- インターエデュPICKUP
- 最終更新:
投稿者: 迷える子羊 (ID:eXnW.Dpx2k2) 投稿日時:2023年 12月 30日 07:40
将来医学部への進学希望を持っています。
一般入試で進学する力をつけるのは勿論ですが、指定校推薦や特別推薦枠を持っている学校に進学するのも一つの方法だと思っています。
そのような学校はどのようなところがあるのでしょうか。
調べたところ、慶應、東邦、東海、日大、獨協、川崎医など付属校を持つ学校の他、昭和大も昭和女子などに特別枠を与えているようです。
構内推薦を勝ち抜くのは熾烈でしょうが、割と偏差値低めで戦いやすい学校もありそうです。
ご意見を伺えれば幸いです。
現在のページ: 2 / 4
-
【7396497】 投稿者: 資料 (ID:NAUd8rfx0qs) 投稿日時:2024年 02月 02日 14:51
私立大学医学部医学科の付属推薦入学方式
2023年の私立大学医学部医学科の付属推薦入学者
(1)慶應義塾大学医学部医学科
入学者数110 内部推薦入学者43 医学科の内部率39.1%
各校別にそれぞれ医学部への進学人数枠が決まっている。
塾高22 女子5 藤沢7 志木7 NY学院2
(2)日本大学医学部医学科
入学者数130 付属推薦入学者10 医学科の内部率7.7%
日本大学の内部推薦は
1 基礎学力選抜推薦(日大付属の全高校生の各学年で受験する3回の基礎学力到達度テストの成績で推薦する方式(高校1年4月実施分を除く))
2 付属特別選抜推薦(日本大学各学部が日大付属各校に推薦枠人数を指定し、各付属校で推薦者を決め推薦する方式)
3 基礎学力選抜推薦のうち、学部によっては成績上位者に対して、日大推薦権を保持しながら国公立大学受験を認める方式
このうち、医学部医学科は1の基礎学力選抜推薦のみであることから、学力さえあれば正付属・特別付属・準付属のどのカテゴリーの付属からでも推薦のチャンスはある。
基礎学力選抜で全付属校生徒約1万人のうち上位100位くらいまでだと可能性はあるといわれている。
上位の生徒は他大学(国公立大学)等に抜ける生徒も多いため。
(3)東海大学医学部医学科
入学者数123 付属推薦入学者19 医学科の内部率15.4%
東海大学の内部推薦は東海大学系列14校が同時に行う学園試験は、全学年対象で4月に行われる「学園基礎学力定着度試験」と3年生対象で11月に実施される「学園高大連携総合試験」の2種類がある。
その試験に基づき推薦者が決まる「学力付属推薦」、部活動の実績で決まる「特別技能推薦」、文化部門の実績で決まる「特別推奨推薦」の3種類がある。
医学部は「学力付属推薦」のみ。
東海大系列校5000人中100番以内に入っていれば医学部医学科への推薦の可能性があるといわれている。
毎年、医学部医学科への入学者を多くだしているのは、東海大相模と東海大高輪台で1学年の生徒数は多いものの毎年、約5名ほど医学部医学科へ入学者を出している。
また、東海大学は付属からの内部推薦者については全学部、入学金が半額になる特典もある。
(4)東邦大学医学部医学科
入学者数122 付属推薦入学者16 医学科の内部率13.1%
(駒場東邦1、東邦大東邦15)
内部推薦は駒場東邦と東邦大東邦を合わせて25名枠
各校長の推薦に基づき適性試験、基礎学力、面接、調査書で合格者が決定される。
例年、駒場東邦が3名程度、東邦大東邦が15名程度
(5)獨協医科大学医学部医学科
入学者数122 付属推薦入学者12 医学科の内部率9.8%
(獨協高校11、獨協埼玉高校1)
獨協医科大学の推薦基準を満たし推薦された場合には学力試験(英語・数学)、小論文、面接等の試験を経て、合格者が決定される。
内申書の基準は「全科目3.7以上」
(6)帝京大学医学部医学科
入学者数117 付属推薦入学者2 医学科の内部率1.7%
(帝京大学高校2)
帝京大学医学部医学科にはオール帝京特別入試による帝京グループ高校からの附属入試がある。
高校在学中のすべての教科の5段階評価の平均で、2023年度入試では医学部医学科は4.9が必要であった。
(7)近畿大学医学部医学科
入学者数111 付属推薦入学者7 医学科の内部率6.3%
(近畿大附属3、近大豊岡2、近大和歌山1、近大広島1)
近畿大学は付属校のために特別推薦入学試験制度があるが、医学部医学科については別の特別推薦入学試験制度で推薦される。
準付属の近大泉州高校には医学部医学科の特別推薦枠はない。
近畿大学附属高校については医学部医学科特別推薦を受けることができるのは中高一貫の医薬コースに在籍している生徒に限られている。
医学部医学科への入学者が多いのは近大附属と近大豊岡で毎年4名程度。その他には近大和歌山と近大広島が1名いるかどうかというところ。
(8)福岡大学医学部医学科
入学者数110 付属推薦入学者5 医学科の内部率4.5%(附属推薦のみ)
内部推薦者の合格者は福岡大大濠高校の生徒5名のみ。
福岡大医学部医学科の附属推薦枠がある。毎年変動するが2023年度は最大8名。
ただし、福岡大大濠は福岡大医学部医学科に一般入試で合格する生徒も毎年存在する。
(9)川崎医科大学医学部医学科
入学者数126 附属推薦入学 23 医学科の内部率18.3%
附属高校用の学校推薦型選抜で川崎医科大学へ進学することが可能。
小論文、適性試験(英語・数学・理科)、面接のほか書類全般の総合判定により選考される。
(その他)
大阪医科薬科大学の医学部医学科は高槻中学・高槻高校(大阪府)と同一学校法人だが、大阪医科薬科大学医学部医学科は一般入試と若干名の公募制推薦と指定校推薦があるのみ。
久留米大学医学部医学科は久米大学附設中学校・高等学校(福岡県)と同一学校法人だが、久留米大学医学部医学科は一般選抜と公募制推薦があるのみ。
上記大学の医学部医学科で推薦枠が明らかに余っているのは東邦大医学部医学科。
医学部医学科の付属校推薦の入学生枠は入試要項によると25名あるが、2023年入試では16名の枠しか使用されなかった。
https://www.toho-u.ac.jp/med/info_exam/fuzoku.html
帝京大学と日本大学の系列校から附属推薦で医学部医学科に進学することは非常に難易度が高い。
附属推薦で医学部医学科に進学しやすい附属高校は
「川崎医科大学附属高校」、「獨協高校」、「東邦大東邦高校」
この3つの高校は慶應義塾大の教育一貫校より医学部医学科への附属推薦進学者の割合が高い。
大阪医科薬科大医学部と久留米大医学部は附属推薦はないものの、高槻高校(2023年は13名合格)や久留米大附設高校(2023年は9名合格)から合格者や入学者はいる。
※附属校推薦で医学部医学科に進学する生徒の割合が2%を超える高校
2023年卒業者データ (医学部医学科進学者数/卒業生数)
・川崎医大附___92.0%(23/25)
・獨協高校______5.7%(11/191)
・東邦大東邦____4.8%(15/310)
・慶應藤沢______3.0%(7/232)
・慶應義塾______3.0%(22/733)
・慶應志木______3.0%(7/237)
・慶應女子______2.5%(5/197)
・慶應NY______2.2%(2/89)
概ね、上記の学校は1クラスに1人以上が系列大学医学部医学科に内部推薦で進学できる計算になる。
なお、近畿大学附属高校は上記の表には載らないものの、内部進学で近大医学部に推薦入学できるのは、完全中高一貫の医薬コースのみに限定されている。
同コースは1クラスのみで約30人。それで毎年、3名が近畿大学医学部医学科へ内部推薦で進学できる。
これは医薬コース卒業者数の約10%になり、獨協高校や東邦大東邦高校より医学科への内部進学率が高いことになる。 -
【7398686】 投稿者: これ見ると・・・ (ID:Ibu01cyAxbU) 投稿日時:2024年 02月 05日 11:27
東邦大学医学部医学科は内部推薦枠、余ってるということ?
駒東からは国立医学部とかを目指す人多そうだから、不人気なのかな?
慶應附属で医学部へ内部進学を目指すより、駒東から東邦大医学部の方が楽ってこと? -
【7399177】 投稿者: 駒東OB (ID:QBCtYhg2tKc) 投稿日時:2024年 02月 05日 20:50
その通りです。駒東で医学部医学科を目指す場合、殆どが首都圏国公立を目指します。そこから学力に応じて、地方国公立、上位私立医学部と志望を下げます。中位の私立医学部と見なされる東邦大の医学部への推薦は、推薦を受けてしまうと他の医学部を受験出来なくなりますが、駒東生は、やはり国公立や上位私立医学部を第一志望にする傾向があり、難関医学部を初めから捨てて東邦大推薦を狙う生徒は少ないと思います。後、私は文系だったので詳しくは知りませんが、推薦の場合、寄付金を求められるという噂があります。それなら自力で東邦大や他の中位、下位の私立医学部に行こうとなるのでは無いでしょうか。
因みに下の子供は、高校受検で慶應附属と都立進学指導重点校の両方に合格しましたが、上の子供が中学から慶應の附属で慶應医学部の内部推薦は非常に難しいというのを知っていたので都立を選び、結果的に慶應医学部に余り劣らない国公立医学部にいきました。息子のいた附属では医学部推薦を狙うには学年で3番位にいないといけませんでした。下の子供が慶應に行っていたら内部推薦は取れなかったと思います。なお、慶應の附属は医学部については、医学部推薦希望と同時に外部受験が認められていますが、慶應附属の教育は全く大学受験向きでは無いので、皆んな苦戦しています。 -
-
【7399184】 投稿者: 駒東OB (ID:QBCtYhg2tKc) 投稿日時:2024年 02月 05日 20:56
書き忘れましたが、駒東の生徒が東邦大学の推薦枠を使わないのは、より上位の医学部を目指すからですが、全体で枠が余っているのは、駒東と東邦高校が推薦しても、東邦大学側の審査で落ちるからだと言われています。一時期、推薦される生徒の質が落ち、大学側が厳しく審査する様になったと聞いています。
-
-
【7399376】 投稿者: 駒場東邦 (ID:858bqvrAGXM) 投稿日時:2024年 02月 06日 05:37
東邦大学の付属校だったか。
武蔵が武蔵大学の付属校みたいなものだな。
付属語が有名という。 -
-
【7399460】 投稿者: 獨協か東邦大東邦、かな (ID:xss9QjtjjDs) 投稿日時:2024年 02月 06日 08:37
日大や東海は、附属高校の数の方が医学部内部推薦の人数より多いので、かなり熾烈な戦いになることが想像できますね。
日大は一高校からの医学部推薦は2名以下とすることになったと聞いた気がします。
獨協は獨協医大への推薦枠が増え、数値的には狙い目かと思います。ただし、獨協の中高は歴史が古く立地が良く、必ずしも偏差値輪切りになっておらず熱烈ファンのOBご子息の優秀層も進学していると聞きます。
東邦は医学部推薦の決定権は大学側にあり、高校側は必ずしも合否の理由がわかるわけではないと聞きます。それで、寄付金などの噂も出る。トップクラスの進学校である駒東の生徒があまり志望しないのはOBの方がお書きくださった通りで、東邦大東邦の方に多くチャンスがあるのはよく知られていますね。
内部推薦狙うなら獨協か東邦大東邦、慶應や日大や東海は難しいです。
もちろん川崎がいちばん確率は高いですが。
ただし、内部推薦狙いで親が子供に圧力をかけ過ぎると親子ともおかしくなったりするので、中高生としての生活もエンジョイすることが大切かと。 -
-
【7401741】 投稿者: 通りすがり (ID:cV1xKVbAdFw) 投稿日時:2024年 02月 08日 16:31
内部推薦で落ちるケースについて、個人の感覚で感じたのは医学部として欲しい人材をとるため大学側で選考をしていることです。内部推薦といっても一般の入試と同じ内容のテストや面接を受けています。一般入試と同じで、学力の基準を満たしながらも、医者にしてはまずい人をはじく必要があります。内部推薦基準を満たして推薦された人を、さらに大学側の基準で選別をしているようです。筆記では、SPIのようなテストで評価をおこない、面接では複数の面接官の面接を通して、読解力、理解力、判断力、倫理感、コミュニケーション能力などを見られている気がします。医学部の選考は、受験と就職選考の両方を同時に受けるような感覚かと思います。個人の感想です。
-
【7401773】 投稿者: 通りすがり2 (ID:lSQ/ZIm1vfU) 投稿日時:2024年 02月 08日 17:00
>内部推薦といっても一般の入試と同じ内容のテストや面接を受けています
これはどちらの学校?
どこも一般受験と同じ内容のテストではないですよ。