中学受験2025

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先生から動画で熱いエール 受験生&保護者への応援メッセージ

受験ドクター 代々木校校長 吉岡英慈先生からのメッセージ

直前期の今から入試本番の過ごし方・気をつけたいポイント!

過去問は「二度解く」

過去問は「一度解けば十分」と思っていませんか? 実は過去問は、二度解くことに、大きな効果があるのです。
過去問の二度目の解きなおしを行う意義は、一度目にあやふやだった解法を整理しなおすこと。加えて、出題傾向を再確認し、どう対処するかを訓練するためです。
一度解いて正解していた問題も含めて、解き方を再現し、いざ本番に迷わず手が動くようイメージトレーニングをさせます。

前日に確認「戦略シート」

入試が近づいたら、受験校別、科目別に「戦略シート」を作成します。
時間配分、目標得点、出題傾向に加え、「速さの問題は図を書いて確実に得点し、難度の高い立体図形が出たら(1)だけ解いて後に回す」などといった具体的な戦略を1枚のシートにまとめます。シートは、1教科につき1枚、視覚的にすっきりと図式化し、一瞥して理解できるように作成しましょう。前日、お子さんと一緒にこのシートを見ながら、試験本番の動きをシュミレーションします。試験当日、緊張下におかれた状況で、問題用紙を前に、どこから手を付けるのか、どの順番で解き、どのあたりを飛ばすのか、など、ある程度動きを指示しておくことで、迷いがなくなり、波にのりやすくなります。

受験の不安は「みな同じ」

直前期、親御さんもお子さまも「どうしよう」「大丈夫かな」という不安な気持ちが広がることと思います。隣の芝生はなんとやらで、よその受験生は落ちついて見えるものですが、不安や緊張は受験生ならみな同じ。不安や緊張、自信がない、などのマイナス要因もいったん受け入れて、「直前期だから怖くなるのはあたりまえ」と思うことです。
極端な話、「人間、緊張下のほうが、眠っている力を引き出せるんだって」(←実験結果上、事実です)くらいの楽観的構えで過ごすほうが、親子ともに健やかです。

その裏側で親御さんは、不合格まで視野に入れた、綿密な併願の計画を立てておきましょう。合否のパターンごとに受験プランを練り、願書を取り寄せ、すぐに出せる状態にしておくこと。最悪を想定し、準備しておくことで、逆に親御さん自身が落ち着くはず。
お子さんには「大丈夫!」という声がけでOK。直前期の母親は明るく笑顔、が鉄則です。

入試本番に集中力が増す方法

受験は「初動」が命。
先述の「戦略シート」で答案用紙に向かってからをイメージできたら、あとは問題用紙に向かったその瞬間、最初のとりかかり時にどういう動きをするか、という<初動>を再確認しておきましょう。
ざっと全体に目を通す、記述量を確認する、計算問題を解く、漢字・語句問題から解く、得意分野から手を付ける、大問ごとに時間を割り振って頭から解いていく、など、お子さんが膨大な模試のなかで培ってきた「自分にとって解きやすいやりかた」を意識させ、志望校の出題形式に沿ってアレンジします。<問題用紙に向かったときに、まず何をやるか>を意識、確認しておくことで、本番時に迷いがなくなり、集中力が増します。
これらの入試直前のちょっとした準備、手間は本番での大きな違いとなってあらわれます。お子さんの心の準備が最後の仕上げ、ということですね。

新型コロナやインフルエンザウィルス対策だけでも、今年の受験は心疲れが大きく、ご家庭は大変です。しかし、中学受験という人生初の真剣勝負、向かい風すら発奮材料に変えて、最後まであきらめずに立ち向かえば、これからの人生を生き抜くタフネスだったり、困難を乗り切る知恵だったり、終えた後に得るものは大きいと信じています。
悔いのない受験となりますよう、入試本番、中学受験生の皆さんが本来の実力を発揮できることを祈っています。

吉岡 英慈先生

受験ドクター 代々木校校長
吉岡 英慈(よしおか えいじ)

当塾は、「プロフェッショナル」であることにこだわりつづけ、個別指導塾、家庭教師派遣、オンライン授業を展開。首都圏から始まった「根本原理」指導トレーニングは、今や全国に波及しつつあります。指導の質の高さで不可能といわれる合格を創りだすとともに、学習のスタート地点である小学生時に「学ぶことが好きになる」中学受験指導法を追い求め、常に進化し続けてきました。【中学受験専門教育機関】として日本一の笑顔の塾を目指しています!

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