カリキュラム
実践的英語力の育成と、21世紀型教育の取り組みを推進。
本校では英語を軸として、学校をあげて学力の向上に取り組める環境を整備し手厚く指導しています。
理解度に差が生じやすい数学においては習熟度別授業を導入し、一人ひとりがきちんと理解できるようにていねいな指導を実践しています。
また、21世紀型教育を推進し、電子黒板やiPad導入、授業改革を行なう等、時代の変化を捉えた、きめ細やかな学習指導を行っています。
きめ細やかな学習指導
Transfer of learning(学習の転移)
1つの教科ができるようになると他の教科に波及し、全ての学力の伸びにつながっていく―。
それが「Transfer of learning(学習の転移)」です。
佼成では英語を基軸教科と位置づけ、学校をあげて英語力の向上に取り組める環境を整え、手厚く指導します。
早い段階での苦手意識の克服は「やればできる」という成功体験を生徒に与え、他教科の成績向上へと導きます。
本校の近年の難関大進学実績の伸びは、英語を得意科目にした生徒の総合学力上昇によるものと考えています。
習熟度別授業とチームティーチング
英語と数学は、一人ひとリの力を伸ばすため1学年を3クラスに分けた習熟度別授業を導入しています。
また総合的な学習の時間(英会話)など外国人教師を中心とした授業でも日本人教師が加わり、理解できないままの生徒をつくらないようにしています。
イマージョン授業においては、外国人教師に日本人の教師を加えて、スムーズな授業進行を進めています。
授業以外でも、英検対策の指導に担任も参加するなど、学校全体で生徒の学習を支える体制が整っていることも、佼成女子の特長の一つです。
ICT教育を強化
本校では21世紀型教育である主体的・対話的で深い学び「アクティブラーニング」の実現に向けて、授業改革を行なっています。
その一貫として、2018年度の新入生全員に1人1台セルラータイプレンタルiPadを所有していただくことになりました。
iPadには教育支援サービス「Classi」と、共同学習アクティブラーニングツール「ClassiNOTE」をインストールして、さまざまな教育活動で活用していきます。
充実した学内講習
中学では、放課後の時間を効率的に利用するため、自習室を設けています。先生方にわからないことや聞きたいことを質問でき、授業の復習に最適です。
また、個々の習熟度に応じてサポート講習が用意され、必要に応じて外部の講師を招いた講習を実施するなどきめ細やかな対応をしています。
家庭学習の徹底
毎日の家庭学習は、学力を伸ばす上でとても重要です。決められた時間を自主的に勉強できるように中1から指導。
日常的に宿題や課題を出し、担任は学習の状況を、ビジネス手帳をモデルに作られたスケジュール管理のできる生徒手帳で確認しています。
生徒は時間管理の仕方も身につけながら家庭学習を習慣化していきます。
学習合宿
高校3年生では、春と秋の英検合宿を筆頭に、英語、数学、社会など、個々の必要に応じて学習合宿を実施。
2泊3日の校内(あるいは外部)合宿で、クラスの仲間と連帯感を深めます。勉強のペースづくりをしながら苦手教科を克服し、小さな成功体験を得ます。次のステップへと進む意欲が生まれます。
「心」を育む指導体制
一人ひとりがリーダーシップを取ることができるような多様な行事を用意しています。リーダーにならない時はフォロワーシップを心がけるよう、教師は全生徒に目を配ります。
「心」を育むための指導体制は授業外でも実践し、学園生活にフィードバックしていくことで、よりよい人間関係の構築を図ります。