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【704558】発達障害 知能が普通以下の子供の受験について

投稿者: みか   (ID:dtc.i6f/7Uo) 投稿日時:2007年 09月 03日 10:57

広汎性軽度発達障害の男の子を持つ母です

3歳の頃には、もう障害の事は発見されていました

小学校は公立ですが、勉強もなんとかついていけていますし、生活面でも特別いじめにあっている事もなさそうです(ただ、友達は少ないですが)
学校でも校長・担任は知ってるとは思いますが、他の方には全く伝えておりません

公立の教師を見ていて、昔に比べ公務員教師が増えているようで私立に行かせたいと考えており、今塾も通っております。

進学の件を障害児の教育機関に相談しようとした所、私立の進学に関しては相談を受けられないと言われました

もう1ヶ所、障害児を専門とした病院の窓口に相談した所「私立は普通よりも高度な学力が必要なので、無理ではないですか?」と言われました


知能指数は、前に調べた時は80位でした

知能が普通以下の子供には、私立は無理なのでしょうか?

偏差値の高い所に行かせようとは、もちろん考えていません

同じようなお子さんで私立に行かれた方がおりましたら、お返事をいただけたらと思っております

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  1. 【876960】 投稿者: 高校がネック  (ID:QJG.97PKluM) 投稿日時:2008年 03月 16日 08:50

    たびたびすみません。


    たまたま息子の小学校通級の同級生が多く、公立に進まれた方の高校選びの話も聞く事ができたのですが、中学校で成績を取れない場合、高校を探すのは大変、とおっしゃっていました。それでも、探しに探して、それぞれ納得できる場所がみつかり、普通に高校生していらっしゃいます。


    ただ、その中のお1人は中学に上がる時点で高校についてのリサーチが不十分だったため、息子と同じところに入れたいと思ったのに、高校募集が無いことが高校選択の時点で初めてわかった、ということを残念がっていました。


    息子のような人を育てているとき、現時点で目の前にある問題を解決していくこと、先を見通して、どんな可能性があるかの検討と常に2つの視点で眺めること、大事なのかもしれません。


    自治体によって公立のシステムに違いがあったりするので、一概に言えませんが、選ぶときに慎重になるのは当たり前ですが、状況によって方針変更する勇気も必要ですよね。

  2. 【876976】 投稿者: コーディネータ  (ID:CW8U4MHoNRo) 投稿日時:2008年 03月 16日 09:08

    地域によって差はありますが、保護者が希望すれば
    支援学級籍から通常籍への移動は法的には可能です。
    実際に保護者の希望とお子さんの状態を見てすすめた
    経験があります。



    私のかかわった数少ないケースですが。
    皆さんとは少し違います。
    支援学級でできるだけ過ごし、本人の得意教科や行事のみ
    通常学級に出しました。
    本人の望むところを最優先し、情緒の安定を優先します。
    一日のうち自分のペースにリセットして静かにできるとか、
    得意な作業に集中させるとか専門性が無い教員にはできない
    プログラムがありますので。



    お子さんによって個性があるので、いい方法を親が相談しながら築いてくという
    選択肢があるのは校内に情緒障害特別支援学級のある公立学校ではないかと
    思います。地域や学校による差も大きいのでよく調べる必要はありますが。



    高校進学を心配されていますが、逆に入るだけなら誰でも入れる時代ですし、
    職業訓練だってフリースクールだって、通信制だってなんでもあるので、
    中学から無理に私立受験を目指す必要はないと思います。
    勉強がすごくできて、一分野にこだわりがあるようなお子さんは中学受験も
    いいかもしれませんけど。


    こういうボーダーのお子さんは決められた枠の中では難しいので、
    大変だとは思いますが学区も含めよく調べられて、お子さんにとって
    よい方法をみんなで考えていける学校を探して下さい。

    この学校にお任せみたいなことはどこへ入学しても難しいと思います。
    まずはよきアドバイザーを身近に探し、学校生活で優先したいことを
    親子でじっくり考えてください。


  3. 【877034】 投稿者: SC  (ID:jh16lje9AD2) 投稿日時:2008年 03月 16日 10:34

    コーディネータ さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 専門性が無い教員にはできない
    > プログラムがありますので。


    そこなんです!
    少人数制の特別支援学級を作ってもらって、そこでどういう教員が関ってくださるのか、蓋を開けてみないと分からない、というのが私も親御さんに自信を持って提案できないネックです。

  4. 【877105】 投稿者: みかんママさまへ  (ID:F7kNf5cBuys) 投稿日時:2008年 03月 16日 11:59

     ‘場の空気を乱さない。授業にはついていけない’息子を育てた親です。

     IQ60くらいでした。
     地域では進学先は親に決定権がありましたので
     小学校はあまり考えず、普通級に入れさせていただきました。
     公文学習などは幼児からさせておりましたが、やはり進みは遅く
     概念を習得できません。四則計算はまあまあ出来ますが(九九も覚えている)
     「1個30円のみかん3個でいくら?」が出来ません。応用がきかないのです。
     そんな息子を中学はどうしようか、かなり迷いました。
     特別支援学級がとなりの中学にあったので見学に行ってみたり、中学卒業後はどのような
     進学先があるのかシュミレーションしてみたりと・・・。
     出した結論は公立中でした。とにかく通わせて貰うだけで良しとしよう!と思いました。
     だって・・ないんです。息子にジャストフィットの学校が。ですから公立に決めました。
     息子は場の空気は乱しません。自閉傾向があるもののあまりこだわりも強くなかったので
     学校には行って帰るもの。部活はでるもの。公文学習はするもの。11時には寝るもの。
     好ましい習慣は定着させ、勉強など全くついていけないものに関しては、出来なくても良
     しと決めていました。でも・・部活ではぶられたり、お金をだまし盗られそうになったり
     と、親が気にかけてあげないと本人がつらい場面は多々ありましたよ。

     将来を見据えたとき、やはり一番の課題は自立です。
     障害はあっても穏やかな性格ですし、なんとか社会での居場所を作ってあげたかった。
     親の会や居住地域の様子などまず情報を入れまして、我が子に合いそうな学校へ
     何校も足を運びました。中学卒業間際に障害者手帳B2も取得いたしました。
     倍率はそこそこの公立高校と同じかそれ以上だったと思います。
     「市立高等養護学校」へ進学いたしまして、3年間就労に向けての社会実習を積み重ね
     昨年、社会人になりました。大企業の特例子会社です。時給制ですが10万円ちょっと
     毎月貰ってきますよ。もちろん定年まで働くことができますし、各種保険にも入れていた
     だいています。高等養護ではIQ80くらいのお子さんが多かったです。でも人間関係に
     苦労していらっしゃるようで、ウチの子はIQが低かったのですが穏やかでしたので就職 に適していたのだと思います。たぶん淡々と毎日をこなしていくと思います。

     穏やかなお子さんでしたら是非、就労を目指した進路を考えてあげて下さい。
     本人、中学時代が一番辛かったといっておりますが、社会の甘やかしのない本当の姿に
     触れられた、苦しかったけれど貴重な3年間だったと思います。高校も「いつも負けてい
     る感じがする」といっておりましたが、一生懸命出来る範囲で頑張り続ける息子を見て
     こちらも考えさせられることが沢山ありました。
     「今が一番楽しい!」と言っている息子にバンザイです。
     
     

  5. 【877693】 投稿者: みかんママ  (ID:nlnk54VrkC2) 投稿日時:2008年 03月 17日 01:17

    【877105】さん、ありがとうございます。凄く凄く為になりました。
    まさに!算数応用や公文(うちも年長からやってます)、情報集めているママの姿、考え方、今のわたしです。

    お子さんが高校にすすみ就職したくだりでは、わが子が歩み巣立ったようにすら思え、涙が止まりませんでした。

    中学時代つらい思いをしたんでしょうね。親子ともども。
    乗り越えた日々は決して無駄にならないとおもいます。
    また今、穏やかに過ごされているとのこと。お子さんの努力とご家族やまわりの変わらぬ支援があってこその幸せなのでしょう。うらやましい限りです。

    また、お話を読んでいて[居場所]というのがかなりのキーワードになってくるように感じました。中学を普通級でいくと学業に居場所はほとんどない予想はついています。小学校時の友達がそのまま変わらぬ付き合いをしてくれることは望めませんし。


    実を言うと・・・私自身の考え方・息子にたいする態度に問題が生じ始めているという自覚があります。

    息子は、なんでもわかっているように思えるときあります。細かい心の機微について理解したり、トランプなど複雑なルールを覚え楽しくあそべます。漢字や百人一首、都道府県など一気集中で苦悶しながらですが暗記すると、次の日テストで満点をとってきます。(忘れるのも早いですが)いわゆる自閉の特徴のような才能的なものはありません。人一倍遠回りしながら努力している子です。

    なのに、こんなこともわからない??と毎日つきあっていてもわが目を疑うような低レベルな内容や言葉を理解してません。たとえば「お母さん入学式ってなに?」と突然いいだして、自分のときを含め、4月上旬に5回見てきている行事なのに・・・とこちらは落胆します。ちなみに「上旬」「行事」って?ともいわれました。答えをどんどん細分化して簡易化していくうちに、なんとなく漠然とした言葉になってしまい、「そういうものなの!!」とイラついてしまうこともしばしば。
    彼の発言では、一か月は365日になってしまうこともあるのに(年月日の概念が混乱しやすい)、2月は28か29日だけど、今年は29日までだからおこずかい超ラッキー!(掛け算応用訓練のため日払いで毎日20円なので)なんて抜け目ない言葉もきかれます。

    そのたびに私は一喜一憂するのです。

    ああ普通級で大丈夫そうじゃん。とか、こんなんじゃ普通はありえないとか。

    凄く誤解を招くことをおそれずにいえば、毎日+−(プラスマイナス)の評価帳をつけているようなものです(実際には存在しません)。今の理解力はプラス5、今のはマイナス3とか・・プラスがおおくなったら普通級でを考えようかと計算している私がいます。嫌ですよね。

    そして、いざ普通級でいくとなったら、こんなこともわからない?!と焦っておしりをたたいて追い詰めてしまいそうで、【877105】さんのように「できなくてもよし」と腹をくくれるか私は自信がありません。
    もし特殊級ならなんかホットしてしまって丸投げしてしまいそうです。「そううちの子は養護だから理解できなくてもあり!」と。でもそれって私の楽の為に選ぶ気かして。

    だから右往左往している今は、息子の理解のアンバランスさによって、息子に普通級に間に合うように厳しくしたり、気持ちが特殊に傾いている時は寛容になったりして、ひどいお母さんです。私の気持ちひとつで振り回されている息子が気の毒です。

    すみません。これもある意味心理的な虐待??カミングアウトしちゃいました。

  6. 【877770】 投稿者: 高校がネック  (ID:vu4EcNkR5HE) 投稿日時:2008年 03月 17日 08:38

    IQって、数字で出てきてしまうけれど、大事なのは中身。どういったことが得意で、どういったことが苦手か。


    うちは3回うけてトータルの数字の変動はありましたが、出来る分野と出来ない分野のばらつきが大きかったんですね。ただ、ばらつきについては傾向はあまり変わりません。苦手な部分はいつでも苦手、得意な部分はいつでも得意。で、トータルでのIQは普通と出ても、苦手部分が克服できているわけではなく、また、苦手部分が普通レベルになることは考えにくい。


    で、中学校の勉強ですが、入学時こそよかったけれど、毎学年末にこのままでは留年です。と言われ、最終的に高校に上がれるかどうかの審査にかけなければいけないほどになりました。その最低限の勉強をクリアさせようと思うと、私が鬼のようになって、おしりを叩かなければなりませんでした。息子が成績を取れなかったのは、「勉強に気持ちがむかない」ことが大きかったと思います。


    小学校まではお尻をたたく、が通用しましたが、中学校以降、難しくなると感じました。


    最低限のレベルを保つのも、全教科がかかわるので、時に「できない」ことを無理矢理やらせないといけない場面に遭遇してしまいます。中学校では科目ごとに先生が違い、先生ごとに本人評価が違うんですね。科目の先生ごとに教育方針も違います。また、本人と先生の相性、本人と科目の相性もあります。中学校の科目ごとの先生すべてに本人の特性に合わせた指導を求めるのは不可能です。担任の先生は小学校の担任ほど、本人を理解はできません。時に、無理解のために息子に対してマイナスの評価がくだり、進級できない事の重大さが本人にわかっていないので、「自分が頑張らなくちゃ」にはならなくて「周りの人が自分に否定的だ」となってしまいがちでした。


    まぁ、私立だから、のことだったかもしれません。公立であれば出席さえしていれば卒業はできるでしょう。でも、普通級で過ごすというのはこんな感じのことなんですね。


    そういう意味では本人の特性を普通級よりよく理解してもらえるクラスの方が、結果として本人にプラスだったのかな?というのが私がいつも悩むところです。


    「あなたは大丈夫、大丈夫」と私は言ってあげたいと思うのです。学校の枠組みがどうあるかで、本人への対応は変わってきます。本人が不安を持って暮らすのと、「自分は大丈夫」と思って暮らすのだったら、「自分は大丈夫」と思って暮らしてほしい。


    うちの場合、中学校自体は淡々と状況に応じて配慮はしてくれましたが、本人に対して「なんとか救済したい」という熱意はなく、「このままだと進級できません」を突きつけてくるだけでした。だから、修羅場は「家」でした。本来居心地がいいはずの「家」が一番風当たりの強い場所になってしまいました。


    なんの課題も無く「今のままでいいんだよ」だと、成長するチャンスも失うという考えもよくわかります。超えられる課題ならそれは有効、だけれど、超えるのが不可能な課題は本人の意欲をなくします。その都度の+−の評価も必要だと思います。そうしてトータルでどういうことが苦手でどういうことが得意で、その得意を伸ばすことができるのはどういう状況なのか、というあたりかと思います。


    うちは、親が「できないものはできない」と開き直ってようやく穏やかに暮らせるようになって、息子は安心できるようになって、自分自身を出せるようになってきています。


  7. 【878603】 投稿者: みかんママ  (ID:nlnk54VrkC2) 投稿日時:2008年 03月 18日 00:59

    高校がネックさん、丁寧にありがとうございます。おかげでいろんなことがだいぶんわかってきました。


    どうしてだか、皆さんの苦労や同様な悩み、やさしい言葉、厳しい現実に立ち向かっている姿に胸がキュンとして涙もろくなっています。


    おしりを叩いて越えられないハードルを飛ばせようとするのは、やはり親の役目になってしまうのですね。高校がネックさんもそんな経験をされていたとは思いませんでした。

    受け入れて、開き直ることができたのは何かきっかけがあったのでしょうか?

    親の意識が、子供の進路を左右するのは否めません。

  8. 【879427】 投稿者: 高校がネック  (ID:DmDHQVEBkGs) 投稿日時:2008年 03月 18日 21:41

    息子はたとえば小学校の算数なら教わらなくても授業中に先を読んで理解してしまう子でした。だから「勉強はできるはず」と思って親が期待しすぎたために、息子は不調になったと言っても過言ではないと、何年もたってから気がつきました。


    開き直りは、知能指数を図って、歴然と苦手部分があったことが直接のきっかけではありました。「できる」と思ったのは酷だったことが明らかになったのですから。それでも感情的にはやっぱり期待をこめてしまって・・・・


    で、親の会に出たり、掲示板に書き込んで自分の内面をぶちまけ、障害があることを前提にどうやってよりよく生きられるようにするかを考え、「できない」ことや「やってほしくないこと」は極力指摘せず、褒められることは褒め、子どもの前では冗談たっぷりの元気な母演じるように努力しました。


    そうして、息子と真っ向から向かい合って、できないところを指摘して目標を作り、親の見ているところに息子の目を向けさせるといったような「息子を変える」ことより、息子の隣に座って、息子の視線を追って、自分が息子に合わせるように変えることができていったように思います。今でもハードルはあります。必要とあればハードル作ります。けれど、今は超えられるハードルしか越えさせません。心中忸怩たる思いはあるのですが・・・・


    そんな感じです。

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