特進留学コースの生徒に聞く! 留学で身に付いた英語力・コミュ力・自立心

特進留学コースの生徒に聞く!留学で身に付いた英語力・コミュ力・自立心

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「英語の佼成」と呼ばれ、英語教育に力を入れていることで知られている佼成学園女子中学高等学校(以下、佼成女子)。今回は、1年間のニュージーランド(NZ)留学プログラムがある特進留学コースの2人にインタビュー。特進留学コースを選んだきっかけやNZ留学で身に付いた力について話をうかがいました。

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英語力ゼロからでもOK! 佼成女子の英語教育

特進留学コースでは、高校1年時に1年間、ニュージーランド留学を実施します。今回は実際に留学を経験した高校3年の稲垣さんと大前さんに話を聞きました。

インターエデュ(以下、エデュ):佼成女子の特進留学コースを選んだきっかけを教えてください。

稲垣さん:小学生の頃から英会話を習っていたので、英語教育に力を入れている佼成女子に興味がありました。中学校に入って先生や先輩から留学の話を聞いて、特進留学コースを選びました。

特進留学コース 高校3年生 稲垣萌梨さん
特進留学コース 高校3年生 稲垣萌梨さん

大前さん:私は中学校に入るまで英語を勉強したことがありませんでした。佼成女子の説明会に行って、留学プログラムや先輩たちが笑顔で写っているポスターを見て、魅力を感じ入学を決めました。

特進留学コース 高校3年生 大前友紀恵さん
特進留学コース 高校3年生 大前友紀恵さん

エデュ:実際に入学していかがでしたか。

稲垣さん:英語の授業が多いので英語力が伸ばせますし、異文化を学ぶこともできます。英語を使ってフィールドワークなどを行う課題研究では、考え方や視野を広げることもできます。

大前さん:英語がゼロからのスタートでも授業でしっかりと学べますし、ネイティブの先生と話す機会も多いので英語力が身に付きます。TOEFL Juniorや英検を受けることで自分の英語力が上がっていることを確認することもできます。

稲垣さんと大前さん

エデュ:留学前にはどのようなことを準備しましたか。

稲垣さん:週に4コマの英会話の授業をはじめ、NZの文化や会話表現を学んだり、プレゼンテーションで自分の意見を発表したりします。

大前さん:留学準備合宿にも3回行きました。クラスの絆を深めたり、料理などの生活スキルを身に付けたりするプログラムがあります。留学から帰ってきたばかりの先輩の話が聞けるので、留学のイメージもふくらませることができます。

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行ってよかった! 大きな成長を実感できたNZ留学

エデュ:出発前に不安はありませんでしたか。

大前さん:いっぱいありましたね。友だちはできるかとか、今の英語力で大丈夫かなとか。1年間の留学で英語力が上がらなかったらどうしようといった不安もありました。

稲垣さん:私もホストファミリーとの生活や勉強面などが不安でした。

大前さんとホストファミリー
大前さんとホストファミリー
稲垣さんとホストファミリー
稲垣さんとホストファミリー

エデュ:実際に現地での生活はいかがでしたか。

大前さん:最初は大変でした。「ドラマ」という演劇を学ぶ授業を選択したのですが、初回の授業で「来週の配役オーディションまでに覚えなさい」と英語で書かれた分厚い台本を渡されて。授業終了後、右も左も分からずトイレで涙しました。でも、現地の子に相談して苦労を共有するうちに乗り越えることができました。今は思いきって飛び込んでみてよかったと思っています。

稲垣さん:私は「ヒストリー」の授業が大変でした。最初は先生が何を言っているのかも分からないし、宿題の内容も理解できなかったです。でも調べ学習で同じテーマを扱っている現地の子に相談しているうちに友だちになることができて乗り越えることができました。

留学中の稲垣さん
留学中の稲垣さん
留学中の大前さん
留学中の大前さん

エデュ:留学から帰ってきてどのようなところで成長を実感しましたか。

大前さん:英語力はTOEFL Juniorが100点上がりましたし、英検も準1級に合格しました。英語力だけでなく、コミュニケーション力や何事も挑戦することの大切さ、課題解決能力も身に付いたと思います。

稲垣さん:私もTOEFL Juniorが100点ほどアップ、英検準1級に合格しました。ほかにもコミュニケーション力や協調性、適応力も身に付いたと実感しています。

エデュ:最後に受験生へメッセージをお願いします。

大前さん:英語の得意不得意は関係なく佼成女子に入れば英語力は伸びると思います。私自身、中学校のときに留学コースにするかどうか悩んだのですが、今なら胸を張って留学の良さをすすめたいですね。

稲垣さん:留学を経験して視野が広がったと実感しています。皆さんにもぜひ留学を経験してほしいですね。

稲垣さんと大前さん
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留学を通して英語力・自立心を磨く 先生インタビュー

特進留学コースの英語教育や生徒のようすについて国際部・国語科の崎山隆則先生にお話をうかがいました。

国際部 崎山隆則先生
国際部 崎山隆則先生

エデュ:英語教育の特徴を教えてください。

崎山先生:特進留学コースは、英会話の授業を高1で週4コマ行うほか文法や長文読解のプログラムもあり、英語の時間数を大きく確保しているのが特徴です。また、全員で英検取得に向けて集中的に勉強する「英検まつり」を年2回開催し、目標に向かって全員で挑戦する機会を設けています。

エデュ:特進留学コースはほかのコースとどう違うのでしょうか。

崎山先生:1年間のNZ留学があることが大きな違いではありますが、英語力や自立心を磨き、異文化を理解することが留学コースの狙いになります。

エデュ:特進留学コースの生徒のようすはいかがですか。

崎山先生:留学から帰ってくると英語力だけでなく感謝する気持ちや積極性が身に付いていると感じられますね。新しい知識を得ることへのどん欲さが英語だけでなくほかの教科でも伝わってきます。留学中に必死に食らいついて英語を学んできた経験が活かされているのだと感じます。

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編集者から見たポイント

2人をインタビューして実感したのは、留学を通して得たものは英語力だけではないという点。新しいことに勇気を持ってチャレンジしたり、分からない英語に食らいついて学習したり。時に壁にぶつかっても自分で解決し、その困難を力に変えて成長している点はたくましさを感じました。2人は将来、海外での活躍を目指しているそうで、留学を通して将来の道も切り拓いている姿はとても輝いていました。佼成女子の英語教育は社会でも活躍する力を身に付ける教育でもあることが分かったインタビューでした。

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