開成凋落の理由｜掲示板スレッド

１ さんへ:
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> 数学オリンピック一次予選合格者の推移


これって、開成凋落の原因でなくて結果だと思いますよ。また今年の結果を見ないと何とも言えません。実際、開成は１９９８年に２０５人という前人未到の東大合格者数を達成したあと、しばらく１６０人台で低迷しましたが、それから２００３年に１８１人まで戻しました。だから、去年の１４０人が一時的なものか長期的なトレンドなのかまだ結論はでません。


一般的に、進学校のレベルと百貨店の商圏は似ていて、通学圏に優秀な生徒が多数いて、しかも競合校が少ないほど有利です。優秀な生徒数はほぼ人口に比例するでしょうから、問題は競合校の有無です。


例えば、伝統校の麻布の場合、都立没落直後にすでに筑駒があり、その後も早い段階で、栄光や桐蔭、聖光などの神奈川方面に競合校ができたので、東大合格者数も安定した水準で移行しています。今後もそんなに変わらないと思います。逆に桐蔭のほうが周辺の公立高校に優秀な生徒を取られ始めたみたいです。


一方、開成の場合、急速に合格者数を伸ばしたは、千葉、埼玉方面に有力な私立中高一貫校がなくて、通学圏に競合校がなかったことが大きな理由です。（千葉、埼玉は筑駒の学区外なので、優秀な児童は開成しか選択肢がない。）しかも、通学圏が重なる武蔵の受験指導に不満を感じた層を吸収して、ますます合格者数を伸ばしました。


その中で表だって登場した競合校が千葉県の渋幕で、総武線近辺で通学圏が重なります。実際、渋幕が二桁合格を安定して出し始めてから、開成は２００人合格ができなくなりました。やはり渋幕に合格候補者を２０人ぐらい奪われたと言えるでしょう。また、茨城の江戸取の成長で常磐線方面で多少は合格候補者を奪われています。


今後、埼玉県の東武線方面、京浜東北線方面でも、中堅私立一貫校が成長しており、一校あたりは５人や１０人という少数ですが、これが積もるとかなりの数で合格候補者を奪われます。


そういう意味では開成は今までが必要以上に肥大化していただけであり、合格者数１２０人ぐらいのほうが適性な水準で、学校側も指導しやすいと思います。武蔵のように受験者のニーズを読めない指導をしたら楽観はできませんが、現状なら１２０人体制は維持できると思います。

開成が敬遠されだした理由は千葉埼玉の私立に生徒を奪われたことに加えて、
開成の生徒数の多さも嫌がられる一つの理由ではないでしょうか？
１学年４００人というのはあまりにも多すぎると感じます。
高校になると、５０名×８クラスですからね。
開成のようなマンモス校を嫌う人は結構いると思いますよ。

入試問題が大きな原因でしょう。
たとえば、灘は入試が2日にわたってじっくり国・算・理で行われます。
暗記科目の社会はなく、国語も受験テクニックがあまり通用しない
考える問題が出題されるため、「地頭のいい」生徒が入学します。
それに対して開成の入試問題は、受験テクニックがモノをいう問題
が多いですし、中には明らかに関西勢排除を目的とした東京の地誌
問題が出ます。したがって国・社が苦手だけど地頭がいい生徒を
他校にもってゆかれます。「開成はもう一度入試をすれば半数が入れ
替わる」が「灘はもう一度入試をしても殆ど入れ替わらない」といわ
れています。

それにしても開成の入試問題は易しすぎる。
どうしてこんなに簡単な問題ばかり出題するのだろうか？
もっと思考力を問う問題を出した方が良いと思う。
こんな簡単な問題ばかり出題されると、結局はミスの有無が合否を分ける仕組みになってしまう。

たるい。ウルトラスーパー難しい問題にしてください。その方が腕が鳴るというものです！

千葉高も中高一貫になるし。

灘の入試を賞賛していますが、本当に社会は暗記科目ですか？
麻布・武蔵の社会を見てください。
暗記で解ける社会しか作れないだけなのでは？？
（開成は意識的に標準的にしている気がします）

灘卒業生の活躍をあまり耳にしないのはそんなところにも原因があるのでは？？？