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投稿者: 医学部研究家 (ID:j6xOi/manoU) 投稿日時:2013年 02月 23日 20:00
国立大学医学部医学科の難易度低下に驚きました!
私大医学部はおろか、地方国立大の工学部、理学部レベルも下回る勢いで難易度が低下しています。
実例を紹介します。
2013年度 三重大学医学部医学科 推薦入試により 現役生6名合格
これは私立三重高校の実績です。
私立三重中学のHPに紹介されています。きっと中学から高校へ進学した
生徒という意味だと思われます。
私立三重中学の入学難易度は偏差値51。
模試によって偏差値は変動するので、首都圏のほぼ同レベルの中学校を列挙した方がイメージして頂けるでしょう。
常総学院中学 浦和実業学園中学 工学院大学附属中学 多摩大学目黒中学
八王子学園八王子中学 宝仙学園中学 明法中学
首都圏では医学部医学科とは全く無縁と思われている中学です。
こうしたレベルの中高から国立大学医学部医学科に現役で6名も合格したのですから、開いた口がふさがりません。
推薦合格とはいえ、もはや国立大学医学部医学科は難関などと呼べないレベルになっているのが現状です。
ちなみに私立三重高校は、三重県内公立高校の滑り止めの位置付けです。
以上は三重大学医学部医学科の実例ですが、地方国立大学医学部医学科の推薦入試、特に地域枠は上記実例と同様のレベルの合格者が多いのではないでしょうか。
医学部を目指す皆様に、国立大学医学部医学科の驚くべきレベル低下の実態をご報告させて頂きます。
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【2878132】 投稿者: 地域限定医師免許ってどう? (ID:cIIV7v5XeHs) 投稿日時:2013年 02月 26日 19:21
>医師国家試験に通ったら、医療修習を2年課せばどうですか?
↑ 残念ながら、医師国家試験に通った段階では
医者として 使い物になりまセン。
研修を終え、実地に経験を積んでからでないと「一人前の医者」とはみなされないでしょう。
国家試験通った「学生に毛がはえたような医療修習生」が来てくれても
地方としては余り嬉しくないでしょうね。
「医者なって10年経ったら、必ず3年間僻地勤務の義務を負う」とすれば
少しは緩和されるかな?
でも、医者の家庭はメチャメチャになりますね。
(特に夫婦揃って医師家庭) -
【2878248】 投稿者: 3大都市圏ほどより、多くの医師が必要です。 (ID:G33jiE45J0.) 投稿日時:2013年 02月 26日 20:50
医師の配置に関して、間違った認識があります。
今後は人口が減少し患者数も減り、患者需要(医療需要)も減る僻地や地方で医師が必要なのではなく、人口の増加と集中、高齢者の増加の著しい大都市圏ほど医療需要が多く、より多くの医師が必要です。
僻地に派遣、地方に派遣ではなく、大都市圏、特に3大都市圏で医師の絶対数の不足が顕著になるからです。
地方ではなく、大都市圏こそ医師を多く配置すべきなのです。
いくつかは厚労省や文部科学省の会議で根拠となる資料が提出されています。
症例数の多い、指導医も多い臨床研修病院は大都市地域に多いので、研修医だけでなく、専門医も技術の維持と研鑽のために大都市圏に集まります。
地方や僻地に必要なのは、指導医も少ない、症例数も少なく、診療レベルが高くない病院を整理統合して一か所とし、医師を集約化することが求められます。
つまり、もうこれ以上、人口減、患者減の地方に医師を薄く広く配置する必要はないのです。
■2次医療圏別医療需要予測
千葉大学医学部附属病院
地域医療連携部
藤田伸輔
■Forecast of Changes in the Number of
Outpatients and Inpatients in Each Japanese
Prefecture from 2005 to 2020
JMAJ 54(5): 325–328, 2011
Akira EHARA
ほかにも、文部科学省の会議でも「地域間の格差の拡大の可能性とその影響」というものもあります。 -
【2878271】 投稿者: 3大都市圏ほどより、多くの医師が必要です (ID:G33jiE45J0.) 投稿日時:2013年 02月 26日 21:00
専門医資格の更新や新規取得に際し、いくつかの専門医学会では求める症例数や診療実績を厳しく設定しなおしています。
追随する専門医学会も増えるでしょう。
よって、僻地や地方に行って、症例数も少なく、指導医もいないという状況では、医師としての技術が身につかず、専門医資格取得もできず、その後の専門医資格の更新もできなくなります。
研修医も同じです。
一部の例外を除いて、人口減で患者数も減り、症例数も減るような地方や僻地に医師を派遣するメリットは医師側にはありません。
医師としての技術の維持ができないばかりか、せっかくとった専門医資格を失うリスクばかり増えます。
また、指導医も少ない、症例数も少ない地方の病院では研修医も専門医資格取得前の医師にもメリットはありません。
マイナス要素ばかり高くなります。
人口が増加し、患者需要も増える3大都市圏にこそ、研修医を専門医を集めていかねばならないのです。 -
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【2878288】 投稿者: 医学部研究家 (ID:j6xOi/manoU) 投稿日時:2013年 02月 26日 21:06
3大都市圏ほどより、多くの医師が必要です さん へ
記述内容は、地方国立大学医学部医学科が地域枠を拡充することと矛盾するように感じます。作成者は千葉大病院勤務の方のようです。都市部と地方の医療関係者に相当の意識差、認識差があるのではないでしょうか? -
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【2878290】 投稿者: のみぐすり (ID:bVI4dOtYYu6) 投稿日時:2013年 02月 26日 21:07
私立医の学費を、年間170万~250万ぐらいまで下げ、
すべての私立医で一律にする。
(6年間で1000万~1500万ぐらい)
早慶の理工学部の学費が150万だから、それより少し高めに設定。
同時に、国立医の学費を年間100万ぐらいまで上げる。
(6年間で600万ぐらい)
経済的困難がある学生には、年収に応じて無利子の奨学金を支給。
成績優秀者は特待生として学費を全額免除する。
こんな感じで、国立医と私立医の学費の不均衡を是正すれば、
学費で私立医をあきらめざるを得なかった層の一部が、
私立医を併願できるようになる。
また、自宅から遠い国立医に進むと仕送り代がかかるので、
自宅から通える私立医を選ぶ層も現れるだろう。
学費の差が小さくなることによって、相対的に別の要素、
(校風とか、教育環境とか、立地とか、卒後の展開しやすさとか)で、
人気が入れ替わるかもしれない。
それは、むしろ健全なことなんじゃないかな?
地方国立医の地域枠、推薦枠が拡大したことによって、
年々狭き門になっている一般枠の難易度も、
学費の平準化によって相対的に下がって、少しは入りやすくなる可能性もあると思うけど。 -
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【2878338】 投稿者: のみぐすり (ID:bVI4dOtYYu6) 投稿日時:2013年 02月 26日 21:34
都市部から地方国立医に行って、卒後、その地域に貢献することなく都市部に戻ってしまう人は、本当は「入れればどこでも良かった」のだと思う。
その大学、その地域に思い入れがないから、残らないんだと思う。
「入れれば全国どこへでも」パターンの人は、えてして国立医>私立医の考えを持っているようにも感じるけど、実際に学費の差が小さくなったら、
「入れれば私立でも」という考えに変わる人は結構いるんじゃないか?
偏差値の高い学校、より難易度の高い学校に入ることが目的の人もいるかもしれないが、ほとんどは「医学部に入れればいい。とにかく医者になれれば良い。」と純粋に考えているんじゃないかな? -
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【2878371】 投稿者: 地方国医を廃止し、大都市国医の定員増を (ID:X8Sxt/pYtWM) 投稿日時:2013年 02月 26日 21:50
地方国立医は整理統合して可能な限り廃止して、早急に大都市国立医に希望する教員も医学生も移す。
移行と並行して、廃止とした地方国立医の分を大都市国立医の新入生定員に上乗せする。
もちろん、卒業後の大都市圏間の移動は自由。
研修も専門医訓練も、大都市圏の移動で完結できる。
地方や僻地に行くのは希望者のみで、短期間限定。
完全週5日制、当直あけは休み、学会出席以外に年3週間の有休休暇を与える。
オンコールも含めて週最長48時間以内の労働時間とする。
年間5000万以上の高額給料、学会出席や専門医資格更新のための講習出席は当然、有給休暇。
短期間の地方派遣期間中は、海外留学扱いとして専門医資格更新のための年限にはカウントしない。
地方や僻地のドサ回り勤務なんて、希望者に限定して、相当なインセンティブ与えないと無理だよ。 -
【2878382】 投稿者: 地方国医を廃止し、大都市国医の定員増を (ID:X8Sxt/pYtWM) 投稿日時:2013年 02月 26日 21:56
国立医は全国一律に入学金28万円、授業料年間53万円。よって6年間で合計350ま万円弱。
私立医の授業料が全国一律に国立医と同じにできる?
ヨーロッパの国公立医は、日本の国立医よりもっと安い。
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