やっぱり鉄緑会指定の都内12校が最強?! [筑駒開成桜蔭渋渋海城駒東麻布筑附ＪＧ早稲豊島雙葉]｜掲示板スレッド

全体的に見た時に女子校が低迷している中で、洗足が難関上位校に浮上して来たのは大きな意義がありますよ。
どこかが浮上すればどこかが沈下する。少子化で中学受験の募集団が少なくなればより顕著になります。
ブランド力だけでは優秀な生徒は集められなくなって来ているということ。
教育の中身と、その結果について、昔以上に受験生が調べられるようになって来たということです。

聖光・渋々・洗足あたりは、改革が見事に成果に結びついた学校ですよね。皆、教育の内容と質を徹底に見直して差別化を図り、それが功を奏しています。逆に、ブランドや伝統、知名度、立地に安住してしまって教育内容を根源から見直せていない学校は、やはりいずれかの段階で、それなりの代償を支払っているように見えます。

豊島岡も高校入試廃止と私立文系コース廃止の改革がどうなるのかですね。
高校入試は卒業生の数が少なくなるので進学実績を「数」で見た時の見栄えが悪くなりますが「率」は良くなります。
今は賛否あっても改革が数字に現れて来ると、ジワジワ優秀層を引き寄せそうな気がします。

豊島岡は、サピックス偏差値は桜蔭を上回るくらいに高いのに、なんで東大現役合格率がここまで桜蔭にボロ負けしているのか、今一つよく分かりませんね。いくら医学部志向が強いとはいえ、東大現役合格率の桜蔭との差異を説明できるほどではありません。豊田真由子事件も、豊島岡にとってはまたとない追い風だったはず。

豊島岡が改革に取り組んでいるのはよく分かりますし、改革をしていない伝統校に比べたらよほど応援したくもなりますが、改革の結果が生じる前段階の今であっても、もう少し出口が良くて然るべきなのではないでしょうか。

２日豊島岡は併願校で、偏差値は高くても、上位層の大半が桜蔭JGに抜けるからでしょう。
２日渋渋も同じ傾向はありますが、共学という独自要素がある分、第一志望がいます。

確かにそれはそうなのかもしれません。豊島の合格者数って、定員の何倍も出していますしね。

でも、ごっそり豊島合格者の上位層が桜蔭等に持っていかれるのなら、その分豊島の偏差値は桜蔭よりも低くなるはずなのに、そうならないのは何故なのでしょう？

偏差値はボーダーであり、入学者とは関係ありませんので。
豊島のボーダーが60、桜蔭のボーダーも60だとして、入学者は豊島が60～62、桜蔭が60～72だとしたら、大学進学実績はどうなると思います？

豊島の文系コース廃止はやり過ぎのように捉えられている感はあったけど数年で環境は激変するから時代の方が後からついて来るかもしれませんよ。
医学部志望の家庭が豊島に流れれば医師家庭を集めていた保守派の学校には痛手になるかも知れませんね。