【中学受験速報2021】2月1日中学入試、出願者数を大幅に伸ばした男子校・女子校・共学校
更新2021.2.2
東京都・神奈川県の中学入試解禁日である2月1日は、入試を実施する中高一貫校が最も多く、受験者数もピークとなります。1月に入試が行われた埼玉県・千葉県の学校においては、新型コロナの影響も見られ、出願者数が昨年から減少した学校もありました。一方で、2月1日入試実施校で出願者数を大きく伸ばした学校もあるようです。
御三家を避け、確実に合格を狙う傾向が?
2020年比、駒場東邦107%、鷗友学園女子121%
「2021中学受験、2月入試で倍率に変動がありそうな学校」にて注目をしていた、駒場東邦、鷗友学園女子が出願者数を伸ばしました。
駒場東邦は昨年の実倍率が2.52であり、受験家庭は比較的受けやすいと判断したこと、さらに大学合格実績も好調だったためでしょう。
鷗友学園女子も昨年の実倍率が2.82と3倍を切っていたこと、吉祥女子の入試回数が3回から2回となり、難化が予想されたため、鷗友を選んだということもあるでしょう。
高輪はゲートウェイ、芝浦工大は共学化の効果が?
2020年比、高輪114%、芝浦工業大学附属118%
昨年3月に開業した「高輪ゲートウェイ」駅。約50年ぶりの山手線新駅の誕生に注目されています。アクセスがよくなり、高輪は2019年から受験者数を伸ばし続けています。
芝浦工業大学附属は「女性研究者・技術者の育成」という社会の要請に応えるために、2017年高校共学化、2021年中学校共学化を進めてきました。
大学附属校であり理系に強い学校が、共学化でさらに人気を集めたものと思われます。