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【4628000】終了保護者への質問どうぞ

投稿者: 終了組   (ID:X47khYRlhLU) 投稿日時:2017年 06月 30日 19:33

グノには本当にお世話になりました。せっかくの独立カテゴリーなので終了組保護者に質問できるスレッドを作ってみました。些細なことから、最終的には電話でお尋ねするつもりだけどとりあえず去年はどうだったのか聞いてみたいことまでお気軽に♪

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  1. 【6303543】 投稿者: ポイントは物理系  (ID:DIWzMbsicvs) 投稿日時:2021年 04月 17日 13:19

     国語でお尋ねがありましたので、お答えします。

     国語はやっただけの甲斐はあったと思います。グノレブでは4、5年次偏差値の幅が最大24ありましたが、6年では65前後で落ち着き、SOでも比較的安定していました。

     ご子息は作品によって出来が…ということですが、以前はウチもそうでした。なので、テキストやグノレブなど、解いた問題を振り返って「苦手なジャンル」を洗い出し、読解とともに物語の「背景」となる知識を身に着けるようにしました。苦手なジャンルだと子どもが「話の内容を絵にしようとしても頭に浮かんでこない」と訴えてきたからです。

     ウチの子が苦手だったのは物語文なら「戦前、戦中の昭和の話」「複雑な家庭環境の話」、説明文は「近代文明論」と「哲学的な話」でした。母親も経験がない戦前、戦中の話でしたが、幸い父親が歴史好きであったのと、当時の状況を祖父母に聞いたりしてその話をしてあげたりしました。図書館で当時の風俗を紹介した本や写真集なども用いました。複雑な家庭環境の話はテキストを読みながら子どもと“意見交換”したりして、人生とは…なんて哲学的な話になることもありました。映画やドラマも情景を思い浮かべるのに役立つので、休憩がてら時々見せてみました。

     説明文は子どもには内容から理解させようとしても難しいので、大学受験のセンター試験の国語を解くように内容よりも「文章の構造」から分解して解くという、テクニック的なことを駆使してやってもらいました。ハマるときはハマるのですが、いつもうまくはいかず最終的に本番で出たら仕方がないと腹をくくりました。幸いグノで小学生にしては難解な文章を読んできて鍛えられたからなのでしょう、1校を除いて勝負になったようです。

     そういう知識もありながら、「読解はあくまで本文に書かれていることから判断すること。自分はこう思う、こっちに決まっているという思い込みは捨てること」を鉄則にして取り組みました。あとはやはり語彙力がものを言うので、これは6年になって急きょ自力で作成しました。テキストや過去問、図書館で借りてきた本などから抜粋してつくりました。簡単な例文で理解できても、実際の文ではピンとこなくなることも多いので、「生きた文」で言葉の感覚を養いたかったからです。時には漱石や芥川の文も引用し、これを何度も音読することで語彙力とともに、文から「頭の中で情景を思い浮かべる」という感覚が身に付いたようです。国語は頭の中に「絵」が浮かぶと“強い”です。

     ご指摘のように時間はかかります。気が遠くなるくらい。夏期講習中は国語の読解で6割方時間を割きました。秋以降は過去問と算数一辺倒になりましたが、国語は一度感覚をつかむと、塾で演習を続けていけばさび付かないので、今頑張って後半はグノにお任せでもいいかもしれません。

     再度長文失礼いたしました。

  2. 【6303552】 投稿者: りか  (ID:Ld4jSP48aUs) 投稿日時:2021年 04月 17日 13:27

    お返事頂きありがとうございます。

    やはり、グノの理科は質量共に一番なんですね!

    サピ模試はまだ一度しか受けていませんが、未習単元の出題以外は「意外と簡単」だったようで、それは国語でも感じだようで意外と得点でき、やはり高レベルなグノで鍛えられているからかな?と思いました。
    …たまたまかも知れませんが。

    理科の量と質で言えば、質がネックになっているのだとは思います。
    ラーニングチェックやベーシックは割と出来も悪くなく、所要時間も普通かな?と感じますが、やはりラーニングテキストの後半急にストップし始めます。

    今春ぐの卒様のお子さんは、◎○問題をこなして、さらに過去問でもすぐ得点源にできたとのことで、とても優秀なのですね!
    国語も「大怪我をしない」で終えられたなんて素晴らしいです!
    愚息はグノレブで大抵大怪我です泣

    「今春卒」ということは、コロナ禍での混乱と不安の中での受験となったわけで、本当に大変だったと思います。
    その中で結果を出されて本当に素晴らしいですね。

    愚息も御子息に近づけるように、へこたれず頑張ってもらいたいです。
    ありがとうございました。

  3. 【6303581】 投稿者: りか  (ID:Ld4jSP48aUs) 投稿日時:2021年 04月 17日 13:59

    お返事ありがとうございます。

    卒業生様は、先生に相談して最低限に取捨選択したとのことで、中途半端に終わるより賢明なご判断ですね。

    愚息も単元にもよりますが、応用の一部は「作業」になっていると思います。

    時間はかかったけど、難しくて空欄やバツばかり、でもとりあえず終わらせたよ!というような不毛な取り組みの時もありますので、やはり先生に相談しようと思います。


    また、国語専門で「もっと早く受講すれば」…というご経験があるとのことで、本当に羨ましい限りです!
    そういう所が見つからないまま現在に至ります。

    主人は国語の出来なさに焦っていて、「大手個別でもいいからぶっこもう!」と言っていますが、大学生の場合もあるようで、こちらにはプロかバイトかわからない?と不信感があり結局頓挫しました。家庭教師はもっと当たり外れがありそうですし…躊躇と忙しさの中で時間ばかりが過ぎてしまっています。


    愚息は各教科の先生からも折り紙付きの幼さです。
    真っ先に正解から外すべき選択肢を自信たっぷりに選んでいたりして、親は深い不安に襲われてきました。

    最近ほんの少しはマシになってきましたが、まだまだ足を引っ張っています。悩ましいです。

    迷いながら悩みながらですが、親子バトルもしつつ、それでもなんとか食らい付いていって、先輩方に追随できたらと思っております。

    詳しくご経験談をお話し下さり、感謝しております。
    とても参考になりました!
    ありがとうございました。

  4. 【6303703】 投稿者: 卒業生  (ID:1X2g92yRoFs) 投稿日時:2021年 04月 17日 15:52

    何度もすみません。一つだけ。6年生9月から日特もスタートし子供たちに更に負荷がかかります。(ただ、グノの授業は楽しい様で愚痴一つでませんでした。意気揚々と参加してました。)我が家は6年後半に外部個別に国語を見ていただきましたが、秋以降忙しいスケジュールの中、又今まで積み上げてきた中にまた新たな学習、環境変化は子供を混乱させるマイナス要因になる可能性が大きいです。グノ以外何かプラスするにも時期も大切だと思います。我が家は知り合いの方で子の事もよく存じ上げて下さった先生に国語の修正すべきポイントのみを見ていただきました。教科強化する為に色々なやり方方法があります。まずはグノの先生を信頼しご相談することはとても大切だと思います。。後は家庭での徹底したリサーチ?
    我が家も今年卒業しました。当時はすったもんだが沢山ありました。(笑) 良い事も辛かった事も親子喧嘩も親の忍耐を試されたりと本当に色々ありましたが、その思い出が今は宝物です。支える親の方が大変だと思いますが、どうぞ(時には)楽しみながら頑張ってください。応援しています。何度もお節介失礼いたしました。

  5. 【6303747】 投稿者: りか  (ID:Ld4jSP48aUs) 投稿日時:2021年 04月 17日 16:46

    再度、お返事頂きありがとうございます!
    詳しく教えて頂き大変恐縮です。

    ポイントは物理系様の御子息への国語対策は「素晴らしい」の一言です。賞賛の言葉が追いつきません!

    男子で、6年生で、65に落ち着くなんて!
    御子息も優秀なのはもちろんですが、やはりできる子の親御さんは優秀なのだなと痛感しました。お母様の努力の賜物ですね!

    ここまで親ができれば外注するより一番いいですよね!
    もちろん、私の力量ではとてもとても難しそうなのですが…

    だからといって、本当にここ半年は国語はかなり手薄で、全然できないくせに手薄というダメパターン…猛省です。


    愚息は物語文でも特に「女子の心理」が苦手です。
    言葉と裏腹な心の内が理解できないようで、ましてそれが情景描写で表現されていたりしたら、即「???」と見失なうようです。

    説明文の方がまだマシですが、やはり哲学など、精神論などの難しい論説文はパタリと思考停止になってしまうようです。

    全然読めていないので、とにかく文中引用をいくつかパッチワーク状態にして「結局何言ってるのかわからない文章」なんていうのもしばしばです。

    あとは日常の圧倒的な経験不足、知識不足から理解と想像に繋がらないことが多いです。

    恥ずかしながら、久しくお手伝いも皆無ですし、自然体験も乏しく、「日常から自然と身に付いていれば楽に入ってくる情景」を浮かべられないということも多々あり、歯痒く感じることしばしばです。


    語彙に関しては、気づいて調べる、私が口頭で説明する、ドリルをやらせるくらいですので、ポイントは物理系様の自力で作成なさったその努力たるや、本当に頭が下がります。

    でもそれくらいやらなきゃダメなんだらうなと、ぐーたらな自分を反省しています。

    確かに去年より幾分マシになったのは語彙が増えてきたからとも言えますので、私も努力してみます!

    ご自身の貴重なお話をこんなに丁寧に教えて下さり感動しました。「鉄則」や「生きた言葉」などものすごく参考になりました。

    お付き合い下さり本当に感謝申し上げます。重ね重ねありがとうございました。

    こちらの方こそ再度の長文失礼致しました。

  6. 【6303815】 投稿者: りか  (ID:Ld4jSP48aUs) 投稿日時:2021年 04月 17日 17:50

    卒業生様、何度もすみませんだなんて、とんでもありません!
    貴重なアドバイス、感謝しかありません。

    「外注するにもタイミングは大事」とおっしゃる意味、大変よくわかります。

    個別を躊躇する理由のひとつに、グノ以外増やすにもやはり時間が必要ですから、日々の宿題が回らなくなる?と、不安に思う部分もあって…実際理科も四苦八苦し始めているので。

    なので、今まだ運動系の習い事を週一で続けているので、最悪それを辞めて個別か?と目論んでいました。
    けれど、卒業生様のような良き先生を探せるかはなかなか難しい気がします。心から羨ましい!悶絶します笑

    とにかく、外注するしない以前に、国語の家庭学習は、やはり見直してやっていかないとならないですね。

    国語はしっかりやると2〜3時間はかかってしまって、6年では手薄にしてしまいましたが、それも含めて先生にも相談してみようと思います。


    そして卒業生様も今年卒業されたとのことで、コロナ禍で前例のない中、目標を達成されて、御子息もお母様も素晴らしいです!さぞや万感の思いで迎えた春だったのではないでしょうか。

    まだコロナも猛威を奮っていますが、1日でも早く子供達が普通の学校生活が送れるようになるといいですよね。

    とても有益なアドバイスを下さり、温かいお言葉をかけて頂き、胸熱です!
    重ね重ね感謝申し上げます。
    ありがとうございました。

  7. 【6327066】 投稿者: こくご  (ID:BqgFSzyzUhQ) 投稿日時:2021年 05月 06日 17:08

    精神的に幼い小4男子の保護者です。
    国語の読解問題への対応について悩んでおり、投稿させていただきました。

    恐れ入りますが、グノ以外に取り組んだことで読解問題の解き方が安定したと実感する教材や手法、国語専門塾の見分け方・活用方法について、差し支えない範囲でアドバイスいただけませんでしょうか。

    我が家の現状、ご相談の背景は以下のとおりです。
    何卒よろしくお願い申し上げます。

    我が家の現状)
    ・新小4での入塾以降、塾内テストの国語の平均偏差値は50弱、選択肢問題はある程度拾ってきますが、記述問題はほぼゼロ点です。
    ・授業内で取り扱う記述問題も3点程度の出来です。
    ・復習・解説は毎回4〜5時間かけて丁寧に行っていますが、約3ヶ月が経過した今も読解力や記述力が向上してきた感はありません。
    ・文章の内容を正しく読み取ること、設問の意図を十分に理解することができておらず、記述問題を解くスタートラインにも立てていないと感じています。
    ・グノの先生からは、まずは文章の内容を正しく読み取ることを中心に復習を進めるようアドバイスいただいております。

    ご相談の背景)
    国語はプロの個別指導でも改善を実感するまでに半年以上かかる子もいる…と耳にし、長期戦を覚悟してはおりますが、いつまでも竹槍のみで挑んでいる感もあり、このまま復習を続けることで状況が改善するか不安を感じております。また、グノのテキストの素晴らしさを実感しつつも、毎回4〜5時間かけて文章の背景や内容の解説を行う必要がある現状に負担も感じており、何か対策が打てないかとこちらに投稿させていただいた次第です。
    グノでは、これまでのところ読解問題を解く上での「読む技術」や「解く技術」を体系的に学んではおらず、演習問題を繰り返しているように見受けます。学年別カリキュラムを見ると6年生で文章の読み方、設問の読み取り方、設問の答え方などの基本的な取り組み方を確認することになっておりますが、早期に現状を抜け出し、塾での授業を有効に活用できるレベル(願わくば授業内で完結できるレベル)になって欲しいことを考えると、「読む技術」や「解く技術」の習得を急ぎ、解き方の安定化を図ったほうが良いのでは考え始めたところです。

  8. 【6328121】 投稿者: のりたま  (ID:GoAoSZFzZl.) 投稿日時:2021年 05月 07日 13:51

      4年生のグノレブで偏差値50弱、まだまだ伸びしろたっぷりで楽しみです。ウチの下の愚息は同時期偏差値35前後でしたから。それでも第1志望に転がり込みました。国語の読解、本当に苦労しましたが、もがき続けた母親(時々父親)から何かをお伝えできればと思っています。

     国語はその子の性格が如実に反映される科目です。ご子息の答案を見ているわけでもなく、どのような性格の坊ちゃんかも分からないので、失礼極まりないこと、的外れもいいところの言葉が並ぶかもしれませんが、ご容赦ください。

     ご質問は教材ですね。あくまでグノのテキスがメインでしたが、副読本的には次の2冊が効果的でした。と言っても子どもに与えたのではなく、親が指導するうえでの「ガイドブック」でした。特に4年生のお子さんには難しいと思うので、親御さんがかみ砕いて伝授してあげてください。偶然、出版社が重なりましたが、回し者ではありません。

    ①中学受験国語 「気持ち」を読み解く読解レッスン(前田悠太郎、エール出版社)
    ②中学受験国語 文章読解の鉄則(井上秀和、エール出版社)

     ①は「もしや、子どもたちは『気持ち』がわかっていないのでは?」という疑問からスタートしている本です。人はどういう流れで「うれしい」とか「悲しい」の気持ちになるのかなど、ある感情を抱くまでをシチュエーションごとに細かく刻んで解説したものです。物語文が苦手な子には効果的です。加えて、読解の肝である語彙力も結構身に付きます。

     ウチの亭主がブックオフで200円で買ってきた一冊。私がこれをベースにアレンジし、下の坊主に少しずつ教えたところ、結構安定してグノレブや外部模試で得点できるようになりました。下から数えた方が早かったグノレブですが、5年後半で平均偏差値50台後半、6年では調子がいいとベスト10入り、20位以内はキープしていました。要因はグノの先生のご指導でしたが、この本も貢献したことは確かです。

     グノの復習の合間を縫ってというやり方だったので、時間はかなりかかりましたが、子どもの精神的な成長(スズメの涙ほどですが)も相まって、ハマったのだと思います。早く結果を出したいところですが、国語は本当に時間がかかります。「水滴石をうがつ」の言葉が支えでした。

     ②はやや上から目線なのが気になりますが、「鉄則」の名のもとに国語読解のノウハウが「読み方の鉄則」45、「解き方の鉄則」57にまとめられています。どちらかという説明文・論説文向きです。「中学受験の国語でよくねらわれるのは対立・対比の関係である」「本文を読む前に題名を読んでおくとよいことがあるかも」など、前半はテクニック的なものが並び、後半は難関校の入試問題が掲載され「鉄則」の有効性を実例で説明しています(問題は6年生までやる必要はないでしょう)。

     鉄則はすべて真に受ける必要はないと思います。パンクしてしまいます。親御さんがピックアップして、お子さんが納得するように伝授してあげてください。ウチは4分の1程度「採用」、後はそれをヒントにして愚息用にカスタマイズしたものが多いです。無視したものも多数ありました。

     グノのテキストをメインにしていましたが、国語の読解についての参考書はあらかた目を通しました。しかし、うちの亭主曰く「もともと国語のできる人の論理や理屈で書かれているものが多く、できない子がその方法をやったら、設問に入る前にタイムオーバーになるものばかり。偏差値60前後の子がやるにはいいかもしれないけど、できない子の思考回路とか処理能力の遅さを、筆者は前提としていないでしょ、と言いたくなる内容」というのが印象です。

     最近はもっと良い教材が出ているかもしれませんが、大学受験と違い中学受験でわかりやすい、という教材を探すのは大変です。

     国語専門塾については存じ上げないので何とも言えませんが、国語が苦手な場合は100人いたら100通りのアプローチの方向があると思うので、まずは「子どもの思考の方向性を知ること」がポイントだと思いました。どんなにいい先生に教わっても、記述の模範解答読んでも、理路整然とした正しい文章解説を聞いても子どもが「ピンとくる」という状態にならなければ馬の耳に念仏で、いつまでたってもその子の思考回路に電流が流れないでしょう。

     我が家の例で恐縮ですが、物語文の主人公が気持ちを変えて前向きに生きようとする話の展開でも上の子はひねくれていて「友達の言葉で、簡単に気持ちが変えられるなんて信じられない」といい、下の子は同じ話でも「いい友達を持つことは大切だね。人の気持ちを変えられるんだ」と真逆の読み方をしました。
     
     大人なら「私の考え方は違うけど、要するにこの文章はこういうことが言いたいのね」と、客観的に理解できますか、小学生には難しいと思います。なので、お子さまの「思考の方向性」をまずは理解し、だからこういう解答になるのかと把握、その考え方をある程度認めてあげて「うーん、でもお母さんはこう思うなあ」と違う考え方があることを示しあげます。

     それについてお子さんもいろいろ言ってくると思いますが、それが大事。あれこれ考えることが国語読解の「経験値」につながり、徐々にですがお子さんの精神的成長と重なって、国語読解で大切な客観的な読みができるのではないかと思います。お子さんが幼いと書かれていらっしゃいましたが、だからこそまだいろいろな考え方も素直に吸収できると思います。中学受験で一番強いのは大人びている子より素直な子ですから。

     最後に記述ですが、突っ返されても突っ返されても果敢に提出し、添削を受け続けることが大切です。心が折れそうになりますが、結局ああでもないこうでもないと試行錯誤しながら、先生に挑み続けた子が国語の成績を伸ばして、入試で記述を武器にして志望校合格を勝ち取っている流れです。

     まずは3点取れていることを認めてあげ、次に5点とるにはどこを変えたらいいのかをお子さんと一緒に考えてあげてください。主語と述語の関係をはっきりすることなのか、語句の使い方なのか、文が長すぎるのか、まずは1カ所だけ直します。スモールステップです。早く何とか形にして安定したい、という親御さんの気持ちは痛いほどわかりますが、結局地道に少しずつでも着実に積み重ねるのが中学受験では一番の近道です。6年の夏休みが終わってある程度形になれば、くらいのスパンで見るのがいいかと思います。

     長々と失礼いたしました。 ご参考になれば嬉しいです。

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