東大合格者数｜掲示板スレッド

通りすがり様


客観的、建設的なご意見、城北保護者一年生の新米母にとって

とても心強く感じました。

都立の生徒たちの健闘も称えるべきでしょう。

彼らは中学受験を選ばなかった都内の優秀児の集まりです。

公立と言うハンデを持ちながらも、厳しい予備校通いをして

恐らく城北の生徒達のような充実した青春とはかけ離れた環境の中

で、やっと勝ち得た進学実績なのだと思います。

どんな進路を選ぼうとそれぞれ選んだ道を堂々と進んでいってほしいです。

もちろん城北を選んだ我が子も！

でもネ・・さんの価値観には程遠いとは思いますが・・・・。

城北とは関係ない、塾関係者としての意見です。２つ上のもそうです。

＞＞ところで、もしもあなたのお子さんの偏差値が５〜１０上だったら・・それでも 本当に城北が好きで入学されていましたか？本当は筑駒や開成や巣鴨が好きな学校だったのに、無理に入学する学校を好きになろうと努力していらっしゃるのよね？

　この意見は、中学受験の現状を知らないと推測できる意見です。なぜなら、城北の上位の学校として出てくる学校名が不自然です。

　そもそも、城北は２月１日に受験日を設けていますから、第１志望の子はそこで受験します。もちろん、１日に開成を志望しながら、偏差値の関係上、妥当な学校として城北を受験した、というお子様もいらっしゃるかもしれません。もし、麻布・武蔵が第１志望であれば１日を城北にすることはありません。なぜなら、１日の城北が確実と言えるだけの偏差値があれば、麻布・武蔵でも３０〜４０％の合格可能性が出るからです。この点では、「御三家」ではなく「開成」を持ってきたあなたの見解は適切だと思います。

　しかし、巣鴨を本来の第１志望としていたお子様が、城北に「下げる」ということはありえません。巣鴨の試験日は２月１日か２日、城北は１日か２日か４日と重なっていますが、
もし巣鴨が第１志望であれば２月１日に巣鴨を受験して終わりです。（城北とほぼ同じ難易度です）

　筑駒に関しては、完全に的はずれだと思います。試験日が全く異なりますし・・・

　少し揚げ足をとりすぎしたが、あなたの見解が的はずれであることをご理解頂けたら幸いです。おそらく、城北がまだ都立の滑り止めであった頃の先入観が抜けない方であるとお察しします。

　もっとも、私は、城北が第一志望であっても、偏差値的に御三家に合格できるだけの力があれば、２月１日は御三家受験を薦めますけどね。御三家受験を薦めるだけの力があれば２日の城北でも合格できますので・・・

> では、都立日比谷や西や八王子東よりも優れている点を具体的に教えてください。
> 高校受験しないで良いという理由は、中学受験したことで相殺することにします。
> 公立より高い学費を払って、公立レベルの進学実績の私立に子供を中学から入れる
> 理由を教えてください。たぶん、高校受験をしたら公立トップ校には入れないから、
> 公立高校で上位をキープする自信が無いから、せっかく小学生の時に塾に通わせて
> 勉強させたのだから・・といった、あまりポジティブではない理由ではないですか？

　では、具体的・客観的になるように、西との進学実績の比較をしてみましょうか。色んな意見があるとは思いますが、重複を避け、かつ、できるだけ多くの数値が得られるように、東大・東工大・一橋で見ます。この３つであれば、地理的な要因による有利不利はないと仮定できます。


西の場合
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　現役のみ　（浪人含む）
２００２〜２００４年の３年間の平均東大合格者数　：８．７人　（１７．７人）
２００２〜２００４年の３年間の平均一橋合格者数　：８．０人　（１０．３人）
２００２〜２００４年の３年間の平均東工大合格者数：９．０人　（１５．０人）

この数値をもとに、１学年を３００人（実際は少し多いようです）と仮定した上で計算すると、
　１００人あたりの東大現役合格者数　　　　　　　　　　　　　　：２．９人
　１００人あたりの難関国立大（東大＋一橋＋東工大）現役合格者数：８．６人

　浪人を含めると、
　１００人あたりの東大現役合格者数　　　　　　　　　　　　　　：５．９人
　１００人あたりの難関国立大（東大＋一橋＋東工大）現役合格者数：１４．３人
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

城北の場合、パソコン上で確認できるデータが２００４年のものしかないので、２００２年のデータを使います。
　　　　　　　　　　　　　　　現役のみ　（浪人含む）
　２００４年の東大合格者数　：１８人　　（２９人）
　２００４年の東工大合格者数：１５人　　（２４人）
　２００４年の一橋合格者数　：　９人　　（１１人）

この数値をもとに、１学年３７０人として計算（現在では中学募集２８０人　高校募集９０人。記憶が正しければ今の卒業生の頃は中学２５０人　高校１２０人）すると、

１００人あたりの東大現役合格者数　　　　　　　　　　　　　　：４．９人
１００人あたりの難関国立大（東大＋一橋＋東工大）現役合格者数：１１．４人

　浪人を含めると、
１００人あたりの東大合格者数　　　　　　　　　　　　　　：７．８人
１００人あたりの難関国立大（東大＋一橋＋東工大）合格者数：１７．３人
　

どうですか？都立トップ校である西よりも、城北の方が進学実績が良いということがおわかりいただけたかと思います。これが、「具体的に優れている点」です。

もちろん、中学入学者のみで見ればもっと差がつくことは言うまでもありません。が、その他、城北の場合は単年度のデータしか用いていませんから、厳密さには欠けるという指摘もあるかとは思いますが、大まかに、城北が都立トップ校より進学実績が優れているとご理解頂ければ幸いです。

関係者でもないのに、ずいぶん手間をかけて城北の宣伝をしてしまいました・・・が、個人的には好きな学校なので、これからのますますの発展を期待したいところです。

通りすがり さんへ:
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> 　そもそも、城北は２月１日に受験日を設けていますから、第１志望の子はそこで受験します。もちろん、１日に開成を志望しながら、偏差値の関係上、妥当な学校として城北を受験した、というお子様もいらっしゃるかもしれません。もし、麻布・武蔵が第１志望であれば１日を城北にすることはありません。なぜなら、１日の城北が確実と言えるだけの偏差値があれば、麻布・武蔵でも３０〜４０％の合格可能性が出るからです。この点では、「御三家」ではなく「開成」を持ってきたあなたの見解は適切だと思います。
>
> 　しかし、巣鴨を本来の第１志望としていたお子様が、城北に「下げる」ということはありえません。巣鴨の試験日は２月１日か２日、城北は１日か２日か４日と重なっていますが、
> もし巣鴨が第１志望であれば２月１日に巣鴨を受験して終わりです。（城北とほぼ同じ難易度です）
>
> 　筑駒に関しては、完全に的はずれだと思います。試験日が全く異なりますし・・・

１日：開成（チャレンジ校）
２日：巣鴨（現実的第一志望校）
３日：筑駒（勘違いの記念受験校）
４日：城北（第二志望校）

という併願で、城北のみ合格というパターンも有り得ますよ。
塾関係者なら、こういう勘違いの親子に出会ったことがあるでしょう？
どんなに無謀か説明し、違うパターンを提案しても無視する親子っていますよね。
その結果、全滅することが多いのですが、城北に拾ってもらえて良かったですね。

通りすがり さんへ:
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> 　もっとも、私は、城北が第一志望であっても、偏差値的に御三家に合格できるだけの力があれば、２月１日は御三家受験を薦めますけどね。御三家受験を薦めるだけの力があれば２日の城北でも合格できますので・・・

知人のお子さんは城北が第一志望でしたが、塾の実績をあげるために頼まれて
１日は御三家を受験しました。最初は迷ったようでしたが、
御三家も合格できればそれはそれで嬉しいという欲が出てきたのと、
誰もが２日で合格できると信じていたので、そうすることにしたそうです。
ところが１日ばかりか２日の城北もまさかの不合格。
そのお子さんの落ち込みようは酷いもので、４日までも・・・。
今でも知人は、お子さんに申し訳ないことをした、後悔してもしきれないと言っています。
実はそれほどの力がなかったのでは？と思われるかもしれませんが
決してそのようなことはないのです。
中学受験には魔物が住んでいるといわれますが、本当に甘く見てはいけないと思いました。

我が息子も精神的に心配な面があるので塾には振り回されず、
あくまでも１日城北でいこうと思っています。
それにしても、それぞれ学校のカラーは大きく違うのに、
なぜ数字でしか判断しないのか不思議です。
東大を目標にしていたとしても、このレベル以上ならばあとは個人の問題。
偏差値でなく、好きな学校に行かせたいと思います。

東大合格率にかかわらず、城北と巣鴨なら城北を選びますね。