英語力の高さは「確信を持てる学習環境」から生まれる!
inter-edu’s eye
「英語の佼成」と呼ばれる国際教育先進校、佼成学園女子中学高等学校(以下、佼成女子)。英検取得のサポートが手厚い、美術と音楽の授業をオール・イングリッシュで行っているなど、英語関係のトピックが目立つ学校ですが、魅力はそこだけではありません。今回は生徒の目線からスクールライフについてご紹介いただきました。優れた教育環境に大きな信頼を寄せる生徒の姿にご注目ください。
オール・イングリッシュ授業で成長を実感!
佼成女子の英語教育の長所を教えてください。
榎本さん美術と音楽の授業もオール・イングリッシュなので、英語の時間は週11時間におよびます。文法や単語の知識をネイティブの先生の授業で実践できる仕組みになっているので、だんだんと喋れるようになってきました。
後田さん音楽では英語の歌を習うのですが、すごく勉強になります。授業だけでなく、英検取得のサポートもとても手厚いです。検定前の1週間は「英検まつり」という特別な期間。毎朝、単語学習用アプリ「mikan」で学習する時間になり、みんなで励ましあいながら合格を目指します。
ご自身の英語力の伸びを実感することはありますか。
榎本さんネイティブの先生の授業も、最初は本当に聞き取るのが精いっぱいでした。先生がお話しされたときは、インターネットで意味を調べて返事をするところからのスタートです。でも、今はしっかりと応答できるようになっています。
後田さん英語の授業は習熟度別の3クラス編成になっていて、上位クラスには帰国生の子がたくさんいます。帰国生は「あこがれ」というレベルの英語力ですが、そこに少しずつ近づけていると思えます。英語を当たり前のように話す姿から影響を受けてきました。
恵まれた学習環境は良好な人間関係につながる
佼成女子に通って良かったと思うポイントはどこですか。
榎本さん都立中に進んだ友人と話すと、1学期分早くカリキュラムが進んでいるようで、焦らず勉強していける見通しが持てますね。
後田さん入学当初はコロナ禍で学校に通えない状況だったのですが、オンライン授業でしっかり勉強できましたし、文化祭もオンラインで開催されました。ICT環境が優れているからこそだと思います。
これまでの体験の中で、成長につながったと思うものを教えてください。
榎本さん佼成女子は強化指定部を除いて兼部できるルールになっていて、新部活・同好会の立ち上げもハードルが低く、やりたいことを自由にできるんです。運営に関しても生徒主体なので、先生の指示で動くのではなく、自分でやっていいこと、ダメなことを判断できるようになりました。
後田さん1学年60人程度ということもあり、生徒全員がお互いのことを知っている間柄です。部活動や宿泊学習を通して、団結力も高まるので、コミュニケーションの取り方が変わってきたと思います。相手の視点に立って、素直に聞いてくれる伝え方をしようと心がけています。
「席替えのたびに仲が良い生徒が増える」温かい教室の空気
佼成女子の生徒の皆さんの雰囲気を教えてください。
榎本さん生徒が一人でいたら、誰かが必ず声をかける環境で、人間関係は良い学校だと思います。オープンな気持ちになれる雰囲気があり、テストの成績も抵抗なく見せあえます。
後田さん成績を人に見せられるのは、お互いに信頼感があるからこそですね。仲が良い生徒のグループがありつつも、各グループ間に壁がないのも女子校だからだと思います。
入学後、どのように友人関係が生まれたか教えてください。
榎本さん私立中は広いエリアから生徒が集まるので、共通の趣味がある生徒と出会いやすいと思います。持ち物から好きなアニメが分かったりするので、そこから話を広げていくと、仲良くなれますね。
後田さん不思議と席替えのたびに友人が増えます。思い返せば、挨拶を大事にしていたかもしれません。仲良くなろうとしても力んでしまいがちですが、自然に話せるタイミングが必ずあるので安心できました。
信頼できるからこそフレンドリー!先生との接し方
先生と生徒はどのように交流していますか。
榎本さん先生もフレンドリーに接してくださいます。学習に関して丁寧に面倒を見てくださるのですごく身近な存在に感じられます。定期テストも準備をどう進めるか丁寧に教えてくださるので安心です。
後田さん授業中、発言しやすいこともあって、休み時間もすごく話しやすいです。ちょっとしたことから長話が始まって、ふっと相談もできる……そんな距離感です。
中学受験生に向けて、学校の魅力をお伝えください。
榎本さん「学校のカリキュラムに沿って頑張れば大丈夫だ」と自信を持って勉強できます。「中学校の勉強は大変なのかな」とご心配の方におすすめの学校です。
後田さん高校から4コースに分かれるので、すでに進路選択についても考えています。早いうちから大学進学について目を向けられるという面でも、中高一貫校には大きなアドバンテージがあります。
編集後記
英語はコミュニケーション能力や主体性が求められる教科です。「英語の佼成」は、ただ単に指導内容が優れているというだけでなく、生徒たちの明るい雰囲気、高い意欲があるからこそだと感じました。皆さんのお子さまも佼成女子ならきっとアクティブな6年間を送ることができるしょう。
イベント情報
イベント名 | 日時 |
---|---|
第2回中学校説明会 | 2022年9月17日(土) 第1部(11:00~12:00)、第2部(12:00~12:40) |
乙女祭(文化祭) | 2022年10月22日(土)・23日(日) |
第3回中学校説明会 | 2022年11月5日(土) 午前 |
第4回中学校説明会 | 2022年12月3日(土) 14:30~16:00 |
連載コンテンツ
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