灘高の成績上位半分の進学先｜掲示板スレッド

＞東大理３にトップ合格するような人は山中氏や田中氏、中村氏よりも才能があったのかもしれません。



たとえ、理３トップ合格だとしても「答えが予め用意された問題」に強いだけでしょ。
世の中の研究対象は、答そのものがあるかどうかわからないことばかりですよね。

中村修二氏の著書の中に「東大出の若い研究者は使えない」とこき下ろした表現があったことを思い出しました。
中村氏によれば、彼らはどこかの教科書に書いてあるようなことしか言わないのだそうです。
大学入試で全国一位はすごいことだけど、あくまで教科書の範囲ですよね。
そろばん日本一と同格ではないでしょうか。

違うんじゃない？ さんへ:
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> たとえ、理３トップ合格だとしても「答えが予め用意された問題」に強いだけでしょ。
> 世の中の研究対象は、答そのものがあるかどうかわからないことばかりですよね。
>
> 中村修二氏の著書の中に「東大出の若い研究者は使えない」とこき下ろした表現があったことを思い出しました。
> 中村氏によれば、彼らはどこかの教科書に書いてあるようなことしか言わないのだそうです。
> 大学入試で全国一位はすごいことだけど、あくまで教科書の範囲ですよね。
> そろばん日本一と同格ではないでしょうか。
>

中村氏も田中氏も実験系なんですよ
メカニズムを解明できたわけではない

それに青色ＬＥＤについては既に理論的には証明されていた
結晶製造が困難だっただけ

実験装置にしても、素粒子物理学みたいに巨額な資金が必要なわけではない
実験物理でも最も才能ある人達は素粒子物理学や宇宙物理学に進むでしょう
物性系には進学しないのでは

単純ではないというのはそういうことです

単純ではない さんへ:
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> 中村氏も田中氏も実験系なんですよ
> メカニズムを解明できたわけではない
>
> それに青色ＬＥＤについては既に理論的には証明されていた
> 結晶製造が困難だっただけ
>
> 実験装置にしても、素粒子物理学みたいに巨額な資金が必要なわけではない
> 実験物理でも最も才能ある人達は素粒子物理学や宇宙物理学に進むでしょう
> 物性系には進学しないのでは
>
> 単純ではないというのはそういうことです
>


つまり、以下のことを肯定するおつもりですか？
＞東大理３にトップ合格するような人は山中氏や田中氏、中村氏よりも才能があったのかもしれません。

あえて言わせていただくが さんへ:
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> 伸びないということは事実によって証明されて続けていくでしょう。
> 」
> ↑
> 器用貧乏さんのこの言葉に質問です
> 器用貧乏さんのおっしゃる「伸び」とは何なのでしょう？





研究者としての発想の柔軟性というか先人の業績を
超える独創的なものを作っていく能力です。


灘は教科書の暗記とそれを入試時までストックしておいて
当日答案を書く能力はあるんでしょうが、いわゆる
「無から有を作る能力」では目立ちませんね。
受験秀才としてはぴか一の人たちなんでしょう。


確かに教科書や文献を読んで理解する能力はあるかもし
れませんがそれは受動的なもので、研究の原動力は
「不思議を解明したい」という能動的なものです。


その不思議に思う感性は子供時代の育ち方に大きく
関わっているのではないか？と考えています。


フィールズ賞の小平邦彦は「僕は数学しか出来なかった」
と書いていますがそういう「私は○○しか興味がない」
「俺にはこれしかないから」という部分が受験秀才は
許されていないんでしょうね。それでは灘校にも
はいれないだろうし東大理３にも入れないでしょうから。


入試に通るためにどの教科の学習も強制されるために
本当に好きなものが分からなくなる。
何でもそこそこ出来る人はマニアックに全身全霊を
打ち込む○○馬鹿と呼ばれる人にはかなわない。


灘出身の人は沢山見ていますが皆さん常識人で
野生というかブレイクスルーするだけの止むに止まれぬ
内面の情熱に駆り立てられているというガッツを
感じません。



受験評論家になる灘校生がいるということが彼らの
心性をよく表しているではありませんか。
彼らの頂点は１８歳の東大受験時にあるのであって
それを超えるもっとスケールの大きな仕事が出来る
マインドはないと思います。



おそらく伸びてくるのは地方の公立、愛知旭丘とか
盛岡一高などで育った人たちではないでしょうか？

生徒の画一化 さんへ:
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> 研究環境の差なのでしょうか。
> 山中先生は国内での研究成果ではないですか？
>
>
> 田中耕一氏（東北大卒）や中村修二氏（徳島大卒）は、それこそ東大とは比べ物にならない恵まれない研究環境で結果をだされています。
>
>
> 東大理３にトップ合格するような人は山中氏や田中氏、中村氏よりも才能があったのかもしれません。しかし、小学校時代の受験勉強で偏差値至上の価値観が身にしみついた受験エリートは、金メダルや最難関合格といった「にんじん」をぶらさげないと努力できないという、研究者として致命的な欠陥があるのです。
>


医学生理学分野の研究環境に限ってしか存じませんが、私の経験から申し上げますと、米国と日本とでは、物量的にまだまだかなりの隔たりがあると感じています。米国の大学ではノーベル賞クラスの研究者が、ひとつの大学に何人もいて、協力し合い、しのぎを削り合って、豊富な予算を使って研究できる環境があり、日本で5年かかるところを1年でできるという場合もあると感じました。

山中先生の業績はすばらしいものですが、米国との競争にさらされており、実用化までの道のりを考えると、米国に勝つためには相当な国家予算を投入する必要があると考えられ、実際そのような動きになっていると思います。

それから生徒の画一化さんのご意見と一致すると思うのですが、米国の研究者は世界中から優秀な頭脳が集まっており、いろいろなバックグラウンドの人たちがいます。そういう意味で、確かに画一化された人材で固められる事には危うさを感じます。灘の卒業生が、研究能力が無いと断言されるのも、言い過ぎのような気は致しますが。

違うんじゃない？ さんへ:
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> つまり、以下のことを肯定するおつもりですか？
> ＞東大理３にトップ合格するような人は山中氏や田中氏、中村氏よりも才能があったのか＞＞もしれません。


既に周知の事実ですが、中村氏は青色発光ダイオードの量産成功には全くと言っていいほど
寄与していませんよ。あの方は研究者ではなく、商才に秀でていたのです。
（ある意味村上氏、ホリエモンと共通）


私は灘出身ではありませんが、このスレで灘校生徒を避難するのはおかど違いに
思えます。日本中探せば地方公立高校に優秀な生徒は大勢いるでしょう。
前述された地方公立の生徒さんが、灘の生徒さんと違う考えかどうかは知りませんが。


但し、灘出身の和田先生は東大医学部に行った意味は少ないですよね。
単に最難関だから行ったとしか思えません。

中村氏は・・・さんへ


中村氏の業績についてあれこれ言うつもりはありません。
また、灘高生について私は直接的に非難してはいません。
私の主張は以下の２点です。

１、理３合格者＝才能ある人　　という価値観を否定している。
２、上記価値観で研究者の資質を語る風潮に問題があるのではないか。


なお、１は、「生徒の画一化」さんの表現をお借りして、
指摘させていただいた次第です。
「生徒の画一化」さんへの反論ではありません。

それでは皆様おやすみなさい。

器用貧乏さんへ


丁寧なお返事、ありがとうございます。
器用貧乏さんのおっしゃる「伸び」、理解出来ました。
ありがとうございます。