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中学受験専門家庭教師派遣「麻布個人指導会」 2013年03月21日 12:00
難関中学受験がますます厳しさを増し、塾だけで合格するのが難しい昨今。かしこいご家庭では「家庭教師」を活用するのも当たり前になってきました。ですが一方では、家庭教師への不安を抱える方や、選び方がわからない方が多いのも事実です。
そこで今回は、例年多くの受験生を志望校へ送り込んでいる麻布個人指導会の永吉代表と3名の講師に、家庭教師のメリットをうかがってきました。
学生の講師はゼロ。キャリア豊富な専門家庭教師を派遣。
麻布個人指導会 代表
永吉 信夫 先生
Q.麻布個人指導会のメリットは何ですか?
麻布個人指導会の最大のメリットといえば、スタート時から学生の講師を一切派遣していないということです。これは27年間、貫いています。学生とは違い、志望校の出題傾向や進学塾の特徴などにも非常に詳しいです。
また、個人指導教室があります。個人のスペースが確保できるので、テキストをゆったりとおける机で、学習に専念できるのも麻布個人指導会の強みです。
Q.塾に通っている場合、両立はできますか?
「学校と塾の勉強があるのに、さらに増えるの?」。お子さんが「家庭教師」に抱くイメージは、やるべき課題が増えるといった「負担増」のイメージです。
しかし、麻布個人指導会では、負担を増やすのではなく、塾の学習をフォローし、取り組む問題を整理することが家庭教師の役割だと考えています。テキストは、塾で配布されているものを最大限に活用しますが、塾での内容をふまえて講師が自ら作っていく場合もあります。
Q.難関校に受かる子の共通点はありますか?
「お母さんが手をかけすぎていない」ということではないでしょうか。難関校に合格したお子さんのお母さんの中に「私はお弁当しか作らなかった」という印象的な言葉を残された方がいました。もちろんそんなことはないでしょうが、受験生活を送るうえで母親はいわば「後方支援」。そのためには冷静さも大事です。ついつい熱くなってしまいがちですが、お子さんよりも前に出すぎず、良い距離感を保つことが大事であると思います。
その距離感を保てているかを客観的に見極めるのは、家庭教師の役目の一つです。
Q.専門家庭教師とは、どんな先生ですか?
厳しい基準で質の高い講師を採用しているので、講師の質には絶対の自信があります。
また、新しく講師を採用する際には、かなり難しい学力試験を受けてもらいます。たとえ、履歴書に一流大学の名前があっても、我々には「学力と指導力があるかどうか」が重要です。また、ご家庭に派遣するわけですから、面接でしっかり人となりを見るようにしています。これは複数の教務で厳しく見極めています。
今回お話しする3名も、麻布個人指導会が自信を持って派遣している講師たちです。
「受験=難関校」ではなく「6年間を過ごす場所」と考える。
麻布個人指導会 講師
富永 恭子 先生
生徒ごとにやる気を引き出すポイントを探る
ご家庭から「やる気を出させてほしい」と言われることがあるんです。私は、ご自宅にうかがうときは、生徒の部屋を見て、何に興味があるのか見つけるように努力します。そして、授業が終わって、玄関を出るまでの間に興味のある話題を話しながら別れる。すると、うれしそうに話してくれるんですね。楽しい気分で終わることで、学習のモチベーションも変わってくると思います。
毎回、難題を解いていく生徒や理詰めで話す生徒と向き合っていると、大人と話しているような錯覚におちいることさえありますが、学習机から離れれば、絵が好きだったり、野球に夢中になっていたり、いろいろな個性があるので、それを大切にしています。
かしこい学校の選び方!
志望校を選ぶ際に感じることは、偏差値や周りの評価だけにとらわれずに、お子さんに合った学校を探してほしいということです。「受験=難関校」だけではなく、その子が通う学校生活をイメージして、中高6年間を楽しく、意欲的に過ごせる学校を見つけてほしいと思います。学力は、どこでもいくらでも補うことはできます。しかし、学校生活は、ほかの場所で補うことはできません。中高6年間が楽しく過ごせれば、その先の目標も明るいものになるはずです。
父親+母親+家庭教師で最強のタッグ
麻布個人指導会 講師
竹倉 史人 先生
家庭教師は知識だけではなく「技術」を教える
家庭教師は、ご自宅にうかがいます。生徒だけでなく、親御さんとのコミュニケーションもたくさん取れますのでより深い絆が構築できるのが良いですね。ご家庭と家庭教師が一体となり、タッグを組んで、それぞれ役割を決めれば、生徒の受験勉強もはかどります。
ご家庭では、漢字や慣用句、理社の知識分野などを、日常の中で楽しみながら教えていただくと効果的だと思います。共通の経験から学びに結びつけると自然に覚えやすくなります。ニュースを見たり、新聞を読んだりして、今、生きている社会と学習している内容が関わっていることを感じることも大事です。
そして、テクニカルな部分は家庭教師にお任せください。全体を見て、円滑に進める方法を見極めるのが、家庭教師の役目だと思っています。
ご両親は本人と良い距離を保つ
今年の受験生で駒場東邦と聖光学院の2校に合格した生徒のお母さんから、指導が始まって間もない頃「うちの子は試験の結果が悪くても危機感がないんです」と言われたことがあります。ところが、実際に本人と話してみると、かなり落ち込んでいましたから、お母さんに心配をかけまいとしていたんですね。
なかなか近すぎて見えないときもあるかと思いますが、お子さんは、お母さんが思うよりも案外大人です。代表の話にもありましたが、ご両親が本人と良い距離を保つことが中学受験で成功する秘訣だと思います。
「あやふやな部分」をあやふやにしない!
麻布個人指導会 講師
横林 芳雄 先生
大切なのは学習のプロセス
家庭教師の最大の強みは「学習のプロセスに着目できること」だと思います。実は「正解」しているお子さんの中にも、理解があやふやで「何となく解いてみたらできた」というパターンがあるのです。
塾では、問題の正解、不正解の結果を見ることはできても、そのプロセスをチェックするのには限界があります。その点、家庭教師ならどこでつまずいているのかをチェックし、指導することができます。「あやふやな部分」をあやふやなままにせずに理解を固めていけば、発展的な問題も正解を導くことができるはずです。
お子さんに合わせた解き方を指導
また、お子さんによって、独特な解き方をしている場合があります。そのため、ある問題には強くても、別の問題になると途端に行き詰ってしまうことも。そんなときも、解いているプロセスを見ながら指導することで、解き方のバリエーションを広げることができ、本人の自信にもつながります。
取材を終えて
驚いたことに、麻布個人指導会では、電話での勧誘などを一切行わないそうです。「体験授業を受けてもらい、その後選んでいただけるかは、ご家庭に決めていただくことですから」と。また指導料は月々の後払いというのも安心な点です。
家庭教師について不安を感じていた方も、まずは試してみてはいかがでしょう。
【取材協力】
麻布個人指導会
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三鷹事務局:
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