進学塾Musashi 長谷川先生、櫻田先生からのメッセージ
直前期の今から入試本番の過ごし方・気をつけたいポイント!
1月は生活面・学習面において「リズム」と「バランス」が大事
受験本番に向けて朝型の生活にしよう! ということがよく言われますが、これまでずっと続けてきた夜遅くまで起きている生活をいきなり朝型にするのは大変です。普段は朝が苦手なお子さまも、入試では早起きを頑張れるので、無理をしてまでリズムを崩さない方がよいです。
また、塾をお休みしたいというお子さまもいらっしゃいますが、塾へ通うことが学習のリズムとなっている場合、お休みするとカリキュラムのバランスも崩れてしまいます。
塾をお休みして、今までやってこなかった勉強をするのではなく、1月こそ、今までどおりの勉強を続けましょう。
直前期は理科・社会に時間を割いて勉強する方向性もありますが、今までやってきた科目ごとの勉強のバランスを崩さずに、少しだけ力点を苦手な科目に移すという形がよいと思っています。科目ごとの仕上がり具合を見て、足りないところを補うという形です。
直前期になって受験に急に口を出してくる家族にご用心!
今まで中学受験に無関心だったお父さまが、急に「こんなんじゃ、受からないだろう」「やっぱり、受験校を変えた方がいいんじゃないか」とおっしゃることが毎年のようにあります。
大事な時期に、急に現状をひっくり返すようなことがあると、これもまたうまくいかないケースが多いのです。
12月中にご家庭内でよく話し合ってコンセンサスを取っておくことが大変重要になります。できていないご家庭はすぐにでも話し合いましょう。
入試当日の持ち物は12月から準備でも早すぎない
親御さんが気合いを入れて、新しい服・鉛筆・腕時計などを入試当日のために用意することは、お子さまにプレッシャーを与えてしまうだけになります。使い古して慣れていたほうがよいです。特に筆箱は12月から使っている状態がベストです。
さらに、予備の筆箱を用意し受験に持って行くカバンに入れておきましょう。
子どもは筆箱の出し入れしたことを忘れ、さまざまな場所に置いてきてしまうことが多々あります。予備も含めて、12月から使っておくとよいでしょう。
勉強関係のものは、今まで使ってきたテキストやノートの中から、会場に持っていくものを12月の時点で決めておきましょう。何度も使ってきたテキストやポイントをまとめたノートは、「これだけやってきたんだ」という自信につながります。
普段あまりお腹を壊したことがない子どもでも、当日の緊張でお腹が痛くなることが多々あります。下痢止めはマストで持たせましょう。
電車の中で気持ちが悪くなり吐いてしまったときに、服が汚れてしまったというケースも過去ありました。上下の着替えも用意しておくと安心です。
また、女の子は生理が始まってしまうこともあります。生理用品や着替えをもたせ、当日着ていく服は暗い色のスカートにするなどの対応も大事です。
2月1日以降の出願は大変!? 「ダブル出願」も検討を
過去に2月1日受験校の合格が堅かったご家庭が、まさかの残念な結果だったことがありました。合格を信じていたため、2日以降の出願はしていません。親御さんと塾の先生がこれからの受験をどうするかと話し合っている中、Web出願の期限が目の前に迫っているという状況でした。
出願の入力画面には、どうしてもお子さまに聞かなくてはならない項目があるにも関わらず、お子さまは激しく泣いています。当然、「そんなのわかんないよ!」と…。
2月1日以降の親御さんの疲労は半端なく、寿命が縮まる思いだったとおっしゃる方も大勢います。出願料も結構な金額なので、安易に全部とは言えませんが、ある程度お金を余分に払ってでも1月中にダブル出願をしておいた方が、精神的にはよいと思います。
進学塾Musashi
塾長 長谷川 学(はせがわ まなぶ)/中学受験科責任者 櫻田 征久(さくらだ ゆきひさ)
進学塾Musashiは設立6年目の塾。“only you”を1つの軸に掲げ、一人ひとりに寄り添った指導を心がけています。ただ、独立した塾は限られたスタッフで指導する中で、「考え・指導」に偏りが出がちです。教材や試験における『客観性』、各スタッフの信念に基づく『主観性』、これらを両立し大手塾と個人塾の「良いトコロ」を掛け合わせた塾を目指しています。
【最寄駅】JR駒込駅(2校舎)【担当】中学受験科責任者・櫻田征久/塾長・長谷川学
住所:東京都北区中里2-5-8 レイハウス駒込301
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