灘高の成績上位半分の進学先｜掲示板スレッド

疑問 さんへ


器用貧乏さんは、慶應がもったいないスレでも、「慶應といえば加山雄三」というＨＮで登場されています。
慶應のミニ東大化を心配されているようです。

国民が必要としている臨床医は東大含めて国立出身の学生に多く
なってもらいたい気がする。
税金使ってるんだし。

いえいえ さんへ:
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> 日本でも卓球の英才教育を行なう学校がありますよ
> 先日、ＮＨＫで放映してました。
> 全国から才能有る子供を集めて寄宿舎生活をさせている
> むしろ、スポーツの分野での英才教育が盛んでしょう


そうなんですか、知りませんでした。
それは公立ですか？国立ですか？
そういう事に税金が使われるのはいい事ですね。



疑問　さんへ：
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私も今、同じ事を考えていました。
ここで東大医学部を出て研究成果もあげないで･･･などと文句をいってらっしゃる
器用貧乏さんのような方々は、ご自分達はどういう目的で大学へ行って
今はどういった事で生計を立てていらっしゃるのかな･･･と。
そして、どのようにこの国に貢献をしていらっしゃる方々なのか･･･と。



このスレを見ていると難関校の中高一貫生は
皆、小さな時から勉強ばかりしていると思っていらっしゃる方が多いのに驚きます。


小さな時から勉強ばかりしていたから最難関校へ行けるわけではないですよ。
４〜５年生から始めても、灘に合格する子はいます。
というか、４〜５年から塾へ行き始めたら
思ってた以上に成績が伸びて、結局、最難関に届いてしまった。
という子供が、灘に入ってると塾の先生から聞いた事があります。


灘の文化祭で見た生徒達は、普通の中高生にしか見えません。
けれど、話をすると見た目よりずっと「大人」なイメージでした。
展示物の原理等を質問すると、私のようなおばちゃんにも
小学生にも、丁寧にわかりやすく解説してくれます。


確かに、入試問題はパターンを覚えての猿真似と言えるのかもしれません。
でも、その猿真似さえ出来ない子供達がほとんどなのです。
そして、いくらパターンとはいえ入試では同じ問題は絶対に出ません。
ですから、パターンを見て問題を解く受験技術を習得でき、尚且つ使いこなせる。
そんな柔軟な頭を持つ子供達だけが最難関へ行けるという事ですから
やはり、それを優秀と言ってもいいと私は思います。

器用貧乏 さんへ:
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> 私は中高一貫生は子供時代に思う存分遊んでいないので
> 感性が摩滅して研究者としてのみずみずしさに欠けて
> 大仕事は出来ないと予想していますが、さて上記３校から
> それなりの学者がでるだろうか？


> こういう入試を通った連中が東大医学部の半分を占めると
> なれば柔軟な発想や独創的なアイデアがでないであろうことは
> 容易に想像できる。　　　
>
>
> 勉強は大人になるにしたがって自分の興味や関心に応じ
> てやるもの。子供時分は雄大な景色を眺めたり真っ黒
> になるまで泳ぎまくって体力を養った方がずっといい。


なんか、ものすごく固定観念に凝り固まっていらっしゃいますね。
何度もでてきていますが、御三家クラスに合格する子供たちは、
塾に行きながらも趣味も平行してこなしている子も多いです。
（楽器演奏でコンサート出場、将棋の子供大会で日本一など、、）


だいたい、首都圏、関西圏に住む子供たちのうち、何人が
雄大な景色を眺めたり真っ黒になるまで泳ぎまくったり
しているのでしょう。
たいがいはゲームに夢中で、友達の家にいっても
ゲームが多いですよね。


また、御三家クラスの子供の親は教育熱心な人が多いので、
あちこちへ子供を連れて行き、それこそ
海、山で思いっきり遊ばせていたりしていますよ。


そして中高一貫校に入れば、高校受験がない分、
入試に関係なく好きなことをしてすごしています。
塾に通っていても、御三家クラスの子供は
集中力があり要領がいいですから、
時間を有効に使って、部活動・趣味にも
没頭しています。


そうして高２までにやりたいことを思いっきりやり、
高３になると受験勉強に邁進していきます。


もっとも私学に通うことができる、
それなりの生活レベルの家庭で育つため、
ハングリー精神は少ないかもしれません。


こういうことを言っても、器用貧乏さんは
聞く耳をお持ちではないですよね。
いちばん柔軟性がないのは、あなたではないですか？

すみません。
↑の最後の３行は余分でしたね。
器用貧乏さん、申し訳ありません。

東大理3(医学部)のあり姿や目指すべき方向、ノーベル賞授賞候補が常時複数人存在し、学生の中にも将来を期待される研究者の卵が多数いて日々研鑽する最高の環境がそうであるならばそれでもよいでしょう。多数の意見があるでしょうから簡単にはまとまらないかもしれませんね。

医学部全体に視点を移せば、大学自体を研究医育成大学と臨床医養成大学に分類する、または同一大学医学部内に学科としてそれらを分類するという方法もあるでしょう。これによって医師と研究者の線引き(本人の自覚という意味です)が明確になることでしょう。まだまだ議論が必要ですね。

東大を頂点とした日本の教育体系にも問題がありそうです。ペーパーテストに代わる選抜方法はあるのでしょうか？科挙の弊害は賄賂の横行でしたね。

そろそろこのスレを閉めませんか？新しいスレをたてて議論しましょうよ。日本をより良くする教育改革や医師(臨床医)不足解消等の提言なら盛り上がりますよ。ただしエデュの中学受験には関連はなさそうですね。

　始めに断っておきますが、私は東大医学部の教授でも何でもありません。これまでの行きがかりでハンドルネームがこうなっているだけですので、誤解無きよう。


　ここでとりあえず確認しておきたいのは次の３点。
１）東大医学部は、臨床医を育てるためのものではなく、研究医を育てるためのものだと通常考えられているということ。従って東大病院の医師の技術などがうんぬんというのは意味が無いこと。
２）灘（を筆頭とする名門進学校）に通う子供たちは、一般的に言って二番手校と比較すれば、受験勉強に追われているというイメージは少なく、むしろ伸び伸び多才に自由にやっている印象を受けること（あくまで表面的な印象の話）
３）東大よりも京大の方が、学術研究には向いている環境であるということ（永田町・霞ヶ関から遠い分、静かに研究に打ち込める環境にある等）


　これらに異論を唱えても詮無きこと。
　論点は、別のところにあります。


　それは、受験秀才＝パターン学習の達人


　　　　　パターン学習の達人＝先取り学習の徹底という灘をはじめとする教育システム　


　　　　　受験秀才が（特に理３という）限られた機会の一定を否応なし占めてしまう


　　　　　そのような受験秀才は、大学入学後には一般的に言って見るべき成長が少ない


　　　　　他方、合格の難易度に対する信仰が我が国の学力上位層を（無駄の多い）パターン学習の虜にし、あたら多くの才能を損なう結果となっているのではないか


　という問題提起なのです。


　そして、これは同時に、西日本の受験競争の頂点、ここ数十年も最難関の理３に２０人前後を送り込んできた灘高という我が国唯一の存在に対し、最も先鋭的に向けられざるを得ない問題提起となるのです。
　言い換えれば「あれほど優秀は生徒を集めて先取り学習させ、「結果として」、あたら優秀な頭脳を無駄（言いすぎ御免）にしているのではないか、我が国にとっても悪影響をもたらしているのではないか」ということです。
　もちろん灘出身で、ユニークな活躍をしている方が各界にそれなりにおられることは承知の上での話、大きな傾向としての話なのです。

　ノーベル賞受賞者を基準に議論するのも極端すぎる話。かといって、灘高生が自由闊達だとか、音楽文学など他の分野に秀でた人材を輩出している、という議論もこれに対して意味を成しません。日本の教育改革とか医師不足対策などの一般論をこねても意味が無いのはもちろんです。

　「所詮受験秀才」という言い方はこの問題提起に対する回答のひとつなのかも知れませんが、もう少し掘り下げた分析や改善方策などについての意見を期待したいのです。

東大医学部の教授さんは器用貧乏さんとは一線を画してらっしゃるようですね。
何を問題点として分析なさりたいのかはよく判りました。
しかし、先取り学習による脳の無駄遣いについてはどうなんでしょうね。
色々な意見が出ることを期待しています。


一応、私の個人的な感想。
全ての学習が先取りして演習して詰め込みを繰り返す苦行のようなものなら、脳にもよくない影響が出そうな気がします。
でも、色々な科目があり、特徴もあるじゃないですか。
その中で自分が好きな教科には必要以上に深入りしたりするものですし、苦手な教科は適当にさぼったりと、各自ある程度自由にしているものと思います。
その上で受験に際する３年になった頃から、好きじゃない教科にも追い込みをかけて備えるというのが一般的ではないでしょうか。


苦手分野＝パターン学習で直前に補強。
得意分野＝好きだから自然な学習ができていてパターン学習とは無縁。


という形に分かれていて、将来芽を出す可能性を含む得意分野については、あまり支障を来たしていないのでは？というのが私の感想です。