開成凋落の理由｜掲示板スレッド

過ぎる。

　開成は、個々の先生のやり方を非常に尊重する伝統があるようですね。授業参観がない理由の一つも、干渉を防ぐためであると聞いています。しかし、どのような優れた先生であっても、不断の改善のためには、何らかの「外からの目」やフィードバックが必要ではないでしょうか？これは、あらゆる組織にいえることだと思います。もちろん、テストの結果などで生徒の理解力というフィードバックは受けているわけですが、もう少し、オープンでも良いと思います。

　また、ある程度の標準化も必要ではないでしょうか？　あるいは、標準カリキュラムの提示が必要ではないでしょうか？有名な渋幕のシラバスというのがどの程度実際に機能しているのかはわかりませんが、そのようなものはやはりあった方がよいと思います。生徒が学ぶべきリスト・範囲のうち、どの部分を学んでいるのかがわからないと、学校の授業だけで、受験などに必要な勉強を効率的にカバーするのは難しいと思います。

　中学になったから、子供が何を勉強しているのか比較的細かくウォッチする必要はなくなると思っていましたが、少なくとも、中学時代はウォッチして、補完すべき勉強のアドバイスが必要かなと感じているところです。そして、塾には行かせずに、なるべく早く子供自身で勉強方法を確立できるようにさせたいと思っています。
　開成の授業は、良い意味でも。悪い意味でも、一部、大学のような感じがしています。非常に知的興味を刺激してくれる授業プリントだなと関心することもたびたびです。良いところは残しながら、変えるべきところは変えていってくださることを期待しています。（運動会の棒倒しのルールを、毎年のように、喧々諤々検討しながら、変えているように。）
　まだ、保護者になって3ヶ月ですので、十分な事実情報なしに述べさせていただきました。ご容赦ください。

こどもが文化祭のすばらしさに目をみはり、昨秋から開成にあこがれをもちはじめていましたことから、開成について情報収集していました。このスレ、また他スレ、知り合いなどから。

外から描いていたイメージと実際の内容（学校側の方針や授業内容）のギャップに戸惑いました。毎年の入試問題にカラーのようなものが見られず、理系の目で見た場合、理科、そして最近の算数に興味をひくような問題作成がないことが気にかかっていましたが、学校としての入試問題作成ではなく、個人の先生が問題を作成していると考えれば、なるほど納得できるところがあります。それぞれの先生にまかせるという方針、授業のほうも年度によって教え方、教える内容ががらっと変わるのですね。高校にもなると難解な大学なみの授業をするなかで、興味もてるひと握りのお子さん以外は居眠りしているような実態もあるとか？決して批判ではありません。先生ひとりずつにお任せするという学校方針だと、そういう授業もありだと思います。それに興味を触発されてその道の専門を志す生徒さんもいらっしゃることでしょう。

こどもは、今現在の判定ですが、開成合格率８０％ライン、入っても日々の学習を怠らなければ開成１００番内には位置づけるであろう（そんなに甘いものではないでしょうし、塾先生のおべんちゃらかもしれませんね）と塾の先生から開成受験を強く薦められています。

でも、やはり偏差値で学校を選ぶべきではないのですね。

優秀な友達にはめぐまれるでしょう。これはまぎれもない事実ですね。でも、中学の間は、一貫した考えに基づいた教育・科目学習をある程度してほしいなと私は感じました。こういう親にとっては開成はあまり向いていないようですね。

やはりわがやは開成は選ばないほうがよさそうです。国立はチャレンジするとしても、１日校に偏差値より下の学校を志望するとなると、塾との確執が出てきそうですが・・。

大変参考になりました。ありがとうございました。

開成は向いていなさそう　様
旧高（中学からの持ち上がり）保護者です。
学校を偏差値ではなく選ぶことはとても立派なことであり、同時に勇気のいることでもあります。


＞中学の間は、一貫した考えに基づいた教育・科目学習をある程度してほしい
御三家・筑駒などは確かに、ヒントを与えて、あとは自分でやりなさいというパターンだと個人的には感じています。

優秀なご子息みたいですので、よほど変な環境に遭遇しない限り、どこに進学されても大学入試は心配ないと思います。
うちも運動会ではなく文化祭で開成・筑駒に絞りました。何が正解かなど答えはありませんが、偏差値でなく選ぶ勇気に敬意を表します。

コメントありがとうございます。
ふたつ選ぶことはできませんものね。
人生を切り開いていくためには、いつも選択するということが大事になります。そしてそれに責任を持つことも。こどもと最終的な確認はしていませんが、納得するまで話しあいたいと思っています。

筑駒に関しては、ある程度学校が一貫して「興味をほりさげる数学の授業」が展開されているようで、開成とは違うイメージをもちました。開成は先生によっては興味をほりさげる大学のような授業、先生によってはそういう授業とはかけはなれているなどと、学校として一貫していないご様子。数学オリンピックなどへの参加なども筑駒は学校ぐるみで応援しているようすなのが違うと思いました。

筑駒は算数好きの息子にとってはあこがれの学校であり、塾先生にももっともわが子にあった学校と言われているので、合格可能性が下がらない限りうけさせてあげようと考えております。でも、独特の試験内容ですから８０％以上を１００％に近くしあげるのは大変むつかしい学校と感じます。

運よく両方うかればうちは筑駒ですが、筑駒をふって駒東進学の方もなかにはいらっしゃるようなので、ほんとさまざまですよね。いずれにしても、変わりものの親子ですので、ここでじっくり調べて考えたことで、まわりに流されないですみそうです。「えっ、開成ではないの？やっぱり国語があしひっぱっているの？」なんて厭味もいわれそうですけど、笑い飛ばしておきましょう。

開成は開成で、偏差値ではなく、じっくり検討された上でお子さんに向いていると判断されて選んだ方もおおぜいいらっしゃると思います。このところ悩んでもやもやしていた霧がいっぺんに晴れたような気持ちよさなので、これからは選んだ学校に合格すべく、こどもが全力をつくす手助けをできたらと思います。

開成関係者の方のあたたかいお言葉、本当にうれしいです。ありがとうございました。

まったくの通りすがりですが一言申しあげます。

＞中学の間は、一貫した考えに基づいた教育・科目学習をある程度してほしい

このような気持ちをお持ちの方はかなり多いのではないかと思います。
実は私も同感です。
義務教育期間中は一貫した考えに基づいた教育により、修めるべきことは修めること。
なぜなら日本では１５歳までの教育により社会で生活するに足りる一通りの教育を施すことが前提となっているから。

しかし私が聞いた範囲では、そのような方針をとっている一貫校は、特に上位校ではまれなのではなかと思います。
むしろ逆に、そのような教育とは一線を画する教育であることを売りにし、また、父母もそれを欲するという構図になっていると感じます。
教師による独自の教材を用いた独自の授業を売り物とする一貫校の方が好まれるのではないでしょうか。

中学受験を選択した以上はそれが宿命だと考えるしかないのではなか。
私はそのように感じました。

ちなみにこれも聞いた話ですがこちらの開成中学は、他校と比較すると中学時代の学習が指導要領に沿った形で行われるため、他校と比較して進度等が遅く父母・生徒には不評であるとのことです。

＞ちなみにこれも聞いた話ですがこちらの開成中学は、他校と比較すると中学時代の学習が指導要領に沿った形で行われるため、他校と比較して進度等が遅く父母・生徒には不評であるとのことです。

これは聞いたことないですね

＞このところ悩んでもやもやしていた霧がいっぺんに晴れたような気持ちよさなので
子供の大事なことをインターエデュでの数少ない方の意見で答えをだしてしまうとは・・・もっとしっかりして下さいよ。