灘高の成績上位半分の進学先｜掲示板スレッド

灘に何の恨みがあるんだろう。
公立出身に夢を抱く灘や開成を羨む方だというのはわかるのですが、あまりにもしつこくないですか？　
言うことはワンパターンで、物言いも不必要なほど不遜。
一般的な人には理解できないほどの悪意と嫉妬を感じて、なんだか気の毒になってきました。

美男子は必ず頭の悪いペテン師で
金持ちは必ず悪いことをしている。
美人は必ず不埒な淫売にちがいない。
不細工は必ず心がきれいで
貧乏人はかならず人の痛み
のわかるやさしさがあり、
試験勉強などという無意味な作業ができるものは生来安っぽく、
勉強ができないものは豊かな精神世界を持っている証拠だ。

で、おれは豊かな精神世界を持っていて
教育の絶対的な正しさとは何かを知っているが、
小生意気な者たちはどいつもこいつも
俺のいうことを聞きやしない。

偏差値が高い学校に行くやつなんか
暗記しかできないに『きまっているんだ』
俺ほど読書をしている者も、真理を弁えている者も
勉強ばかりしている奴の中には『いない』
理系なんかに行くやつは日がな一日数字ばかり扱っている『はず』だから
詩も小説も紀行文も読めないに『決まっている』

大体おれは医者が嫌いなんだ
やつらは悪いことをしているから儲かっているに『決まっている』
金儲けのことしか考えていないから、無償で患者を診るために
身上をなくすなんてしないじゃないか。
（お前はどうだと聞くな！おれは医者じゃないから
そういう類はする必要がない）

ああ、だから、楽しげに理三や京医とかって行って、医者になるやつは
ろくでなし以外の何者でもない。
完璧に証明しているのに、くだらない偏差値競争に狂奔している
ウェブサイトの馬鹿どもにはおれの話が通じやしない。

灘にコンプレックスだとか、
あるわけないじゃないか！奴らはくだらない決まった回答を再現するための
記憶力しかもっていない。
おれのように人生の意義を理解できる奴は、灘には行かない。
上で説明したとおりさ。

偏差値馬鹿のあいてはこれでごめんだ、じゃあな。

かなりの長文ですので、お時間のある方は目を通してください。


器用貧乏さん:


> 私もこれで終ります。


その方が身のためです。
受験秀才とは？さんと同じ目に会うかもしれませんから。


生徒の画一化さん:


> 掲示板では意見の中身でしか判断しませんから。


はい、その通りです。
それ程度のことはお判りのようですね。


このお二人に共通するのは、自分自身の知性のなさに気づかず、
あるいはわかっているがゆえにそれを押し隠すために、執拗に書き込みを続けていらっしゃる。
読んでいて、これこそ噴飯ものと言わずして、何と表現したらいいのでしょう。
お二人の書き込みを読んできて、おそらく私の知性の方がいくらかましだと思い、
このような書き込みをしています。


このスレを読んで、感じたのは、同級生に灘出身者がいらっしゃる方は灘に特化した批判はされていないことです。
東大生と思われるsakauraさんの書き込み(12ページ)では「灘に限らず」とお書きです。
ところで、お二人は灘のことをどの程度、知っていらっしゃるのでしょうか？
ネット情報だけですか？
私の場合は、以前にも書きましたように(10ページ)、甥が理3から医学科に進学しています。
その甥を通じて、灘出身者のことを時々、聞くことがあります。
「灘」に関して興味がないというのは嘘になりますから。
甥から聞いた話では、出身高校が話題になるのは最初の１年ぐらいだそうです。
その後は「あいつは関西弁のイントネーションで喋っているから、確か灘だったかな」と思って、
本人に「君、灘だよな」と確認すると「僕は、○○だよ」と返事が返ってくることもあるそうです。
出身校の認識なんてその程度で、理3に入ってしまえば、どこの高校を出たかなんてどうでもいいようです。
それに、灘であろうが、筑駒であろうが、開成であろうが、麻布であろうが、そんなに変わり映えしないそうです。
確かに「変なやつ」はいるけれども、ある特定の高校出身者でもなく、
まったく個人の資質から来るもので、どの学校の出身者にもいると言ってました。
理3に来る人間のほとんどが入試科目では総合力で秀でているそうで、そうでなければ理3には合格できないとのことです。
特に、国語力がある水準以上でないと無理だと言ってました。
国語力があるからこそ、英語力が伸び、そして、センターでの文系科目の取りこぼしも少ないそうです。
それに理系では理3の人間が一番、いろんな本を読んできているので、文学でも、社会問題でも、政治の話でも、
酒を酌み交わせば、話題が尽きることはなく、結構楽しい時を過ごせると言っていました。
当然、そのメンバーには灘出身者もいます。
どなたか、灘はこのような分野には疎く、受験勉強ばかり、していると書かれていましたが、これが現状のようです。
一方、サークルで理１の人間と酒を飲んでも、そういう知識に疎く、その種の話題で話が弾むことはないとのことです。
もしかしたら、こういうところが「受験脳」には長けているけれど「研究脳」はそれほどでないのかもしれません。
すぐれた「研究脳」を発揮するには、「世離れ」が必要かもしれません。


ついでに


> （すばしっこい要領のいい受験秀才＝和田秀樹）


和田氏に対する理３の灘出身者の評価についてですが、
「人は己の価値観に基づいて生きていくから、とやかく言いたくないが、東大医学部を出て、あの歳で、受験に関わっているなんて、理解できない」
「もしかしたら、和田氏は本当は自分の生き方を不本意なものと思っているかもしれない」
「勉強する上で、和田氏の著作が役立ったとは思わない」
というのがほとんどだったとのことです。




ここでの論調は


「受験脳」に優れている者は当然「研究脳」に優れているはずだ。
灘出身者は「受験脳」に優れているのにどうも、「研究脳」には問題があるようだ。
(ただし、灘出身者が他の私学進学校出身者よりも「研究脳」に問題があるというデータは見たことはありませんが)


といった感じです。
それが灘批判に結びついているようです。
ところで、どなたかがお書きですが、「受験脳」が優れている者は「研究脳」も優れているのでしょうか？
私は別の資質のような気がします。
器用貧乏さんが、「研究医ならノーベル賞を筆頭にラスカー賞、コッホ賞」とお書きなので、
ネットで調べた各人の出身高校と入学大学名を載せておきます。
ただし、ノーベル賞とフィールズ賞は旧制高校卒業者を対象外とし、＊は旧制学制の方です。


【ノーベル賞】
利根川進　都立日比谷高　現役：東大理１不合格　一浪：京大理
白川英樹　岐阜県立高山高　二浪：東工大
野依良治　灘高　京大工
田中耕一　富山県立富山中部高　東北大工


【ラスカー賞】
＊花房秀三郎　旧制甲陽中学最後の卒業生　阪大理
利根川進(既出)
西塚泰美　愛知県立瑞陵高　京大医
＊増井禎夫　京都ニ中 三高　京大理


【コッホ賞】
利根川進(既出)
谷口維紹　(高校名不明) 東京教育大理(1971卒)
長田重一　(高校名不明)　東大大学院理学系研究科博士課程(1977修了)
審良静男　大阪府立高津高校　阪大医学部
河岡義裕　(高校名不明)　北大獣医
山中伸弥　大阪教育大付属天王寺高校　神戸大医


【フィールズ賞】
広中平祐　山口県立柳井中入学→柳井高卒業　京大理
森重文　東海高　京大理


このリストからわかることは
医学系延べ11名中医学部出身者は３名で東大医学部は０名
２名の方の出身高が不明ですが、私学進学校は、灘・旧制甲陽中・東海の３校
東大入学者は長田重一氏にその可能性があるが、それ以外は０名
いかがですか？
この中に抜群の「受験脳」をお持ちだった方は何人いらっしゃったでしょう。
このデータを見ると、もしかしたら、「受験脳」と「研究脳」に正の相関はなく、
逆に、すぐれた「受験脳」であるがゆえに「研究脳」に期待できないという可能性はないでしょうか？


器用貧乏さん、生徒の画一化さん、推論とはこのようなものではないでしょうか？
以前、生徒の画一化さんに対して、
「推論」に耐える「事実」なのか？　「情報」なのか？
と書いたことがあります。
そう書いたことを後悔しています。
生徒の画一化さんはもちろん、器用貧乏さんも「推論」という作業をされていない。
だから、お二人を知性なき者と見做さざるを得ないのです。
「推論」とは、ある事実や情報から、何かしらの結論を導き出す上での知的プロセスです。
Ａという可能性、Ｂという可能性、Ｃという可能性、・・・といろいろな可能性が考えらるはずです。
そして、それぞれの可能性を吟味・検討し、その作業においては他の事実や情報を検討しなくてはなりません。
そして、最終的に○という可能性がきわめて高いという結論に達するのです。
あなたたちはそのような「知的」作業されたとはとても思えません。
だから「噴飯もの」と言っているのです。
特にひどいのが器用貧乏さんです。
灘出身の東大医学部教授の数が少ないということを信頼できるデータも示さず、断定される。
そして、それに反論するのなら「証拠」を出せと、のたまう。
これこそ「滑稽」の極みでしょう。


> 灘関係者なら名簿と東大教授名を照合すればすぐに
> 分かりますよね。ずらっと名前を書いてくれる灘ＯＢが
> すぐに現れると思っていたのだが。意外でした。


灘関係者は「こんな知性と何のゆかりもないおろかな人間」の相手などしても無駄だと思っているでしょう。
私は灘関係者のような大人の態度がとれないので、どこかに自分自身におろかさを感じながらも、このような長文を書いているわけです。


甥によれば、東大医学部で３０代での教授就任は極めて稀であるとのことです。
もし、現在４０歳なら東大入学は２２年前です。


> 灘卒は東大医学部の定員の５分の１を占めるのですから


東大教授の定年は以前は６０歳でしたが、現在は延長されて６３歳となっています。
現在４０歳から６３歳の人は１９６３年から１９８６年に東大に入学したことになります。
現在の東大医学部教授の年齢分布を知りませんが、４０代の教授は、甥によれば、少数ということで、
もし、その大半が５０歳以上なら入学は１９７６年以前になり、５５歳以上は１９７１年以前になります。
そのころの灘から理３への入学シェアーどの程度だったのでしょうか？


> 灘卒は東大医学部の定員の５分の１を占めるのですから
> 順当にいけば基礎も臨床も同じ比率ぐらいで教授が
> 出てもいいはずですが実際どうなんでしょう？


どうして、こんな単細胞的な書き込みしかできないのでしょうか。
器用貧乏さんにこれ以上のことを求めても無理ですから、こんな書き込みも無駄ですね。


> あと１０年、２０年待ってみよう。
> 灘出身のノーベル賞、フィールズ賞がでることを
> 期待していいですよね？　　灘関係者の皆さん。


器用貧乏さんはこれに対して、否定的ですよね。
私が上で、述べたように、すぐれた「受験脳」であるがゆえに「研究脳」に期待できないならば、
その否定的意見は正しいかもしれません。
もっとも、東大から受賞者が出るかどうかもわからないのに、灘の心配をしても仕方がないかもしれませんが。


最後に、お二人にある言葉を送りたいと思います。
「知的であることの最低条件は自己懐疑である」
この言葉は、自然科学系では異例の売れ行きを見せている
福岡伸一(著)「生物と無生物のあいだ」に書かれたものです。
今、この本が手元にないので、少し言葉が正確ではないかもしれません。
この言葉は
「研究者たる者、つねに、自分の考えや仮説に誤りがありうるのではないかということを念頭に置きながら、研究をしていかなければならない」
という意味です。


ここまで、私の長文・駄文に目を通していただいた方、本当にお疲れ様です。
もしかしたら、私も器用貧乏さんや生徒の画一化さんと五十歩百歩のような気がしてきました。

なかなか読み応えありました。


灘だから開成だからというくくりは、
その後の人生や卒業後の進路について、
人間関係以外はほぼ影響のない集合体であり、
おおよそ集合体より
個の要素が重要で、卒業後はその集合体の境界線も
実線からあやふやな霞んだ線と化していくと
私も思っております。

ステレオタイプ さんへ:
-------------------------------------------------------
どうもごっちゃになっているようですね。


１．小学生時代での受験産業等による洗脳で、（偏差値／受験）最高峰への動機付けがしみこんでいる。
２．その結果、中学高校時代に、やりたいことを探したり悩んだり立ち止まったりすることもなく、適性や志に関係なく、盲目的に（偏差値／受験）最高峰である東大理３や京大医学部を目指す人間がいる。
３．そういう連中は（偏差値／受験）最高峰という目標達成（理３／京医合格）により、成長がとまってしまう。


私が言っていることは以上であって、才能（受験脳や研究脳？）は問題にしていません。
上位が圧倒的に（偏差値／受験）最高峰に進学する灘にその傾向が顕著ですが、終局的には個人の問題でしょう。

ステレオタイプ さんへ:
-------------------------------------------------------
> ところで、どなたかがお書きですが、「受験脳」が優れている者は「研究脳」も優れているのでしょうか？
> 私は別の資質のような気がします。
　　
私も別だと思っていました。実例をあげていただいたので、ほとんど確信に近く
なりました。
ありがとうございました。
理３型の受験秀才君の生きる道は、ノーベル賞級の研究とは別にあるということ
でしょうか。

受験能と研究脳について、別スレで紹介されていたのですが。

寺田寅彦氏の「科学者とあたま」 参考になるのでは。

科学者とあたま」青空文庫
http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/2359_13797.html

別スレで さんへ:
-------------------------------------------------------
> 受験能と研究脳について、別スレで紹介されていたのですが。
>
> 寺田寅彦氏の「科学者とあたま」 参考になるのでは。
>
> 科学者とあたま」青空文庫
> http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/2359_13797.html
　　
読みました。
理３からノーベル賞は出そうにありませんね。
やはり、これまでと同様、京大理学部に期待しましょう。