラスを別学校として切り出したものになってしまっています。
    設立当初にも、ここで、「説明会では大学受験にとらわれない思考力を身につけさせるなどといっているが、それはきれいごと。実際は、見せ掛けの合格率をよく見せるために上位層だけ抜き出して別学校を作っただけ」という批判がありましたが
    実際はその通りになってしまっています。
     
    小学部から鍛えられた生徒の上位層、中学受験で入ってきた生徒の上位層だけを取り込み
    さらには本来は高校からの募集はないはずなのに、桐蔭高校を受験した生徒のうち
    上位層を桐蔭中等教育に編入させ
    ここまでやれば、トップ層は固められて当然です。
    中学受験の偏差値が〜と言っている人がいますが、そんなのはナンセンスです。
    上位は小学部からの精鋭、高校から編入された精鋭、後は中学受験で5日試験で入ってきた運の悪かった秀才たち数十名が実績を上げているだけです。
    このうち20名難関大学に入れば、1学年200名足らずの桐蔭中等教育学校では、簡単に合格率はあがります。
    実テ(校内実力テスト)の結果を見れば分かるとおり、中等教育でも真ん中以下は、従来型と成績は変わらないか、むしろ悪くなっています。
    本当に中学入試で偏差値40台で入ってきた生徒が難関大学に進学しているわけではありません。
    小学部からの内々進生、高校からの編入生、こういう存在が目くらましになっています。
    こういうからくりが分かっているから、実績の割りに偏差値は上がらないのでしょう。


  4. 【674947】 投稿者: 鵜川先生の本  (ID:mM1gtwvLQYI) 投稿日時:2007年 07月 05日 11:37

    読んでいただけたでしょうか?
    本のなかには、
    偏差値は、まだおさない小学六年生のすることで、
    必要以上に重視すべきものではなく、とあります。
    大学受験は、毎日3時間学習を続けていけた、真面目な子が、きちんと結果を出す。
    その総時間のデータを持って、大学受験にのぞむ。
    これだけやったのだから。と、自信につながる。
    運動をやっていた子は、体力を武器にし、コツコツ型の子供に、何とか追いつこうと努力。
    学生時代しかできないこともあるわけで、広い校庭で、体を作る。仲間を作る。
    いいじゃないですか。1年浪人しても。やりたいことを、見つけて一生懸命やる6年間。
    忙しい時間の中で、工夫して勉強時間をつくり、時間を無駄にしない。とあります。
    予備校に行かなくても、ここでの勉強をしっかりやればいい。
    その為に、大学図書館など、充実した施設の中で、お友達と放課後取り組めばいい。
    とあります。
    一人ひとり、6年間どう過ごすかは、違いますよね。
    入学時の偏差値は、本当に目安ですよね。
    最終的には過去問7割とれればですよね。

    もちろん、その家庭によって進ませようとする方向があり、
    その為に、親は必死に考える。この子に、必要なものは何なのか?
    それでいいではありませんか。
    今年の中等は、一次から10倍ですよね?
    9人が、涙をながしているわけで、その方たちの気持ちを考えると、
    せつなくなりますよね。
    中学受験は、小学生がはじめて乗り越えた試練で、
    親は、子供のためにより良い環境ですごさせてあげたい。
    大事な6年間ですから。
    大学も大事だけれど、先生やまわりの友達や先輩は子供にとって
    大きな影響を与えてくれますよね。
    頑張る子供、たくさんいますよ。
    勉強にも運動にも、一生懸命取り組んでる先輩に憧れるようです。
    「きちんとやらないと、しかられる。」と、
    友達の目は正しくないときには、びしっとくるらしく、
    先生にたいしても、
    「自分をみとめてくれている。から、頑張らなきゃ。」と、暖かさを感じているようです。


    真面目に働いて学費を捻出し、頑張る親御さん。
    どのご家庭でも、子供をきちんと社会に送り出したいと考えていらしゃるだろうし、
    自分たちが選択した学校を大事に思う気持ちは、ご理解いただけると思います。



  5. 【675025】 投稿者: 一受験生の立場  (ID:uy2ciwJCVxE) 投稿日時:2007年 07月 05日 13:46

    偏差値という「格付」に見栄を張る気もないし、生徒の低辺層がどうたら、日東駒なんたらがどうのこうのという
    「学校評論家の話」にも余り興味がない。蜂に例える話にも関心が無い。別に中高が最終ゴールでもないので。
    受験生の親にしてみれば玉は一つ(自分の子供だけ)。学校全体がどうのこうと言ったところで自分の子供の
    収まるところは一箇所(絶対成績で決まる位置)しかない。
    この学校なら上位から何番目位かな?あの学校なら何番目かな?とは考えるけど、その下にゾロゾロいようが
    いまいが、極言すればどうでも良い。
    上位何番目位にいれば一応首都圏の国立が狙えるか・・・は考える。(私大は掛け持ち受験が多いので参考程度)
    塾に通わせるのが一寸遅れたが徐々に成績は上向いてきた。未だ伸びるかもしれないし、もう限界かもしれない。
    だったら余り無理せず、そこそこの学校を目標に受けさせてみるか。でも可能性は捨てがたいな。
    桐蔭は中等と従来の併願が出来るようだからここも選択肢の一つにするか・・・。
    主要科目は能力別授業をやっているようだからおちこぼれで深海魚になることもマァ〜あるまい。
    能力別授業も組めない学校で深海魚になったら、塾に通わせるしかない。遺憾ながら親には教える能力がない!。
    後は本人の努力次第だ。上位に食らい着いて難関大学を目指す連中と一緒に切磋琢磨するのも良い。
    男の子なら大所帯で揉まれるのも逞しくなって良いだろう。授業料は高そうだけれどここも選択肢の一つに
    入れて置くか。そんなところじゃないかな?


    ついでに・・・・


    蜂の話を鵜呑みにするのもどうかな???
    蜂であれ、蟻であれ、サボっているのがOO%いるとかいないとか言っているが、実際は外敵を監視する役、
    餌までの道程に専ら匂いを着ける役の蟻とか、解明されないところも色々あるようだよ。
    人間社会だって指揮を執るもの、実務を担当すもの、サポート役に徹するもの、色々いるからね。

  6. 【675084】 投稿者: 疑問  (ID:Dd9RR8v2lSA) 投稿日時:2007年 07月 05日 15:24

     
    > 働き蜂理論興味深いです。
    > 確かに桐蔭中等は、桐蔭学園の上位層1割を切り出して作った学校のはずなのに
    > 進学実績は振るいません。
    > 中等教育ができた頃の書き込みを見ると、200人で東大40名、合格率では駒場東邦を抜くなどという勇ましい書き込みが目立ちました。
    > 今から見ると、なんだかむなしく感じます。
    > 結局、上位層を切り出しても、結局は学力はバラけるということでしょう。
    >  
    > もともとの構想では、桐蔭中等は、武蔵のような大学受験にとらわれないカリキュラムで深い思考力を身につけさせる、旧制高等学校のようなアカデミックな授業を行うということだったのに
    > 実際、動き出して見れば桐蔭の上位層を集めた単なる選抜クラスを別学校として切り出したものになってしまっています。
    > 設立当初にも、ここで、「説明会では大学受験にとらわれない思考力を身につけさせるなどといっているが、それはきれいごと。実際は、見せ掛けの合格率をよく見せるために上位層だけ抜き出して別学校を作っただけ」という批判がありましたが
    > 実際はその通りになってしまっています。
    >  
    > 小学部から鍛えられた生徒の上位層、中学受験で入ってきた生徒の上位層だけを取り込み
    > さらには本来は高校からの募集はないはずなのに、桐蔭高校を受験した生徒のうち
    > 上位層を桐蔭中等教育に編入させ
    > ここまでやれば、トップ層は固められて当然です。
    > 中学受験の偏差値が〜と言っている人がいますが、そんなのはナンセンスです。
    > 上位は小学部からの精鋭、高校から編入された精鋭、後は中学受験で5日試験で入ってきた運の悪かった秀才たち数十名が実績を上げているだけです。
    > このうち20名難関大学に入れば、1学年200名足らずの桐蔭中等教育学校では、簡単に合格率はあがります。
    > 実テ(校内実力テスト)の結果を見れば分かるとおり、中等教育でも真ん中以下は、従来型と成績は変わらないか、むしろ悪くなっています。
    > 本当に中学入試で偏差値40台で入ってきた生徒が難関大学に進学しているわけではありません。
    > 小学部からの内々進生、高校からの編入生、こういう存在が目くらましになっています。
    > こういうからくりが分かっているから、実績の割りに偏差値は上がらないのでしょう。
    >
    >
    >
     
    中等の数字だけを見て、判断するのでは正しい判断ができないというのは
    確かにそう思います。
    数字を(分かりやすく言えば)いくらでも調整できるというのが、桐蔭中等の状況ですね。
    桐蔭中等は母数が小さいだけに、少し右から左へ動かせば、簡単に率が上がる。
    果たして中学から入った生徒がどうなのか?
    優秀な生徒が多いという誉の高い桐蔭小学部出身者の上位、高校から編入された成績上位層
    このあたりが実績を出しているんでしょう。
    桐蔭中等は少人数の割りに上下の学力格差が大きいそうです。(内部の人の話)
    過大な課題に押しつぶされて、入学時にはできたのに、すっかりだめになってしまった生徒も多いとか。
    中学入学時には上位10%が選抜されたはずなのに、6年後の結果は決してそうならない。
    働き蜂理論ではないですが
    6年間のうちに、トップ層、サポート役、サボり役など役割分担がされる?
    中学から入学した生徒がどこまで大切に育てられているのか、外からはまったく分かりませんね。
    数字だけを見ると、スポイルされて落ちこぼれてしまった子も多いよう。
    がんばる子ががんばるというのが真理かもしれませんが
    全体が底上げされていないのなら、わざわざ私立に入れる意味はあるのかな?
    桐蔭に受かっても公立に進学する人も最近多いようですが、そういうことなのかなと思います。




  7. 【675175】 投稿者: 提案  (ID:l2wnde3zQzE) 投稿日時:2007年 07月 05日 18:09

    私の聞いているかぎり、最近では、ほとんど高校からの編入生は入れていないとのことです。そういう意味では、第3期くらいから桐蔭中等の真の実力を評価すべきかもしれませんね。
    ただ、桐蔭中等に落ちこぼれがあるといっても、他の中学校にはそれがないかというと、そんなことはないと思います。あの天才集団の筑駒でさえ、全員が東大や医学部に行くわけではありません。そんな中で落ちこぼれるとノイローゼになって大学進学すらままならなくなってしまいます。
    今、手元に資料がないのですが、先日調べたところ、今年は桐蔭中等生は100%、大学受験を行っていたと思います。落ちこぼれが出た場合、βクラスでじっくり鍛えてもらい、宿題も少なくなるので、授業そのものに付いていけなくなることはないと思います。さらに、小テストが繰り返され、基準点に達していない場合には再テストがあるため、その辺りのシステムも完備していると思います。
    一方、αクラスは大変です。宿題もたんまり出て、ひーひー言いながら勉強しますが、それをきちんとクリヤしていけば、「チャンスの宝庫」というだけの学力上昇が起こると思います。ただ、無理して少し上の大学を目指すため、今年は浪人してしまったケースが多かったですが。−疑問−さんが「数字だけを見ると」と言われているのは、いったい何を指して言われているのでしょうか。繰り返しますが、今年の中等の大学受験率は100%です。他の学校の例は知りませんが、比較できたら教えてください。
    桐蔭を選択するかしないかは、中学受験の段階では親の判断ということになると思いますが、安定志向で大学附属等を選ぶ場合は除き、子供の能力は(特に男の子は)中学校から鍛えようによっては大きく伸びると思います。そんな時に、上位のクラスに入れば極めて高度の授業を施してくれる桐蔭は魅力的な存在になるかもしれませんね。
    何度も言うようですが、桐蔭が毎年出している「合格体験記」を読んでもらうことと、授業を参観されることをお勧めします。中に入ったものでなければその良さは分からないと思います。
    先日、東大医学部に在学している女性の桐蔭出身生がチューターとして来ていましたが、彼女によると、入学時の数学の成績は桐蔭の中で千番くらいだったこともあったとか。そのため、高校では1年生で4時間、2年生で6時間、3年生で8時間勉強して現役で理?に入ったとのこと。(また聞きなので正確さに少し欠けるかもしれません)本人の努力により、いかようにもそれに見合った勉強をさせてくれるのが桐蔭の魅力であり、また、そのように努力して勉強するのを恥ずかしがらない雰囲気が醸成されている学校だと思います。










  8. 【675176】 投稿者: 恐るべし内々進女子  (ID:/yJR0tqrCmc) 投稿日時:2007年 07月 05日 18:12

    男子の中等教育学校よりも 女子の中等理数コースの方が
    小学部からの内々進の生徒が最上位を占めているようですよ。
    女子は男子に比べて こつこつと6歳から勉強してきて
    いるからでしょうか。

    英語Sαレッスンには 内々進女子が内々進男子の3〜4倍います。

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