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【933258】中学受験での遠距離通学

投稿者: 遠距離   (ID:OTeqUGpLXRw) 投稿日時:2008年 05月 23日 20:42

私立国立公立中高一貫校で遠距離通学している方へ。
通学時間と感想を教えてください。

成績で第1志望を決めると、片道1時間半位かかってしまいます。
近いところは進学実績が今一歩のため、
遠くても御三家か、近い中堅校か悩んでいます。

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  1. 【934812】 投稿者: そうですね  (ID:wfjXU7pB1ug) 投稿日時:2008年 05月 25日 23:55

    賢い親は さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > どんなに遠くとも、その学校で学んだ6年間の時間と
    > そのあと一生卒業生と言う共通の思いが大切なのです。
    > 僕はこの学校の生徒なのだという気持ちが
    > 難関大学入学へのエネルギーになるし、優越感が
    > 勉強への糧となるのです。



    そういう側面もあるでしょうね。




    > 賢い親はそのことを知っています。



    でも、そんな至極当たり前のことを知っている親って、賢い親だとは思いません。
    むしろごく普通の親の発想だと思います。


    別に否定しているわけじゃないです。
    ごくごく自然な考えだと思っただけ。



  2. 【934823】 投稿者: 近いが一番派  (ID:XsxuDzk9zUU) 投稿日時:2008年 05月 26日 00:09

    聖光と桐朋の場合なら他に選択肢を広げるのも一案というのが意見ですが、
    私なりに「通学時間90分」の本題に、論点を3つに分けて書きます。

    通学時間90分では往復3時間を毎日取られます。朝練を含む部活/朝夕の親子の会話/平日の文化行事(古典音楽演奏会に行くとか)/医者に行く/家の手伝い等、中学高校生が出来て当たり前と思う、家族との顔合わせ、語らいを含む知的生活や雑用の全て、が消化できる時間が取れないということです。

    進学の文脈で行っても、東大合格者の家庭の著しい特徴は、父親と30分〜1時間以上会話を交わしていることですが、内容は、折に触れた時事問題、学校のこと、家族のこと、人生のことで会話を交わしているわけです。これもベースとして確保できない可能性が高い。


    当然、その前提の上で「塾・予備校」に、もし通わせるつもりがあるならば、時間がとれない。わたし自身は塾に通わせるのが東大合格に必須とまで思いませんが、それでも関東の開成、筑駒、(関西の灘も)の鉄緑会or SEG or平岡or駿台の通塾率の高いことは、事実。流されないでやっていけるという意志がないのであれば事前に中学高校の生活設計に組み入れられない考え方は自由度がなく現実的でない。この生活時間設計の困難さが一点。


    注)
    cf.「同意しますさん」の指摘
    塾が遠くて、90分の通学時間にさらに片道15分くらい加われば、部活に学校の教科書、塾の道具も加わって8−12kgの荷物を持ち、平日の帰宅時間が夜12時近くなる。
    (土曜日の通塾のケースはとりあえず省きます)

  3. 【934824】 投稿者: 近いが一番派  (ID:XsxuDzk9zUU) 投稿日時:2008年 05月 26日 00:16

    (その2)
    次に、当初生活が回っても、入学後の6年間(ないし浪人入れて7年間)の中で、歯車が噛み合わなくなって家族の生活が根本的に回らなくならないリスクを負うこと。


    すなわち、ぎりぎり回っている状況が最低6年、兄弟が1人でもあればそのタイトな期間が8年、浪人があれば9年に及ぶことのリスク。


    具体例を言えば、働盛りの父親が9年間の間に地方に単身赴任するかもしれない、年老いた親が居ればケアする必要が出るかも知れない、父親・母親のどちらか、あるいは本人の兄弟姉妹などが倒れたり健康上すぐれないことになるかもしれない、あるいは経済事情で母親が働く必要があるかもしれない、などがありますが、それらをバックアップして吸収できるゆとりがない。


    各項目がたとえ2〜3%でも、そのいずれか1年のうちで生じる確率12%と仮にしましょう。子供は1人で現役合格するとすれば、いずれかのアクシデントが生じる可能性は、全て生じないケースの補集合ですから、6年間では1−0.88^6、つまりベースラインで55%程度です。


    もし、いずれかが生じる確率が毎年2割で浪人1年を見て、7年間で今度は見れば、いずれかが生じる確率(=破綻する確率)は1−0.8^7で79%です。兄弟が2歳違いで同じく私立中学、浪人なしとすれば、1−0.8^8=83% 8年間を無事に過ごせるのは、17%。 もっとも楽観的なケースでも55%もリスクがあったりして、厳しい場合には80%超の高い確率で生活が回らなくなる。以上、コンティンジェンシープランが成立しにくいハイリスクな計画ということです。

  4. 【934831】 投稿者: 近いが一番派  (ID:XsxuDzk9zUU) 投稿日時:2008年 05月 26日 00:31

    (その3)
    遠くて優秀な人と近くて普通な人を比べて問題ない例があると言うのも、毎度毎度出てくるエデュの議論ですが、論理的でないです。(同じ人、あるいは同じレベルで近い・遠いの場合を比べれば近い方が有利なのは自明(*)、近い人の中に時間の使い方が下手な人がいても、単に違う条件で比較して、大丈夫な場合があると言っているだけです。(**) 反論にはならないです。

    (*)例えば、わたしは通勤が80分かかった時期があり非常に負担でした。それが20分になったとたん、同じ仕事でも圧倒的に仕事の成果は格段にUpしました。厳しい環境の時の1日2時間自由になりにくい時間の存在が増加することは致命的です。社会人の仕事でも、中高生でも一緒。(つり革につかまって英会話のCDを聞けばよいではないかというのは、家でプロ野球を見るしかないのなら、まだましということになりますが、もっと質の高い生活、あるいは家にいることが家族を支えるに必要ならば、違いが大きく拡大するということ。)


    (**)
    うまく行った人は言います。「90分の通学時間でも合格できた!」と。しかし回らない人も本当に沢山見ています。

  5. 【934836】 投稿者: そうですね  (ID:wfjXU7pB1ug) 投稿日時:2008年 05月 26日 00:56

    近いが一番派 さんへ



    並の方ではないとお見受けしました。
    でも、私が思うに、何事にも、絶対はないと思います。



    長い通学時間も使い方次第だと思うのです。



    個人的には、学校は近い方が何かあった時に安心できると思っています。子供の安全を心配する親心として。
    でも、自分自身は、自宅の直ぐ近所に偏差値60程度の学校があったけれど、敢えて片道90分の通学時間の最難関校へ進学したので、遠距離通学も否定はしません。
    実際、よき同級生、先輩、後輩に恵まれ、人脈という財産になっていますから、遠距離を厭わず進学して良かったと思っています。


    ちなみに、うちの子は、学力的にはかなり余裕がありましたが、敢えて最寄りの学校へ進学しました。親が勧めたわけではありません。あくまでも本人の選択です。
    我が子には欲というか上昇志向がないようですが、それが我が子の個性ですから。本人は、のびのびやって楽しい学校生活ができているようですので、親としても満足しています。


  6. 【934840】 投稿者: 引っ越し  (ID:OTeqUGpLXRw) 投稿日時:2008年 05月 26日 01:10

    「近いが一番派さん」へ。
    是非はべつとして、もう一つの選択があります。
    最難関の学校の近くに引っ越すという。
    実際するかどうかは別として、方法としてはあります。
    -近いが一番派-さんが示された、すべてのリスクを回避します。
    灘中進学者の親には、引っ越しするという人もうわさでは聞きますが、
    開成などにはいらっしゃるか知りません。

    「近いが一番派」さんは保険会社系ですか?。保険商品の設計の方の。

  7. 【934851】 投稿者: クラス平均値  (ID:z./26KfkWvE) 投稿日時:2008年 05月 26日 01:42

    現浪込みの東大合格率 10%ラインの学校の、とあるクラスの保護者会で担任の先生が披露されたそうです。

    「当クラスの生徒の通学時間は、平均で80分(1時間20分)くらいですね」

    このレベルの学校が80分なら、最難関校はどうなんだ? と考えてしまいました。

  8. 【934852】 投稿者: 近いが一番派  (ID:XsxuDzk9zUU) 投稿日時:2008年 05月 26日 01:45

    (終わりに)
    中受時に「本人が強く言うから良いよね」とか良く言われます。重大事態に直面して初めて「自分達は考えが甘かった」と叫ぶ。または、「親の介護などが発生して、そこに転勤が生じて、あるいは母親が健康を害したりして生活が根本から破綻してしまって”私たちは運が悪かった!”」と叫ぶ。


    中高でも大学でも、会社でも、中央官庁でも、エリートは特に戦略なく無定見に教育され消耗させられやすい。分析の欠如・戦略軽視=精神論は、日本人のかなり根深いエリートの使い方、消耗のさせ方に反映する「楽観主義」です。そして反省がない。いまや、個人間の厳しい国際競争の現実の中、日本の若者が育っていけるのかについて憂慮します。その精神構造は多くの場合に変わってないように見える。


    一部に通学時間が長くても成立するような正解は例外としてあるでしょう、しかし「みんなで渡れば怖くない式の、論理のないパパママ教育論」の蔓延に違和感がある。個別に検討がきちんとなされたケースまで含めて異論があるわけではないです。でも、成立する例外はかなり少ないと思いますが。


    注)
    遠距離さんへ:上は開成 1 Yes 2 Yes 3 NO 4 運動部

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