とにかく公立中が嫌｜掲示板スレッド

偏差値の低い学校や、生徒を放逐するところ。

勉強させる割に、実績が上がらない学校あるよ。

　私自身が公立中で学んだことは、親の教育方針の誤りだと思いますが、もう済んだことです。しかし、子供を公立中で学ばせるかは、(既に某御三家に回避されたとはいえ)現実の問題です。
　公立小で既に地元に必要な範囲の交友関係はあるようですし、子供たちの育ち、知性の違いが顕在化する中学時代に、地元のよくない方向に成長した仲間の影響を受けて欲しく無いこと、むしろ、より優れた仲間を知り、青天井の夢と目標を持って、その実現のために切磋琢磨して欲しいこと等から、私の子供は、私立に逃しました。理不尽への対処やゴマスリの技術などは、成長して十分な批判力と自律能力ご育ってから、そうした行動をすることの是非も含めて自分で考えて欲しいというのが、親の希望です。
　公立中に育ち、その後ある程度の成功を得ておきながら公立中を嫌う私が、公立中でいじめられっ子であって欲しいという願望はわかりますが、世の中は不都合なもので、そんなことはありません。連日、殴られながらも教師に1人で食ってかかることができる生徒を虐めることが出来る生徒など、公立中にはいません。公立中は動物園並の学習環境不毛地帯でしたが、やはり弱者の集まりなのです。
　私立国立の中高一貫校のエリートは弱いと言いますが、確かに一面ではそうですが、重ねた努力と実績に基づくプライドを持った人達は、健全な人間の強さがあるのも事実です。私は、高校時代に知り合った彼らのそんな側面を評価しています。もちろん、公立中にもそんな人達はいないわけでは無いですが、普通は各校に1人いるかいないかぐらいです。

「公立がゴマすりややってる感の歪んで腐敗した場所である」

これまた場所によるのでは？または、私がラッキーだったのかな？内申点、分けてあげた側だからかもね。ギリギリの子達は、先生にゴマすってたのかなぁ。

でも、私学だって結構いじめが酷いところあるよ。あのNでも「クラスの弱っちいの２人選んでボクシングさせるんですわ。本気でやらんと周りがどついたりますねん」と聞いたことある。これまた個別事案ですけどね。

公立は文科省の初等教育局の所管なので、自治体ごとの差はありながらも一定の幅に収まるでしょう。対して、私立は初等教育局の指導は受けながらも自由度が高いので、よりピンキリ。中には、公立より酷さが極端なところもあるでしょう。
ただ、違いは市場原理の有無で、私立は生徒が選んで行くところ、嫌なら公立に移れるのに、逆は無理。私立なら自ずと働く自浄作用が働かない。人事や一長一短はそれも、私立は逃げ道があるから弱くなるって言うんだけどね。

＞公立＝同調圧力、みたいな意見がすごいですが、エリート層で見れば私立一貫校の方々の同調圧力はすごいですよ。

これは私の見てきた世界と全く違います。
しかし、その境界線は結構高く、筑附、学芸程度以上かと考えています。

東大１位になる前の開成は硬派といえば聞こえがいいけれどガリ勉バンカラしか許さない感じがありました。それが急速に自由な校風になり、趣味人が増え、多様性を認めるようになりました。

アクティブラーニングが有効な層と言い換えることもできるかも知れません。

平均的な層にアクティブラーニングが適用できるか、広島のAICJや調布のドルトンなどな注目しています。

　昭和の都内区部の公立中では、たいして大学進学実績が良いわけでも無い都立学区トップ校に進むために、内申点を競う状況がありました。当時、都立高校入試は、内申点と学力試験の比率が1:1とされておりましたが、学力試験は非常に平易で、偏差値で65ぐらいあれば、450/500点ぐらい取れないはずがない感じでした。このため、いつも学年トップで偏差値が常に70以上でも、学年20-30位程度の生徒との得点差は最大でも50点と学力では勝負しようがない現実があったのです。このため、内申点が重要だったわけですが、主要5科目の担当教師に人格異常者がいなくて公平に全て5/5が付いたとしても、副教科で各科目１段階でも下げられたら、学区トップ校へは絶望的になることも考えられたのです。私立の選択肢がない生徒にとっては、恐ろしい環境でした。この様な再殺与奪の権を握った教師達は、自らの低い知力と下品な人間性を顧みず、生徒達の粗探しに精を出す一方で、教育委員会が臨席する運動会での行進の足並みを揃えるために何時間も練習させたりしていました。
　授業レベルは低く、教師も学力向上よりは偏った形で行われていた生活指導に精を出していたので、学校内では知的雰囲気に乏しかったです。そのためか、都心部だったので、当時から中学受験は盛んでしたが、学年に十人ぐらいは親が東大とかのインテリ富裕層の子弟がいましたが、彼らの多くは、マーチなどに消えていきました。1人だけ、都立トップ校に進んだ私のライバルが、旧帝大に行きましたが。
　今、都心部では、公立中はもっと空洞化が進んでいます。企業の社宅や公務員住宅などが減り、都心部の住民には富裕層の比率が高くなっていることや、私立中高一貫校への進学が普通のコースとしてより定着したことが関係しています。また、都市部の高い物価と生活水準の中で、公立中の教師という職業は魅力の乏しいものとなっています。公立中は、荒れてはいませんが、教育の場としての条件はより悪いです。
　また、以前は難関校でも、高校からの外部入試組が学力で優位でしたが、今は、高校入試の頂点に君臨する開成や国立高校でも、中学からの一貫教育を受けた生徒が上位になっています。これは、長年の試行錯誤で、中高一貫教育の利点を活用したカリキュラムを各校が成熟させてきたからです。もはや、公立中で学ぶ理由はありません。お金がないとか、どうしても給食が必要とかで無い限り、私立中高一貫校に行けばよいのです。

中高時代の人格形成に重要なのは、教師や級友と健全で緊密なコミュニケーションを行うこと。
不勉強であるが故に無理解で理不尽な教師の下で内申書を気にして沈黙することでも、「人事」「一長一短」「逃げないで」のような、知的なコミュニケーションが出来ない有害無益な連中と極力交わらぬようにして被害を受けぬよう沈黙することでもない。
つまり知的優秀者は優秀な教師、優秀な同類と出会える環境に行くべき。そうでない、追従やゴマスリで生計を立てざるを得ない人間は、それを「鍛えてくれる」環境に一か八か飛び込んでみるも止めはしない。勧めはしないが。

私も昭和の東京人だけど、スレ主さんところほど酷くなかった。

あの頃、公立中学校も結構良かったよ。合唱部は全国レベルだったし、スポーツも都大会優勝する部があった。先生も変な人は一部で、教育レベルも悪くない。数学の先生は全て手刷りのプリントで教えてくれた。優秀者は選ばれて、区内の科学館で講習受けたりしてた。医者、弁護士、大企業幹部や銀行マンの子供、皆今でも仲良いよ。

でも、時代は変わり、今地元に残ってる同級生の子供、孫は私学だねぇ。
昔の感覚じゃついていけない。え〜っ、あのラグビー学校？柔道学校？底辺私立が！？ってなもんだ。K城なんて１５００人も合格者出してたのが嘘みたい。高校入試はやめたんだって！？まあ、昔の公立が私学に置き換わっただけ。底辺私立に相当するのが公立中となったんだろうね。