本音で語るママ座談会!ぶっちゃけ日大豊山ってどうですか?【後編】
inter-edu’s eye
受験生と保護者から多くの人気を集めている日本大学豊山高等学校・中学校(以下、日大豊山)。【前編】では、受験の動機や、受験期をどう乗り越えたか、男子校のスクールライフの様子などを中心にお母さま方に語っていただきました。
【後編】の今回は、大学の付属校の中でも希少な男子校である日大豊山の教育について、在校生のお母さま方と、ご自身も同校の卒業生で広報主任の田中正勝先生にお話をうかがいます。
親の主観を押しつけない!自主性を育む学校への信頼
座談会のメンバー
日大豊山ならではだと思う教育方針をお聞かせください。
柴田ママ生徒一人ひとりの自主性を重んじる教育方針に沿って、先生方が真摯に子どもたちに向き合ってくださっているので、学校生活について、親の主観で口を出すことはありません。親の主観を入れてしまうと、その子の主観が育たない。もちろん、明らかに間違っていたら「それってどうなの」と意見は言いますけど、「駄目だよ」と頭ごなしに否定はしません。
子どもの自主性を育てるために、学校は最善を尽くしてくださっているので、親はそれを見守るだけです。先入観にとらわれず、自分の判断で、子どもはおのずと自主性を養っていく。そこが日大豊山ならではの教育だと思います。
杉田ママ言いたいことは柴田さんがおっしゃってくださいました。本当にそのとおりです。見守られている大らかな環境だから、息子は幸せそうにしています(笑)。
野津ママ親としても、自分の子どものことだけを考えていたら学校生活は成り立たない。子どもたちの人間関係構築のためにできることを考えながら見守っています。子どもとともに親も成長させていただけるのが日大豊山だと思います。
生徒の志望を全力で後押し!個性を尊重した進路指導
学校を信頼しているからこそ、安心してお子さまを託し、自主性が育つのを見守っていらっしゃるのですね。そんな日大豊山の教育面で満足していることはありますか?
柴田ママうちは、上の二人が日本大学に行っていません。日大豊山は、本人の希望する大学があれば全力で後押しをしてくださいます。先生方が一人ひとりの希望する進路を応援し、個性を尊重した指導をしてくださる。そこが素晴らしいなと思っていますね。
杉田ママ授業がすごく面白いと言っています。大学のように、ネイティブの先生がいらっしゃったり、より専門性の高い先生方が授業をしてくださったりしているので、詰め込み教育ではなく「なんでなんだろう」と、興味が自然と湧くようです。
みんなで先生のおっしゃったことを調べることが日常茶飯事で、自分で問題を見つけて解決することを面白がっている印象です。
あとは、成績を細かく分析してくださるので、本人も親も弱点を把握しやすいところも良い点だなと思います。
野津ママうちも長男が成績不振になったときには、それこそ、毎朝面倒を見ていただいたり、担任の先生が替わっても、先生方が一丸となって息子を気にかけてくださって、文理選択の相談に乗っていただいたりしています。本当に面倒見の良い学校で、ここに通わせて良かったと実感していますね。
先生や先輩が一丸となって指導!だから人間力が育つ
「強く正しく大らかに」の校訓によって、お子さまに身についた力はありますか?
柴田ママ人間力ですね。息子たちを見ていると、思春期は、親に言われることに反発しがちでしたが、先生方も対応を熟知していらっしゃるから、安心してお任せできました。中1、2生で、鬱憤や反発心を出し切ると、親とも素直に向き合うようになったと感じます。大人の言葉が素直に聞けるようになった中3生から、学力、人間力ともに向上しましたね。
「継続は力なり」じゃないですけど、6年間で得るものって本当に多いです。最後までしっかり面倒を見てもらって、自分の特性を活かした勉強ができるのは本当に素晴らしいなと思います。なんといっても、異性の目を気にせず、同じようにみんなでバカなことをして、みんなで育っていく環境が日大豊山の大らかさにつながっていますね。
杉田ママ息子も校訓をとても大事に思っているようで、卒業アルバムに「強くなければ正しくはなれないし、大らかでなければ優しくはなれないと思った」と、書いていました。
中学の入学式のときに担任の先生がHRで、「美しさは強さ」だというお話をしてくださって、その美しさというのは見てくれのことじゃないと。まず自分の身の回りを綺麗に整頓しよう、教室やみんなで使うものを大切に美しく保とうと提言されました。そのお陰か、中1生のときの教室はいつ行っても綺麗でしたし、ロッカーの中も綺麗にしていました。
先生がおっしゃったことを素直に受け入れるのは、日大豊山に通うようになって、尊敬できる先生方と出会えたからだと思います。
野津ママうちは部活の先輩たちに本当に育てられています。中1生から高3生までが一緒に活動するのは影響が大きくて、先輩たちの偉大さを、どんどん肌で感じてモデルケースにしているから「強く正しく」につながっているのでしょうね。
最近、長男はアイドルが好きらしく、先輩や友達と一緒にコンサートに行ったり、どの子が推しか話したりしているようです。
女子がいないから、ありのままの自分をさらけ出せるし、友達もそれを受け入れてくれる。そして、友達のありのままの姿を自分も受け入れる。お互いをリスペクトする風土があるから楽しく過ごせているようです。
「自分で悩んでぶつかって大きくなる」家庭の理解が子どもの成長につながる
最後にお母さま方の本音トークについての総括を、田中先生にうかがいました。
お母さま方のお話を聞いて、印象的だったことをお聞かせください。
田中先生保護者に恵まれていますね。よく生徒・保護者・学校が三位一体となり、生徒の自主性を尊重した教育が重要だと言われますが、なかなか難しいのが実情です。ところが、本校は柴田さんの親の主観を子どもに押しつけないというお話にもあったように、自主性を育てる意識が三位一体で共有されています。その結果は、生徒のコミュニケーション能力の向上にも影響するものです。
保護者に恵まれているというのは、経済的な裕福さよりも精神的な支えをしてくださる親御さんが比較的多いということ。その裏づけを今回いただいたと感じています。
本校への信頼度が高く、子どもを見守りつつ、「自分で悩んでぶつかって大きくなりなさい」という大らかさが親御さんにありますね。それは今に始まったことではありません。私が学生の時代から日大豊山に受け継がれてきたものです。
お母さま方からお話いただいた普段の学校生活を実際に見ていただければと思います。そのうえで、本校のことを良く理解した受験生と保護者が集まっていただけたら、うれしいですね。
編集後記
「自分が男の子だったら通いたかった」との発言が出るほど、お母さま方は日大豊山でのご子息の成長に満足されていました。また、田中先生のお話から、生徒、保護者、学校の信頼関係が、学力とともに人間的成長につながることが分かる取材となりました。なぜ同校が人気なのか、その理由を確かめるため、ぜひ説明会などにご参加ください。
イベント情報
イベント名 | 日時 |
---|---|
学校説明会第1回(要予約) | 2022年8月27日(土) 10:00~12:00 |
学校説明会第2回(要予約) | 2022年9月17日(土) 14:00~16:00 |
豊山祭(要予約) | 2022年10月29日(土)・30日(日) 9:00~16:00 |
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