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投稿者: でも、楽しかったね。 (ID:QegL.Ol9So6) 投稿日時:2008年 02月 10日 01:46
さっき、皆が寝た後に、娘の塾バッグが無造作に置かれていたので、ふと中をのぞいてみました。
2月5日、受験最終日の受験のときのままでした。
そこだけ、時間が止まったままでした。
あれほど行きたかった志望校の最終戦の帰りのままでした。表紙が破れかけているその受験校の過去問や対策ノートがそのままの状態で入っていました。飲みかけのペットボトルや使わなかった予備のホカロンや休み時間用のキットカットもそのまま入っていました。
合格票と引き換えることのできなかった受験票もそのままでした。
その受験票に貼ってある娘の写真を見たら、私は、涙が突然あふれてきて止まりませんでした。
この2年間のいろいろなことが走馬灯のようによみがえって来て、もう本当に自分の涙の制御ができませんでした。一人で男泣きをしてしまいました。
娘の前では、ここ数日は「もう済んだことだから、いつまでもクヨクヨしない。君はやれるだけやったんだから、気持ちを切り替えよう。」って、気丈に振舞っていた私でした。
我が家では娘の塾での偏差値が急降下した秋から、父の私が塾以外で時間の許す限り娘と二人で、娘の一番行きたい志望校に向かっての二人の特訓勉強をしてきました。いつもは、私との勉強は嫌がるおっとり型の娘でしたが、「合格は頂くものではなく、もぎ取るものだ」と気合をいれて、何とか目標に向かってがんばりました。偏差値も急上昇しました。久しぶりに娘とすごせた熱く楽しい時間でした。しかし、その志望校からのラブコールは最後までもらえませんでした。
実は昨晩、娘から「パパともう少し早くから一緒にやってれば、合格したと思うよ。」そして、「ありがとう。楽しかったよ。」って言われました。私は「よく、がんばったね。おつかれさん。」って言うのが精一杯でした。
でも私の本心は、自分に対して悔しくて悔しくてなりません。「本当にごめんね。合格させてあげられなくて。」
そして、今日、娘は第3希望の学校の合格者説明会に笑顔で妻と二人で行きました。
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【864013】 投稿者: スレ主 (ID:Wlqf6XpeRVA) 投稿日時:2008年 03月 02日 23:24
今日は3月2日。
あれからまだ1ヶ月しかたっていないんですよね。
皆さんは、不思議な時間経過だったと思われませんか?
各ご家庭ごとに、
なんといいますか、
一つ一つの素晴らしい人生のドラマがあるんですね。
それぞれのドラマに、私もレスを読んでいて、涙が自然に沸き出るほど感動したり、
また、妙に感心したりしております。
それが、私の娘にしても、皆さん方の大事なお子さんたちにしても、
「中学受験(高校受験の方もおられますが)」という大きな人生に一度の経験を基にして、
みんな立派に成長しているんだなぁ、ってつくづく思います。
そりゃぁ、受験とは戦いです。
「勝ち」もあれば、「負け」もあります。
引き分けなしの、○か×かの「結果」がすべてです。
併願での作戦ミスもあれば、体調管理ミスもあります。
その原因が我々親であったり、子供自身であったり、塾であったり、
いろんなミスや失敗があるんです。
たった12歳のこどもを中心とした戦いなんですよ。
だからこそ、出た結果で、負けたら負けたで親子ともども「めちゃくちゃくやしい」し、
勝ったら勝ったで、「めちゃくちゃうれしい」んですよ。
その体験が宝なんですよ。
私は、今強くそう感じています。
でももう終わった事。ノーサイドなんですよ。
そう、次へのステップとして受け入れなきゃいけないんですよ。
自分をせめちゃいけないんですよ。
私の場合は、それを親と子が共感できた事だけでも、この受験での出来事は、
「これからの我が娘と私の人生の上で大きな大きな価値があった」と、受験を終えて1ヶ月たって、強く思えるようになりました。
12歳のこどもが「自分の力だけでは、どうにもならないことが人生にはあるんだ。」って
ことを初めて思い知ることが出来たんです。
うちの娘がこれからの通学の途中で、
あの夢にまで見ても行けなかった中学の制服を着た新1年生の生徒さんとすれ違ったとき、
どう感じるかと思うとやはり親として胸が痛むのは、あと少しの間許してください。
「ごめんね。合格させてあげられなくて。」
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【864432】 投稿者: JJ (ID:PyySN2vXvDk) 投稿日時:2008年 03月 03日 12:10
スレ主さま、しめられたのでしょうか。
なんだか、もう少し、皆様と、気持ちを共有したくて、出てきてしまいました。
お許し下さい。
我が家は、あれからもう3年たちました。
子供は、あの地獄の1週間をフル活用して(笑)初日に落ちてしまった第3志望の学校に最後の最後で、やっと合格をいただきました。
それは、本当にありがたかったのですが、入学式の帰りに、お友達のお母さんに遭遇して、どこの中学?と聞かれた時に、私はつい、口ごもってしまい、少し恥ずかしそうに答えてしまいました。子供の前でした。
それから、約2年間ぐらい、子供は反抗期が始まりましたが、今から思うと、悔しい気持ち、つらい気持ちから立ち直ろうとしている子供にとって、私のあの態度は、親として、
それこそ、あるまじきものだった、と、今でもとても後悔しています。
少なくとも、確かにある時期、子供は、私に心を閉ざしてしまったようです。
私には、心を閉ざしていましたが、授業参観や、学園祭、体育祭などの行事の時に見る子どもは、すごく楽しそうで、我が家と全く同じ受験をたどったお子さんもたくさんいらっしゃって、
そのお母様たちともお話ししながら、この学校にお世話になることができて、本当に良かったと、私も心から思うようになりました。
第一志望校も第二志望校の制服も、今の通学の途中でガンガン目に入ってしまってます。
あこがれの学校の新一年生の制服も確かにつらいものだったとおもいますが、私が感じたのは、たぶんあの子が、2年生になったときに、
後輩の新1年生が、自分の行かれなかった学校の制服を着ているのを見た時にも、結構つらかったんじゃないかな、って思っています。
でも、去年の秋に、子どもは、私に、言ってくれました。
「この中学で、ほんとに良かった。○○中学にいきたいなんて、今では全然思わないよ。」
って。
こんな日が、皆様にもきっときっとやってきますように!!
今では、結構らくに、合格をきめてしまった下の子よりも、ずっと貴重な経験をさせていただいたんだなあ、と思って、上の子が時々まぶしく見えます。
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【864453】 投稿者: 桃の節句 (ID:x7xIg5zEOT.) 投稿日時:2008年 03月 03日 12:30
スレ主様
今日は3月3日、桃の節句ですね。
楽しく、今までの努力とこれからをお話されてはいかがでしょうか?
まだ、12歳ですよ。これからいいこといっぱいあるのですよ。
スレ主さまのおっしゃるとおり、この経験を基に次に進みましょう。う。おそらく、多くの受験生が今日そう考えています。
最後に、一人ひとりが楽しい人生を送ることが目的で、受験はその目標、通過点だと私は思います。 -
【864508】 投稿者: ひな祭り (ID:xYYYNjsQpsI) 投稿日時:2008年 03月 03日 13:30
「プライドなんて人生の邪魔なだけ」
受験が終わって気持ち切り替えた息子が言った言葉です。
うちも第三志望校進学です。
志望順位は、ごく普通に偏差値の高さと大学進学率(全て進学校で附属はありません)の順番でした。
が、色々耳にするにつれ、結局大学進学に関しては、レベルの高い学校ほど授業が難しいのに面倒見があまりよくなく結局は通塾率が高いこと、塾に行かずでもよいと言われている進学校であっても、結局は個人の努力と塾によるところが大半である、ということを知り、それならせっかくの6年間を面倒見がよく、行事も多く、尚且つ部活も楽しめる学校生活自体が楽しめる進学先の学校の方がいいじゃない?と思うようになりました。
様々な条件を考えても、進学先の学校が結局は第一志望校と心から思えるようになりました!
結局は、どこで何をするにしても、人生楽しんだもの勝ちなのです。
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【864532】 投稿者: min (ID:W3PkFbEi0dw) 投稿日時:2008年 03月 03日 14:01
娘が高校卒業を迎えます。6年前1月戦全滅、急遽2/1に考えてもみなかった学校を受験して合格いただき、しかしその後は第一志望校2回目もふくめ3連敗、2月5連戦最後の試験で合格をいただいた学校に6年間通いました。第一志望校は親子とも思い入れも強く、できうる限りの準備で臨んだつもりが、2回とも不合格。それ以外の学校にも残念の嵐で、進学した学校は模試で1回行っただけで、願書も1月末に入手した学校でした。
スレ主さんのお気持ちは、まさに、全く6年前の自分と同じです。
しかし、進学したら予想外に同じ第一志望校残念組がいたこと、その中で上位をとるのは難しかったこと、何気ないのに賢い良いお友達に恵まれたこと、部活の試合で第一志望校のチームを撃破したこと…などなど重ねて少しずつ親子とも元気になり、1年後には第一志望校の生徒さんをみても「ご縁、なかったね〜」となんとか笑って話せるようになりました。
そして、今春子供にとっての第一志望/最難関学部に合格いただいたとき、「中学であそこ(第一志望)に行っていたら、逆に今のがんばれる自分はなかったと思う。この学校で本当に良かった。入れてくれてありがとう。」とつぶやいた子を見て、自分もこの6年間のもろもろの思いが完全に昇華した気がしました。
中学受験で親子ともにさまざまな、特に苦しく切ない気持ちを濃密に共有できたことは得がたいことだったと思います。中学に入ってからは少しずつ親離れ子離れしました。もうあの時のようなことは当然ですが2度となく、大学受験は目標相談後はひたすら後方支援、本人のすさまじいまでの闘いにかろうじて体調管理だけはと割って入った自分でした。桃の節句さまの言うとおり、中学受験は本当に貴重な体験、そして子供にとってなくてはならない大事な通過点だっただったと、しみじみ思います。
ほとんど〆られたあとにごめんなさい。中学受験で辛い思いがあってこその6年後の最高の笑顔ということもあり、あの体験/通過点があればこそ、という例でした。しばらくは切ない思い、当然だと思います。でも、だからこそ、また別の良い春がこの先待っていると思います。 -
【864660】 投稿者: タイトルに涙 (ID:W2lBI4sUvC6) 投稿日時:2008年 03月 03日 16:14
来年受験ですが・・・
このスレのタイトルを見ただけで目頭が熱くなります。
来年の今頃は・・・なんて考えています。
もともとがネガティブな性格なので良からぬ事ばかり
考えてしまいます。
たとえ結果が残念でも
「この2年間、一緒に勉強できて、お母さんは楽しかったよ」
と言ってあげられる母でいたいと思います。
ほんとうにお疲れ様でした。
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【864747】 投稿者: タイトルに疑問 (ID:d3IFigJnH1Q) 投稿日時:2008年 03月 03日 17:51
私はこのタイトルに妙に違和感を覚えます。
合格させてあげられなくて・・・って、どう意味?と思いました。
先日、S塾の入試分析会で、某室長先生が「中学受験の一番の目的は、
合格ではなくて子どもを人間として成長させること」とおっしゃっていました。
親御さんもそのあたりを自覚してください、とも。
我が家もその通り、自立させるために中受という試練を与え、今年終了しました。
中受なのですから、いろいろな意味で親の責任は大きいと思いますが、
我が子の不合格に「ごめんね」という感覚は、持ち合わせていません。
ところで、その分析会で伺った話ですが、
中学受験の一番の成功者(勝組?)は、「一生懸命がんばったけど、第一志望に
受からなかった人」なんだそうです。
意外に思えるかもしれませんが、ある意味、的を得ているように思います。
6年後を目指して頑張ってくださいね。
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【864853】 投稿者: みかん (ID:2yRk49a5KcI) 投稿日時:2008年 03月 03日 19:38
タイトルに疑問 さんへ:
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> 私はこのタイトルに妙に違和感を覚えます。
私も少し違和感がありますね。
でも、親御さんの気持ちも切にわかります。自分も中学受験生の親ですので。
ただ、中学受験は親の受験ではないですね。親の受験なのは小学校まで。
親はマネジメントに徹して、志望校や子どもの学習内容にまで、あまりのめりこまない方が、受験中も受験後も親も子も幸せで居られるような気がします。
高校受験も中学受験も親の心構えは同じかと思います。
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